2019/02/22 - 2019/02/24
1953位(同エリア6723件中)
ケッペさん
いつもふらっと、思い立ったら旅立つ気まま旅。
特に地方都市でその町、見どころ、グルメに出会うのが好きです。
久々に韓国へ行こうとチケット検索していると、金曜夜の出発便を発見。
今回はこれにからめて行くことにします。
なるべく安く、できるだけ滞在時間を作りたいと考えたすえ、今回の旅行プランをたてました。
金曜出発:
セントレア 20時50分発
仁川 23時00分着
日曜帰国:
釜山 17時00分発
関空 18時50分着
必然的にソウル→釜山、関空→中部圏への移動が発生します。
チケット購入時、韓国での滞在はノープランです。
季節の食べ物、釜山からの帰国ということで、今回は浦項(ポハン)を目的地のひとつにしました。
浦項は日本海に面する都市で鉄工業の町。この時期クァメギが食べられるということで、こちらを主目的としました。
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3日目、最終日てす。
今日は夕方5時の飛行機なのでじゅうぶん時間があります。
チムチルバンは前日のような惨状でしたが、それなりにぐっすり眠れたようです。目覚めがそこそこ良いです。明け方の空と海をを眺めながらお風呂に入ります。朝のお風呂は気持ちがいいです。
朝早くチムチルバンを後にして、そこよりほど近い甘川文化村へ向かいます。釜山のマチュピチュと言われているあれですね。 -
バスでしばらく行くと、ガイド情報で見覚えのあるバス停に来たので飛び降りました。何か周りの雰囲気が違います。ガイド情報ではマウルバスに乗ると書いてありましたが、自分の乗ってきたバスは普通の市内バスです。でもバス停の名前は同じです。
とりあえす山肌の住宅地を登ります。 -
確かに噂のようなかなりの急坂と細い入りくんだ道は同じですが、華やかではなく生活感が強すぎます。お店なんかありません。
散歩をしていた二人連れの女性に尋ねてみました。
「ここは甘川マウルではないんですか?」
「ええ、この道をまっすぐ行って1時間くらいかなぁ」
「いやいや40分くらいじやない?」
馴染みがあまり無いようです。
「とにかくここは甘川マウルでは無いんですね?」
「ネー(二人)」
そんなコントのようなやり取りをして、まずはお礼を行ってお別れです。でもここまで来たらあとには引き返せません。 -
少し道を進むと開けた丘に出ました。釜山の港が朝日に映えてとても綺麗です。
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ありました、遠くにマチュピチュが。
う~ん、確かに遠い。しかしこんなに綺麗に町の全景を見られるところはありません。ここまでの苦労が全て報われた気がしました。また、観光地化されていない本当の生活を感じられたことが何より感慨深かったです。結果的に1時間くらい間違えたバス停からは歩いたでしょうか。 -
目的の甘川文化マウルに到着しました。これだけ歩いたにもかかわらず、まだ8時過ぎということでマウルは静かです。準備を始める店がちらほらあるなか、案内所で購入した地図を頼りにぐるっと町を巡ります。
静かな町の中、のんびりと散歩気分で、写真も自由に好きなところで撮れてとても満足です。 -
ドーナツ屋さん。いいにおいがしてきます。開店までまだ1時間以上あります。今回は外からだけです。
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猫も街に溶け込んでいます。車にも邪魔されずさぞ楽しそう。
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町を一周して戻ってくると観光客がちらほら増えてきていました。わたしはチャガルチ駅に向かいます。
今度はマウルバスです。どれに乗れば良いのかわからないので、バスを待っていたお婆さんたちに尋ねます。親切に教えてくれるのですが、なまりがきつくよくわかりません。かろうじて乗っていいバスと乗ってはいけないバスを理解してバスを待ちます。
やがてお婆さんはたちは「これは乗ってはだめだよ」といいながら自分たちの乗るバスに乗って行かれました。ありがとうごさいました。
ほどなくバスがやって来て、すごい急坂を駆け抜けてチャガルチまで私を運んでくれました。 -
おなかがすいてきました。屋台があったので入ります。
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お皿に好きなティギムを選んで店の人に渡すと、その場で揚げてくれます。
甘辛のたれをつけて食べます。マシッソヨー。
ついでにオデンもいただきます。マシッソヨー。 -
ホットクもやってたので歩き食いです。人がいると躊躇してしまいますが、今はまだ朝早く人がいなくて自由です。じゅわっと中に密があふれ出てきて、ナッツの香ばしさと混ざり合ってとてもおいしいです。
さて、まだ時間があります。次の目的地の竜宮寺(ヨングンサ)へ向かいます。
海雲台(ヘウンデ)からバスが出ているということで地下鉄で移動します。乗り換えもあり結構な時間がかかります。
海雲台のバス停で竜宮寺行きのバスを探します。バス停が反対側でした。またやってしまいました。
竜宮寺と書かれたバスが停まっていたので飛び乗ります。バスは1,200ウォンでしたが5,000ウォンしかなかったのでそれで払うと、運転手さんもお釣りの札が2,000ウォンしかなく、残りの1,800ウォンは全て100ウォンでくれました。ありがとぉ... -
バスで30分ほど走ると竜宮寺の入口に着きました。車がすごい渋滞です。釜山からほどよく近いので週末はすごい人気のようです。
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バス停から15分くらい歩いてお寺の入口に着きました。入口に参道があり屋台が並んでいますが、すごい人です。
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参道の人混みをようやく抜けてお寺の入口にさしかかると、こちらもすごい人です。時間があまりなくなって来たので、せっかくですが駆け足で巡ることとします。しかしこの人混みで思うように進めません。
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海に掛かる石橋や海を見下ろす本殿が絵になります。信仰深い人たちが熱心にお祈りをしています。人が少ないときにゆっくり来たいと思いました。
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キンキラの像があちこちにあります。
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帰りの時間が迫ってきたので、後ろ髪を引かれるおもいで竜宮寺を後にします。
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バスと地下鉄を乗り継いで沙上(ササン)に着きました。
沙上は以前出張で近くの町に滞在していたときによく釜山に遊びに来ていたときの玄関口となる西部バスターミナルのある町です。駅周辺はきれいに整備され、昭和の時代を残していたバスターミナルも新しくなっており新鮮でしたが、どこかに昔の名残は残しておりとても懐かしい気持ちになりました。
ばらまき菓子を買うためにeマートを訪れると、なんと閉館しています。途方にくれてしまいましたがしかたありません。近くのコンビニで必要なものを買い込み食事とします。 -
近くの食堂に入り、韓国での最後の食事を楽しみました。
メニューがたくさんあり悩みましたが、目の前に飛び込んできたこれにします。 -
ワンカルビタンとビールで最後の食事を楽しみました。
ニンニク、青唐辛子も最後にガシガシ食べておきます。 -
空港へは十数年前にはなかった軽電鉄で向かいます。
車で橋を渡るときの渋滞も気にせず時間通りにたどり着けるこの軽電鉄は便利でした。金海の町へも伸びているようなので、今度来るときそちらも観光の視野に入れたいと思います。 -
空港もとてもきれいになっており、小銃を持って巡回している警備員はもう見ません。ひじょうに平和になっていることを実感しました。
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仁川とは違い、搭乗手続きも出国手続きも早くて楽です。帰りはキムチがあったのて手荷物を預けました。
出国手続きを済ませ、待合室のセブンイレブンで家へのお土産を買い込み帰路につきました。
関空までは1時間20分です。近いです。しかもいろんな航空会社が複数乗り入れているので、旅行計画の幅が広がる関西の人達は羨ましいです -
到着した第二ターミナルはスッキリしていて人も少なく、荷物もすぐに出てきて楽でした。
空港空港で借りていたWi-Fiルーターを返却します。乗り捨て感覚で使えるシステムは便利でした。
ここから名古屋まで南海鉄道と近鉄を利用して家に着いたのは23時をまわっていました。関空から4時間弱の最後の移動は乗り鉄を味わう気分にはさすがになれませんでした。今度はセントレア発着の旅にします。
韓国での滞在時間をできるだけ多く稼げた今回の旅、なかなかのハードスケジュールでしたがとても充実した週末を過ごせました。
韓国の地方都市を巡る旅。今回の地方都市は浦項だけになりましたが、ソウルや釜山もまだまだ新発見がや楽しみ方がたくさんあることを知りました。
また思い立ったら韓国地方都市めぐりをしてみたいと思います。
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