2019/02/15 - 2019/02/21
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Pontakaiさん
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2月15日~21日までカンボジア アンコール遺跡群巡りをしてみました。タイ・バンコク経由でシェム・リアップへ。タイへの入国は2月12日、出国は23日でした。
ここではバンコクのカンボジア大使館で入国ヴィザを申請・取得したこともレポートしておきます。シェム・リアップ空港でもヴィザは取得できますが(その方が簡単そう)、時間はあるし、話のタネにとチャレンジ。
肝心のアンコール遺跡群はじっくり見始めればきりのない世界。青春時代にこういう世界を知っていれば……とは未知の世界に出会うたびに思うこと。日本では平安鎌倉室町くらいに相当(9世紀~15日世紀くらい)する時代の遺跡と思えば、建築技術や装飾技巧などもそれほど際立っているとは思えないのですが、とにかくそのスケールの大きさには驚きました。
ここでは最初の訪問地、定番のアンコールワットを中心にレポートしてみます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー 自転車 徒歩
- 航空会社
- エアアジア
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
アンコールワットをはじめ遺跡群を巡るためにはカンボジアのヴィザを取らねばなりません。日本にあるカンボジア大使館、第三国の大使館、そして入国時に空港か国境で申請するといういづれかの方法があります。
わたしは12日にバンコクに着いたので翌13日に市内にあるカンボジア大使館で申請してみることにしました。Google mapで大使館の場所を確かめ、行き方を見ると、案外不便そうなところにあることが分かりました。MRTかBTSの駅近くならばよかったのですが……
宿はドンムアン空港に近いMo Chit近くにとりましたので、大使館にはまずMRT地下鉄で5駅目のHuai Khwang駅まで行きます。そこから36n(nみたいなタイ文字の記されたバス)の表示のあるバス停を探します。これがなかなか厄介で方向が分からないのでどちら側の方向へ行くバスに乗ってよいかが分からず、また広い道路の横断歩道が遠くにしかなく、閉口しました。
最初は36も36nも同じ方向へ行くのだろうと勝手に思って36とだけ記されたバスに乗り、車掌さんにGoogle画面を見せたところ、これは行き先が違うからすぐ降りろ見たいなことを所作と共に言われました。(タイ語全然わかりませんが何となく勘でわかります)
一駅分また元の停留所へ歩いて戻り、nのついたバスを待ちますが、全然来ません。30分以上待ったらようやく来たのでそれに乗りました。大使館の停留所はTOYOTAとグーグルにありましたので、あのトヨタのディーラーか工場があるのかなと10分くらい目を凝らしていると先方にTOYOTAと記した大きなビルが見えてきましたのでそこで降りました。 -
降車側の路に沿って1分も歩かぬうちに大使館の塀があります。どこから入るのかな?と塀に沿って歩くとINする受付がありましたので、必要事項を記入してストラップカードをもらいますので、それを首にかけて建物に入ります。
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建物内は撮影禁止です。さしてひろくない部屋に申請受付用紙などが窓口に置かれていますので、記入し、
①パスポート現物、②パスポート・コピー(本人IDページとタイ入国日頁)③証明写真1枚そして即日発行分料金1200バーツ を出します。
この時、応対した大使館員は持参した②を受け取らず、料金を1300BT要求しました。コピー代の名目で100BT賄賂代わりに請求という訳です。そこでおかしいと文句を言ったせいで、?即日は即時(待っても15分くらい)という理解でいたわたしに午後5:00に来てくれと言われる羽目に……事の顛末はここに書ききれませんので、省略。
結局この日はヴィザ取得で一日がつぶれてしまいました。 -
ということで安い費用で済んだけれども時間はかかってしまったカンボジアヴィザの取得でした。
写真の右側頁がVISAです。 -
15日AirAsiaFD610便でDMK(ドンムアン空港)からシェム・リアップへ
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平原にあるシェム・リアップ国際空港です。
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空港から宿まではトゥクトゥク(3輪バイク)で行くことに。空港でこうした手配をしてくれるので、不当に料金を取られることはありません。一台あたり9ドルですから二人ならば4,5ドルになります。乗車台はそれほど大きくないので荷物が大きい時はひとりが適切のようです。
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途中には外国人観光客用のゴージャスなホテルもありましたが、わたしの宿は幹線道路から奥に入った赤土の舞い上がる路を通って行くところ。ドライバーのキン君もこんなところには来たことがないよと途中の道で会う人に道を聞く始末。
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そして着いたのが、Krousar Khmer's Homeといういわば民泊ホステル。6泊して約5000円強という超安値。冷房も温水シャワーもない文字通り素泊まりの場所。扇風機がありました。乾季のためか?蚊は全くいませんでした。そのほかの害虫らしき虫などもいませんでした。トイレは西洋式ですが、シャワーは天然温水、よって朝は冷たい水。
でも欧米系のバックパッカーには大人気。ドイツ、イギリス、オランダ、スイスからの若者たちが女主人のファーラの親切に預かっていました。樹下のハンモックやベッドで人との交流を図りたいなら良い雰囲気です。 -
さて、キン君と3日間のトゥクトゥクの貸し切り契約を123ドルでまとめ、(バンテアイ・スレイは含まぬ3日間で90ドルだったとドイツ人から後から聞いたので少し高かったかな?とは思ったが、キン君は思う通りに動いてくれたので結果的には料金には満足していますが……)翌日からいよいよアンコール遺跡群へ。最初はおなじみの定番コースのアンコールワットへ。
16日はキン君に言われるままに4:40分のピックアップに合わせて起床。暗がりの中どこがどこだか全くわからない真っ暗な中を走って、最初に行き着いたところはアンコール遺跡群ティケット売り場。
5:00からの販売という事で続々と購入者がトゥクトゥクやタクシー、乗用車などで集まってきます。 -
料金は3日券62ドル、7日券72ドルと7日券の方が圧倒的に安いのでそちらを購入。この窓口は混んでいません。
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写真はセルロイドに挟まれたティケット・パスです。購入時に顔写真撮影をしてそれがそのままティケットにコピーされます。
トゥクトゥクドライバーのキン君はストラップを用意してくれており、首に掛けるように言います。こうしておけば落とす心配がないという訳です。
各遺跡群の入り口付近には検査員が複数立っていて、結構きちんと写真照合をしています。 -
言われるままに早起きしたのは日の出を見るためという事でした。5:00ちょっと過ぎにティケットブースを出てから全く土地勘のないところを走ります。風が冷たく肌寒いくらいです。
途中ツーリストポリースというティケットチェックポイントで穴をあけてもらって、15分くらい走ってアンコールワットの駐車場に着きました。
辺りは真っ暗で何も見えません。ドライバーのキンはここで待っているから好きなだけ見てきていいよと言ってくれるのですが、ここがどこかも分からず、なんとなく人の流れについて行くことにしました。
以前ベトナムのフエでもバイクチャーターした時も好きなように観て来てくれと言われて、大丈夫かいな?と少々心配になったことがありましたが、彼らはどこでどう見ているのか一通り見終わって適当に道を歩いていると向こうから声を掛けて来たものです。
だからここも多分そんな感じで、適当に戻ってくる頃には向こうが自分を探してくるだろうと楽観していました。事実そうなりました。 -
人の流れに乗りながら歩いて行くとやがてボコボコと浮橋のようなところを渡っている感触が伝わり、濠を渡っていることが分かりました。明るくなってから中央の参道が修復工事のため閉鎖されている関係上、代わりの浮橋が掛けられていることが分かりました。
さて、人の流れが門をくぐると(あとで西塔門と分かる)白んだ空の下に広場が見えてきました。その先には光る水面が見えます。ああこの池の畔から日の出を見るのかと群衆の一人となって座る場所を見つけます。 -
イチオシ
だんだん明るくなってきました。寺院の塔がはっきりと見え始めました。空の色がカメラでは時間と共に変わって行きます。肉眼では水色の空なのですが、カメラでは桃色の空になっています。レンズ眼と肉眼の違いですね。
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時間的にはもう日の出の時間ですが、太陽は見えません。なんとなく拍子抜けの感じです。
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人々もなーんだという顔でまもなくこの場からどんどん離れて行きます。6:30過ぎ頃でした。
結局この時は太陽の姿はここからは見ることができませんでした。なーんだという軽い失望感がありましたが、後日これが覆ることに……その訳は最後にまた…… -
こうして太陽は拝めずにそのまま第一回廊へと向かいました。この寺院は第一、第二、第三回廊によって囲まれており、回廊ごとに階段を上がり中央祠堂に昇るようになっています。
わたしは個人客なので時間設定は好きなようにできるので、第一日目はとりあえず全体をまず見渡してしまおうと考え、行動しました。その後5日目には回廊の壁画彫刻などをそれなりに丁寧に見てみました。
以下のレリーフの写真は第一日目と5日目が混ざったものとなっています。
左の写真は中央参道から見た第一回廊入口とその奥に見える第三回廊の上に聳える尖塔と中央祠堂です。 -
第一回廊側から参道を挟んで左右に経蔵堂、真ん中に西塔門を望みます。
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西側には遠く気球による上空からのツアーも
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第一回廊西面右(南側)壁面のレリーフ。インド叙事詩『マハーバーラタ』に詠まれる王位継承をめぐるパンタヴァ家5人組王子vsカウラヴァ家100人王子組のクルクシェートラの戦いへの出陣、激闘の様子が描かれ(レリーフ彫刻)ている壁画の一部です。左から右へ動く車上の人がカウラヴァ家100人の王子のうちの一人。
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騎馬隊の進軍の様子など生き生きとした躍動感に満ちた図柄です。
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同上の情景の中の一部。左右から100人組と5人組両軍の入り乱れての激戦を彫る図です。臨場感のある描写(レリーフ彫り)です。
壁画は砂岩に刻まれています。壁は全体として駱駝色ですが、ところどころ黒ずんで黒光りしているところがありました。 -
南面西側壁に彫られた御輿に乗っている円錐帽子をかぶるスールヤヴァルマン2世図。神輿の周りには扇で涼風を送る人が4、5人いるのも分かります。
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同所、象に乗る王様図
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第一回廊、東西南北それぞれの回廊のいる一辺の長さは約200mほどの長さです。
南面東側には「天国と地獄」を表す絵柄が彫られているのですが、あいにく撮影した画像が焦点ボケで鮮明な写真が撮れませんでした。残念! -
千手神?ヴィシュヌ神は4の手があるということですが、これは?
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東面南側にある「乳海撹拌」伝説の画面。神々と悪魔(阿修羅)による大蛇の体を綱に見立てそれを左右から曳き合いながら中心のヴィシュヌ神の指揮の下に軸棒としての須弥山の周りを曳き合い、廻しながら海を撹拌することで世界のさまざまな生物や地形などが出来上がったという創成神話の一部ということです。
このようにして神々と阿修羅の海の共同撹拌行為によって世界が出来上がったというたいそうスケールの大きなヒンドゥー神話伝説の図柄です。 -
中心に位置するヴィシュヌ神の図
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ヴィシュヌ神が乗っているユーモラスな姿の大亀。神の足元の樹柱状の図が回転軸となる須弥山。この山のまわりを神々と阿修羅たちが蛇の体を曳き合いながら山を軸として大亀を回転し、海を撹拌したというわけです。
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ところどころにはすっかり壁画が削られているところもありました。
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イチオシ
北面西側には阿修羅に奪われた不老不死薬アムリタの奪還を目指す神々たちの図がありました。
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西面北側は『マハーバラタ』と並んでヒンズー神話として有名な『ラーマヤナ』をベースにした神話伝説の図が彫られています。
悪魔軍と戦うラーマ王子軍の図です。妻の救出、奪還に向かうラーマ王子には猿軍団が味方になっています。 -
怪鳥ガルーダ神に乗って戦うラーマヤナ王子
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王子の味方の猿軍団の激しい戦いぶりの図
以上主な図柄を紹介してみました。しかし、写真だと分かりにくかったり、説明の中身と写真が一致していないかもしれません。
壁画については物語の全体を象徴するような図柄を中心に載せてみましたが、神話伝説に登場する神々の姿や人物の表情、人種の違い、あるるいは動物、風俗などに注目したり、といろいろな視点からそこに焦点を絞って観るやり方があるかと思います。
ヒンズー教の影響の強い世界は久しぶりだったので、予備知識のなさを痛感しました。仏教とヒンズー教の混合ぶりもおもしろいところです。 -
第一回廊と大に回廊との間にはこうした段差があります。第三回廊はさらに高いところになります。中央祠堂には苦労して登って行くことが求められている訳です。
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第三回廊へ上がる階段です。大陸からのグループツアー客がたくさん来ていました。
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中央祠堂に参道から直線状に位置する第三回廊に昇る正面階段ですが、現在ここから昇ることはできません。
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そこで木製の階段の掛けられている第三回廊部右端の塔に通じる階段から上ります。結構急な階段です。
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登り切った上からは第二回廊、第一回廊が良く見えます。窓枠の中にはそろばん玉状のいわゆる連子柱が彫られています。
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ワットには数は少ないけれどもテヴァダー(女神像)も少しあります。ここのテヴァダーは見る位置によって横に連なって見えます。
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中央祠堂尖塔。参道から日の出が重なって見えるのは春分、秋分の日とされています。
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第三回廊より西面側を眺める。
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中央祠堂にある仏像本体
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日の出前は見えなかった蓮池の向こうにはお土産物店、食堂などが立ち並んでいました。
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朝真っ暗な中を渡っていた浮橋の正体です。
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西参道正門付近は大型バス駐車場から降りた中国人グループツアー客でごった返していました。
以上でアンコール遺跡群の最初の訪問地のレポートは終了です。レポートの中の写真は初日撮影のほか5日目に宿から借りた自転車で行き、撮った写真も一緒に入っています。(主に壁画) -
表紙写真に関連して、補足的にダイヤモンド?アンコールワットの写真を載せておきます。
最初の日16日は太陽の昇る位置が分かりませんでした。ただ人の流れの中で池の畔に座っていたので、出て来る太陽の位置が分からなかったのですが、その理由は早く来すぎたからでした。6:00前から座り込んで待っていてもあまり意味がありません。
そこで再度訪れた20日は7:00ちょっと前に訪れてみました。すると西門参道から大きな太陽が昇ってkるのが見え始めました。しばらく見ていると太陽は垂直には上がらず左上へと移動しながら上がっていることに気が付きました。
そこで定点で観るのではなく、自分が観る地点を変えてみれば尖塔に重なる写真も撮れるのではと思いつき、そうしてみると…… -
イチオシ
こういう写真が撮れました。中央祠堂を囲む4つの尖塔の右端の上に重なる日の出の太陽です。更に……
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イチオシ
観る場所を左へと移動して行くとこのように中央祠堂先端に重なるダイヤモンド富士ならぬダイヤモンドアンコールワットの写真となりました。
つまり、西参道中央からのダイヤモンドアンコールワットの写真にこだわらなければ、撮影者が位置を変えることによってそれが撮れる訳です。
逆光なので実際よりも周囲が暗くなって写っており、却って神秘的でです。7:12分頃池の畔の3本の椰子の木付近からの撮影でした。
春分の日が近いのでその時には中央参道からのこうした写真が撮られることでしょう。
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