2018/12/29 - 2019/01/03
113位(同エリア528件中)
ゆうちゃんさん
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海外で迎える年末年始はどんな感じなんだろうと思い、安い航空券を探したところ、思いがけずモスクワ経由でイスラエルにたどり着きました。
ロシア、イスラエルとも歴史的、政治的に複雑な背景を持つエリアだけに、いろいろな考えがあると思いますが、なるべく中立な立場で記していきたいと思います。
ときどき感情的な文章があるかと思いますが、ご容赦ください。
航空券 アエロフロート SU263便(成田13:10→モスクワ・シェレメチエヴォ17:35)
アエロフロート SU502便(モスクワ・シェレメチエヴォ8:30→11:50テルアビブ)
アエロフロート SU503便 (テルアビブ13:20→モスクワ・シェレメチエヴォ18:55)
アエロフロート SU264便 (モスクワ・シェレメチエヴォ19:55→成田11:40)
ホテル モスクワ ホリデイイン・エクスプレス
ベツレヘム ザ・ウォールドオフ・ホテル
エルサレム リボリ・ホテル(2泊)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
荷物をピックアップしたので、エルサレムに向かいましょう。
ありがとう、ウォールドオフホテル。 -
この絵や
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この絵をもう見られなくなるのは残念ですが、もう行かなくてなりません。
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ホテルを背にして、登り方向に歩いていきます。
行きに乗ってきた231番のバスに乗るなら反対方向ですが、ウォールドオフホテルからだと、歩いて検問所を越え、234番のバスに乗った方が近いので、歩いて検問所に向かいます。 -
分かりにくいですが、写真中央の白いコンクリートのところがイスラエル側に戻るための検問所です。
-
だいぶん近づいてきました。人だけじゃなく、車も通過できるんですね。
そして、ここで中東の洗礼を受けます。
この直後、左手に笛を売る中学生くらいのガキ(あえてこう言いますが)が突然「チーニー、チーニー★☆※△」と、目の前で私をすさまじい剣幕で罵倒してきたのです。
鉄拳制裁を加えてやろうかとも思いましたが、中東での東洋人差別はよく聞くし、自由のない世界に生きる彼らは、中国人を下に見ることでしか日頃の憂さを晴らせないんだろうと思い、やめました。
子供とはいえ、あそこまで面と向かって罵倒できるというのは、結構驚きでした。 -
気を取り直して歩いていき、パレスチナ側のゲートを越えたところです。
実は、大きく開いた車用ゲートで「人用のブースはどこ?」と聞いたら、「あっちだけど、ここを通っていいよ。」と車用ゲートを通してくれました。
融通の利くイスラエル兵もいるんですね。 -
2重チェックになっているので、結局はパスポートチェックを受けることになります。
歩いていると、日本語が聞こえてきました。
他の日本人とこんなところで会うなんて意外です。 -
金属探知機に荷物を通し、その後パスポートチェックをされると、イスラエル側に戻ってきました。
これが検問所の建物です。 -
検問所を出ると、目の前が234番のバス停とタクシー乗り場です。(これはエルサレム到着時のもの)
ここのタクシー運転手の客引きはしつこくないのでご安心を。
どんなやり取りかというと
タクシー運転手A「エルサレムに行くの?タクシー?」
私 「エルサレムだけど、バスで行く。」
タクシー運転手A「そうなんだ。バス停はここであってるよ。」
ここで他の運転手が、結果を確認しています。
タクシー運転手B「どうだった?」
タクシー運転手A「ダメだよ。バスだってさ。」
タクシー運転手B「本当に?今度は俺が聞いてくる。」
タクシー運転手B「こんにちわ、フレンド。あなたは、どこの国の人?」
私 「日本人だよ。」
タクシー運転手B「おー、フレンドは日本人か。俺は日本のこと、知ってるよ。これだろう。」とスマホを操作し、画面を提示してきます。しかし、そこには何と、中国の新幹線和諧号の姿が!!でかでかと「和諧」って書いてあります。
私 「これは日本のじゃない、中国の電車だよ。(笑)」
タクシー運転手B「本当かい?おー、フレンド悪かった。日本製品は最高だ。中国製品は良くない。そう、中国製品はダメだ。フレンド、さようなら。」
照れ笑いで去っていきました。
同じアラブ系の運転手でも、ベツレヘムのタクシー運転手と違って、憎めません。 -
車窓の風景。べテレヘムで見てきた景色とのギャップに戸惑います。
バスの運転手も、同じアラブバスなのに行きと違って静かです。 -
ダマスカス門の近くでバスを降りました。
日が暮れそうなので、ホテルに急ぎましょう。 -
ホテルの前が警察署というのは、心強いですよね。
ただ、東エルサレムは治安があまり良くないと聞いていましたが、最後まで危ないと感じるシーンはありませんでした。 -
ダマスカス門近くのリボリホテルにチェックインしました。
エルサレムはホテルが高いのですが、ここはLRTの駅からも、旧市街からも近くて便利です。
フロントのおじさんも親切で、ミネラルウォーターなら外で買うよりホテルの方が安いよって親切に教えてくれました。(値段を確認したら確かに安かった。)
ただし、部屋にセキュリティーボックスがないのと、フロントに人がいないことが多いので、治安面を重視する人には勧めません。
部屋でゆっくりしたいところですが、とりあえず荷物を置いて、観光に出かけましょう。 -
ホテルを出たら、すでに日が暮れていました。
-
旧市街の城壁のライトアップが始まっていました。
ライトアップされた城壁を見るのは韓国の水原以来です。 -
とりあえずホテルから一番近い門をくぐってみます。ヘロテ門というのだそうです。
門の建物の中にでも、お店をやっているんですね。 -
門をくぐると、まさに旧市街といった風景でした。
歴史を感じさせます。 -
明かりの感じといい、何とも言えない独特の雰囲気です。
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こんばんわ。
かわいい黒ネコちゃんがいました。
エルサレム旧市街には、ノラちゃんがたくさんいました。 -
ベツレヘムほどではありませんが、エルサレム旧市街もアップダウンがあります。
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当てもなく彷徨っていると・・・。
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岩のドームに抜けられる通路に出ました。
もう、このゲートは終わりだと言われましたが、写真は撮っても良いというので、ぱしゃり。
確か、このゲートを通れるのはイスラム教徒だけのはずなので、岩のドームを間近に見られただけでも満足です。 -
さらに歩いていきます。
人気のない場所もありますが、危険な感じはしません。 -
歩いていると、ヴィア・ドロローサの道に出ました。
かつてイエス・キリストが十字架を背負って歩いたと言われる道です。ヴィア ドロローサ 散歩・街歩き
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商店の並んだ場所に出ました。
旧市街には商店も多く、ジュースやお土産はもちろん、カフェやレストランもあります。
イスラエル人の店ばかりかと思ったら、アラブ人の店も結構あるようです。 -
ここもヴィア・ドロローサの一部です。
門の上の方に刻まれた彫刻は、十字架を背負ったイエス・キリストと聖母マリアです。ヴィア ドロローサ 散歩・街歩き
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この店は確か、食べ物を売っていたと思います。
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さらに歩いていると、嘆きの壁が見えてきました。
狭い旧市街の中で、例外的に広い場所です。(もっとも、昔はパレスチナ人の家が建っていたところを、無理やり広げたらしいですが。)嘆きの壁 史跡・遺跡
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嘆きの壁を背にすると、こんな景色が広がっています。
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柵より左側が男性の祈るエリアで、右側が女性の祈るエリアです。
男性のエリアと比べると、女性の祈るエリアはかなり狭いです。
手前の机のようなものに本(聖書?)を乗せて、読んでいる人もいました。
女性の祈るエリアの上に見える橋のようなものは、岩のドームに行ける通路です。嘆きの壁 史跡・遺跡
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さらに嘆きの壁に近づいてみましょう。
壁の前まで行くにはキッパを頭に乗せなくてはなりません。
これは嘆きの壁の入り口に置いてあるキッパです。近くには水汲み場もあります。
1つもらって、壁に近づきましょう。 -
下から7段目までの石積みが特に古い時代(何と紀元前!)のものだそうです。
詳しいことが知りたい方は、ウイキペディアをどうぞ。 -
白く見えるものは、願い事を書いた紙だそうです。
壁のあちこちに、詰め込まれていました。 -
ユダヤ人男性が祈りを捧げています。号泣しながらお祈りをしている人、常に体を動かしながら祈っている人と、祈りのスタイルも様々です。
嘆きの壁 史跡・遺跡
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少し高いところから見た、嘆きの壁です。
ライトアップ用の照明が強すぎて見にくいですが、嘆きの壁、岩のドーム他が写っています。 -
歩いている途中で1枚。
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すでに店が閉まっている場所もあります。
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ふらふら歩いていると、ダビデの塔のあたりに来ました。
ダビデの塔博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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雰囲気のある建物を見つけました。
ニューインペリアルホテルというホテルで、過去にはエルサレム訪問時に、ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世も宿泊した、歴史あるホテルだそうです。 -
ヤッフォ門に到着しました。
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門の中はこんな感じです。
この門は、店を開いている人がいません。 -
門を出て、旧市街を出ました。
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が、旧市街を出ても行くところがないので、また旧市街に戻ります。
そろそろ、閉まる店が増えきました。 -
また、違う門に着きました。
確か、ダマスカス門だったと思います。 -
夜遅くなってきたので、さらに他の門を回ります。
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もう、数時間でエルサレムも2019年を迎えるんですが、クリスマスツリーがありました。
というか、新年を感じさせるものはイスラエルに着いてから、一切目にしていません。 -
イスラエルは9月が新年なので、1月には何も無いと聞いてはいましたが、本当に何もありません。
観光客らしき人が2019を縁取ったメガネをかけていたのが唯一でした。 -
教会もひっそりしています。
扉の横で黒ネコちゃんが教会の人からもらった餌を食べているのが、分かります?
いろいろな教会の人がネコちゃんたちに餌をあげているんですね。 -
ムスリム地区を歩いていると、イスラエル兵の姿をやたら見かけるようになりました。
まるで店が閉じられているか確認しているかのようです。ムスリムの店は営業時間が決められているのでしょうか?
店がどんどん閉まっていくため、夜ご飯を逃してしまいました。新市街に行けば、バーとかレストランがあるらしいのですが、ホテルのある東エルサレム地区は夜中の治安がイマイチらしいので、おとなしく部屋に帰りましょう。 -
2匹の猫ちゃんを見かけました。
猫ちゃん達は夜ご飯を食べたのかな? -
あけまして、おめでとうございます。
結局、昨夜はホテルの部屋で新年を迎えました。0時頃、外を見たのですが、花火どころか、外を歩いている人も全くいませんでした。
テレビでは世界の新年のニュースをやっていますが、イスラエルの映像は見ません。平壌の派手な打ち上げ花火の映像が繰り返し流れていました。
そして1月1日の朝も旧市街はひっそりしています。 -
ちなみに時間は朝6時30分過ぎ。
朝一番に行きたいところがあったので、早起きをして向かいます。 -
朝早いので、店もまだ開いていません。
ちなみに、この道もヴィア・ドロローサの一部です。 -
ここにもニャンコ。
朝から、ほのぼのした気持ちになります。 -
さらに歩いていると、お茶でもどうだとアラブ系の初老の男性からお誘いを受けました。
時間がないのでと断ってしまいましたが、今考えると、ごちそうになればよかったかも。 -
早起きをしてでも行きたかった場所がここ、聖墳墓教会です。ここはイエス・キリストが磔刑にされたゴルゴタの丘に建つ、キリスト教の聖地です。
そのため、キリスト教の各教派が管理や利用を巡って争った歴史があり、教会なのに、鍵の管理はイスラム教徒の2つの一族に委ねられているそうです。聖墳墓教会 寺院・教会
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ここにもシスターから餌をもらっている猫ちゃんがいました。
カメラを向けると逃げられてしまいましたが、体を撫でさせてくれました。
シスターの膝に乗ったりしていたので、人に慣れているようです。聖墳墓教会 寺院・教会
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イエス・キリストの遺体を置いたと言われている石板です。
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奥でミサをやっているらしく、荘厳な雰囲気を感じます。
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奥へ入っていくと、ミサが行われていました。
これはイエス・キリストのお墓だそうです。聖墳墓教会 寺院・教会
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天井から陽の光が差し込み神秘的な光景になっていました。
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もう一枚。
ミサのあと、他の人は墓でお祈りをするために並んでいますが、時間がかかりそうなので断念します。 -
帰りに石板をもう一枚。
この時間なので墓の周り以外は空いていますが、夕方に再訪したところ、ここも人で溢れかえっており、板が見えなくなるほど、大勢の人が石板にひざまずいて祈りを捧げていました。 -
昨日の夜ご飯を抜いてしまったので、お腹が空いてきましたが、我慢して岩のドームに向かいます。
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というのも、観光客が岩のドームに行ける時間が決まっており、遅くなると行くことができない可能性があるからです。
この時、午前7時50分。
すでに行列ができていました。 -
チェックポイント通過後は、橋を上っていきます。1人ずつ金属探知機を通り、荷物を確認されるので、思ったより時間がかかりました。
私がチェックを受けている頃には、かなり行列が長くなっていました。朝、早く行くのがお勧めです。
嘆きの壁では、朝からユダヤ教徒が祈りを捧げています。 -
ちなみにこれが、岩のドームに向かう通路です。
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おおー、遠くに岩のドームが見えました。
思ったより団体客が多いです。あちこちで集合写真を撮影していました。
スペイン語かポルトガル語を話す団体が何組もいましたが、どこの国の人たちなんでしょう? -
さらに近づいていくと、金色の玉ねぎが目の前に\(^o^)/
岩のドーム 寺院・教会
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建物の中がどうなっているのか、すごく気になりますが、イスラム教徒以外は入れません。(ヨルダンが東エルサレムを統治していた時代には入れたようです。うらやましい。)
岩のドーム 寺院・教会
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岩のドームの周りの景色です。
広場のようになっており、どこかアラブの香りがします。神殿の丘 城・宮殿
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ここにも猫ちゃんがいました。
日向ぼっこをしているんでしょうか?
寝顔が可愛い。 -
ぐるっと1周、歩き回ると、風を入れるためか開いている扉があり、少しだけ中の様子が見えました。
できることなら、奥まで見たかったなぁ。岩のドーム 寺院・教会
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それにしても、見る角度によって、いろいろな表情を見せてくれる建物ですね。
岩のドーム 寺院・教会
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これは岩のドームの近くに建つアル・アクサーモスクです。
こちらもイスラム教徒以外は、立ち入ることができませんアル アクサー モスク 寺院・教会
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岩のドームを見終えたので、そろそろ朝ごはんを食べに行きましょう。
岩のドームからは、こんな道を通って旧市街に戻ります。 -
途中、大きな穴が開いていたので覗いてみると・・・。
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古い時代の石積みが見られるようになっていました。
一番古いものは紀元前のものだそうです。
さすが歴史的な街ですね。日本じゃ、紀元前何世紀とかの建造物なんて聞いたことないですよね。 -
これが穴の底の方。
昔の人って、器用ですよね。今と違って、使い勝手の悪い道具で、これだけ綺麗に石を成形するんですから。 -
またまたニャンコ発見\(^o^)/
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こっちにもニャンコ。
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猫ちゃんのいる場所のすぐ近くに、パン屋さんがあったので、そこでイートインをしました。
軍人さんや地元の人たちしかいないローカルなお店でした。
安いのに、具がびっしり詰まっていて、これ1個でお腹一杯になります。 -
お腹もいっぱいになったし、歩きながら写真を撮っていると、ユダヤ人の少年に声をかけられました。
写真を撮りたいなら、撮っていいよというので、遠慮なくパチリ。
正統派のユダヤ人家庭の子供らしく、信仰に必要なものをいっぱい身に着けていました。 -
さらに歩いていると、アルメニア人地区に出たようです。
旧市街の道は狭いですが、普通に車が走っています。 -
ちなみに車が通れる門もあります。
ここから車は新市街の方に出るようです。 -
さらに歩くと、オリーブ山の良く見える場所がありました。写真中央はすべて墓だそうです。
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ここで、旧市街を出て鶏鳴教会に向かったのですが、残念ながら本日はお休みでした。(理由は何と新年だから!)
この教会の中庭にある石段は、なんとイエス・キリストが実際に歩いた石段だというので、見てみたかったんですけどねぇ。
唯一、新年を理由にやっていない場所でした。 -
鶏鳴教会を諦め、トボトボ歩いていると、再びダビデの塔に着きました。夜より昼の方が趣と重厚さを感じませんか?
ダビデの塔博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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入場料を払って、ダビデの塔の内側に入場しました。
べたな写真で申し訳ないです( ノД`)シクシク…ダビデの塔博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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これなんか、相当古い時代のものなんでしょうね。
ダビデの塔博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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この城壁からは遠くが良く見えます。
飛行機のない時代に、これだけ遠くが見えれば防御しやすかったでしょうね。 -
旧市街はさんざん見たので、そろそろ旧市街から出ましょうか。
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せっかくラブカブカードを作ったので、LRTに乗って移動します。
ちなみにLRTなので改札はなく、車内の読み取り機にラブカブカードをタッチします。
タッチしないで無賃乗車することも可能ですが、ラブカブカードをタッチしたか抜き打ちでチェックされます。 -
LRTに乗っていると、イスラエル軍の女性兵士が乗ってきました。
普通に自動小銃を持っているんですね。
まさか、今は実弾が装填されてないですよね? -
さて、目的地のアムニション・ヒル駅に着きました。
ここからは徒歩で移動します。
グーグル先生によると、正面の建物はイスラエル国防省の建物だそうです。 -
グーグル先生を見ていたのに少し迷ってしまいましたが、無事アムニション・ヒル(弾薬の丘)に到着\(^o^)/
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このアムニション・ヒルは、6日間戦争(第三次中東戦争)の激戦地で、写真のようなハーフトラックや
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ヨルダン軍の戦車
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砲撃を食らって穴の開いたヨルダン軍の建物なんかがある丘です。
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ここでは最初に映像を見て、それから自由に丘を見て回るのですが、他に観客がいません・・・。
貸し切り状態だったので、係員が気を利かせて、英語バージョンの映像を見せてくれました。普段はヘブライ語みたいです。
てっきり国防意識に燃えるイスラエルの若者が大挙して押し寄せていると思って・・・ごめんなさい。ウソです。そんなこと思っていません。 -
ここでは塹壕も歩きたい放題です。
でも調子に乗って歩いていると、蜘蛛の巣が顔面を直撃して、ギャーッてなりますから注意してくださいね。 -
ヨルダン軍がここを統治していた頃はエルサレム市内が良く見えたそうですが、本当なんですかね?
この角度は比較的遠くまで見えますが、他の角度はあまりよく見えませんでした。 -
戦争などせず、この猫ちゃんのようにのんびり平和に過ごしたいものです。
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再びLRTに乗って、今度はエルサレムの反対側(西エルサレム)にやってきました。ヤド・ヴァシェム (ホロコースト記念館)に行きたいと思います。
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ヤド・ヴァシェム (ホロコースト記念館)の近くは、こんな緑の多い場所なので、途中で道路を外れて、ハイキングをしている人も見かけました。
ちなみに最寄りのLRT駅から多少離れていますが、駅近くのバス停から無料シャトルバスが出ていました。 -
これがヤド・ヴァシェム (ホロコースト記念館)の建物です。お土産屋さんなんかもあります。
肝心な展示はというと・・・。
ホロコーストという、かなり重いテーマなので、いろいろ考えさせられますし、二度と同じことを繰り返してはならないと強く感じます。でも、どうしてもベツレヘムで見た光景が頭をよぎってしまい、正義とは何なんだろうと、複雑な気分にさせられました。ヤド ヴァシェム (ホロコースト記念館) 博物館・美術館・ギャラリー
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少し重い気分になりつつ、今度はマハネ・イェフーダ市場にやってきました。
ここはイスラエルを代表する市場で、エルサレム新市街のシンボル的存在だそうです。 -
エルサレムは見どころいっぱいで、ご飯を食べるのを忘れていました。少し遅いですが、ここでお昼ご飯を食べます。
いろいろなお店があったのですが、ハンバーガーにしました。なぜ、ハンバーガーかというと、実はイスラエルのマクドナルドに「コシェルマック」なるメニューがあると聞き、探したんですが見つからず、仕方がないので、他の店のハンバーガーになりました。
結果的においしいハンバーガーを食べられたので満足です。 -
この市場、なんとケーキまで試食させてくれるので、一見の価値ありです。
イスラエルのケーキも美味しいのですが、お勧めはデーツです。量り売りで売っているのですが、皮が柔らかくて、まるで干し柿を食べているようでした。
お土産にも買って帰ったのですが、好評でした。 -
ご飯を食べたら、ダマスカス門まで戻ってきました。
少し日が傾いてきましたが、少しでも多くの場所に行くとしましょう。 -
とはいえ、エルサレムは博物館の閉まる時間が早いので、行けるところが限られます。
予定ではロックフェラー博物館やオリーブ山に行くつもりだったのですが、今からでは時間が足りません。 -
仕方ないので、お約束のように旧市街に向かいます。
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行ったことはないけど、マラケシュとかの旧市街もこんな感じなんですかね?
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またまたニャンコ発見。
本当にエルサレム旧市街は猫が多いです。まぁ、いろんな人が餌付けをしていますから多くて当たり前なんですが。 -
ふらりと立ち寄った普通の教会なんですが、光の使い方がうまいですよね。
神秘的な感じをうまく出してます。 -
ヴィア・ドロローサに出たので、途中の礼拝所のようなところに入ってみました。
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今度は商店街のようなところに出ました。
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さらに歩いていると、再び聖墳墓教会に到着。
聖墳墓教会 寺院・教会
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こんな感じで、人でにぎわっています。中はもっと混雑してました。
写真を撮るのを趣味としている方は早朝がお勧めですよ。あと、ここの可愛いニャンコに会いたい人も。聖墳墓教会 寺院・教会
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他の教会が閉まる中、たまたま見かけた、この教会は開いていたので入ってみます。
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この教会、なかなか商売上手な教会で、入場料を払えば自由に写真撮影させてくれました。
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聖ベロニカとキリストの聖顔布の絵は、ベツレヘム、エルサレムの両方で何度も見ましたが、布にリアルな顔が写っているのが、何回見ても慣れません。
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別バージョンの聖顔布の絵。
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奥の部屋では祈りを捧げていました。
厳粛な光景の中、近くのモスクが流すアザーンが聞こえています・・・。 -
再び商店街に戻ってきました。
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ピカチュウのユダヤ教正統派バージョンが売れ筋なのか、あちこちで見かけました。
帽子をかぶって髭面なのが分かります? -
そうこうしているうちに、また嘆きの壁に戻ってきました。
嘆きの壁 史跡・遺跡
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写真を撮っていたところ、声をかけられたので、お願いして写真を撮らせてもらいました。
英語はあまりしゃべれないようですが、東洋人に興味があり、話しかけてくれたようです。
ベツレヘムのクソガキ(失礼)とは大違いです。 -
皆さん、熱心に何をお祈りしているんでしょうか?
私も初詣がまだなので、壁に向かってお願いをしておきました。神社か寺以外に初詣をしたのは初めてです。(実は聖墳墓教会のミサにも途中から参加したんですが。) -
そうこうしているうちに、また店が閉まり始めたので、開いている店がなくなる前に今日は晩ご飯を食べておきましょう。
これはヘロテ門の近くにあるケバブ屋さんで食べたケバブです。
初めて食べたんですが、ケバブって美味しいですね。しかもボリューム満点!
あとはホテルに戻って寝るだけです。
しかも、物価の高いエルサレムの中では値段も経済的! -
さて、1月2日になりました。
名残惜しいですが、日本に帰らなくてはなりません。
ホテルの朝食会場に向かうと、そこにはクリスマスツリーが・・・。
あのー、もう2019年ですけどー。 -
ホテルをチェックアウトして、エルサレム中央バスステーションに向かいましょう。ベングリオン空港は出発時刻の3時間前に到着することが推奨されているので、早めに空港に向かいます。
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エルサレム中央バスステーションの近くに空港行きのバス停はあります。
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周りに目立つ建物はありませんが、エルサレム中央バスステーションからすぐなので分かると思います。
-
485っていう番号と飛行機の絵が描いてありました。
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運行頻度はそんなに高くなさそうなのでご注意を。(私は20分くらい待ちました。)
支払いは現金のみです。 -
さようなら、エルサレム。
我々がイメージするであろう穏やかな平和と違い、上から力で抑えつける平和がここイスラエルの地にはありました。
お互いの疲弊を伴う平和がいつまで続けられるのか・・・。 -
ベングリオン国際空港には、約1時間で到着します。余裕を見て出たので、3時間どころか4時間近く時間があります。
でも、厳しい出国手続きを考えると時間に余裕のあった方がよさそうです。 -
意外とあっさり出国できました。
確かにパスポートを見ながら細かい質問をされたり、荷物を開けてチェックされますが、言うほど厳しくはないです。
係員は結構フレンドリーで、パスポートカバーのためNYAPANになっているのを見て、「このNYAPANは日本語のジョークなの?かわいいカバーね。」って笑顔で話しかけてくれました。
時間的にもお土産を吟味して買うだけの時間がありました。ベン・グリオン国際空港 (TLV) 空港
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それほど大きな空港ではありませんが、結構いろいろな国に飛行機が飛んでいるんですね。
ベン・グリオン国際空港 (TLV) 空港
-
エリアル航空の姿を初キャッチ。
-
帰りも行きと同様のアエロフロートに乗り込みます。
-
お菓子とビールで乾杯し
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機内食も食べ、満足満足となるはずだったんですが、予定時刻になってもシェレメチエヴォ国際空港に到着しません。
というか、シェレメチエヴォ国際空港の周りを大回りしてる・・・。
シェレメチエヴォ国際空港での乗り換え時間はギリギリの60分しかないというのに・・・。
刻々と時間が過ぎていきます。
ローマから来る成田行きの便も遅延していれば、乗り継げるんだろうけど、定時フライトだったら・・・。 -
遅延の原因は何と降雪でした。ぐるっと210度ぐらい大回りしてから着陸したので、乗り継ぎ時間がたったの15分か20分しかありません。
そして何よりじれったいのが、客室乗務員に聞いても、何ら情報が得られないこと。
幸いコンフォートクラスに乗っているので、エコノミー席よりは早く飛行機を降りられそうですが。 -
トランジットミスで翌日まで抑留生活というのもネタとして面白そうですが、会社を休むわけにはいかないので、シェレメチエヴォ国際空港内をダッシュして、成田行きの搭乗ゲートに向かいます。
同じ便に乗っていた日本人、何人かとシェレメチエヴォ国際空港内をダッシュε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
当初の計画では、空港でホットコーヒーで飲むつもりだったんですが、全力で走って暑い(;'∀')から冷えたジュースが欲しい・・・。
成田行きも多少遅れていたのか、ギリギリ搭乗できました。タラップでも、私の後ろはこの通り。私が本当に最後の乗客です。
あとで知ったのですが、この時数人がトランジットできなくて、モスクワに残されたようです。 -
飛行機に乗り込んでしまえばこっちのもの。
しかも1月3日に成田着という一番混み合いそうな便にも関わらず、私の隣は空席です。ラッキー\(^o^)/
ありがとう、アエロフロート。 -
あとは機内食を食べて
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飲み物を飲んで
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また食べて
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日本に帰るだけのはずでしたが、最後に落とし穴が・・・。
人間はトランジットに間に合ったんですが、荷物は間に合わず、なぜか翌日に、上海経由で到着するとのこと。
ターンテーブルに自分の名前の書かれた呼び出し用のトランクが回っているところを初めて見ました。
でも、荷物も無事届けてもらったので、乗り継ぎ以外はアエロフロートなかなか高評価です。次もまた利用したいと思います。
あと何とかして欲しいのはシェレメチエヴォ国際空港の乗り継ぎゲートの無意味なセキュリティチェックだけですね。
誰も見ていないセキュリティーチェックって意味があるんでしょうか?
プーチン大統領、よろしくお願いします。
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