冬のオランダ・ベルギー(5日目～6日目まで）

2019/02/02 - 2019/02/10

ＡＮＡのマイルがたまったので、まだ行ったことがないところへ行こうと考え、結果的に成田～ブリュッセルを選択。オランダへも行こうと以下のとおり計画をたてました。

2019.2.2（土）
成田11.00発　ＡＮＡ231便　ブリュッセルゆき
鉄道でロッテルダムへ移動
Savoy Hotel Rotterdam （泊）

2019.2.3（日）
鉄道でアムステルダムへ移動　アムステルダム終日市内観光
Savoy Hotel Rotterdam（泊）

2019.2.4（月）
鉄道でアムステルダム・ユトレヒトへ移動
アムステルダム・ユトレヒト市内観光
Savoy Hotel Rotterdam （泊）

2019.2.5（火）
地下鉄でデン・ハーグへ移動　デン・ハーグ市内観光
地下鉄でロッテルダムに戻り、市内観光
夕方ユーロスターでブリュッセルへ
ibis Brussels Centre Gare Midi Hotel（泊）

2019.2.6（水）
ブリュッセル市内観光
ibis Brussels Centre Gare Midi Hotel（泊）

2019.2.7（木）
鉄道でアントウェルペン・ゲントへ移動
アントウェルペン・ゲント市内観光
ibis Brussels Centre Gare Midi Hotel（泊）

2019.2.8（金）
鉄道でブルージュへ移動　ブルージュ市内観光
鉄道でブリュッセルへ戻り、市内観光
ibis Brussels Centre Gare Midi Hotel（泊）

2019.2.9（土）
鉄道でルーヴェンへ移動　ルーヴェン市内観光
鉄道でブリュッセルへ戻り、空港へ
ブリュッセル20.50発　ＡＮＡ232便　成田ゆき
帰国

大学３年男子との男二人旅・・・
このページでは・・・
2019.2.6（水）～2019.2.7（木）までの記録をまとめてみました。

エリア アントワープ(ベルギー)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

2019.2.6（水）
ホテルの部屋からの景色。
朝７時くらいだったかと思いますが、まだ薄暗い中、向かいのオフィスビルでは、すでに働く人たちの姿がみられました。ブリュッセル南駅の方向を見ると、通勤途中と思われる人たちが次々と歩いてきます。雨が降ったのか、道路が濡れて光っています。

朝のニュースのような番組を、言葉の意味も分からず毎日見ていました。平日はいつもこの人たちが写っていました。日テレZipでいうと「舛さん」と同じ立ち位置が左の女性かな。

天気予報っぽい時の画像です。やはり今日も曇りか雨っぽい・・・

オランダの朝の番組と比べ、ベルギーの方があか抜けている印象がありました。

今日は終日ブリュッセル市内観光に出かける予定です。ねらい目としては午後１時から無料となる「王立美術館」見学と、やはりブリュッセルといえば「グランプラス」「ＥＵ」の関連施設の見学。

朝８時くらいに朝食会場に行くと結構人がいました。

いちばん混雑している時間帯らしく、日本人のグループも何組かいらっしゃいました。

定番の卵やハムや野菜・・・いかにもビジネスホテルっぽいメニューでしたが、さすがにフランス語圏・・・クロワッサンがおいしかったです。

ドリンクのコーナーに、直接オレンジを絞る機械がありました。一番手前の魔法瓶のようなやつですが、隣にある赤いボウルからオレンジを取って、機械の上の部分に入れ、足元にあるペダルを踏みながらオレンジを押さえつけると「グワングワン」といってジュースが絞れます。これがいちばんおいしかった・・・

ゆっくりめに・・・９時くらいにホテルを出発しました。この写真ではわかりづらいのですが、ホテルのエントランスを出てすぐ角の路上に、常に黒人の方々数人が、何をするでもなく立っていて、何となく「・・・」でした。

また、南駅の構内にも、常にそこに布団やダンボールにくるまっている方々がいて、結構な「におい」もしていて・・・

ガイドブックなどに「南駅付近は治安が・・・」と書かれていた意味がわかりました。

まずはＥＵの各施設やビジターセンターなどを見学するためメトロに乗ろうと思います。24時間券を購入するためこの券売機を操作しますが・・・今まで経験してきた諸外国の都市では例がない、なかなか面白い操作方法でした。

一番最初は起動の意味？でパネルをタッチしますが、そのあとはパネルの右下に設置してある丸いダイアルのようなものを回すと、それに連動して画面内容が変わっていきます。これ、慣れないと結構戸惑います。

24時間券はこんなきっぷが出てきました。

メトロはオランダと比べると駅や車両などがちょっと汚い感じで、フランスのパリのメトロに近い印象がありました。

リュクサンブール駅周辺に集中しているヨーロピアンユニオン。事前に以下のサイトで位置関係など確認しておきました。
http://www.europarl.europa.eu/visiting/en/

自分たちは議会場とビジターセンターを見学しましたが、ちょっと離れたところにある本部の建物ももしかしたら見学できたかもしれません。ちょっと調査不足・・・

それにしても日本のイメージと比較して警備が甘い感じが・・・

誰でも敷地内には自由に入れます。行きかう人たちは颯爽としている感じがしますが・・・気のせいでしょうか？

受付に行ったら「20分前から受付開始ね」のようなことを言われ、見学開始時刻になるまでこちらの総合案内場のようなところへ。

うろうろしていたら係の人が、施設内の見学可能なところを教えてくださいました。

それなりの時刻になったので再び受付へ。既に何組かの人たちが行列をつくっていましたが、団体扱いの方々がほとんどで、自分たち個人客は「こっちこっち」って手招きされ個別にパスポートチェックからセキュリティチェックを受け、いざ、中へ・・・

ガイドツアーかと思い込んでいたら、なんと、自由見学でした。
オーディオガイドを借りられるのですが、もちろん日本語などはなく、息子が英語バージョンを1個だけ借りたら、「あなたは？いいの？」って聞かれたので「ジャパニーズオンリー」って言ったら大爆笑されました。

さすが議会場は迫力があります。声を出してどれくらい響くか試してみたくなりました。

自分たちが座っているところは傍聴席になるのでしょうか？傍聴人目線で議場を見るとこんな感じです。

自由見学なのであっという間に終了。もともと見学させてもらえる部分が最小限に設定されていました。

別の施設「パーラメンタリウム」へ。ビジターセンターです。

エントランスにこのようなブースがありました。記念撮影ができるんですが、メールアドレスが入力できるようになっていて、画像を自分のスマホやＰＣに送信できるようになっています。帰国後、ＰＣでメールをチェックしたらちゃんと送られていました。

入場料は無料で、加盟国の言語が選択可能なオーディオガイドも無料で借りられます。家族連れや学生のグループなどで結構混雑してました。

写真からだとあまり伝わらないと思いますが、ここの床が地図になっていて、腰高の機械をその地図上の各都市に合わせると、その機械の画面に都市の映像や解説が映し出される仕掛けになっていました。

世界各国で起きたニュース画像が飾られているコーナーで、日本の「東日本大震災」の衝撃映像である津波の写真も大きく取り上げられていました。

館内にはお土産やカフェなどもあって、結構楽しく過ごすことができました。

次に「グランプラス」を目指します。92番のバスに乗ると近くまで行けそうだったんですが、ちょうど行ってしまったので電車で中央駅まで行って歩くことに。

リュクサンブール駅から乗るんですが、どれに乗ればいいのか・・・ベルギー鉄道の公式アプリで時刻を調べ・・・

南駅行きのこの電車に乗れば行けることがわかりました。いまや何でもスマホ、ネット、アプリの時代なんですね。すっごく便利です。「地球の歩き方」を現地で一生懸命読み解く時代はもう・・・

メトロもそうでしたが、オランダと比べるとベルギーの鉄道もやはり洗練さに欠ける気が・・・古き良き時代の名残みたいなものが駅や車両に感じます。こっちのほうが個人的には好きですが。

中央駅から歩いて数分でグランプラスに到着しました。一つ一つの建物がいかにもヨーロッパらしい荘厳さを感じさせます。

でも、思ったより広場の面積が狭い感じがしました。勝手にもっと広々したところなんだろうって思っていたのでこれにはちょっと拍子抜けしました。

このあと1時から入場無料となる王立美術館に行くので、どこかお昼が食べられるお店を探そうと、なんとなくそっち方面に適当に歩きます。

王立図書館の隣にある小さな公園にやってきました。この階段を登ると眺めがよさそうな。

はるか向こうにグランプラスの市庁舎の塔が見えます。ブリュッセルの街はこう見ると結構起伏があることがわかります。

公園を抜け、階段や坂道を登り切ると「ロワイヤル広場」で、地図によると聖ヤコブ教会の向こうに王宮があるようです。この広場を右に曲がると王立古典美術館の入口がありました。

この時点でまだ12時30分くらいだったんですが、館内にちょっとしたカフェがあるみたいだったので、セキュリティの係の人に「レストランだけでも入れますか？」って聞いてみたらＯＫをもらえました。ここでお昼にします。

トレーを持って自分で好きなものをチョイスしていくシステムでしたが、ちょっとした料理も注文できるようで、ハンバーガーとパスタを注文しました。

すると、受付してくれたお姉さんが目の前でパスタを茹ではじめ、同時進行でハンバーグのパテとベーコンを焼き始めました。その手際の良いこと・・・一人でよく二つのことをこなせるなあって感心しながら見てました。

カフェの中は個性的な作りになっていて、ソファが置かれているかと思えばバーカウンターのような一角もあったり・・・居心地がよくてゆっくり過ごしちゃいました。ファストフード的なお店の割には味もなかなかで・・・

王立美術館はいくつかの分野に分かれていて、こちらは古典美術館。館内が非常に真新しく感じられ、きれいでした。

王立美術館の一部である世紀末美術館とマグリット美術館にもせっかくだから行ってみましたが、こちらはまた独特の雰囲気で・・・

美術館や博物館って、まじめにしっかり見て回ると結構疲れるんですよね。

トラムとメトロを乗り継いで、ホテルにいったん戻ろうと思います。

トラムの場合はこの赤い丸い部分にきっぷをかざすみたいです。24時間券の場合はどうすればいいのかな・・・と、いつも各国の都市交通に乗るたびに考える事案です。

ホテルに戻り、休憩後、せっかくメトロのきっぷも持っているので「ゴディバ」のアウトレットのお店に行きました。アジア系（たぶん中国系）のお客さんが大量にチョコレートを購入していました。狭い店内でしたが、結構いろいろな種類のチョコレートがあって、妻＆職場などへのばらまき土産を調達することができました。

ホテルに戻り、近くのスーパー「デレーズ」でお買いものをしました。チキンの入った大きいサラダと賞味期限が間近で30％安くなったタルトを購入。全般的にカルフールより安い気がします。エビアン500mlが0.67ユーロって・・・安っ！

2019.2.7（木）
今日は電車に乗ってフランダースの犬で有名な「アントウェルペン」へ行こうと思います。

ゴミ回収に出陣する車と出会いました。

ベルギー鉄道はオランダのような早割やネットディスカウントチケットなどは見当たらず、年齢や曜日によって安くなるチケットがあるそうです。なかでも「レイルパス」というものがお得かなあと思い、こちらの券売機で購入してみます。

買えました。10回乗れて83ユーロ・・・前情報では77ユーロだと思っていたら値上げしてました。

10回回数券みたいなものですね。乗る前に乗車区間等、必要事項を書くのが決まりらしいです。

ホームに設置されている案内板。9：49発のＩＣに乗ろうと思います。アントウェルペンへは結構列車の本数があり、移動しやすいです。

と、思ったら、出発5分前で発車番線が変更になりました。急いで階段を上り下りし、隣のホームへ。

来ました。これに乗ります。機関車が牽く昔ながらの列車でした。

でも車内は結構新しめでした。2階建て車両でしたが、オランダの車両より天井が高く感じられ、圧迫感はあまり感じません。

1時間くらいでアントウェルペン中央駅に到着。
5日前のロッテルダムへの移動日にここを通過しています。実際に降りてみると、駅構内の豪華な装飾にびっくり。

エスカレーターを上がり、一つ上のコンコースから下を見ると・・・

このような空間になっています。

ん？

そうか・・・
この駅は2階建て仕様になっていて、線路やホームが上下立体的に設置されていることがわかります。

国の重要文化財に指定されている駅だけあって、ここだけでも見学に訪れる価値があるかもしれません。まだ上段にもコンコースがありますね。

えっ？あれ？？

なんと、最上階のフロアにもホームが存在してました。
つまりここは3層式の立体プラットホームがある構造になっていたんですね。初日に空港からロッテルダムに移動した際は、そのようなことは全く気が付きませんでした。

街の名前の由来が「手を投げた」ということからなのか、銀色の「手」のオブジェもありました。その向こうに観光案内所があったので、地図をもらいました。

対応してくださったおばさまが「これからどこへいくのかしら？」みたいなことを聞いてくるので、ガイドブックに書いてあるとおり「ノートルダム」って答えたら、えらくびっくりして「行けるわけがない！」くらいの勢いでいろいろ言ってきました。

いただいた地図に書かれた「聖母大聖堂」の位置を指で示すと、「ああ、ここに行くのね、もう・・・」って感じで、行き方等説明してくださいました。こっちでは「フランダースの犬」で有名な大聖堂はノートルダムとは呼ばないのか？

駅の外から駅舎を撮影。メインストリートを大聖堂に向かって歩いて行こうと思います。

なんと、アントウェルペンの街中にユニクロがありました。

20分くらいで「フルン広場」に到着。ルーベンスがお出迎えしてくれました。

大聖堂に入場します。6ユーロの入場料でしたが、息子は「学生さんね」って感じで４ユーロにしてくれました。

自分が小学生だった頃、日曜日の夕方に放映されていた名作アニメで「フランダースの犬」をよく見ていた記憶があり、少年ネロがパトラッシュという犬とともに教会の絵を見ながら天国に旅立っていくというシーンがこの歳になってもよく覚えています。

その時の絵画がこれのようです。

さすが、日本人がたくさん見に来るのでしょうね。このような解説がありました。

それにしても、ルーベンスの最高傑作といわれるこのような絵が、美術館ではなく教会の中で見ることができるのが、とても素晴らしいと思います。

大聖堂内部はルーベンスの絵画以外にも、素晴らしい彫刻や絵がたくさんあり、意味が分からずとも十分楽しめます。

教会内部は白を基調としたデザインでとても明るい印象が。

天気がよかったのも幸いして、ステンドグラスが本当にきれいでした。こういうのって絶対なにがしかの物語的意味合いがあるはずなんですが・・・

いつもわからず・・・

こちらは「十字架を持つ男」の銅像で、いただいた日本語のパンフによると、「すべての訪問者にとって鏡のような存在でありたい」と書かれておりました。

うーん・・・解説を読んでも難しい・・・

おひとりで黙々と何かを修復してくださっている方がいらっしゃいました。こういうのって、なんか「ぐっ」ときちゃいます。

お土産コーナーがありました。レジのところでは係の方がスマホでずーっと誰かとおしゃべりしていました。外国っぽいこういう雰囲気・・・好きです。

近くにスタバがありました。息子が「ベリーなんとか」・・・が飲みたいというので入ってみることに・・・

晴れてはいましたが、風が強い日でしたので体感としてはとても寒く、スタバのカプチーノで体があたたまって少し元気回復しました。

市庁舎のあるグローテマルクトへ向かいます。

市庁舎は改修中のようで、それらしい幕がかけられておりました。手前の像は、アントウェルペンの名前の由来となった古代ローマの兵士「ブラボー」だそうです。

この時期はシーズンオフなので、休業中の施設が多く、それでも大聖堂やアントウェルペンの街並み、駅などを見ることができ満足したので戻ろうと思います。帰りはメトロに乗ろうと思い、地下駅へ。

フランドル地方を一手に引き受けている交通機関「デ・レーン」の10回回数券を購入しておけば、今後訪れる予定の「ゲント」や「ブルージュ」の市内交通でも使えるので便利ですが、券売機ではカードが使えないようなので窓口へ。

ガイドブックを見せ、これが欲しいと「Lijnkaart」の文字を指さしたら、窓口のおばさまが老眼鏡をかけなおし、地球の歩き方をじーっと見たあと、これを売ってくれました。

メトロでは降りる駅を間違え、一駅先まで乗ってしまい、歩いてアントウェルペン中央駅まで戻ってきました。最初にブリュッセルから到着した時に見た駅構内の景色とは反対側の出入口から構内に入りました。こちら側も素晴らしい。

まだ時間がお昼すぎなので、このままゲントまで足を延ばそうと思います。次の出発は13：51発。

時間があるので構内にあったサンドイッチ屋さんでお昼を購入。あまりおなかはすいていなかったので、ボリュームのあるサンドイッチ1個とドーナツ、コーラにカプチーノを購入し、ホームのベンチで食べました。

出発時刻が近くなり、折り返し列車が到着。ゲントまでは約1時間かかります。

ゲント駅は改修中のようで、乗ってきた列車は真新しいほうのホームに到着しました。

駅舎はノスタルジックないい雰囲気でした。そのうち改修された後は取り壊されてしまうのかも。このまま残してほしい感じがします。

市内中心部までは約2キロ離れているそうで、トラムに乗って行こうと思います。降りるところとかがよくわからないんですが、まあなんとかなるかな。

トラムの車内にはこのような停留所の案内モニターもありました。ただ、どこで降りればいいのか停留所の名前もわからないので、ひたすら地図と窓外の景色を見比べながら、降りるタイミングを見計らっています。

「このへんかなあ」って思って降りたところが、「フランドル伯居城」の目の前。旧市街の中心からは外れましたが、逆にここから歩けば旧市街の端から端まで歩いて見て回れるのでいいと思います。

お城は外から見ていいことにし、中には入りませんでした。旧市街中心部に向かって歩き始めます。川を渡る橋からの眺めがいい雰囲気でした。

反対側の眺め。市場の建物が独特の雰囲気を醸し出しています。

旧市街の街中をこのようにトラムが・・・歩行者の目の前に・・・自己責任。

コーレンマルクト広場から鐘楼と繊維ホール、聖バーフ大聖堂を眺めます。絵になる風景です。

鐘楼と繊維ホール全景。鐘楼に昇っても良かったんですが、オランダ・ユトレヒトの「ドム塔」のトラウマからか、息子は全力で拒否・・・入りませんでした。

聖バーフ大聖堂。自分もやはり教会の方に魅力を感じます。

「神秘の仔羊」という絵が有名なのですが、ステンドグラスや彫刻なども素晴らしかったです。

撮影していいものかどうか・・・一抹の迷いはありましたが、あまりにも完成度が高いというか・・・写さずにはいられませんでした。

オランダはプロテスタントの国、ベルギーはカトリックの国・・・教会の装飾など、その印象はだいぶ違います。

ガイドブックによると、この教会所蔵の有名な「神秘の仔羊」という絵は、別料金で見ることができるようなんですが、無料エリアの教会内の一角にこの絵が飾られていました。似ているような気が。

ゲント見学を終え、ブリュッセルへ戻ります。夕飯をどうしようか考え、南駅構内のレストランにするか、売店やスーパーで何か買ってホテルの部屋で済ますか・・・

もうお寿司は・・・ねえ。

マクドナルドに似たファストフード店が駅構内にいっぱいあって、そこでボリュームのあるハンバーガー類を食べようということになりました。注文すると、担当のお姉さんが「注文の品は在庫切れ、つくるのに5分くらいかかるから、今あるこっちのやつにしたらどう？」的なことを言われ、それはあまり好きじゃないやつだったんで「待つ」って言って出来上がるのを待つことに・・・

うーん・・・なかなか出てこない。
注文したお姉さんは超忙しそうで、近くで箒を持って掃除している別のお姉さんにレシートを見せ「これってまだ？」って聞いたら、「私担当じゃないの」みたいなことを言われ、あーそうかー
外国って、受け持ちテーブルとかそういうので担当、担当外ってやっぱりあるんだなあ・・・って思いました。でも、見かねてその箒のお姉さんが担当のお姉さんに言ってくれて、しばらくしたら出てきました。「忘れてたあ・・・ごめんね」のようなことを言って。