加太で幻の高級魚クエを味わい、友ヶ島で天空の城ラピュタを体感する旅

2019/03/04 - 2019/03/05

　2019/3/4～3/5の一泊二日で和歌山の加太に行ってきました。海を眺めながらのんびり＆冬の味クエを味わうことを目的に、国民休暇村・紀州加太に宿泊しました。翌日は天空の城ラピュタを体感できることで人気の(?)無人島・友ヶ島に行ってきました。

エリア 加太(和歌山)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

　3/4は天気が悪かったので、ゆっくりと出発。
　途中、道の駅・とっとパーク小島に寄ったら、単なる釣り場でしたが、海に突き出た桟橋からは、天気が悪くても透明度の高い綺麗な海が眺められました。

岬町海釣り公園 とっとパーク小島 道の駅

　15:30頃に国民休暇村・紀州加太に到着しました。
　どの部屋からも海が眺められます。大阪の両親と私の三人旅なので、バストイレ付き和室12畳のお部屋を予約したら角部屋でした。バスやトイレからも海が眺められます。

休暇村 紀州加太 宿・ホテル

　友ヶ島を構成する沖ノ島と地ノ島、その向こうには淡路島も見えます。

休暇村 紀州加太 宿・ホテル

　時間が早いので私はちょっと廻りを散策。
　休暇村の敷地内（正面玄関目の前）にも砲台跡があります。深山第二砲台跡です。

休暇村 紀州加太 宿・ホテル

　階段を下りると弾薬庫がありました。

休暇村 紀州加太 宿・ホテル

　散策後はお風呂です。インフィニティ風呂です♪
　この写真は翌朝撮影していい時間（清掃タイム）が設けられていて、そのときに撮影したものです。

休暇村 紀州加太 宿・ホテル

　このお風呂に浸かって眺める夕陽が素晴らしかったです～♪

休暇村 紀州加太 宿・ホテル

　遠めに見ると、こんな感じ。

休暇村 紀州加太 宿・ホテル

　お部屋に戻りました。太陽の周りだけ雲が消え、神秘的な写真が撮れました。
　お風呂に入っているときは、雲の合間から後光が差すような素晴らしい景色でした。お部屋に戻るとぽっかり雲の切れ目ができ、こんな景色になっていました。
　さすが友ヶ島、何やら神がかり！？

休暇村 紀州加太 宿・ホテル

　夕焼けを眺めている時間がゆったりと流れていきました。

休暇村 紀州加太 宿・ホテル

　さて、17:30からはレストランで天然クエスタンダードコースの夕食です。
　コースの内容は以下の通り、フグ鍋と似たような感じです。
　この写真はクエの薄造りです。

【お品書き】
先付：クエの煮こごり
　　: クエヒレ酒
造り：クエ薄造り（割ポン酢と醤油とともに）
台物：クエ鍋
揚物：クエ唐揚げ
御飯：クエ雑炊
吸物：サービスコーナー
香物：サービスコーナー
デザート：サービスコーナー

休暇村 紀州加太 宿・ホテル

　ヒレ酒も美味しいですが、ここは紀州地酒の飲み比べでしょう。

休暇村 紀州加太 宿・ホテル

　お酒が進み、追加も。でもって、肝心のクエ鍋の写真を撮りそびれてしまいましたが、唐揚げもクエ鍋も雑炊も美味しかったです♪

休暇村 紀州加太 宿・ホテル

　翌3/5になりました。
　朝食は写真の御膳にあるもの以外にビュッフェコーナーから好きなものをいただけます。手作りおにぎりのコーナーもあり、リクエストに従ってにぎってもらえます。
　国民休暇村・紀州加太、なかなかやるじゃん。いろいろと趣向を凝らしていて楽しめます。朝の散歩や夜の星空観賞などのイベントもあるようです。

休暇村 紀州加太 宿・ホテル

　今日は天気もいいです。お部屋に戻って、またぼーっと景色を眺めます。
　今日は船で友ヶ島に行く予定です。朝一便9:00発の船がお部屋から見えました。

休暇村 紀州加太 宿・ホテル

　先に掲載したインフィニティ風呂の写真を撮影したりしながら、チェックアウトまでのんびりします。
　最後にお部屋のお風呂からも写真撮影しておきました。

休暇村 紀州加太 宿・ホテル

　10:00にチェックアウトし、加太港に向かいます。休暇村から加太港まで車で10分程です。
　第二便の友ヶ島行き船は11:00発なので、少し時間があります。
　友ヶ島汽船の駐車場に車を停め、近くの淡嶋神社まで散歩しました。

淡嶋神社 寺・神社・教会

　淡嶋神社は人形供養の神社として有名で、3/3には雛流しをするそうです。

淡嶋神社 寺・神社・教会

　こんな感じでお雛様が供養されており、ちょっと不気味な光景でもあります。

淡嶋神社 寺・神社・教会

　境内には設楽焼の狸や招き猫、五月人形やフランス人形などもあります。

淡嶋神社 寺・神社・教会

　この象はアフリカやインドのお土産ですか？
　この隣には北海道土産の熊の木彫りもあって、人形の類であればなんでも供養されているようです。

淡嶋神社 寺・神社・教会

　散策後はいよいよ友ヶ島です。
　110人乗りの友ヶ島行きの船乗り場で待っているのは、圧倒的に若い人が多いです。船代は往復2000円します。
　無人島の友ヶ島には売店等ないので、休暇村でクロワッサンと飲み物を買っておきました。船乗り場にも小さな売店があり、懐中電灯やスナックなどが買えます。ここで島内散策マップもゲットしておきましょう。

　加太港からは国民休暇村が見えます。

　11:00発の船に乗りました。地ノ島に近づいていきます。

　船は地ノ島と沖ノ島（通称：友ヶ島※）の間を目指して進みます。

　※友ヶ島は地ノ島、神島、沖ノ島、虎島の無人島群の総称ですが、上陸できる沖ノ島を指すことが多いようです。

　地ノ島の地層がすごく斜めってます。白い地層は何なんでしょうか？

　20分程で友ヶ島（沖ノ島）に到着しました。
　写真は野奈浦広場です。トイレが少ないので、ここでトイレに行っておきましょう。

友ヶ島 自然・景勝地

　突然真っ暗な写真ですみません。
　野奈浦広場から歩くこと約20分、16番の標識で左の山側に行くべきだったのに、道なりに右手の道に行ってしまいました。すると、タカノス山展望台に上がる階段の手前に、待望の第三砲台跡があります。
　早速、勇気を持って階段を下りて先に進みます。試しに写真を撮ってみたら、このように真っ暗。懐中電灯か携帯のライトは必須です。

友ヶ島 自然・景勝地

　トンネルを抜けると砲座に出ました。

友ヶ島 自然・景勝地

　隣の砲座ともトンネルで結ばれています。こちらは暗くないです。

友ヶ島 自然・景勝地

　隣にも同じような砲座があります。

友ヶ島 自然・景勝地

　行けませんが、反対側に上る階段もあります。

友ヶ島 自然・景勝地

　別の角度から見た砲座です。このレンガの向こうが真っ暗なトンネルです。

友ヶ島 自然・景勝地

　真っ暗なトンネルを抜けて元の道に出て、弾薬庫の方に行ってみます。
　道を間違えていなければ、先にこちらを見ることができます。

友ヶ島 自然・景勝地

　弾薬庫の中も暗いです。

友ヶ島 自然・景勝地

　先に進むと将校宿舎跡がありました。
　しつこいですが、本来こちらを先に見るべきでしょう。

友ヶ島 自然・景勝地

　さらに進むと絶景です。この景色を見てから行くべきでしたね。

友ヶ島 自然・景勝地

　Uターンします。
　これこれ！！　よく見る弾薬庫の写真です。

友ヶ島 自然・景勝地

　縦向きでも撮っておきました。

友ヶ島 自然・景勝地

　もう一度真っ暗なトンネルを抜けて、砲座を端から見ておきます。
　弾薬庫に一番近い場所は井戸のようなものがありました。

友ヶ島 自然・景勝地

　雰囲気ある～。

友ヶ島 自然・景勝地

　明治時代に作られた物とは思えない程しっかりと残されていますね。

友ヶ島 自然・景勝地

　タカノス山展望台に一番近い砲座です。
　水が溜まっていて、これまた神秘的です。

友ヶ島 自然・景勝地

　第三砲台跡を見学した後は、階段を上ってタカノス山展望台に行きました。
　淡路島が見えます。

友ヶ島 自然・景勝地

　友ヶ島灯台も見えます。

友ヶ島 自然・景勝地

　ベンチがたくさんあるタカノス山展望台で、景色を眺めながらランチがてら休憩します。

　こちら（右手）は地ノ島、加太が見えます。

友ヶ島 自然・景勝地

　ランチ後は散策を続けます。
　小展望台からの景色です。神島が見えます。

友ヶ島 自然・景勝地

　友ヶ島灯台です。灯台は現役です。

友ヶ島 自然・景勝地

　第一砲台跡です。この煙突は何でしょうか？

友ヶ島 自然・景勝地

　淡路島が近くに見えます。

友ヶ島 自然・景勝地

　ここは日本標準時・東経135度、子牛線最南端の地です。

友ヶ島 自然・景勝地

　13:00になりました。帰りの船は13:30発です。そろそろ急がないとまずいです。
　第二砲台跡はパスし、蛇ケ池の横を通って戻ります。

友ヶ島 自然・景勝地

　海辺に出ました。後は海岸沿いに平らな道だと思っていたのですが、アップダウンがありました。

友ヶ島 自然・景勝地

　15分程で野奈浦桟橋が見えました。間に合って良かった～。
　13:30発の次の便は臨時便の15:30発になってしまいます。臨時便がなければ16:30まで待つことになります。
　写真を撮りながらなので人それぞれのペースですが、名所探訪コースであれば、だいたい2時間。9:00発の船で来たら11:30発で戻り、11:00発で来たら13:30発で戻るプランが良さそうです。13:00発で来たら最終便は16:30なので、さらに隈なく散策できるでしょう。
　第二砲台跡はパスになってしまいましたが、素晴らしい景色を堪能し、第三砲台跡は十分見れたので満足です。

友ヶ島 自然・景勝地