2019/02/22 - 2019/02/24
24位(同エリア57件中)
ケッペさん
いつもふらっと、思い立ったら旅立つ気まま旅。
特に地方都市でその町、見どころ、グルメに出会うのが好きです。
久々に韓国へ行こうとチケット検索していると、金曜夜の出発便を発見。
今回はこれにからめて行くことにします。
なるべく安く、できるだけ滞在時間を作りたいと考えたすえ、今回の旅行プランをたてました。
金曜出発:
セントレア 20時50分発
仁川 23時00分着
日曜帰国:
釜山 17時00分発
関空 18時50分着
必然的にソウル→釜山、関空→中部圏への移動が発生します。
チケット購入時、韓国での滞在はノープランです。
季節の食べ物、釜山からの帰国ということで、今回は浦項(ポハン)を目的地のひとつにしました。
浦項は日本海に面する都市で鉄工業の町。この時期クァメギが食べられるということで、こちらを主目的としました。
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朝5時30分に起床し、風呂に入って眠気を覚ましました。
6時にチムチルバンをあとにしてソウル駅に向かいます。
今日は浦項を目指します。
その前に、前日必要分しか空港で両替しなかったのて現金が全く足りません。
レートの高いソウル駅構内の銀行に向かいました。ここは前に両替したことがあったので場所を知っていましたが、見当たりません。インフォメーションで聞くと無くなったとのこと。7時の電車に乗りたかったので時間がありません。地下へ降りて空港鉄道の乗り場に銀行があったのでそこで両替することができました。レートも思ったほど悪くない気がしました(とりあえず1万円が10万ウォンを越えればなんとなくokとしてます)。
その足で切符を買ったら発車15分前です。
駅の近くにキンパチョングがあったのて、そこでチーズキンパを持ち帰りました。
韓国飯その2です。
ソウルの滞在はこれで終了です。深夜から早朝にかけてのわずかな滞在で少し後ろ髪を引かれる思いですが、何度も来ているしまた来ることになるだろうと今回はこれでお別れです。 -
旅のテンション上がってきました。
今回は鉄道も楽しみたかったのて、新しい(といっても運行開始からもう5年ほど経つようですが)ITX-セマウルとKTXを乗り継いで浦項に向かいます。
浦項へは直通KTXもありますが、あえていろんな電車を楽しみます。
ITX-セマウルです。昔のディーゼルのセマウル号ではなく電車です。窓際をお願いしたはずですがチケットを見ると通路側です。
窓側席はすでに女性が座っていました。けれど車内はがらがら。ちょっとテンションさがります。
まあ、景色は楽しめませんが電車自体を楽しむことにしました。 -
先ほど買ったキンパを食べます。素朴な味ですが、これを食べると韓国に来たんだなぁといつも感じます。もう1本くらい買っておけばよかったと思いました。
水原(スウォン)で人がたくさん乗ってきて、席がほとんど埋まりました。窓際が取れなかった理由はそういうことだったようです。 -
大田(テジョン)で乗り換えです。
30分ほど乗り換え時間があるので、一旦外へ出て駅の雰囲気を味わいます。
大田はバスの乗り継ぎで来たことがあるだけですが、今回も乗り継ぎだけです。一度ゆっくり観光したいと思います。 -
大田駅はこんな感じです。開放感があります。
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そうこうしている間に出発の時間になりました。甘ぁ~いコーヒーとペペロを買って乗り込みます。ほんとはブラックコーヒーがいいのですが、こちらのブラックはなんか物足りなく、値段も結構するのでお値打ちなこれで我慢します。
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今度は窓際です。でも太陽の方角で眩しくて前の席の人がシェードを下ろしちゃいました。そう、韓国の電車はシェードが2列にまたがっているケースが多いので、
自分の思い通りに景色を楽しむことができません。
高速鉄道だけあってさすがに速いです。防音壁が少なく、割と低いところを走るからさらに速く感じるのでしょうか。 -
浦項駅に着きました。
雨が少し降っていますが大丈夫です。ソナギという韓国語が頭に浮かびますが、この状況で使うのかどうか定かではありません。
浦項駅はKTX開通に合わせて新駅となり、現在駅周辺は何もありません。これから発展していくのでしょうか。 -
浦項駅到着のKTX(山川:サンチョン)
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困ったときはその町のバスターミナルへ向かうのが手っ取り早いです。途中浦項で有名な竹島(チュクド)市場を通過します。日本人なら漢字表記されるとおやっ?と反応するかもしれませんが、かの島とは全く関係ないようです。
バスに乗り30分ほどて市外バスターミナルに着きました。 -
ターミナルの前に観光案内所に寄ります。お勧めのところを聞くと、あれもこれも親切にすすめていただけます。日帰り旅行ということをわかってもらい絞っていただきました。
定番のホミゴッは外せません。行く途中に韓国最大の鉄鋼メーカーであるPOSCOがあるので、まずはそこの歴史館に寄ることにしました。 -
日本と通行方向が逆なのはなかなか慣れません。向かいたい方角のバス停をよく間違えます。今回はすでに駅からバスで乗ってきているので、方向感覚は大丈夫です。
バスを待ってると若い女性が尋ねてきました。
「バスはいくらですか?釜山から来たのでわからないんです」
誰にでも何でも尋ねることは良い意味で見習いたいなと思いました。
「私も外国人で良く知らないんですが、さっき乗ったときは1,700ウォンでしたよ」
と教えてあげたら、えっ?て驚いていました。あとでわかりましたが、釜山で乗ったバスは1,200ウォンだったのて高く感じるのでしょうか?それとも現金で払う感覚がないからでしょうか? -
200番バスに乗ってPOSCOへ向かいます。
「次はPOSCO本社」のアナウンスにつられてにバスを飛び降りましたが、歴史館はもうひとつ先の方が近かったようです。気を取り直しPOSCO沿いを歩くと、迫力あるPOSCOの工場を見ることができます。寄り道もいいものです。 -
歴史館に着くと、受付嬢2人に迎えられました。名簿に名前を記入しましたが、漢字で名前を書いているのが珍しいようでした。韓国の人も自分の名前に漢字を持っているようですが、以前会った人は自分の漢字名を書けませんでした。漢字文化は若い人にはもう馴染みのない世界なのでしょうか?
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歴史館はPOSCOの成り立ちから業績、未来への挑戦が照会されているようですが、日本語が無いため理解は怪しいです。日本人をはじめとする外国人に助けられて技術を進展させたようなことが書かれていました。悪いことは書かれていないようで安心しました。
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POSCOを後にして再び200番バスに乗り九龍浦(クリョンポ)という町へ向かいます。ホミゴへ行くにはこの町でバスを乗り換えなければなりません。
九龍浦は漁港のようで、蟹が名物のようです。世の中にこんなに蟹がいるのかというくらい、あちらこちらの店の水槽には蟹が満載です。もう幾重にも水槽のなかで積まれて動けない蟹やら、足を水槽にかけて逃げ出そうとする蟹など、ちょっとした光景でした。 -
乗り換えのバスは間もなく出発します。次は1時間20分後なので急いで乗ります。
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バスは30分ほど田舎町や海沿いを走ると目的地のホミゴに着きました。海沿いで風も強くとても寒いです。さすがここはポハン一の観光地だけあって観光客が多いです。
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目的の相生の手、「手」は陸と海から出ています。時々カモメかウミネコかが「手」の指にとまり絵になります。みんな思い思いに写真を撮っていました。
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こちらは陸側の「手」
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浦項は韓国本土の東端にあたる町で、特にホミゴは韓国で一番早く日の出が見れるスポットということで新年にはすごい人でにぎわうようです。
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帰りのバスまでまだ時間があるので屋台でアメリカンドックを買ってぶらぶら散策します。
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菜の花が咲いています。ここでも皆、思い思いに写真を撮っています。
おみやげに「手」のマグネットを買って帰路につきました。帰りも九龍浦でバスを乗り換えるため再び九龍浦へ向かいます。 -
おなかもすいたので今回の目的であるクァメギを食べようと店に入りました。一人なのでどうかと思い店に入りましたが、値段が最低でも40,000ウォンだったため悩んだあげく諦めました。
かわりにこれも今回どこかで食べようと思っていたムレ(ムルフェ)を注文しました。メウンタンも付いてきてお値打ちです。氷のシャリシャリした食感と刺身の食感が相まってなかなかの料理です。
パンチャンに少しだけクァメギが乗ってきたので、今回はそちらで我慢しました。韓国の人は苦手な人もいるようですが、わたしはある程度想像していた味でおいしくいただけました。 -
少し歩くと日本家屋の通りがありました。植民地時代に日本人がたくさん住んでいたそうです。このご時世で少々不安でしたが、行ってみるとそこはたくさんの観光客で賑わっており、着物に着替えて歩く人たちも多く見られ、なんだかうれしい気分になりました。政治的なことはうまく融合し、こうして互いの文化を手放しで楽しめる日が来ることを祈ります。
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丘の上にはクァメギ博物館もあり、クァメギの歴史や九龍補の由来を知ることができます。ここから見る九龍補の港もまた郷愁にそそられます。
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九龍補を後にしてバスに乗り市内へ向かいます。
帰りのバスから外を眺めていると、橋の上からPOSCOの工場群が見えました。夜景スポットにもなっているようです。 -
朝にバスで通り過ぎた浦項最大の市場である竹島市場に行きました。夜になっていたので市場は店をたたみはじめていましたが、昼間の活気がうかがえる市場でした。
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竹島市場とならんで竹島魚市場もあり、こちらは熱気がすごいです。
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名産の蟹を主に扱い、あちらこちらの店の水槽には蟹が満載です。もう幾重にも水槽のなかで積まれて動けない蟹やら、足を水槽にかけて逃げ出そうとする蟹など、ちょっとした光景でした。
あ、どこかと同じ表現ですね。
九龍補かそれ以上の熱気が襲いかかります。 -
市場の雰囲気を感じたところで、市外バスターミナルへ向かいます。明日の帰国に備えて、釜山へ移動します。
バスは比較的空いており、二人掛けの席を一人で使えます。外はもう真っ暗で、バスの電気も消えます。私も疲れて終点まで浦項の思い出を夢に爆睡でした。釜山のターミナルにで降りると今夜の宿に向かいます。 -
今日は広安里(クァンアンリ)か松島(ソンド)のチムチルバンで悩みましたが、評判の高い松島ヘスピアに行きました。お風呂からは海とライトアップされた橋が見渡せ、なかなかの景色です。お風呂も広く、海水浴槽があったりで斬新でした。さっぱりしたところで休むこととします。
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チムチルバンに移動します。失敗でした。
週末家族連れも含め、1フロアしかないチムチルバンは足の踏み場もないくらい人で溢れていました。寝るスペースが見つかりません。前日のシロアムサウナが快適すぎたのかも知れません。ただし、人が少ない平日であれは十分楽しめたのだろうとおもいます。
かろうじて見つけた通路で今日の夕食です。カップ麺ととうもろこし茶を寂しく食べました。
通路なので人に蹴られるのを覚悟で就寝しました。案の定、度々何かにぶつかった感じがありましたが、夢の中で遠い記憶と化していきました。
2日目があっという間に過ぎていきました。
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