2019/02/18 - 2019/02/21
62位(同エリア92件中)
pipicoさん
- pipicoさんTOP
- 旅行記39冊
- クチコミ0件
- Q&A回答4件
- 56,415アクセス
- フォロワー9人
この旅行記のスケジュール
2019/02/18
-
電車での移動
博多駅 → 熊本駅(新幹線つばめ)
-
電車での移動
熊本駅 → 八代駅(JR普通列車)
-
電車での移動
八代駅 → 水俣駅(おれんじ鉄道)
-
バスでの移動
水俣駅前 → 湯の鶴(水俣市営みなくるバス)
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
大学の春休み中バイトに明け暮れる息子が、
留学中の友人に会いに一週間旅に出ました。
ニュージーランド‥
いいなぁ~
ならば私も温泉旅へ٩( ᐛ )و!!
いつもは交通費に6~7000円以上かかると
「う~ん‥」と渋ってしまうところだけど、
息子居なくて家事もしなくていいし、
いつもより交通費多めに見積もって
その分行きたいところまとめて周ろー♪
以前から気になっていた水俣の湯治宿を軸に
その沿線上で九州八十八湯巡りもしよう
3泊4日で予算は交通費込みで3万円代
周る箇所はとっても少ないのですが、
地方の公共交通機関はなかなか本数も無く‥
でも、タクシーなんて贅沢はできない!
1ヶ月前からあーでもないこーでもないと
宿・温泉・交通機関の情報を調べまくり、
日が迫ると今度は天気予報サイトも見まくり
なんとか当日を迎えられました~
おれんじ鉄道沿線の
湯の鶴・湯の児・湯浦・日奈久温泉の
またまた温泉三昧の旅です♨︎
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
1日目の目的地は熊本県水俣の湯の鶴温泉。
今回は乗り継ぎ多いです。
新幹線でまずは福岡を出まーす。
つばめ限定の早割利用で
博多↔︎熊本が片道2,350円♪
車体のデザインがおしゃれだなー。 -
8:50発の車内は乗客もまばら。
とても静かで快適でした。 -
JR九州は列車も駅もいろいろ洒落てますね。
日除けはすだれのようなブラインドが☆ -
熊本駅からは
-
普通列車に乗り換えます。
-
で、八代まで行くと次は肥薩おれんじ鉄道。
おれんじ鉄道はラッピング列車で楽しい。
内装は昔ながらの‥といったかんじで、
それはそれでノスタルジックな気分に^ ^ -
昨年夏に訪れた日奈久温泉を通過。
2日後に来るからね~(^o^)ノ"
これからはひとつ目のお楽しみの -
海上列車状態のこの景色☆
日奈久温泉駅を過ぎるとしばらくの間は
不知火海の真横を列車が進み、
まるで海の上を走っているような
爽快な景色が続いていました。 -
少しずつ変わる車窓の海景色
-
穏やかな海に反して、3泊の旅の幕開けを迎えた私の心は踊り出しそうな勢いでしたw
-
くまもんのラッピング列車見つけたー♪
と嬉々とする気持ちは乙女のアラフィフ女‥ -
乗り過ごさぬよう気を落ち着かせ‥
水俣駅に降り立ちます。
もっと大きな駅かと思いきや、意外と小規模。
周りはコンビニも無い。 -
駅前に雰囲気の良いパン屋さんだけがあり、
そこでこの日の昼食を購入。
バスを待ちながら頂きました。
目的地までもう少し。
水俣市のコミュニティバス
「みなくるバス」に乗ります。
路線ごとに車体の色が分かれていて判り易い。
みなくるバスもおれんじ鉄道も本数少なく、
どこか一本間違えたり遅延が生じたりすると
全てがパーになる行程だったので、
ほんとに慎重に時計や事前に作った行程表を
確認しながら乗り降りして神経使いました。 -
オレンジ色のバスに30分ほど揺られ
ようやく湯の鶴に到着です。
8:30に家を出て、約4時間‥
ひとまず、無事に予定通り辿り着いてホッ。 -
湯の鶴は山道をグングン登ったところにひっそりとある小さな集落で、川沿いに並んだ古い家屋たちが何とも言えない味わいを見せてくれている秘湯感漂う温泉郷でした。
-
とっても静かです。
心に染み入る風情‥ -
昔、鶴が気持ち良さそうに浸かっている姿を見て温泉が湧いていることが発見されたことから名付けられた地名らしいですよ。
-
チェックインの14時まで少し散策。
ほたる橋
「一度に10人以上は渡らないで」と注意書き。
ひとりで渡ってもちょっと揺れた~ -
このような廃墟もちらほら。
主が居なくなってどれ位経っているのかな‥ -
かつては綺麗な水色の窓枠だったのでしょうね。
-
しかし、そんな廃墟含めて風情ある所です。
聴こえるのは川の流れの音だけ。
コンビニはもちろん、お店らしい店はほぼ無い
本当に本当にひっそりとした山里。
心落ち着く小散歩でした。 -
今回の旅で気づいたのはリュックの快適さ。
小学生以来リュックなんて使ったことなかったのですが‥
いつもより荷物が多いため、こっそり息子の
リュックを拝借してみたところ、意外や意外、
肩への負担をほとんど感じずとっても身軽!
こんなに優秀な物だったのかと感心しました。
マイリュックが欲しくなった!!
ちなみに、息子が留守なのをいいことに
ダウンジャケットとボディバッグも拝借w
いやいや、どれも快適だわ☆
息子、いいモン持ってるなぁ -
さて、この日の宿泊先は湯の鶴バス停をほんの
少し下ったところにあります。
「喜久屋旅館」さん。
いろんな温泉ブログを眺めていたところ
「1泊3食付で5,000円の破格値で湯治ができる」
という記事に出会い、ずっと気になってた宿。
チェックインは14時で、なおかつ翌日は昼食を
頂いてから12時頃チェックアウトらしい!
湯治プランなのでアメニティ類は無し。
それでも大盤振舞い過ぎる料金設定と、
問い合わせの電話を入れた時の女将さんの
とても温かい印象の応答に心奪われました。
実は写真右手にはこれまた廃墟のような旧館が
建っていたようですが、私が訪れた時には既に
取り壊され整備中になっていました。 -
旧館があったからと言っても
こちらの新館(?)も年季を感じます。 -
14時になったのでお邪魔することにします。
-
私と、ちょうど立寄り湯で来られたお客さんと
2人がかりで「こんにちはー」と声を掛け
ようやく奥から穏やかそうな女将さん登場。 -
思いのほか広々としたフロントでした。
既に昭和の匂いをプンプン感じます。 -
女将さんに案内して頂いたお部屋もザ.昭和。
-
6畳和室の奥には川を眺められる小部屋もあり
ちょっとワクワクする造りになっています。 -
その横にはタイルの浴室。
物置状態で使用はしていない模様。
でも、タイル使いが可愛らしい♡ -
本来なら好きなテイストの部屋なのだけど‥‥
しかし、和式トイレ(使用可能)と
古さが私の想像を超えていた‥
トイレや洗面台が汚れているわけでもなく
必要最小限のお掃除はされているようだけど
清潔感を感じられるかと言うとどうしても
首を縦に振ることができない私‥
中途半端に潔癖なところがあるもので(>人<;) -
造り自体は素敵なんですけどね‥
かつてはかなり洒落た旅館だったのではないでしょうか。 -
ちょっとだけ館内を探検。
うーん、やっぱりいい感じの造りですよ。 -
長い廊下の奥にいくつかのお風呂があります。
貸切り湯×3
男湯×1
女湯×2
いずれも源泉の掛け流し。
「24時間お好きにどうぞ^ ^」と女将さん。
夜まで立寄り湯も受け付けているようです。
これらの風呂が大変趣深いとのブログ記事で
私も楽しみにしていました。
お部屋に若干の不安を覚えましたが、
メインはお風呂だし、と、早速入浴。
お昼から立寄りのお客さんが居たため
まずは貸切り風呂から行ってみます♪ -
噂通りの情緒感じる檜風呂☆
温度の関係で加水はされてるようですが、
トポトポと新鮮なお湯が掛け流されてます。 -
窓を開けるとすぐ目の前には裏山の岩肌が。
特に見晴らしが良いわけでは無いけど、
この宿の雰囲気に良く合います。
単純硫黄泉ですが匂いは感じられず。
匂いフェチの私にはやや残念ですが、
誰にでも受け入れられそうな優しい浴感。
木の肌合を味わいながらの入浴は最高♪ -
次は貸切り露天風呂。
こちらは、以前は宿泊部屋だったのであろう
広ーい脱衣場がありました。 -
引戸を開くと‥
-
一人で入るには十二分過ぎる広さの岩風呂!
-
景色こそありませんが、すぐ横の川の流れの
音を聴きながらしっぽりと寛げます。
お湯もとっても綺麗。
この旅館は湯治プランのみでなく通常の宿泊プランもあるようですが、HPも無ければ予約サイトの連携も無く、詳細がいまいち分かりません。
ただ、全てにおいて細かいことは気にしないでねといったかんじの、良くも悪くもゆる~い雰囲気があり、貸切風呂も特に時間制限無しです☆
置いてあるものは固形石鹸のみ。
石鹸入れのカビが気になったり、各脱衣場もお部屋同様風情はありつつも清潔感に欠ける部分が随所に感じられてしまい、それを除けばこのゆるさはちょっとクセになりそう。 -
お部屋に戻りますが、
入れてくれてた暖房の効きが悪いと思ったら
温風出てるのに羽が閉じたままになってて‥
リモコンで風向きボタン押しても動かない‥
女将さんに言ったらご主人らしき方が来られ
手で羽を開いてくださり難を逃れました。 -
テレビでも見ようかと電源入れると‥
アンテナ受信の不具合か、どのチャンネルも
この表示(涙)
まー、見なくてもいっか‥
床の間部分はうっすら埃も(消沈) -
お茶を淹れようと急須の蓋を取ると‥
茶葉のカスが残ってる~~(ToT)
誰が使った時のもの????
お茶っ葉を湯呑に直入れして飲みましたw
お茶請けのお菓子は用意されてるんだ~♪
と食べようとすると‥‥‥ -
今はもう2月なんですけど~~~~(滝涙)
美味しく頂きましたww -
そんなこんなで、ほんとにゆるっゆるなお宿。
これは喜久屋スタンダード?
湯治プランだから??
3食付5,000円の破格値ゆえ文句は言いません。
翌日の雨予報の関係で出発バスの時刻に迷っており、それでチェックアウト前の昼食の時刻も決め兼ねている旨伝えたところ、
「明日の朝食の頃までゆっくり決めてもらっていいですよ^ ^」
とこれまたゆるーいお返事を優しくしてくださった女将さんのお人柄や、お湯と食事の良さで、もう帳消しです♡
ほら、造りは素敵な旅館なんです! -
夕食はお願いしていた18時にしっかり用意されました。
女将さんがお膳にセッティングされたものをワゴンで運んでくださいます。
宿泊客が私一人だと食事の用意をして頂くのも申し訳ないなぁと思っていましたが、どうやら隣の部屋にもご夫婦客がいらした模様。
湯治プランの食事と思えぬ充実の内容で、
とても美味しい!大満足でした。 -
血圧も異常無し。
少し休憩してまた温泉を楽しむことに。 -
翌日は雨予報のため、この日のうちに露天を
堪能しておこうと、またもや貸切り湯へ。
というのも、結構遅くまで立寄りのお客さんが
次々と来られ、大浴場は落ち着かなさそうで。
お湯の良さと200円という安さゆえか、
老若男女問わず、若いご夫婦や地元の小中学生
らしき人たちも来ていて、地元に親しまれてる
お宿なんだなと感じました。
ほっこりします。 -
飲用もできるお湯だったようですが、
飲むの忘れてた(>_<) -
湯気と柔らかな灯りがまたいい感じです。
-
星空には出会えませんでしたが、ぼんやりと
姿現す月にも癒されます。 -
で、立寄りのお客さんたちが居なくなった頃に
大浴場に行ってみました。
女湯は2つありますが、より風情がありそうな
もう1つは翌日明るくなって入ることに。 -
こちらは普通の昔ながらのタイル風呂。
でも、お湯はどんどん出てきて、ずっと
オーバーフローし続けています。
浴室が広めなので、ここで持参のシャンプーで
洗髪し、お客さんも居ないのでドライヤーも
ゆっくり使わせて頂き、湯冷めしないうちに
就寝‥☆
ドライヤーは予想外に風圧◯でした~
2日目に続く⇨
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
pipicoさんの関連旅行記
水俣・湯の児温泉(熊本) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
53