酷暑のギリシャ エーゲ海ホッピング&憧れのザキントス島《2》

2018/07/19 - 2018/08/05

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これまで10数回訪れた大好きなギリシャ。
ハイシーズンの8月に旅するのは久しぶり！
この年のギリシャは連日熱波警報が発せられ
風の強いエーゲ海はともかく、
イオニア海側、内陸のアテネは暑すぎました☀︎
パロス島から
一度イオニア海のザキントスへ渡り、
その後ふたたび
セリフォス島、シロス等を巡りアテネへと続く旅。
島ごとにご紹介します！
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これまで、
いくつものギリシャの島を旅してみたけれど、
このパロス島は
二度の滞在中、
一度も嫌な思いをしなかった島。
それどころか、
親切にしてもらった記憶ばかりが残る島。
ギリシャの島々には
たくさんの猫たちが暮らしているのだけど、
島によってその性格は違って
人間を見ると逃げ出してしまう島もあれば
付かず離れず無関心の島もある。
パロスの猫たちは、
人間を見ると寄ってきて
膝に乗ったり肩に手を掛けてきたり、
どの島の猫より人懐っこい。
町の中に、
地域猫の餌やりさんがいたり
病気の猫のための募金を募っていたり、
島をあげて猫を大事にしてるんだなって
わかる場所。
人が優しくて親切な島の猫は
人間を怖がらないどころか、
愛らしい鳴き声をあげて
駆け寄ってきてくれる。
まずは、
メインの町、パリキアの前半です！
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エリア パロス島(ギリシャ)

エーゲ海といえば、
このブルードームの白い教会。
厳密には
エーゲ海の中でも
主にキクラデス諸島と呼ばれる地域で
よく見られるスタイルで、
地域が変わり
北エーゲ海の方に行くと
ほとんど目にすることができなくなる。

ギリシャの島々、と聞くと
真っ白い家々をイメージするのだけど、
そんななかにも
意外とカラフルな建物はあって、
眩しい夏の日差しによく映える。

南欧では
屋外の飲食が大好きなエリア。
中でもギリシャはその最たるもので
一般のご家庭や、
飲食店ではないお店なんかでも
自分たちが座るための
小さな椅子を置いてあるのが一般的。
この写真みたいに、
自分たち用なのかお客さん用なのか
見分けがつきにくい場合も多々ある（笑）

地元の女の子。
おもむろにシャボン玉を吹き出した（笑）
とても絵になるってことが
わかっているのかいないのか。

パリキアの旧市街。
アンティパロス島に負けないくらい
可愛らしくて絵になる町。

以前、
3月に訪れた時には
開いているお店は一軒もなくて、
観光客はおろか
地元の人さえ全く歩いていなくて
ふらふら彷徨っているうちに、
迷子になってしまった（笑）
夏場は
そんなことが嘘みたいに思えるほど
明るくてたくさんの人で賑わっていました。

ギリシャの文化は、
宗教以外は
お隣トルコとよく似ている。
食べ物や音楽はもちろん、
こういった雑貨なんかにも
東方の気配が
そこはかとなく漂っている。

実はこの写真は、
以前3月に行った時のもの。
旧市街で迷子になって
道を尋ねようにも
人っ子ひとりあるいてなくて、
キョロキョロしながら歩いていたら、
頭上から猫の鳴き声が。
私を見ながらニャアニャア鳴き続けたあと、
さっと地上に降りてきて、
私の足にまとわりついたかと思ったら、
ササっと歩き出して道案内してくれた
優しい子。

何度も振り返っては
私の目を見てニャアと鳴き、
ササっと先に行っては
また立ち止まって振り返る…
を何度も繰り返してくれた。
飼い猫さんだったけど、
なんて気立てのいい優しい子。
旧市街の出口付近まで行くと
町の女性がいたので、
旧市街から出れなくなっちゃった！
と訴えたら、
笑いながら新市街まで一緒に歩いてくれた。
猫さんに
もう大丈夫、って言おうと思ったら、
さっさと来た道を帰ってしまっていた（笑）
人も猫も、旅人に優しい町。

以前行った時には気づかなかったのだけど
今回
パリキアの旧市街で
いくつか猫さんのアートを見つけた。

リアルでぱっと見、
ホンモノの黒猫さんみたい！

水飲み場にも！！

私は4つしか見つけられなかったけど
もしかしたらもっとあったのかも？
こうゆうのを探しながらの町歩きも
すごく楽しい♩

地域猫さんのために
1ユーロ寄付してください。
寄付してくれたら
おひとつどうぞ！のシステム。
言われてみれば
町のあちこちで
餌やりさんの姿を目にしました。
病院にかかる必要がある猫さんにも
使われるお金なんだとか。
1ユーロを置いて
ひとつ頂いてきました！

お触りし放題のほんわか猫さん。
撫で回したあとも、
移動することなく
次の観光客に愛想よく
撫でられていました。

日陰で寝ていた猫さん。
のっそり出てきました（笑）

オフィシャルな餌やりさんは
キャットフードを与えていましたが、
この路地では
住人から大量のパスタを寄贈されていました（笑）
ただ、
パスタは口に合わなかったのか
結構たくさん残してました（笑）

この
突き抜けるような青い空が見たくて
何度も何度も
ギリシャに足を運んでしまう。

日が傾いてからも
ギリシャの島は
安心して歩ける治安の良さ。
外国人も
女性のひとり旅の方を
たくさん見かけます。

地元のご老人。
ゆっくりゆっくり歩く後ろ姿が
とてもいい雰囲気でした。

光の向こうに吸い込まれる後ろ姿が
何度も穏やかで…
光の先は海が広がっています。

傾きかけた陽射しでさえ
強烈な光を放つ
真夏のギリシャ。
私はこの夏、
4日目で日光湿疹が出ました（笑）