おっさん女子4人が台北で食い倒れてきた・最終日

2019/02/23 - 2019/02/26

（Y▽Y）「台湾行ってみたいんですよねー」

軽はずみな発言をした事によって、あっという間に台北に拉致された後輩Y子。
旅友のやまたんとすぬ氏も加えてのおっさん女子4人の食い倒れ旅。本日はとうとう最終日です。

昨日は一日中雨だったけど、今日の予報は曇り。
…今日こそ行けるか野柳？！

※エリアは台北を選んでいますが、内容はほぼ野柳です。

エリア 台北(台湾)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

本日もホテルの朝食会場にて、甘いマヨネーズのサンドウィッチを食べつつ作戦会議。
これからの選択肢は２つ。

1.雨の心配が無さそうな台北市内を散策。白菜と角煮は居ないけれど、故宮博物院に行く
2.曇り時々雨予報の野柳に行く

（や◇ま)<次来た時には折れているかもしれないから、女王ヘッドに会いに行こう
（・ω・)<それな

この一言で野柳行き決定。
台北の空はそこそこ明るいし、きっと野柳も大丈夫でしょ！

グリーンワールド新仕界 ホテル

予定が決まったら即行動。8:45にホテルをチェックアウト。
スーツケースをフロントに預けて出発します。

野柳行きのバスが出ている國光客運へは、台北駅のM2出口が最寄り。

あら、バスターミナル綺麗ねー！（・▽・）

國光客運台北車駅 バス系

行き先案内版がしっかりしているから、とてもわかりやすい。

5番から出ている1815番バスに乗り込みます。
バスは15分おきくらいにバンバン来ているので、乗り遅れても次を待てば大丈夫。

9:25台北駅発→野柳（金山行き）乗車時間は約60～90分の予定。
乗車時と降車時の2回、ICカードをかざせばOK（96元）

乗客は少なく、我々の他には野柳に行くと思しき海外の女子二人連れのみ。

走り始めて40分…野柳が近づくにつれ雨が酷くなってきた(´･ω･`)

Oh…これはダメかぁ…？？
やはり曇りの台北でおとなしく故宮博物館に行っておくべきだったか？？

そんな不安を抱えつつ、10:35 野柳到着。

って、雨…止んでるーーーー??(・∀・)

うひょーー！あれだけ降っていたのに山を越えたら止んでいた！
昨日龍山寺でお願いしたからかな( ´∀｀)
それとも晴れ神様のやまたんのおかげかな！?

降りたバス停から回れ右をして、のどかな漁港を眺めながら進みます。
そこかしこに看板があるから迷う心配も無し。

いいねー海のにおいがするねー。
海辺の町で育ったから、こういう風景落ち着くな（＾ω＾）

どんなお魚が獲れるのかしら。

5分ほど進むと小学校が見えてきた。
校門に祀られている鯛の存在感よ…(・H・)

バス停から10分ほどで到着ー。やってきました念願の野柳♪

駐車場には団体さんのバスがいっぱいで、ほぼ中韓の方々。
日本人は皆無…もしかして、人気無いのん？（・ω・；）

野柳風景特定区 国立公園

入場料は80元なり。
窓口ですんなり買えました♪

おぉ、中もめっちゃ人が多い…！
天気が良くないにも関わらずコレだから、晴天だったらどんだけごった返すやら。

当たり前だが吹きっさらしなので、雨が上がってくれて本当に助かった。
ここは雨が降っていたら絶対危険だ(・ω・;)

風がそこそこ吹いているので波が荒いぃぃ…！
落ちたらあっという間に流されちゃうねー。

一応浮き輪もそこかしこに設置されているが、正直ボロボロでコレで本当に助かるのかどうかは疑問である。

ちょっと城ケ島っぽいよねー（いきなりのスケールダウン）

数分歩くと人だかり発見。
お、もしやあれが噂の女王様？すっごい並んでるんですけど…！！！
しかも並んでいる人はほぼ中韓の方々だから、1グループが撮影にかける時間が非常に長い。

（・ω・)ﾉ「一応聞いておきます。アレに並んで女王様と記念写真撮りたい人―？」
（全△員)「必要ない」
（・ω＜)ｂ「ですよね☆ﾐ」

誰一人として記念写真に重きを置かないので、長蛇の列に並ぶことなく裏側からパシャリ。

確かに女性の横顔っぽいねぇ。
あと数年で折れてしまうらしいので、会えてよかった。

野柳風景特定区 国立公園

女王様の裏側はちょっと広場っぽくなっていたので、しばし自由に散策。

荒海に興味津々のY子とすぬ氏。
足元の赤い線を出たら怒られる＆危ないので、ソコはきっちり守ります。

ウニの化石？がいっぱい。綺麗に残ってるねー。
しかしそこそこ貴重な物だと思うんだけど、観光客に踏まれ放題。

こちらは牛の胃っぽいな。…なんだっけ？ハチノスだっけ？
しかしこんな穴ぼこだらけの岩、どうやってできたんだろう。

『ちょっとした窪みにはまった小石が海流でぐるぐる回されて、いつの間にやら綺麗な穴を掘ったのでは？』

と皆で推測したものの、その後しっかりと調べ直したメンバーは居ない。

見たまんまの『サンダル岩』
これ凄いねー！どうやって出来たんだろう？

ここら辺はUSJにあるウォーターワールドっぽい。
真冬に行ったせいで、USJには寒かった思い出しかないけど。

名前は付いていなかったので、勝手に『スヌーピー岩』と命名。
すぬ氏と2ショ撮れば良かったｗ

ではでは、更に奥地に行ってみよう。

大抵の観光客は女王岩にホイホイされて奥地までは行かないのか、ここから先は人がぐっと少なくなってくる。

確かバード岩だったかな？
この強風で削られてこんな形になったのかしら…。
こちらも数年で折れてしまいそうだねぇ。

野柳風景特定区 国立公園

お、これはタモリさんが好きそうな地形。
薄茶色の部分は固そうに見えてホロホロと崩れてしまう柔らかい岩（というか、もはや土）なのだ。

あ、あそこが先端っぽい。ここまで来たなら先端獲ろうぜー！
しっかし風強いな。皆髪がボサボサｗ

バード岩から先に進む人はほぼ居ない…。
団体旅行の皆様は、奥まで来る時間が無いのかもね。

こちらは、我々が『可愛い！』と大興奮したダース岩。
実際は『豆腐岩』と言うらしいんだけど、ダースの方が可愛いし美味しそうじゃない？
（うん、そこそこ歩いたからお腹減っていたんだ）

時間に制限のない我らはズンズン奥地へと進む。

（や△ま)<なんか坂道じゃない？
（・ω・)<気付いたらそこで試合終了だよ

と、自分達を騙しながら進んだものの、さすがにコレは現実を見ざるを得ない。

ちょっとちょっと、すっごい登ってきちゃったよ…大丈夫？？（・ω・;）

しかし引き返すことを知らないB型トリオはひたすら前に進みます。
Y子も「まぁここまで来たら先端見たいっすよね」と大人しくついてきてくれるので、止める人などおらんのだ。

野柳岬 自然･景勝地

バード岩から約20分、先端に到着―！

うん、ここはあれだ、2時間サスペンスの冒頭で誰かしらが犯人ともみ合って落とされるような崖だ。

とりあえず、何も無いけど先端撮っておくかー。

…寒いね。

（・3・）＜せっかくの崖っぷちだし『Tomorrow never knows』歌おうぜ！

との提案は華麗にスルーされところで、20分かけて来た道を再び戻ります。
途中ですぬ氏が「ちょっと灯台も見て来るわ！」と離脱したので帰路は3人で。
さすがハーフマラソン走っちゃう女子は違うな！（・▽・）ｽｹﾞｪ

せっかくなので、帰りは脇道も探検してみようー。
こちらにも奇岩があるもよう。

…ねぇ、ここ殆ど人が通った形跡が無いんだけど？？
蜘蛛の巣張ってるよ？？

ジャングルの隙間からチラッと見えた奇岩群。
これが何岩かはわからん。
ちっちゃい羽虫との戦いでそれどころじゃないのだよ。

羽虫を振り払いながら進むこと数分、無事にバード岩ですぬ氏と合流出来たのでお次は入り口付近の奇岩群へ。

先ほどは真っすぐ女王様に会いに行ってしまったので、こちらは通り過ぎちゃっていたんだよね。
こちらもキノコの群れっぽくておもしろーい！

この辺りもそこそこ人は居るけれど、1グループあたり1キノコって感じで女王岩程の賑わいではない。

こっちはリトルプリンセス！って警備員のおっちゃんが連呼していた岩。
確かに女王岩のちっさい版っぽい。

これはハート岩。
なるほどしっかりハートである。

ここらへんの岩は形が特に面白く、モノクロモードで撮ると何だか異世界っぽい。
気づいたらこの辺りを撮影したカメラロールがほぼ白黒だった。

そして突如、どれだけ『プロジェクトX』っぽい写真を撮れるか選手権が開催される事となる。

【野柳地質公園調査チーム】


地質学のスペシャリスト、Y子とすぬ
植物研究をライフワークとするミーヌ
そして気象学を専攻するやまと

彼女達は日本の大学院を卒業後、ここ野柳地質公園とへ研究にやってきた調査チームである。
（ナレーション：田口トモ■ヲ）

BGMはもちろん『地上の星』で。

せっかくの貴重な奇石群を前にして、一体我々は何をしているのだ(ﾉ∀`)

出口への道にあったスフィンクス的な岩。
これは自然にできた物なのかな？？

たっぷり遊んで、12：50に公園を後にします。

我々の滞在時間は2時間ほどでしたが、手前の女王岩＆キノコ岩だけだったら1時間ほどで充分かな。
たーのしかった！

さすがにお腹が減ったので、バス停に向かう途中ファミマでフランクフルトを買い食い。
日本のと、ほぼ味は変わりませんでした。

途中、バイクの上に落ちていた人懐っこいにゃんこ。
めちゃくちゃ触らせてくれた。

台北行きのバス乗り場は、降車した所のはす向かいです。

帰りも1815バスに乗り込むよー。
基隆にも行けるんだね。次回は海鮮を食べに立ち寄るのも楽しそう。

ここでも犬が道端に落ちている。
バスが到着すると一応どくんだけれど、出発するとまた定位置に戻るという。

13：20　野柳発→14：30　忠孝復興駅到着

お、台北101がこの旅で初めて綺麗に見えたｗ

ファミマでちょっと買い食いしただけだから、お腹減ったね。
近所にイートインスペースのある阿宗麺線があるから、そこに寄って行こうか。

阿宗麺線 (忠孝店) 中華

やっぱり美味しいー。
西門店よりもちょっと味が濃い気がするんだけど、サーブしてくれるおっちゃんの匙加減かしらね。

阿宗麺線 (忠孝店) 中華

食べ終わってお外に出たら、この旅初めての日差しがー!!!（・▽・）
やっぱりお天気が良いと嬉しい。

さて、お次は永康街に行こうかね。
Wellcomeストア前のバス停から204バスで永康街まで（15元）

15分ほどで到着。乗り換えも階段も無いからやはりバスはラク。

いつもの雲彩軒を覗いてから、こちらで水分補給。
ずっとタピオカだったので、たまには違うものを飲んでみよう。

cocoの鮮橙柚冰茶（55元）
さっぱり柑橘系で美味しかった！

CoCo都可 (永康店） カフェ

シールが何気に可愛いのな（＾0＾）

ところで、とうとう気付いちゃったんだけど私はタピオカが特に好きな訳ではないっぽい。
次回からはこの手のお茶にしよう…。

そういやY子は初台湾なのに、ちゃんとした（？）観光地に行ってないよね。
ってことで近くの中正紀念堂へ徒歩で移動。

途中、観月ありさに遭遇した。
台湾の電話会社（？）の広告らしい。

んぁ！中世記念堂に入った途端リスに囲まれたぞー！ｶﾜ（・▽・）ｲｲ！
全然人を怖がらないねー。

蒋介石さんにご挨拶する前に、ちょっと足つぼ押していこうか。

中正紀念公園 広場・公園

ｧｯ――――!!!コレ！ヤバイ!!!

石の先端が丸いとはいえなかなかに尖っているからめっちゃ痛い！！
けどやまたんは笑顔なのなｗ凄いｗ

もう歩くことは諦めたワタクシ。

でもここの足つぼ健康ロード、なかなか効く…！
ちょっと足が軽くなったのは気のせいじゃないと思うの。

足が軽くなった所でそろそろ行きましょうか。

あー…階段―…。
先ほどの健康ロードで回復したHPはあっという間に消え去った。

国立中正紀念堂 建造物

大きな蒋介石さん、久しぶりだねー。
衛兵交代の時間じゃなかったのでガラガラでした。

敷地が広すぎて、もう距離感とか全くわからなくなってくる。
さすがにもうあの門の先まで行く体力は残っておらぬ。

立派な車も変わらずちゃんと展示されてた。
初めて台湾に来た時は、ガイドさんに色々と説明してもらいながら回ったなぁ。

さて、そろそろお夕食に行こうかね。
チャージの仕方も、もう慣れたものです。

イイ歳してこういう事をしちゃうから、『そろそろ落ち着きなさい』って言われるのよミーヌさん。

お夕食は『梁記嘉義鷄肉飯』

ここも去年来た時より店が綺麗になっていた。
儲かってんのね（何度目だこのセリフ）

梁記嘉義鶏肉飯 （チァイージーローハン） 地元の料理

ここに来たら鷄肉飯卵乗せは外せない♪
黄身がとろっとろで美味しいー！

梁記嘉義鶏肉飯 （チァイージーローハン） 地元の料理

そういや今回魚丸湯食べてなかった！って事でオーダー。
あいかわらず弾力が凄い。優しいお味で癒される。

他にもいろいろ小菜を頼んで、〆て430元

すぬ氏のお疲れ具合が半端ないので、この後は昨日と同じくマッサージに行くことにします。
当初は南機上夜市に行く予定だったけれど、それは次回のお楽しみにしようね（＾ω＾）

昨日と同じフラワーホテル横の足満足にて足つぼマッサージ40分 400元

うぉー…今日は足裏を重点的に揉み解してもらうコースだったので、疲れた足にめっちゃ効く!!!
ちなみにこの3日間で8万歩も歩いていた。そりゃ疲れるわ…。

足満足 (懐寧18号店) エステ・スパ・マッサージ

最後にもうちょい食べようかｗ
マッサージ店近くにある福州世祖胡椒餅に立ち寄ります。

福州世祖胡椒餅 (重慶店) 地元の料理

ここ、以前はいつも長蛇の列だったけれど随分落ち着いたね。
列も無くすんなり購入出来ました。

味は変わらず、あっつあつで美味しい…けど地味に値上げしていってる気が（・ω・）
今回は55元になっていた。
ちょっと前まで50元だったと思うんだけど…気のせい？

福州世祖胡椒餅 (重慶店) 地元の料理

さて、そろそろホテルに荷物をピックアップしに行きましょう。
夜の台北駅も素敵だなぁ。まだまだ帰りたくないなぁ。

台北の蓋、今まで気付かなかったけどこんなに可愛い柄だったのねー。

20:30にホテルを出発して、地下鉄にて西門→北門へ移動。

台北駅から空港線に移動するよりも、北門駅利用の方が人も少なくて快適なのです。

その途中、地下街にてめっちゃ可愛いポスターを発見。
ん？なんかパンダやら熊やらたくさん描かれているね（・ω・）ﾄﾞﾚﾄﾞﾚ

うほっ、ｶﾜ（・▽・）ｲｲ!
台湾のイラストレーターSMARTさんの作品だそうです。

飲みすぎパンダｗｗｗ

こ　れ　はｗダメなやつｗｗｗ

このポスターめっちゃ欲しいぃぃぃ！
帰国後検索したところジグソーパズルなら売っているそうな。
さすがにパズルは完成しても飾るところが無いや。

運よく快速に乗れたので、びゅーんと空港へ。
始発なのでちゃんと座れます。
台北駅21:30→22:05桃園空港第1ターミナル

カウンターは５分ほど並んだだけでした。
だた、タイガーエアの乗り場は本当に空港の端の端だった…。
出国審査を終えてから20分近くかかったかな。

帰りのフライトは桃園空港00:10発→羽田2/26（火）4:00着のところ3:52着。
京急線の上り始発5:26を空港ベンチでのんびり待って、無事帰宅しました。

今回も美味しい旅でした。大人数の旅もたまには楽しいね！
初海外だったY子も「既にまた台湾に行きたいです」と言ってくれたので良かったです。

長々とした旅行記を読んで頂きありがとうございました！
次は国内ひとり旅。ちょっとだけ北に行ってきます♪

台湾桃園国際空港 (TPE) 空港