2019/03/09 - 2019/03/09
919位(同エリア3388件中)
luceさん
もうすぐ桜が咲く季節ですが、その前に梅を楽しみましょう。
梅は紅や白と色とりどりで、香りもよいのが魅力です。
そこで、関西出張にかこつけて、梅の名所が多い京都に足を伸ばしました。
京都で梅と言えば、北野天満宮が有名ですが、半日で回るにはちょっと遠い。
今回は地下鉄で行ける範囲で、穴場の観梅スポットに行きました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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地下鉄の鞍馬口で下車。御霊神社にちょっと寄り道。
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応仁の乱はこの地で始まったそうです。
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古い由緒のある神社は観光客も見かけず静かです。こころが落ち着きます。
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梅の木が1本。「応仁の乱 御霊合戦旧跡」とある石碑の揮毫は細川元首相のもの。応仁の乱の東陣を率いた細川家の家柄に、歴史を感じます。
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次の目的地は、相国寺の慈照院。3月20日までの冬の特別拝観のお寺です。
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普段は入れないお寺です。6年ぶりの公開で、ユネスコ世界記憶遺産に登録された江戸時代の朝鮮通信使が残した書や絵画は興味深いものでした。
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慈照院は、八代将軍の足利義政や、桂宮の菩提寺で、格式の高さを誇ります。
枯山水の庭の松の木は樹齢600年で「陸船松」との名前が付けられています。
このほか、狩野派の障壁画もあって、お宝満載の寺でした。 -
庭には1本の梅の木が。
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寺の前と横には、桂宮の墓所があります。
宮内庁が管理していて、当然、非公開です。 -
続いて、相国寺の承天閣美術館に行きました。「温故礼讃」と題された美術展を見たかったのです。
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この美術館は、相国寺と鹿園寺(金閣寺)銀閣寺が所有する美術品を展示。
今回の特別展では国宝の玳玻天目茶碗の素晴らしさが印象に残りました。
人気の若冲も複数あります。それなのに空いている!
常設展示の「鹿苑寺大書院障壁画・葡萄図」は必見ですよ。 -
美術館への小道は梅が満開。
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美術館の隣の塔頭寺院でも白梅が満開。
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相国寺の法堂。豊臣秀頼寄進の日本最古の法堂です。
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銀閣寺になんとなく似てる、経蔵。
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水上勉の小説「雁の寺」の舞台。瑞春院。非公開です。
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次の目的地は、和菓子資料館。
第53回京都冬の旅でやっていたスタンプラリーで3つの寺院を回ると、指定の喫茶店でお茶がいただけるという、嬉しいサービスを受けに来たのです。
1月の京都で寺院を2つ回ってスタンプをもらっていて、そのチラシを取っておいてよかった。 -
お薄と俵屋吉富の看板菓子「雲龍」。美味しいです。
ちなみに雲龍の名前は、相国寺の偉いお坊さんがつけたのだそう。 -
次の目的地に向かう途中、同志社大の学食の前を通り、つい誘惑に負けて入ってみました。今回は時間があまりないのでランチは二の次のつもりでしたが、お菓子が呼び水になってしまったようです。
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ハヤシライス500円。サラダと食後の飲み物をつけても650円。
味も良かったですよ。
何よりセルフサービスですぐに食べられるのが魅力でした。 -
向かった先は京都御所です。広い。
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乾御門から入ります。
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学生の頃、御所に来たことがあります。今は無料で気軽にこれますね。
無料の日本語ツアーもあったのですが、時間がなくて断念。 -
御内庭に咲く梅。
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御三間の前には見事な紅白梅が。
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外国人旅行客には椿も人気。写真に収めている人が多かったです。
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御所に来た本当の目的は、梅園にあります。
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御所の南西部にある約200本の梅林。
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色とりどりの梅の花を見て、気持ちが和みました。
運良く、天気のいい暖かい日に訪れることができたのもラッキーでした。
観梅の旅は終わりです。
次は、桜の季節に京都に来たいものです。
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