2019/02/16 - 2019/02/16
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ワンダラーさん
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六本木ヒルズ森美術館で開催中の「六本木クロッシング2019展」を鑑賞し、「東京シティビュー」の屋内展望室、さらに屋上展望台にも登って東京の眺望を満喫して、六本木界隈を歩き、外苑前の伊藤忠アートスクエアで「テクニカル北斎展」を観覧の一日。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝の六本木ヒルズショッピングモールは、店は開店しているにもかかわらず、客は閑散。きっと家賃も高いのだろう。客と店のミスマッチもあるのだろう。
オフィス客とは分離された導線で、屋上2階の東側別棟「ミュージアムコーン・エントランス」にエスカレータで昇る。 -
「ミュージアムコーン・エントランス」から屋内ブリッジで渡った先がタワー3階のチケットカウンター。
こちらの入場券売り場は、52階で「葛飾北斎展」をやっているので、右側の売り場は大混雑で行列。
森美術館と展望台の入場券売り場は、左側の列で、客もまばら。 -
共通の最高層階用エレベータホール(3階)から、北斎展の客らとともに52階にエレベータで向かう。速度が遅く感じる。最高速度は知らないが、横浜ランドマークタワーや東京スカイツリーよりも遅いのでは?
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52階には「東京シティビュー」と呼ぶ屋内展望室と、北斎展をやっている「森アーツギャラリー」がある。
屋内展望室は後にして、53階の森美術館に昇るエスカレータに乗る。 -
53階の森美術館は、現代アートの美術館で、「六本木クロッシング2019展」という特別展が開催中。
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現代アートの作品は難解?
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エスカレータで、先ほどの52階に降りて、「東京シティビュー」と呼ぶ屋内展望室に移る。
ここは六本木ヒルズが開業した2003年に訪れた折には斬新さに驚いた記憶があるが、15年以上経過して、だいぶくすんで寂れた感じ。 -
それでも天井は二階分吹き抜けて高く、窓も高さがあって開放的。
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一番に目に飛び込むのは東京タワーで、都心部のビル街の先に、僅かに東京湾の海面も見える。
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この展望台からは、地上や首都高速を走る車は見えるが、電車が全く見られないのが残念だ。足元を走る日比谷線と大江戸線がいずれも地下鉄のためだ。
浜松町の世界貿易センターにはよく行くが、新幹線、東海道本線、山手線、京浜東北線に加えモノレールがひっきりなし、さらには東京港の出入りする船も見られる。
また、池袋サンシャイン60展望台でも、山手線、埼京線、西武線、東武線と、どれかが常に走っている。
動きがある眺望が、展望台の決め手だということを、改めて感じる。 -
渋谷から溜池に向かう首都高があるので、救いだが、車は小さい。
一番大きい緑が青山墓地というのも淋しい。霞が関ビル展望があったころは、皇居の広大な緑が魅力的だったのを思い返す。 -
屋内展望室を一周した後、屋上展望台に向かう。
事故予防のため、カメラ、スマホ以外の手荷物は、コイン返却式ロッカーに預ける必要がある。
屋上展望台は、元々は、屋上の緊急ヘリポートで、当初はガイドツアーでしか公開されていなかった、ペントハウス2階から階段を昇った屋上にある。 -
高層ビルの屋上展望台としては、1993年に屋上開放したサンシャイン60「スカイデキ(閉鎖中)」が嚆矢であり、その後大阪の梅田スカイビル「空中展望台」が続いた。
「空中展望台」はビル設計者の当初からの設計ですばらしいが、途中から屋上展望台に転用した施設は、導線も、観覧設備も無理な面があるように感じる。 -
警備員が4人以上もいて、飛び降りなどの事故予防にあたっている。
ハングライダーなどで飛び降りる輩もいるだろうから、人件費はかかってもやむを得ないのであろう。
NZオークランドのスカイ・タワー展望台のように、いろいろな趣向で楽しめると嬉しいのだが。 -
ガラスや窓枠がなくて、風を体感できるのは良い。
ただ、足元は見られず、遠景のみなのが残念だ。 -
元々がただの緊急ヘリポートなので、武骨な鉄骨やパイプもあって、興をそがれる。
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北側の神宮外苑には、東京オリンピックに向けて建設中の新国立競技場(写真右側)が、姿を見せている。
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六本木ヒルズの一部を構成する東側の各種学校などがある「ハリウッド ビューティ プラザ」ビル。
ここは戦前からハリウッド化粧品、ハリウッド美容専門学校の敷地だった場所のようで、一体としての開発ではあるが、地権者として森ビル部分とは異なる性格のビルになったのであろう。 -
六本木ヒルズから東に(饂飩坂?を)下っていくと、芋洗坂(いもあらいざか)に達し、朝日神社という社がある。六本木といえば「テレビ朝日」の本拠地、何か関係は?
調べるとホームページがあり、縁起に
『朝日神社は、旧記(麻布台懐古碑)によれば旧暦天慶年中(西暦940年)草創と伝えられております。
はじめ、市杵島姫大神(弁財天)を祭り、当地の鎮守の社として広く庶民に尊信されて居りました。
その後、伝うところによれば、大和の武将 筒井順慶の姪で、のちに織田信長の室となりました 朝日姫(清心尼)様が、渋谷から長者ヶ丸(現広尾辺)を過ぎる途中、草むらに光輝くものを見つけ、近づき凝視してみたところ、稲荷の神像と観音の像を見つけました。・・・』
とあり、日ヶ窪稲荷から朝日稲荷、朝日神社と改称されたという由緒が正しく旧い社でした。
なお、『坂下の朝日稲荷の前で芋が売られていたために芋洗坂名が付いた』という説があるようだ。 -
朝日神社から懐かしいアマンド前の六本木交差点に上り、首都高下の交差点を渡って北西に行くと、港区立の六本木西公園。
新しくできたカラフルな公園のようだ。 -
しかし、港区のホームページによると
『平成28年7月に全面改修を実施しました。公園入口には六本木の地名にちなんで6本の木をイメージしてデザインされたモニュメントが設置されています。子供向けの複合遊具を設置したほか、大人向けの健康器具も設置しています。また、かまどベンチ、マンホールトイレ、地下雨水貯留槽、ソーラー照明を設置し、災害などの緊急時の避難場所としての機能も備えました。・・・』
ということで、防災拠点機能も備えた都心らしい公園と分かる。 -
さらに北上すると天祖神社の社がある。
調べると、日本七神明 六本木天祖神社(龍土神明宮)という。
ホームページでは
『当神社は、南北朝時代の至徳元年(西暦1384年)から続くお社です。品川沖から毎夜、竜が御灯明を献じたという故事から「竜灯」と呼び、「竜灯」がなまって、この地を「竜土(りゅうど)」と呼ぶようになり、神社の名前も「龍土神明宮」と称えられました。・・・』
こちらも由緒正しい天照大神。
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鳥居をくぐって参拝すると、ご本殿の屋根には、立派な千木と6本の鰹木がある。
天照大神をお祀りするにふさわしい格式の建物だった。 -
境内の案内板を見ると、周辺のビル開発で共同で開発された敷地のようで、現在の境内は狭く感じるが、昔は広かったのであろう。
そういえばビルの東側のバス通りの向こうは赤坂ミッドタウン、昭和30年代ころは防衛庁があって、バス停も「麻布竜土町(防衛庁前)」だった記憶がよみがえる。
日比谷線の駅ができたので六本木はメジャーになったが、元々は「麻布」の一部分にすぎなかった。戦後、俳優座養成所や米軍施設などでハイカラな文化の街ではあったが。旧麻布区の区域で、麻布を付けない町名は六本木一丁目~六丁目だけという。 -
田町駅から新宿駅への都バスなどが通る道を青山に向けて北上すると、乃木大将の旧乃木邸がある港区立公園と大将を祀る乃木神社がある。
この旧乃木邸は、昨年9月のご命日の内部公開日に見学させてもらった。
庭には「乃木大将と辻占売少年像」がある。
「乃木大将が金沢を訪ねた際、辻占売りで一家の生計を支えていた8歳の今越清三郎少年に出会い、感銘して2円を渡したというエピソードを銅像化し、1968年に乃木大将生誕の地に設置されたもの」とされているが、生誕の地六本木ヒルズの毛利庭園再開発で移設されたという。六本木ヒルズ開発の犠牲者か。 -
乃木邸からさらに北上し、青山通りを西に折れると、神宮外苑前。
青山通りのに面して伊藤忠ビルの東側にシーアイプラザがある。 -
その地下1階にあるのが、伊藤忠青山アートスクエアで、本日は伊藤忠商事主催の「テクニカル北斎展」の最終日。企業メセナで入場無料なのが嬉しい。
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これは「テクニカル北斎展」のチラシ表面
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こちらは「テクニカル北斎展」のチラシ裏面
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共催の公益財団法人アダチ伝統木版技術保存財団による、進化する浮世絵木版画の技と美をテーマにした展示会で、分かり易いパネル展示と、ビデオ映写がある。
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パネル展示は葛飾北斎の「赤富士」で有名な作品を、制作過程順に紹介など。
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多色摺の木版浮世絵の製作過程が良く分かる。
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また、葛飾北斎の木版浮世絵の特徴や、影響が分かる。
ビデオ映写も興味深く、20分余りか、見入ってしまった。
現代アートよりも浮世絵版画の方が興味深かった一日だった。
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