2017/08/10 - 2017/08/12
23位(同エリア37件中)
TOMISLAVさん
- TOMISLAVさんTOP
- 旅行記29冊
- クチコミ21件
- Q&A回答0件
- 85,873アクセス
- フォロワー5人
2017年8月 Беларусь(ベラルーシ)に「ビザなし5日間特例」を利用して、きてみた。
当初、2017年の夏休みは、南フランスをまわるつもりで、
アエロフロート航空で、成田⇔パリ往復航空券を確保していた。航空券を購入した直後に、
「2017年2月12日より ベラルーシにビザなしで5日間滞在できる特例」ができたことに気づいた。
このニュースを知って、俄然ビザなしベラルーシ行がしたくなった。
そのため、パリからミンスクまでのポーランド航空の航空券を別途購入。
南フランスよ、いつも旅先の候補にあがるのものの、今回も消える。アデュー。旅先が、変わることもある。
C'est un voyage(これも旅行だ).
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 航空会社
- LOTポーランド航空 アエロフロート・ロシア航空
PR
-
2017年2月12日より
ベラルーシは、日本を含む主に西側諸国に
「ビザなし5日間特例」を断行した(現在は30日に延長)。
うれしいビザなし特例であるが、注意点が2点
その1.この特例は、「出入国」をミンスク国際空港で行った場合のみ有効
つまり、空路でしか出入国できない。 そのため、陸路でポーランドなどから入国しようとしても追い返されるし空路で入国して、ブレストに行って、もうポーランドとの国境は目と鼻の先だからと陸路でベラルーシを出国しようとすると当然追い返される。
その2..ロシアは「外国」扱いではない。
そのため、空路であってもロシア→ベラルーシミンスク空港で到着してもビザなし特例は、適用されない。
アエロフロート航空利用の成田→モスクワ→ミンスクINの場合、適用されない(ビザ必要)。
そのため、ミンスク空港にパリや北京やワルシャワといった外国の空港からフライトで入る必要がある。
あと、海外保険書は必要とあるので、クレカ付帯の保険の英文証書を念のため用意した。
まだまだ、面倒くさいものだ。
まずは、8/10
アエロフロート航空で、モスクワ シェレメチェボ空港に。 -
モスクワからパリに飛ぶ。
10日はこれでオシマイで、空港そばのイビスホテルに泊まる。 -
翌8/11にポーランド航空で
パリ→ワルシャワ→ベラルーシ ミンスクへとフライト。
上にも書いたが、ロシアからベラルーシにフライトした場合、ビザなし特例は適用されない。モスクワ→ミンスクでもOKになればこの特例もっと利用しやすいのだが。 -
ポーランド航空が、ワルシャワで2時間くらい遅れたが、
なにとか、11日にベラルーシにたどりつく。
ちゃんと、ビザなしでも入国出来てほっとする。 -
空港バスで、ミンスク駅につく。
実は、5年ほど前に、通過ビザでここに来たことがあった。その時は、冬で、滞在時間も48時間以内と駆け足で、ベラルーシを抜けたため、あまり見られなかった。今回は、夏だし、いろいろ観るぞ。 -
翌日 Нясвiж(ネスヴィジ)とМiр(ミール)へ向かう。
まずは、マルシルートカで、ミンスクバスターミナルから
Нясвiж(ネスヴィジ)へむかう。 -
約2時間ほどで、Нясвiж(ネスヴィジ)のバスターミナルに到着。
-
Нясвiж(ネスヴィジ)宮殿を観に行く前に、次の目的地の
Мiр(ミール)へのマルシルートカの時間を予め確認。
掲示の下から、4行目の
>Гродна(フロドナ)行
のマルシがそうだが、なんと1日に14:30発1便しかない!
そのため、日帰りで、ミンスク→ネスヴィジ→ミール→ミンスク
とまわるときは、この「ネスヴィジ→ミール」区間は、30kmくらいだがボトルネックになるため、確認が必須だ。
国内の交通が、ミンスク中心になってるためですね。 -
ネスヴィジバスターミナルかあるいて20分ほどで、
Нясвiж Замак(ネスヴィジザーマク:ネスヴィジ城(宮殿))
につく。 -
この宮殿は、1583年からポーランド系のラジヴィウ家によってつくられた。
日本でいうと、安土城や大阪城と同時代である。 -
橋をわたり、城門をくぐると、六角形の中庭に。
なるほど、ベラルーシというよりもポーランドらしい造りにみえる。 -
中庭の井戸
-
ポーランドの白鷲のエンブレム。
ここ、ネスヴィジのあたりは、もともとポーランドの領域内であったが、
第二世界大戦後のソ連-ポーランド国境の西方への移動によって、ソ連のベラルーシの領域内にはいってしまった。
ベラルーシ人には悪いが、この宮殿は、ポーランド史の文脈で観るべきだろう。 -
ベラルーシ語もポーランド語も読めませんが、これは、どうも
ラジヴィウ家がポーランド・リトアニア連合国から、この地を
世襲領地として「所領安堵」された証文のようだ。 -
ラジヴィウ家の、ミコワイ3世の像。ラジヴィウ家の初期の「御屋形様
」のようだ。 -
宮殿の大広間。
-
床は寄木細工だ。
-
大広間には、歴代の「御屋形様」の肖像画がならぶ。
-
御屋形様の休憩室。奥には、タイルストーブがある。
-
タイルストーブと領主の腰掛。
-
食堂。
-
カーテンに施された刺繍。
花にも見えるし、人の顔にも見える。
だまし絵のようなものだろう。 -
ヤヌシュ・ラジヴィウの肖像。ポーランド・リトアニア国からの分離を狙った野心家だ。野心家らしく見事な得物をお持ちだ。
-
見事な内装だ。
-
熊さんの毛皮?
やられたクマー。 -
子供向けの機械仕掛けのミニ劇場。
-
宮殿の外にでると甲冑があった。
-
ネスヴィジ宮殿をあとにする。上にも書いたが、ここはポーランドの歴史遺物ととらえるべきであろう。
もし、ベラルーシ語が話せたら、ここにきているベラルーシ人にこの宮殿についてどうとらえているのか、聞いてみたいものだ。 -
続いて、1日1便しかないНясвiж(ネスヴィジ)→Мiр(ミール)(フロドナ方面行)のバスに乗る。(もしかして、現地人はほかの便を知っているのかもしれないが)
-
ネスヴィジからバスで45分ほどで、
Мiр Замак(ミールザーマク:ミール城)
につく。 -
ミール城の中庭。ここにも井戸があった。
-
ミール城の壁。赤い煉瓦の間に石が組み込まれているが、壁の強度を上げるためだろう。
-
ミール城の地下は、牢屋になっていて、拘束具が…。
-
城壁の回廊?に上がってみる。
-
城壁をみる。
-
眼下には中庭が。
-
城の小さな博物館にある、鳥瞰の城の模型図。
このように、L字型の建物や城壁に、4つの塔を後付けした格好だ。 -
剣がかざってあった。斬るというより叩きつける用か?
-
キッチンに食物の模型があった。
-
あとは、城の城壁をぐるっと一周して、オシマイ。
-
遠目に見た、ミール城。ベラルーシの平地のなかに忽然とたたずむ。
-
マルシルートカで、ミールの小さなバスターミナルから
ミンスクへ戻る。約1時間半くらい。 -
ミンスクの市の中心部まであと、数kmのあたり。この辺りに、集合住宅がたくさんあった。
-
STING(スティング)が、ミンスクに公演でついにベラルーシに来るようだ(2017年8月時点)。その広告看板。
-
無事、ミンスク バスターミナルに帰還。
1日で、ミンスク→ネスヴィジ→ミール→ミンスクと周遊できました。
この旅行記はこれで終わりですが、
この旅行記の続編(近日アップします)
>Беларусь(ベラルーシ)旅行 Брэст(ブレスト)編
も併せてご笑覧ください。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
その他の都市(ベラルーシ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ベラルーシで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ベラルーシ最安
775円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
45