【フィンランド】吹抜け空間がカッコいいヘルシンキの図書館建築３連発＋α

2018/05/03 - 2018/05/03

ヘルシンキ市街の中心地で歩いてまわれる図書館を３件ハシゴ。
３件ともそれぞれ距離が近いので半日で見て回れました。

スタート地点はヘルシンキ地下鉄のヘルシンキ大学駅。
一件目：ヘルシンキ大学中央図書館
二件目：フィンランド国立図書館
三件目：リクハルディンカトゥ図書館
おまけ：オープン前のヘルシンキ中央図書館oodi

感覚としては半日でまわった気でいましたが、５月のフィンランドは日が長いので半日以上かかってたかもしれません。

実際にまわった三件とも隅々まで美しいスキのない綺麗な図書館でした。

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: フィンランド航空 中国国際航空 ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ヘルシンキ地下鉄の「ヘルシンキ大学駅」の南出口付近。

写真には写ってませんが写真右方向に大学キャンパスがあります。
目指すヘルシンキ大学中央図書館は外観も特徴的なのですが、キャンパス内を彷徨ううちに図書館にたどり着き外観は見落としました。

ヘルシンキ大学中央図書館のメイン入口。

白を基調とした内観に楕円形の吹き抜けのあるエントランス。

ヘルシンキ大学図書館 建造物

デザインはアンティネン・オイヴァ・アルキテヘディット。

何層にも楕円が重なる。

入口の吹き抜けとは別にある上階へ行く螺旋階段。階段中央は吹き抜けになっている。

螺旋階段を上から下へ覗き込むとこんな感じ。

中間階の吹き抜けまわりはカウンター席になっている。

螺旋階段を遠くからみた様子。

地下階へ続くエスカレーター。地下のどこかで地下鉄駅とつながってる。

大学キャンパスと図書館の間の空間。

ヘルシンキ大学中央図書館から歩いてすぐ、ヘルシンキ大聖堂の西隣にあるフィンランド国立図書館。
外観はとても地味な感じの左右対称の建物。
設計はカール・ルドヴィク・エンゲルで1840年に完成。

フィンランド国立図書館 建造物

フィンランド国立博物館は手荷物を持って書架のある部屋に入ることができず、一旦手荷物をロッカーに入れて入らないといけません。

地下のロッカー室へ続く通路で窓越しにヘルシンキ大聖堂が見えました。

図書館で一番最初に入ることになるエリア。
大きく太い柱が特徴的な神殿を思い起こさせる内観。

フィンランド国立図書館 建造物

ドーム状なのかドームを模したかのようなデザイン。

壁一面本棚。

二階の回廊部分。

最初の神殿のような空間の隣には鉄骨の吹き抜けのあるレトロな雰囲気に変わる。

中央吹き抜けを中心に放射状に本棚が並ぶ。

当然図書館内は静か。

「知」が蓄積されている感じ。

フィンランド国立図書館 建造物

天井から物音たてずトムクルーズがロープで降りてきそうな雰囲気。

フィンランド国立図書館の最奥。再び神殿ぽい雰囲気。
壁面は天井の手前まで本棚で覆い尽くされていて、最初と違うのは一階フロア部分が電脳スペースだということ。

三件目、リクハルディンカトゥ図書館。
街中の風景に溶け込んでいて知らなければ図書館と気が付かない。
日本やアジアと違って看板を使って自己主張してこないところが良いところでもあるし、旅行者泣かせの部分でもある。

Rikhardinkatu Library 建造物

国立図書館とは違いインテリアの雰囲気がカジュアルに。
写真は建物に入ってすぐの受付や休憩スペース。

北欧インテリアの雰囲気とはまた違う、歴史を感じる内装。

メインの図書館内部。
先ほどの雰囲気とは異なり、黒と白のコントラストが強く、フロアがひし形デザインの特徴的な空間。

各階をつなぐ内ある存在感抜群の螺旋階段。

色のコントラストが強い内部空間ですが、嫌な気はしない。

置かれている本も実用書っぽいものが多かった。読めないけどな。

最後にヘルシンキ中央駅とキアズマの間に建築中だったヘルシンキ中央図書館。
通称「oodi」。
流線型の外観が特徴的。現在はオープンしているようです。

まだまだヘルシンキには見るべきたくさんの図書館があるようです。
今回はエストニアに行く途中に寄っただけなので時間がなかったですが、今度寄る機会があれば別の図書館にも行ってみたいと思いました。