10回目の温泉一人旅 3泊4日で水俣・八代へ④～ 日奈久温泉

2019/02/18 - 2019/02/21

おれんじ鉄道沿線の
湯の鶴・湯の児・湯浦・日奈久温泉の
またまた温泉三昧の旅、3日目と4日目です♨︎

日奈久の町を午前中からぶらぶら散策し大満足
今回の温泉旅もとうとう終盤

最終日はひたすらまったり過ごそうと、
全室温泉付きの旅館で旅の締めくくりとします

行く先々どこも心安まる景色や空気で
しかも毎日大好きな温泉にたくさん入れて
ホントにホントに幸せな癒しの4日間でした♪

エリア 八代(熊本)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 新幹線 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

3日目の続きです。

幸ケ丘さんを出て、少ーし時間があったので
ひなたぼっこをしていたらてんとう虫発見。

1匹しか撮れてないけど、数匹いました。
やっぱり春も間近だ～♪
それにしても今年は暖冬だったな‥

温泉旅最終日の宿は
「浜膳旅館」さん。

全室掛け流しの温泉付きが人気の宿です。
前回宿泊した際に、お手頃価格でお籠りを満喫できることと、スタッフの方々の感じ良い接客に大満足し、またあの極楽気分を味わいたくて再訪。

建物は、なんだか日奈久の町にはちょっと異色なかんじではありますw

大きなくまモンがお出迎え。
2階がフロントです。

外観もフロントもなーんか独特です。
こーいう色合いや装飾、何系って言うんだろ⁇

ただ、かすかな「？？」はすぐ消えます。
フロントの女性スタッフさんたちの笑顔で♡

皆さん感じ良いけど、私は前回こちらにお気に入りとなった娘がいまして‥^ ^
親しみやすさがありつつも、嫌味や馴れ馴れしさ・わざとらしさを全く感じさせないちょうどいい感じの清々しい接客をするお姉さん。

今回もいました⤴︎
お部屋に案内して頂きます♪

客室前の通路は雰囲気良しです。
こちらは2階。

ひとつ上がって3階に案内された部屋が。

菖蒲の間。

お風呂メインの宿で、部屋が狭かったり窓が無かったりするので、前回は少しゆとりある広さの部屋を選びましたが、一人なら特に窮屈さも感じないことが分かり、今回は一番小さな部屋に予約を入れていました。

京間の窓無し6畳のお部屋。
2人以上だとやっぱり少し狭く感じそうですが私には充分でした。
隣の浴室が外に面しているので、そこから明かりを採るための窓が付いています。

清潔感の部分でも何の不満もありません。
風情は特に無いけれど、新しめの綺麗な部屋は
やっぱり気持ちよく過ごせますね。

洗面台の照明は暗めなので、お化粧する時はちょっとしづらいかも‥
私はノーメイクなので問題なしですが。

それにしても今回の旅は出発から帰宅まで、怖いもの知らずのALLノーメイクだったなぁ。
一応化粧道具はリュックに入れてたのだけど、温泉入るのに化粧なんて邪魔なだけで‥ ( ˘ω˘ ;)

洗面台の反対側にも明かり採りの窓が。
トイレを挟んで右手に浴室。

明かり採りといっても景色も見えます。
八代海に向かって温泉街を見下ろす位置にあり眺めは悪くないです。
部屋によってはま裏側の景色になり、前回はその裏山ビューの部屋だったのですが、その時は蝉の合唱が雑木林から聞こえ、それも風流でした。

浴衣用のソックスがあるのが嬉しい♡

そして、部屋のメインであるお風呂。
部屋と同じくらいの広さがあり、浴槽も大人2～3人は入れそうな大きさなんです。

立ち上がると景色も見えます。

海が見えるか見えないか‥といったかんじですが、遠くまで見渡せるのが気持ちいい。
湯船に浸かりながら見えればなおいいですが‥

洗い場もゆとりあるスペース。
しかし、やっぱり独特な内装だなぁ。

シャンプー類は2種類あります。

チョロチョロではありますが、お湯は延々と掛け流され、出てきた分が静かにオーバーフローしていきます。

湯に浸かると空しか見えませんが、窓が大きいので開放感あります。
あまり特徴は感じられないけど、湯口から流れてくるお湯をすくうとほんわりと優しく香るたまご臭♡
私にはぬるめの温度が心地いい。
思いきり身体を広げてもゆったり入れます。
なんたって自分だけの温泉というのが嬉しい！

夕食は前回同様お部屋食の案内がありました。
基本は会場食なのですが、宿泊者の人数などの関係で部屋食にしてくださることがあるようです。
入浴も食事も部屋から出ることなく楽しめるなんて、なんて贅沢☆

ゆっくり自分のペースで食べたくて、ごはんも全て一緒に出して頂きました。
食にこだわりが無いため、もちろん一番お手軽なプランをチョイス。
茶碗蒸しがチーズとトマト入りの洋風で、これは前回もお気に入りでした♪

部屋食ならちょっと酔っ払っても大丈夫かな？とお酒もお願いし、ほとんど飲まない焼酎を頼んでみましたが、意外と飲みやすかった！

映画の種類は少なかったけどビデオオンデマンドが付いていて、何の気なしに選んだヤクザ映画「アウトレイジ」を、食事に舌鼓うちながら結局最後まで観てしまいましたw

部屋でゆっくり食事を頂き、だらだらと映画鑑賞を楽しみ、そして、ゆったりと部屋風呂で身体をほぐす‥

いや～、もうホントに極楽♡♡
ひたすらグダグダできます！

ただ、基本は部屋食ではないので、あくまでお宿のご厚意によって成立したグダグダ泊ではあります。
ありがとうございました（^人^）

寝るのがもったいなーい！
もっとグダりたーい！

そううしろ髪ひかれつつ、0時に就寝。

とうとう4日目の朝を迎えてしまいました。

目覚めると、隣の浴室から「おいで～」とトポトポ音を響かせてお湯が呼んでいる。
一晩中流れ続けているので、とても綺麗な状態で待ち受けてくれていました。

朝食は基本通り会場食です。
やっと部屋から出たわーw

会場食でも全然構わないのですが、スタッフの方々が結構な近距離で様子を伺っているのでちょっと落ち着かない(>_<)
そうするように指導されているんだろうけど、もうちょっと遠くから見守ってくれるくらいが有難いのよね‥

宿泊客は平日でも満室だったよう。
10名以上のシニアの団体さんや、女子旅の若い女の子グループ、ご夫婦、女性二人組、さまざま。
一人客は私だけだったのかな？

海老のお出しがきいた味噌汁が美味しい！
日奈久名物のちくわもあり、小鉢のイクラなどはごはんに乗せて丼にできるのも良かった。

落ち着かずとも美味しく頂きました^_^

浜膳旅館さんは16時チェックインの11時チェックアウト。
お風呂が部屋にあることもあり、朝はとてもゆっくりできるのも嬉しいところ。

最後にもうひと風呂頂き、泣く泣く退室‥
お籠りを満喫させて頂き、ありがとうございました。

浜膳旅館さんも静かな町も幸ケ丘さんのような宿も、私のハートを掴む日奈久にはいつかまた訪れたいものです。
今度はまだゆっくり見ていない日奈久の昔ながらの旅館巡りもしてみたいなぁ。

最終日はもうどこにも寄らず博多へ戻ります。

新八代駅まで送迎車で送って頂きました。
浜膳旅館さんはこんなサービスもあるので本当に有難いのです。

シニアのご夫婦と同乗で、奥様から「どちらからですか？」と声かけて頂き、お互い福岡からと判明。
30分くらいのドライブの後半は乗客3人でお喋り楽しみつつ駅に送り届けて頂きました。

ご夫婦はここから新幹線、私は一旦熊本駅まで移動して新幹線だったため、それぞれ改札口へと別れました。

熊本駅で家族や職場へのお土産を購入。
荷物になるのでお土産を最後の最後に買える場所があるのは助かります。

時間通りの新幹線に乗り約一時間、いつもの風景が見えてきました。

帰ってきちゃった‥
3泊4日、楽しい時間というのはなんとも
あっという間に過ぎてしまうものですね。

今回の旅、鹿児島の霧島や大分の別府など
他の候補地もあったのですが、結果としては
水俣・八代を選んで大正解でした！

秘湯感漂う湯の鶴
穏やかな海に癒される湯の児
のどかな川沿いの湯浦
歴史と郷愁感じる日奈久

どこも心落ち着く風景があり、
どこも優しく身体を包んでくれるお湯がある。
最高でした。

車が無くてもさほど不便無く移動できるルート
でもありますので、おれんじ鉄道での温泉巡り
お勧めですよ(^ー^)

いつか水俣以南も行ってみたいなぁ‥


3泊でも極力抑えたかった費用ですが‥
✳︎交通費～新幹線（早割利用）: 4,700円
JR普通列車 : 1,390円
おれんじ鉄道 : 2,380円
みなくるバス : 600円
✳︎宿泊費～喜久屋旅館 : 5,000円（入湯税込）
亀井荘 : 5,550円（入湯税込）
浜膳旅館 : 12,460円
（入湯税・酒代込）
（クーポン・ポイント利用有）
✳︎立寄湯～昇陽館 : 700円
幸ケ丘 : 500円
✳︎1日目昼食～パン屋さん : 459円
✳︎2日目夕食～ローソン : 957円
✳︎3日目昼食～ちくわ : 80円
✳︎飲み物・おやつ : 900円
✳︎お土産 : 2,742円

計38,418円でした～
なんとか3万円代でおさまりました ( ´ ▽ ` )ー3