2019/03/09 - 2019/03/11
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ごれんさん
JALのマイル消化も兼ねて、ずっと行きたいと思っていた出雲大社に行ってきました。
はじめは出雲空港から近い湯の川温泉に宿泊しようと思っていたのですが、折角なら松江観光も入れたいと思い、レンタカーなしでも交通の便がよい松江しんじ湖温泉に泊まって、出雲大社には一畑電車で行くことにしました。
折角の松江。風情ある宿に連泊したかったので、口コミもよく部屋に素敵なお風呂の付いた皆美館のモダンルームに決定。
評判通りお部屋もお料理も良く、女将のおもてなしを感じられる上品な宿でした★
出雲大社を訪れた日は雨だったのですが、「雨の方がご利益がある。」と現地の方数名に言われました。
雨の日は神様が外に出ずに本殿で留守番されるから、とのことでした。
また、神様は雲に乗って移動されるため、雲が多い方が良いとも聞きました。
念願の出雲大社はもちろんですが、情緒ある松江の町並みを夫が特に気に入って大満足の小旅行でした。
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出雲空港到着して真っ先に向かったのが到着口を出てすぐの総合案内所。
そこで「縁結びパーフェクトチケット」を購入。
一畑電車・バスが3日間乗り降り自由でしかも30以上施設での割引特典付で3000円という安さ!
使えるエリアも広くて米子方面までOKです。 -
空港連絡バスで松江しんじ湖温泉駅下車。
駅から徒歩で約9分で「皆美館」に到着。
駅からの送迎は基本的にはないそうです。 -
120年の歴史があり、島崎藤村・与謝野晶子をはじめとした文人墨客が愛した宿の伝統はそのままに、「和のオーベルジュ」コンセプトを取り入れ平成19年5月にグランドオープンしたそうです。
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ロビーです。
フロントの奥が、食事処の庭園茶寮「みな美」です。
この宿には、宍道湖を望む展望温泉風呂付きの客室や離れなど、個性の異なる14の客室があります。 -
まずはフロントでお茶とさっぱりした柑橘ゼリーを頂きながらチェックインです。
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エレベーターで最上階となる4階へ。
展望風呂付のモダンルームは4階に4部屋あります。
廊下から土足厳禁になるので、靴はエレベーター脇にある、部屋ごとの靴箱(鍵もかかる)へ入れます。 -
宿泊したのは一番奥の「天女」という部屋です。
部屋の扉をあけるとまず、お手洗い。そして廊下です。 -
和室、その奥に電気カーペットが敷かれた洋風リビング。
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床の間、クローゼット。
たんすの中には、ズボンタイプの館内着と足袋靴下、部屋専用のパジャマが入っています。
館内用の雪駄は廊下の靴箱に入っています。 -
リビングに電話と湯沸しポットが置いてあります。
黒と白の陶器のボトルにはお水が入っていて、朝と夜に補充してくれます。 -
客室冷蔵庫内のアルコールを含めたドリンクがコンビニと同価格!
これは嬉しい!
夫は羽田空港で日本酒やワインを購入してきて飲んでましたが、この冷蔵庫にもお世話になりました。 -
ワイドスパンの窓からは、全国で7番目に大きい湖の宍道湖を一望できます。
このリビング、居心地良かったなー -
部屋からの眺望(右)。
あの宍道湖大橋をバスで通ってきたのねー。
宍道湖はわずかに塩分を含む汽水湖のため魚種が豊富なのだそう。
眼下には宿自慢の枯山水式の湖畔庭園が一部見えます。 -
部屋からの眺望(左)。松江駅方面です。眼下には離れの屋根が。
残念ながら部屋からでは角度的に宍道湖に沈み行く夕日は見られず。 -
リビング隣には洗面所と展望風呂があります。
シングルシンクでしたが狭いわけではないので不便ではありません。
タオルウォーマーがあるのも気が利いていて良かったです。 -
大人二人が余裕で入れるサイズのお風呂です。
お風呂もリビング同様にガラス張りで目隠し用の障子がはめられています。 -
残念ながら、窓はほんの少ししか開かず、外の風に当たりながらの入浴は叶いませんが、洗い場・湯船ともに十分な広さで湯加減も丁度良く、眺望も素敵なので何度も利用しました。
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お湯は源泉掛け流しではなく、循環式加温だそうですが、檜の口からはちょろちょろと少しだけ常に源泉(熱いです)が出ています。
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リビングには春らしい和菓子セット(これで2人分です)が用意されていました。
これはポイント高い!
和菓子は宿近くの老舗和菓子店のものでした。
ちなみに2日目はマドレーヌが用意してありました。和と洋、いいね!! -
天気も良かったので散歩がてら国宝松江城に来てみました。
全国で現存する12天守のうちのひとつで、標高29メートルの亀田山に建っています。国宝指定された5城のうちの一つです(他は犬山城、松本城、彦根城、姫路城)。 -
18時半までなのでそれ以降は城内に入ることは出来なくなりますが、周囲ぐるっと回っての松江神社や興雲閣(閉まっていますが)を見ることはできます。
ハート石を探す夫。 -
現在大手門復元のための資料を市が探しているそうで、懸賞金はなんと500万円!!
夕食の時間になったので宿へ戻ります。
フライトが定刻通りだったらもっとゆっくり観られたのにな。 -
楽しみにしていた庭園茶寮「みな美」での食事!
夫が食事制限をしている旨を事前にメールで伝えたところ、できる限り配慮しますとその日のうちに返信をいただきました。
写真は私のメニュー。 -
この、「家伝・鰻しゃくもどき」が美味しかった!
昔、食べると美味しい「しゃく」という鳥が禁猟となりその後絶滅。
味の似ている鰻で代用し、季節の野菜などと一緒に炊き合わせたという一品。
写真で2人前です。 -
私は〆に出雲蕎麦を選択!
主人ひとりのために、通常とは違った夕食(献立まで作り直してくれました)を用意していただき、本当に感謝です。 -
最後のデザート。
夫はカットフルーツのヨーグルトがけでした。
私たちにとってここの食事は量(多すぎて残すこともなく、少ないわけでもない)、質ともに満足でした!!
ちなみにこの日の夕食は窓のない個室で頂きました。 -
翌朝。
かろうじてまだ雨は降っていませんが、残念ながら天気予報では一日雨です(TT) -
朝食も庭園茶寮「みな美」で頂きます。
週末ということもあり、乳幼児を連れた家族の宿泊も多く少し賑やかでした。 -
通常の和定食も選べますが、私たちはもちろん家伝・鯛めしにしました。
どちらを選択するかは、夕食時に聞かれます。
鯛めしでもおかず系はちゃんと出てきます。 -
こちらが鯛めしセット。
具材は鯛や卵、大根おろし、ネギなど7種類。鯛は一旦蒸し上げてからほぐしてそぼろ状に。卵は黄身と白身を分けて裏ごししてあります。
その具材を土鍋で炊いたご飯にダシをかけて味わう、お茶漬け風の一品です。 -
薬味はご飯2杯分あります。
あっさりしていて、するする喉に入っていきます!
宍道湖名物のシジミを使った赤だしのシジミの味噌汁はお変わり自由。 -
食事処から見渡せるのが、アメリカの日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」が発表する日本庭園ランキングで、2018年に3位になった庭園です。
宍道湖を借景としており、実際はこじんまりしています。 -
樹齢300年の見事な名木が織り成す白砂青松の名園。
朝食後に庭に出て写真を撮られる方が多かったです。 -
庭園から宿を見ると、建物に歴史を感じられますね。
部屋の宿案内には、小泉八雲、島崎藤村、与謝野鉄幹・晶子、川端康成などなど宿泊した著名人リストがありました。 -
宿の傘を借りて松江しんじ湖温泉駅まで歩いてきました。
出雲大社へは一畑電車、通称「ばたでん」で向かいます。
大体1時間に一本なのでちゃんと時間を確認してから利用してください。 -
宍道湖沿いをのんびり走ります。
平日だと川跡・出雲大社前方面は、電鉄出雲市止まりで、出雲大社へ行くには川跡駅で乗り換える必要があるのですが、休日だと日中は出雲大社前が終点になります。 -
出雲大社前駅までは約60分です。
残念ながら外は雨ですが、それもまた神秘的だと思える出雲パワー。 -
駅に到着後、まず稲佐の浜に向かいました。
雨だったので出雲大社前駅からタクシーで行きました。
5分ほどで850円ほどかかりましたが、超ゆっくり運転で運転手さんが色々説明しながら走ってくれたので良しとします。 -
出雲大社に集まる神々が上陸する場所として有名ですが、海水浴場発祥の地でもあります。
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稲佐の浜に寄ったのはもちろん、素鵞社に奉納するための砂を頂くためです。
砂を入れる用のチャック付きビニール袋を持参してきました。 -
稲佐の浜から今度は徒歩で出雲大社へ。
先ほどのタクシーの運転手さん曰く、雨なので日曜日にしては観光客が少ないそうです。 -
ムスビの御神像です。
出雲大社のご祭神である、若き日の「大国主神」の前に「魂」
が現れて、その「魂」をまさに受け取る瞬間だそうです。 -
反対側に御慈愛の御神像があります。
「因幡の白兎」のワンシーンですね。 -
出雲大社内には可愛いウサギの像がたくさんあります。
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拝殿です。
参拝する箇所が多いので、お賽銭用の小銭をたくさん用意したほうがいいです。 -
八足門。
通常はここから内部に立ち入ることは出来ませんが、一部のツアーなどでは特別拝観できるそうです。 -
西から回るとか、反時計回りに進むとか、いろんな説があるようですが、私たちは東から反時計回りに進みました。
神在月に神様の宿泊所となる東十九社。 -
神饌所と御本殿を横から。
今日は雨だから神様もこちらでお留守番されているはず・・・ -
御本殿を真後ろから。
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そして御本殿の背中を拝むかわいいウサギの像が★
ここにいるウサギたちは一体ごとに表情が違ってかわいいです。 -
参拝マストスポットである素鵞社のご祭神は須佐之男命で、禁足地となっている八雲山の麓に建てられています。
稲佐の浜で頂いてきた砂の出番です! -
悪天候のせいかお参りする人はいても、裏手に回っている人がいなかったので最初は本当にここでいいのか不安でした。
裏手に入る通路も狭いので「ここ通っていいのかな?」とドキドキしましたが、ちゃんと砂の入った木箱が4つ置かれていました。 -
稲佐の浜の砂を木箱に奉納し、代わりに置いてあった砂を持って帰るのですが、その際は納めた砂より少なく持ち帰るのがマナーです。
持ち帰った砂を家の敷地に撒くと清められて「厄除け」や「魔除け」の御利益が得られ、田畑に砂を撒くとよく作物が育つとのことです。 -
出雲大社では御神体は西を向いているので、本殿正面の八足門から参拝するだけでなく西側の塀の外から東を向いて拝みましょう。
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巨大なしめ縄で有名な神楽殿は改修中でシートがかかっていました・・・
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小腹がすいたので、ご縁横丁 ぜんざい餅で休憩です。
抹茶ぜんざい750円を頂きましたが抹茶の苦味がちゃんと出ていて、あま~い善ざいが苦手な私にとって丁度よいバランスでした。漬物も付いてきます。
また、ぽち袋に入った5円玉も頂きました。
ぽち袋は封を切らずに持ち続けて、願いがかなったらその5円玉を店の賽銭箱に入れて下さい、とのことでした。 -
雨と言えど折角出雲大社に来たので、再度歩いて命主社へ。
ご祭神は神皇産霊神です。
小さな社ですが、その前に推定樹齢1000年といわれるムクの巨木が立っています。 -
とても迫力がありパワースポットといわれるのも納得です。
朽ちた部分に塗装をして倒れないように固定されています。
出雲大社内はそれなりの人だったのに対し、命主社には私たちのみしかおらず、静かで神秘的な空間でした。 -
まだ帰るのには早かったので、雨宿りのつもりで古代出雲歴史博物館に行きました。
大人610円ですが、パーフェクトチケットの提示で団体料金490円になります。
入場チケットと一緒に2階のカフェ利用10%割引券も付いてきます。 -
神様達が誰と誰を結婚させるか札を引いて決め、その名前を転記しているという会議の絵です。
館内は広く展示物が充実しており、じっくり見ているとかなり時間がかかります。ボランティアガイドの方もスタンバイされています。 -
初期の出雲大社の復元模型(学者によって考え方が違うのでいくつか展示されている)は大変興味深く、神庭荒神谷遺跡より出土した銅剣354本の展示室は圧巻。
雨宿りのつもりでしたが、充実した時間がすごせたのでこの博物館に立ち寄って良かった! -
博物館の建物自体きれいで、子供が走り回るのに適した広々した庭もあるので家族連れにもお奨めします。
帰りは可愛いしまねっこのピンク色のラッピング電車に乗れました! -
松江しんじ湖温泉へ戻ります。
行きも帰りも電車の中で、夫と「子供時代の事件簿」の話をしていたら60分あっという間でした(笑)
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