2019/03/11 - 2019/03/12
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今日は庭園散歩。県庁エリアからバスを利用して琉球王家の別邸「識名園」へ行ってきました。お天気も良かったので、美しい廻遊式庭園を見ることができましたよ。開園直後はまだ訪れる人も少ないので、とても静か。今回の旅行記は、その識名園で見ることができる花や木を紹介します。もう少し暖かくなれば夏の花も咲き始めるので、もっと南の島らしい景色を楽しむことができると思いますが…。ここは時間をかけて、のんびり散歩を楽しまれることをお勧めします。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
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はいたーい。
今日は識名園散歩の続きということで、庭園で見掛けた花や木を紹介しようと思います。識名園 公園・植物園
-
最初に紹介するのはガジュマル。
以前はガジュマルの暖簾(上から垂れ下がった根)を見て大喜びしましたが、イチジク属の俗名が「絞め殺しの木」と言うのを聞いてからは、少し恐ろしさを感じるようになりました。
確かに大木の根の広がりを見ると、侵略映画が作れるのではないかと思うくらい凄いですからね。 -
面白い木を発見。
鼻が大きな亀のようにも見えますし、クラウチングスタートを切ろうとしている人のようにも見えます。
皆さんもこの木を見たら、思わず立ち止まってしまうと思いますよ。 -
イヌマキは本土でも良く見る木。
きれいに刈り込まれた緑の生け垣は馴染みがありますが、こんなに立派な幹のイヌマキを見たことがなかったので、本当に同じ物かと目を疑いました。 -
御殿の箱庭?
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本土ではそろそろソメイヨシノの季節ですが、沖縄はもう5月の花が咲いていましたよ。
と言っても、この1輪だけ…狂い咲き? -
新緑の季節と呼ぶにもまだ早い。
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コバテイシと書いてあるこの木は、北部でも良く見るモモタマナ。
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今の季節は葉っぱが殆ど落ちていますが、暖かくなると大きな葉っぱを付けるのでモモタマナの木はすぐ分かると思いますよ。
穂に小さな白い花がポツポツポツと咲きます。
この実は、可愛いフルーツバット(オリイオオコウモリ)の大好物。 -
沖縄はハブがいる島といない島がありますが、本島はハブがいる島。
まぁ人通りの多い那覇の中心部で見ることはないと思いますが、100%いないという話も聞いたことはないので、出来るだけ草むらには近づかないようにしています。 -
こちらはビジンショウ(姫芭蕉)のようですね。
鮮やかな赤が目立ちます。 -
ビジンショウの葉っぱ。
見るからに南の島の植物と言う感じがしませんか? -
クワノハエノキ。
またの名を、リュウキュウエノキと言います。 -
こちらは私の地元・静岡にもあるという話を聞いたことがありますが、かなり大きな木でした。
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アカバナイッペーはノウゼンカズラ科の植物。
沖縄の民家などに良く植えられているのは、黄色いコガネノウゼン。
それと比べると、アカバナイッペーの方がかなり大木になります。
そろそろ開花しているかなぁ~?
鞠のような花が見られるかな~?
と思ったのですが、気配すらありませんでした…(残念)。 -
クロヨナの花は可愛いピンク色(白も有り)。
マメ科の植物だけあり、藤の花に良く似ています。
丈の短い藤と言う感じの咲き方をしますよね。 -
しかしこのクロヨナは、害虫に食べられたのかそれとも台風で折れてしまったのか、かなりバッサリ切られていました。
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イスノキは首里城にもありましたね。
これを見るといつも鳥肌が立つ私。
良く葉っぱに、アブラムシが寄生した塊(コブと言う人もいる)が出来ていますよ。
花は小っちゃくて赤いです。 -
レイシ。
その名前よりも、ライチと言った方が分かり易いのではないでしょうか。
生のライチはとても美味しいと聞きますが、東南アジアでも市場に出回る時期が限られているので、なかなか食べることが出来ずにいます。 -
識名園のライチの木も結構大きかったのですが、東南アジアの木はもっと立派でしょうね。
スクスクと育ってね~。 -
キンシチク。
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この辺りから時間がなくなり写真を摂るのが精一杯だったのですが、キンシチクは黄金色をした幹に緑色の縦筋が入る珍しい竹だったようです。
小金に輝く笹の葉なのかと思ったら、ポイントは幹でした。
これは失敗! -
ゲッキツは夜咲く花。
前回北部に滞在していた時が丁度この花の季節だったので、柑橘系の良い香りを楽しませてもらいました。
そう言えば、デイゴの花が良く咲く年は台風が多いと聞きますが、このゲッキツもデイゴと同じように台風占いに使われていたのですよ。
昨年はデイゴが見事だったと聞きましたので、このゲッキツもたくさん咲いたのでしょうね。
花は見たいけれど、台風は来ないで…。 -
園内にはそのデイゴの木もありましたが、帰宅して写真を見たら残っていたのはこの案内板だけ。
後は全て動画でした…(すみません)。
これから夏にかけて濃いオレンジ色(赤色に近い)の花が咲きますので、南国らしさを味わうことができると思います。
この文字を見ると、「島唄」が頭に浮かびますね。
ちなみにデイゴは沖縄の県花。
県木はリュウキュウマツです。 -
ばな~な。
ビジンショウやバショウ、そしてこのバナナの葉っぱが良く似ているので、背丈が低いものですと上記のどれなのか区別がつきません。
最近ようやく、バナナとバショウの違いが分かるようになりました。
こちらは可愛らしいバナナ。
島バナナでしょうか。 -
フクマンギ。
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漢字で書くと福満木。
名前からして、縁起が良さそうな木です。
確か斎場御嶽でも見たような気がしますが、葉っぱも可愛らしいですね。
そろそろ白い花が咲き始める頃だと思いましたが、この時は一つも見つけられませんでした。 -
タブノキはクスノキ科の植物。
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本土にもありますが、花びらは緑色を帯びていてあまり目立ちません。
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リュウガンは美味しい木。
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「突然何?」という感じですが、実は甘くてとても美味。
私はランブータン派ですが、友人はリュウガン派。
日本人にも人気のフルーツですから、東南アジアなどで見掛けたら是非食べてみてください。 -
写真はシマヤマヒハツ。
ヒハツという名は付いていますが、八重山で見た島胡椒のヒハツとは実の形状が違います。
シマヤマヒハツの実は、小さなブドウのような形をしていますよ。
渋味と酸味が強く、一般的には果実酒にするそうです。 -
今は緑が初々しいシマヤマヒハツ。
実が色付くのは秋~冬。
残念ながらピンボケ写真になってしまいました…。 -
ホウオウボクは世界三大花木のひとつ。
沖縄へ行くと良く目にするので、この木を覚えておくと良いですよ。
花は赤にオレンジが混ざったような鮮やかな色で、咲き終わると大きなマメをタラ~ンと垂らします。
台風が気になる方は、デイゴやゲッキツも一緒に覚えましょう。 -
ヤブニッケイは本土でも見ることができる木。
クスノキ独特(ニッキ/シナモン)の香りがします。 -
花は小っちゃくて緑色を帯びているので、じっくり見ないと気付かないですね。
秋になると実が黒くなりますが、それまでは全てが同化して殆ど気付きません。
また木自体も大きい(高い)ので、益々気付きません。 -
クロトンはお花屋さんで良く見る木。
識名園のクロトンは結構大きかったのですが、お花屋さんで見るのは育てやすいサイズですね。 -
葉っぱの形状とカラフルさが人気の観葉植物です。
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これは桃のようですね。
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リュウガンを発見。
実を見ることはあっても、木を見たのは初めてです。
東南アジアの市場やスーパーへ行くと、必ずと言って良いほどリュウガンを目にすると思いますが、甘くて美味しいフルーツですよ。
日本人にも人気があります。 -
もう少しゆっくり見たかった識名園ですが、残念ながら今回はここまで。
今はまだ花が少ない識名園ですが、徐々に花も咲き始めるので、美しい庭園の春散歩を楽しんでくださいね。
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