2019/03/03 - 2019/03/04
144位(同エリア1527件中)
tadさん
お稲荷様と言えば、津和野のお稲成さまと、下関のお稲荷様では字が違う。絶景で急に有名になった元乃隅稲成神社は稲成と書いているが、あれは宗教法人ではないようだ。つい先日、元乃隅神社と改名された。(もっとも長門市に人が集まるようになったのだから、ビッグ・ヒットというべきだろう。下関市に組み込まれた角島も、ある時期からビッグ・ヒットになった。)京都で外国人観光客に一番人気となった伏見稲荷大社こそが、全国のお稲荷さまの中心のようだ。
最近、やっと知ったのだが、この下関にも京都の伏見稲荷につながるお稲荷様がある!立石稲荷大明神と呼ばれる場所に数日前に行ってみた。グーグルマップにはちゃんと地図に表示してあるし、口コミもある。市の観光局の説明などを見ていると、どうやら、壇ノ浦の源平合戦の時、平家が、京都の伏見稲荷から持ってきた分霊をここに祀って、ここにもお稲荷様ができたようだ。関門海峡沿いの崖にへばりつくように作られたお稲荷様だ。崖の階段を登っていくとちゃんとお稲荷様、きつねの像がある。さらに、その沖合の関門海峡には、立石があり、毎年、赤間神宮の神主さんたちが、しめ縄をつけかえているそうだ。
一枚目はその立石稲荷大明神の写真。
- 旅行の満足度
- 3.5
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立石稲荷大明神
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手前側はすぐ関門海峡
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国道を横断して、お稲荷様の入口となる。
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立石稲荷大明神
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立石稲荷大明神
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関門海峡にある立石。赤間神宮の方が毎年しめ縄を付け替えているそうだ。ニュースでは見たことがあるが。。
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関門大橋のすぐ近く(100m以内)にこの立石稲荷大明神はある。
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入口横に自転車を置く。
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階段を上がっていく。初めてだ。
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最初の境内。
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関門海峡は国道を越えれば、すぐそこだ。
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関門大橋もすぐ横にある。
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関門大橋もすぐ横にある。
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下のほうを見る。
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一番上に来た。
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お稲荷様だ。
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お稲荷様だ。
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海峡が写っていない。
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上から下を見る。
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上から下を見る
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海峡沿いまで降りた。壇ノ浦古戦場はすぐそこだ。
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序ながら、旧稲荷町にある末廣稲荷神社。こちらは、昔は遊郭のあった稲荷町の中心にあった、もっと立派だったはずのお稲荷様だ。今は、稲荷町自体は消滅し、この神社も小さなものとなって残っている。
この末広稲荷神社については、口コミを先に書いた。歴史の舞台に度々登場する人物が、その連れ合いを見つけたところでもある。高杉晋作の「おうの」は、よく知られている。萩に美人の本妻、雅が留守を守っていたが、晋作は、奇兵隊を指揮して活躍していた下関の地では、おうのが、まもなく肺結核で死に行く晋作を最後まで見守ってくれた。おうのは、山県有朋が寄贈してくれた東行庵で、一生、晋作や奇兵隊の仲間たちの墓守をした。大奥で、バカ殿がたくさんの女性に囲まれていた時代であることを思うと、晋作は、おうののような献身的な女性に稲荷町で出会えたのは、これを賞賛せずして、ほかに何を賞賛すればいいのだろうか。
同じ様に稲荷町絡みで、いい出会いがあったのは、伊藤博文と妻梅子だろう。(実際に出会ったのは、亀山八幡宮の境内近くで、博文が追われて逃げていたのを匿ってくれたという。命の恩人なのだ。)芸妓だった梅子は、妻になってから、よく学んだという。維新後の急激な変化に対応すべく、様々なことをよく学び、よき妻となったようだ。伊藤博文については、本格的な研究者による著作が今は読めるので、(伊藤之雄氏や瀧井一博氏の本)くだらない小説家などのいいかげんな本にふりまわされなくなった。
なお、最近知った例なのだが、テナー歌手藤原義江(藤原歌劇団の源流となる歌手)もこの稲荷町に関係がある。イギリス人リード氏と稲荷町で琵琶芸者をしていた「キク」との間にハーフとして生まれたのが、藤原義江だというのだ。リード氏は、現在の藤原義江記念館になっている建物で仕事をし、住んでいた。スコットランド出身のスコッチ・ウィスキーの好きな男で、長崎のグラバーが没落した後、ホームリンガーらと下関や門司で貿易を始めた。(グラバーの息子であるハーフの倉場富三郎もここで働いたことがあるようだ。)下関には、瓜生商会の建物として、現在の記念館が建てられた。ただ、リード氏とキクは、うまくいかず、藤原義江は他の場所で苦労して育ったようだ。そのあたりのことは、古川薫氏の「漂泊者のアリア」(直木賞受賞作)に詳しい。
たまたま、お稲荷さまと下関の歴史上の人物が、最近、続けて絡んだので、それまで行ったこともない、下関のお稲荷様に行ってみた。末広稲荷神社 寺・神社・教会
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末廣稲荷神社
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末廣稲荷神社
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末廣稲荷神社
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序にテナー歌手藤原義江記念館の写真を出しておく。イギリスの友人を案内した時のものだ。イギリス人リード氏が働いて、住んでいたころは、ここは、「紅葉館」と呼ばれていた。(古川薫氏の本参照)
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藤原義江記念館
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藤原義江記念館
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藤原義江記念館
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藤原義江記念館
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藤原義江記念館
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この旅行記へのコメント (4)
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- 横浜臨海公園さん 2019/03/06 11:35:40
- 藤原義江
- tadさま、こんにちは。
旅行記を拝見させて頂きました。
旅行記を見て驚いたのですが、藤原義江が下関出身だったとは全く存じませんでした。
小生宅にも、藤原義江等がミラノで録音したヴィクターの赤盤SP盤がございます。
確かに、戦前に活躍したオペラ歌手では、日本人離れした様相と声は、コロラテューラの関屋敏子と互角ではないかと思います。
藤原義江は、昔むかし帝國ホテルのラウンジで見かけた事がありましたが、零落状態だったにも拘らず、弟子たちに出資させ、帝國ホテルで贅沢三昧の日々だったそうで、たぶん、見たのはその時だったのでしょう!
横浜臨海公園
- tadさん からの返信 2019/03/06 13:18:35
- Re: 藤原義江
- こんにちは。
藤原義江が下関にゆかりがあることは、前から知っていましたが、古川薫の本を読むまでは、生立ちの複雑な話は知りませんでした。藤原記念館も、開館しばらくして行ったことはあるのですが。。最近、イギリスの友人と二度、行ったのですが、案内の方と連絡がとれず、館内にははいれませんでした。
父のリード氏も成功してからは、門司に自宅をつくり、下関の紅葉館(藤原記念館)に通っていたようです。ただ、門司の家のほうは残っていないようです。リード氏からは永い間、義江は認知されていないも同然でしたが、帰宅した時に、義江を山陽ホテルに宿泊させたこともあります。経験させたかったのでしょう。伊藤博文もハルピンに行く前に、山陽ホテルに宿泊しています。
帝国ホテルに晩年は「住んでいた」ようですが、最後まで、歌手として以外は、問題児だったのでしょう。私もこんな出鱈目な人物の伝記などを読んだのは、過去になかったような気がします。。どはずれたイケメンぶりと美声で、好き放題できた人物ですね。古川氏の本を読むと、次々と女性歌手をものにした話が続きます。(本音を書きますと、クラシック音楽の世界では、普通、ポップスの世界ほど、歌手は堕落していないと思いますが、私があこがれる歌手というのはほんの少数ですね。。。作曲家や指揮者ほど教養がない歌手が多いと感じますので。。)
- 横浜臨海公園さん からの返信 2019/03/06 14:05:46
- 拝復
- tadさま、こんにちは。
掲示板を拝見させて頂きました。
帝國ホテルで見かけた藤原義江ですが、お付きと思われる人を従え、えらそーに振舞っていました。
その時覚えているのは、父が、
あんな堕落した者になってはいけない。
と言った事です。
そう言えば、関屋敏子も、祖父がお雇い外国人のリセンドルでしたが、関屋敏子本人はスパイ呼ばわりされ、大東亜戦争勃発直前に自殺に追い込まれた人物です。
歌手で、小生の感覚で、まともだったのはテノールのペーター・シュライアーぐらいなもので、何度か立ち合いをした経験では、他の男女歌手は、本当に教養のなさを感じさせられました。
横浜臨海公園
- tadさん からの返信 2019/03/06 16:00:51
- RE: 拝復
- こんにちは。再度のコメント有難うございます。
関谷敏子については、名前しか知りませんでしたが、youtubeなどで、少し
声を聴きました。スカラ座のオーケストラとレコードを吹き込んでいますので、
本場で認知されていたのは間違いないですね。実際の声の質は、あの録音ではわかりません。甲高い響にしか聞こえません。
1941年に自殺とのこと。古川薫の本には、彼女は言及されていなかったと思います。多分、藤原のほうが相手にされなかった可能性がありそうですが。。藤原はスカラ座レベルには登場していませんから。。。
そういえば、藤原も特高に追われていた時代があったようです。ハーフは、やはり、つらい時代を送ったと思います。藤原が乱れた生活を送っていたのは、両親からも相手にされず、かつ、ハーフでしたから。その視点でみると、日本では、ことさら、生きにくい国だったでしょうね。関谷も祖父がヨーロッパ人でしたよね。
ところで、お父様のご忠告は、もっともですが、当時、藤原の乱行は有名だったのでしょうね。
なるほど、ペーター・シュライヤーですか。。彼は二度、ライブ(バッハのマタイ伝とベートーヴェンの第9)で見ていますが、ちゃんと勉強しているかたですね。清潔な歌い方でした。そういえば、彼は指揮もしていましたね。能力の優れた音楽家はちゃんと、さまざまな側面を学んでいると思いますが、、。
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