山手線で巡る海外旅行／上野のキムチ横丁とレトロなたたずまいの旅館街に行ってみました

2019/03/27 - 2019/03/27

　上野公園で花見をした後に、仕事で何度も近くまで来ながらも、訪れたことのなかったキムチ横丁に来てみました。上野駅から南東に徒歩５～１０分の場所に立地し、辺りに殺伐とした気配が漂うのがまるであの国のそれで、異国情緒たっぷりの場所ですね。
　ここの商店街は御徒町商店街から分かれたもので、もともとは1948年ぐらいにアメ横の闇市で商売を始めていた在日朝鮮人の一部を、まとめてここに立ち退かせたものが原型らしいです。従ってここの街は戦前戦後に渡日したオールドカマーの人々。ＪＲ山手線を挟んだ反対側の仲町通りの飲食店も、ここ同様に在日系のお店が目立ちますが、ニューカマーの韓国人が多く占めているようです。韓国人街というと大久保界隈の雑然とした街が有名ですが、上野も忘れられては困りますね。

エリア 上野・御徒町(東京)

御徒町で昼食を摂った後、ふとキムチ横丁を思い出しここまで歩いてきました。
この周辺にパチンコの遊技機関係の会社が多いので、ある程度目安がついていましたが、それでもうろちょろしてようやく分かりました。

キムチ横丁 名所・史跡

上野肉店というと普通のお店かと思いましたが、
その上にハングルが・・・

このブロックの建物群がキムチ横丁と呼ばれているようです。

このようにホルモンが売られていたり

自家製キムチが売られていたり

食堂もあったりします。

そんなに規模が大きい横丁ではありませんね。

先ほど昼食を食べ終えたばかり名上に、韓国・朝鮮料理は好きでないため（唐辛子の辛いのが嫌いな訳でもない）、今回は食事はスルー。

ここは人気焼肉店で渋いたたずまいでしたが、昨年の９月に隣からの延焼によって店内が丸焼けとなり、内外観が一新しています。

京城苑 グルメ・レストラン

京城苑の脇に細い路地があります。

不思議な空間ですので、通り抜けてみましょう。

飲食店共同なのだろうか、この路地左手に男女別のトイレがありました。

こんな禁止の絵を初めて見た！
ということは、つばを吐く人らがここに集まるということなのでしょうか。

韓国焼酎の瓶があちこちに溜まっていました。

京城苑前の通りの反対側には

まるきんという自家製キムチの小売店がありました。

まるきん グルメ・レストラン

店外には韓国ラーメン

こちらには辛ラーメンが山積みに。
東日本大震災でスーパーの棚が空っぽになった時期も、このラーメンだけは残っていましたね。

朝鮮半島を楽しむために、積極的に食べたり、買ったりしないとこんな程度で終わってしまいました。
うろちょろしていた時に見かけた旅館街が渋かった。

懐かしい三ツ矢サイダーの冷蔵庫を利用した植栽。

年代物の玄関

こちらも年季が入っています。
機会があったら泊まってみたくなりました。

この旅行記へのコメント （2）

• ラムロールちゃんさん 2019/04/03 13:07:02

  レトロ、いいですね♪

  てくてくさま
  
  こんにちは。
  つば吐き禁止の絵、私も初めて見ました！←そこに引っかかってくるだろうと、予想されたのでは？笑
  その頭のサイズで、一体どこからそれだけのつば出てくるんだよ！と、ツッコミたくなる量ですね。
  腕をうしろに回して、吐くぞ！という意気込みさえ感じさせるような…。
  
  これからは、こういうのを見つけるべく、ちょっと気を付けて歩こうかなと思いました。
  
  ラムロール

  てくてくさん からの返信 2019/04/03 13:21:44

  Re: レトロ、いいですね♪

  こんにちは。
  いつもコメントをいただきありがとうございます。
  「その頭のサイズで、一体どこからそれだけのつば出てくるんだよ！」って確かに凄いつば吐きですね。あらためて見てそのバランスに驚きです。
  このような視点を持たなければ、ラムロールさまみたいに文章で笑いが取れませんね。こりゃ勉強になりました。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　てくてく