2019/03/18 - 2019/03/18
11位(同エリア1174件中)
k.sさん
同行者の意向で深センに入るが、元々私は近未来都市を目指した、実験都市である深センを一年に一度は訪れてみたい、と思っていた。
彼の目的は、携帯電話のパネルに傷が入っているので、その修理に、また256ギガのSDカードを安く買うこと。私の目的は、急速に変化する深センの街に身を置き、その空気を吸い、何か変化の兆しがあるかを感じること。
彼の目的は、具体的だが、私の目的は漠然とし、捉えどころがない。
役割分担はこのようにした。とりあえず、昨年一度深センに一日滞在したので私が電気街の最寄の駅、地下鉄1号線「華強路」駅まで案内する。その後は英語、広東語が通じないので、私の出る幕はなく、同行者の後ろから、金魚の糞のように付いて行くというものだ。
彼が自慢する、翻訳機能が付いた携帯で現地の人とコミュニケーションを図る姿を見てみたかったのだが、彼は裏技を使った。往路の機内で、偶々隣に座った日本語ができる香港の青年に、電気街で話されるであろう会話を中国語に翻訳してもらったのだ。
「寿司食いねェ!」ではなく、お菓子を薦めてちゃっかりと翻訳させる、その遣り取りを見ていると、賑やかで要領のいい人だな、と感心してしまう。
前置きが長くなったが、今回の旅行記のスタートは、滞在したベルリン・ホテルの紹介から...。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ピーチ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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佐敦 ベルリン・ホテル(Berlin Hotel)
4トラベルには、このベルリン・ホテルの情報はない。ホテル扱いはおこがましく、そうかといってゲスト・ハウスでもない。誠に中途半端なホテルである。
但し、そのロケーションは抜群だ。佐敦 MTR D出口から徒歩2分も掛からない。口コミを見て参考になったのは、足拭きマットがないので、フェイスタオルを1枚持参すること。
因みに、2泊して宿泊料は762香港ドル(税、サービス料込み)。仮に先払いをするともう少し安くなる。 -
佐敦 ベルリン・ホテル(Berlin Hotel)
値段が安いので、部屋はそれ程綺麗ではないだろうと思っていたが、意外や意外!!掃除が行き届いていました。
文句をつけるのなら、このベッドです。狭く、小さ過ぎる。ごろっとすれば、傾いているように感じる。それでも疲れのためか、寝ることができました。 -
佐敦 ベルリン・ホテル(Berlin Hotel) 室内
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佐敦 ベルリン・ホテル(Berlin Hotel) 室内
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佐敦 ベルリン・ホテル(Berlin Hotel) 浴室
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佐敦 ベルリン・ホテル(Berlin Hotel) 浴室
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佐敦 ベルリン・ホテル(Berlin Hotel) トイレ
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早朝の散歩 ホテル周辺
5時ぐらいに目が醒め、ウトウトしていたのですが、7時半に朝食に行こうと言っていたので、5時半に起き出し、朝の散歩をすることにしました。 -
早朝の散歩 ホテル周辺 Pilkem Street
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早朝の散歩 ホテル周辺 Pilkem Street
自然と「足つぼマッサージ店」を探すようになっていました。
今回の旅行は2泊4日です。深夜便を使って帰国するので、三日目は朝から晩遅くまで香港を堪能できます。4万歩コースです!!それに深夜便なので、適当な足つぼマッサージ店を見つけて、体の手入れをしておかないと、体が悲鳴を上げるのでは、と心配です。
同行者は「足つぼマッサージは痛いから嫌だ」と言って付き合ってはくれませんが、するとしないでは、雲泥の差がでると思われます。 -
早朝の散歩 ホテル周辺 Pilkem Street
足つぼマッサージをするなら、値段表示されている店がいいのでは...。 -
早朝の散歩 ホテル周辺 佐敦道
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早朝の散歩 ホテル周辺
MTRの出口の扉が開き、地下鉄に乗ろうと待っていた人が地下に移動してゆきます。一日の活動が本格的に始まろうとしているのを感じます。 -
早朝の散歩 ホテル周辺 Parkes Street
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早朝の散歩 ホテル周辺 Parkes Street
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早朝の散歩 ホテル周辺 Parkes Street
5時台でも開いているお店はあります。 -
早朝の散歩 ホテル周辺 Austin Road
電灯の向こう側に本来見えるホテルは、「B. P. International」です。このホテルにも何度か世話になりました。
私の出張時に合わせ、家内と娘が香港に入り、2日続けて私がスペア・ベッドで寝ることになったホテルで、ホテル自体は悪くないのですが、よい印象を持っておりません。 -
早朝の散歩 ホテル周辺
九龍公園を抜けて、尖沙咀に入ります。九龍公園 広場・公園
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早朝の散歩 ホテル周辺 九龍公園
ラジカセの音楽に合わせて、太極拳を楽しんでおられます。 -
早朝の散歩 ホテル周辺 九龍公園
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早朝の散歩 ホテル周辺 尖沙咀 漢口道
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早朝の散歩 ホテル周辺 尖沙咀 漢口道
また「足つぼマッサージ店」の看板を見つけました。 -
早朝の散歩 ホテル周辺 尖沙咀 漢口道
但し、値段表示はありません。一見さんは、避けるべきでしょう。 -
早朝の散歩 ホテル周辺 尖沙咀 北京道
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早朝の散歩 ホテル周辺 尖沙咀 北京道
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早朝の散歩 ホテル周辺 尖沙咀 楽道
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早朝の散歩 ホテル周辺 尖沙咀 楽道
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早朝の散歩 ホテル周辺 尖沙咀 楽道
地元の人が入れ替わり立ち代り、朝食を求めては去る店を発見しました。 -
早朝の散歩 ホテル周辺 尖沙咀 楽道
辛抱しきれずに、炒麺とシュウマイを購入しました。 -
早朝の散歩 ホテル周辺 尖沙咀 楽道
炒麺は、この山盛りから一人前を容器に入れてくれました。 -
早朝の散歩 ホテル周辺 尖沙咀 星光大道(アベニュー・オブ・スターズ)
中央の像は、香港のアカデミー賞『香港金像賞』のブロンズ像。豪華客船がヴィクトリア湾を通過している。
長椅子に座り、炒麺とシュウマイを頬張りながら、この風景を見ていました。アベニュー オブ スターズ (星光大道) 散歩・街歩き
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早朝の散歩 ホテル周辺 尖沙咀 星光大道(アベニュー・オブ・スターズ)
香港に来たら、一度はこの、九龍サイドから香港島をみる風景を楽しまなきゃ!! -
朝食は優雅に倫敦大酒樓で
さてさて、二日目の朝食は、旺角「倫敦大酒樓」と決めていました。私は初めての訪問なのですが、4トラベルの仲間が愛用しているので、さぞ美味しいのだろうと思って来たのですが...。倫敦大酒樓 (ロンドンレストラン) 中華
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朝食は優雅に倫敦大酒樓で 店内風景
直ぐに席に案内してくれましたが、「あれぇ、勝手にお茶が運ばれてきました??」お茶の種類を聞くとプーアル茶の”ポーレイ”とのこと。ジャスミン茶の”香片”をいただこうと思っていたのですが、「まあ、いいか」 -
朝食は優雅に倫敦大酒樓で
ここは年長者に選んでもらわないとと考え、ワゴンに乗っているセイロの蓋を少し開けてもらい、好きなものを取ってきたら、と”点心カード”を同行者に渡したのですが、取ってきたのが、写真の料理です。
最初、「豚足」と「内臓」と彼が言ったので、私はその2つに対し拒否反応を示しました。「私は無理!!」
少ししか蓋を開けてくれなかったので、何の料理か分からないまま、貰って来たとのことですが、「豚足」と言ったのは、そう見えたから、とのこと。中身は鶏肉とシイタケで、これはこれで美味しい!!
ただし、何の料理か分からないまま、貰って来たとは、彼らしくない。
なお、「内臓」は彼一人で食べていました!!! -
朝食は優雅に倫敦大酒樓で
選手交代です。私が取ってきたのは、定番品の「シュウマイ」と「小籠包」。味はどちらも、厳しいですが、中の下。 -
朝食は優雅に倫敦大酒樓で
〆には、マンゴ・プリンをいただきました。美味しい!!
ところで、食べ終わってから分かったのですが、お茶でお椀と皿を自分で洗ってから食べるレストランだったのです。老眼で近眼の私にはその事前情報が必要です。どうりで食器が少し汚いと思っていました。
そのことに気付くと、味がさらに落ちました。恐らく二度と来ることはないレストランになりました。 -
重慶マンションで両替後深センにいざ出陣
朝食を食べたあとは、軍資金を調達しなければ、話になりません。重慶マンションで両替をしました。流石です。1万円が704香港ドル。空港でのレートと比較すると、50ドル程違います。
なお、参考までに私の中国の”元”は、85元しか持っていません。交通費と老街での立ち食いグルメ代なので、なんとかこれで遣り繰りします。 -
重慶マンションで両替後深センにいざ出陣
両替後、バスが好きなので、「上水」までバスで行きます。乗り場は、尖沙咀 MTR 出口A1の近くです。バス番号270A。 -
尖沙咀~上水 バスからの車窓風景
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尖沙咀~上水 バスからの車窓風景
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尖沙咀~上水 バスからの車窓風景
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尖沙咀~上水 バスからの車窓風景
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尖沙咀~上水 バスからの車窓風景
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尖沙咀~上水 バスからの車窓風景
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尖沙咀~上水 バスからの車窓風景
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羅湖駅
この先で香港からの出国と中国への入国の手続きを行います。羅湖駅 駅
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電気街にて
電気街の最寄の駅、地下鉄1号線「華強路」駅に着きました。この後は同行者の後ろから、金魚の糞のように付いて行くので、気楽なものです。華強路駅 駅
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電気街にて
彼の計画では、「元望ビル」に行き、携帯の修理をする予定でしたが、広くてそのビルがどこにあるかよく分かりません。
華強路駅近くに、ちょうど携帯パネルが傷つき、それを修理しますよ、といったポスターを貼った店があったので、覗いてみると、料金表も掲げられていたので、彼はその店で交渉に入った。
なお、中国元への両替は彼はこの華強路に来てからしました。レートは他人事なので、正確には憶えていないのですが、確か1万円が564元だったと思います。 -
電気街にて
香港人の青年に訳してもらった中国語を見せ、交渉をしたが、交渉の潤滑油として、またまた”お菓子”を振る舞い、料金表にあった値段から多少値引きをしてもらっていた。最終的には、修理代230元(日本円で約4000円)。
彼曰く、日本の半値とのこと。なお、修理は30分でするとのとこだったが、もう少し掛かったと思う。 -
電気街にて
完成品です。接着剤が固まるまで、テープを外さないようにとのことで、その場で問題なく動くかどうか確認はできなかったのですが、彼から「騙された!!!」と言ってこないので、正常に動いている模様です。 -
電気街にて
次にSDカードの購入ですが、修理した店で聞いたところ、道を隔てた前のビルの3階に行けばあるとのことなので、行ってみました。
声を掛けた最初の店です。値段を聞いたところ、155元とのこと。それを聞き、「なめるんじゃねぇ」と言わんばかりにプリプリと怒り出し、すたすたと歩き出しましたが、店員の若い女の子は、電卓を突き出し、「スペシャル・プライス!!」と叫んでいます。その電卓に表示されている金額を見て、「大変だ!!」と思いました。頭の”1”がなくなっています。
彼を引きとめ、交渉したら、と言うのですが、最初の値段提示に怒り心頭なので、怒りが収まりません。
さらに安い45元をぶつけ、彼はそれで押し切ってしまいました。
SDカード 256ギガ 韓国のサムスン製。45元は日本円で約800円です。彼に日本だったら、いくらぐらいか聞くと、知らんとのこと...。
売り子の女の子が可哀想に思え、彼に言いました。
「余りにも値引き幅が大きすぎる。SDカードの中身が”空っぽ”ということもあり得るのでは...。旅行記を書く上で”空っぽ”の方が落ちがあって、私は嬉しい!!」
私の期待通りには行きませんでした。日本ではそのSDカードは最低でも7000円。そして、なんと中身はちゃんと入っていました。 -
老街(東門街)での立ち食いグルメと足つぼマッサージ
彼の2つのミッションは無事終わったので、老街に来ました。老街駅 駅
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老街(東門街)での立ち食いグルメと足つぼマッサージ
向かうのは、東門町美食城です。立ち食いグルメを楽しみます。 -
老街(東門街)での立ち食いグルメと足つぼマッサージ
彼が購入したクレープ。 -
老街(東門街)での立ち食いグルメと足つぼマッサージ
私はこの「おこわ」を選びました。それぞれ半分に分け、味を確かめ合いました。 -
老街(東門街)での立ち食いグルメと足つぼマッサージ
この老街に足つぼマッサージ屋が集められたビルがありました。値段表を見ると、足つぼマッサージが30元!!。激安です。店の前に立っている女の子も純朴そうだったので、喜んでコロコンで、足つぼマッサージをしてもらうことにしました。
施術を担当した若い坊やは、私の足裏を見るり、嫌な顔をします。携帯の翻訳アプリを使って、「角質」を取るから、さらに30元が必要と訴えます。彼に広東語を話せるかと聞けば、少しはできるとの返事で、それ以降、翻訳アプリと広東語で彼との意思の疎通を図りました。
元がないので、香港ドルでもいいか、と聞くと、それでもOKとのことだったので、角質とりをしてもらいました。それが終わると、また顔を顰めるのです。
「魚の目」がある。80元!!
左の足に「魚の目」があるのは知っていましたが、改めて言われると、嫌なものです。まあ、いいか、と取るように言いました。
そろそろマッサージかなと思っていると、さらに「魚の目」を三つ見つけたとのこと??!!
その言葉を聞き、一気に気分が悪くなりました。さらに三つ見つけたというのは、嘘だからです。また、それをOKすると、当初30元だった料金が、合計380元になります。この店では、額に汗を流さず、そういう商売をしているのか、と悲しくなりました。「気分が悪い」と呟くと、体の中でその言葉が増殖して、
「気分が悪い!!!帰る!!!」と怒鳴っていました。
いろんな意味で勉強になった経験です。嫌な思いは一先ず横に置き、冷静にこの出来事を振り返ってみると、深センでは、足つぼマッサージ屋の坊やでも翻訳アプリを操り、外人と意思の疎通を図っているのです。その遣り取りはスムーズでした。近い将来、もっといい翻訳アプリが登場し、この地球上では外国語という言葉の壁がなくなる予感を抱かせました。
因みに、150香港ドルを置き、不愉快極まりないという顔をしてその店を出てゆきました。 -
夕食とデザート
深センでの足つぼマッサージ屋の出来事で、この旅行記を終わらせることもできたかな、と思うのですが、食い意地が張っている私なので、夕食とデザートの写真で終わらせます。
相棒がまた「お粥」を食べたいというので、油麻地の「生記粥麺」に行きました。 -
夕食とデザート
食べたのは、魚団子入り粥。本店の上環で食べたのが肉団子入りと記憶しているが、どちらかというと、肉団子入りの方が美味しかったと思う。
いずれにせよ、「生記粥麺」はお薦めの店です。 -
夕食とデザート
松記糖水にはデザートを食べに行きました。松記糖水 (佐敦店) スイーツ
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夕食とデザート
小豆、コーヒーゼリー、芋が入り、その上にアイスクリームがトッピングされている。溶け出したアイスクリームを混ぜながら食べる食べ方がお薦めです。
写真のものは、31香港ドル。美味しい!!
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この旅行記へのコメント (2)
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- ふわっくまさん 2019/04/01 07:49:09
- 天国と地獄・・・
- k.sさん、おはようございます。
ケチケチ爺さんとの香港旅行の顛末は、そーゆー事だったのですねー
スマホ修理とSDカードを激安でGETした同行者を尻目に、マッサージ屋でのぼったくり・・さぞ、悔しかったことでしょう・・
けれど呼びかけをした純朴そうな女の子と施術担当の男子、さぞ苦しい生活なのでは・・(香港は、貧富の差が激しいと聞いているので・・)
夜明け前から散策をされて、ボランティアをした・・と何とか思いましょうか・・
次のプランに気分を変えていただいて、旅慣れたk.sさんのご様子をまた楽しみにしております。
ふわっくま
- k.sさん からの返信 2019/04/01 10:38:22
- RE: 天国と地獄・・・
- ふわっくまさんへ
お早うございます。
立ち直りが早い方なので、深センでの”ぼったくり”は気にしておりません。
あの坊やの翻訳アプリの神業的な操作さの早さが時々思い返される程度です。
これから当分は国内旅行を楽しむ積りです。台風シーズンに海外に行って、
巻き込まれると大変ですから。
ところで、ふわっくまさんはどのような旅行を予定されているのでしょうか?
孫が生まれると、生活が多少変わるでしょうね。
ふわっくまさんらしい旅行をして下さい。楽しみにしております。
k.sより
> k.sさん、おはようございます。
> ケチケチ爺さんとの香港旅行の顛末は、そーゆー事だったのですねー
> スマホ修理とSDカードを激安でGETした同行者を尻目に、マッサージ屋でのぼったくり・・さぞ、悔しかったことでしょう・・
>
> けれど呼びかけをした純朴そうな女の子と施術担当の男子、さぞ苦しい生活なのでは・・(香港は、貧富の差が激しいと聞いているので・・)
> 夜明け前から散策をされて、ボランティアをした・・と何とか思いましょうか・・
>
> 次のプランに気分を変えていただいて、旅慣れたk.sさんのご様子をまた楽しみにしております。
> ふわっくま
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