北陸2泊3日

2019/01/31 - 2019/02/02

北陸を駆け足で、でも結構満喫できた3日間。
特急電車は乗ってないかも。

エリア 金沢(石川)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 5.0

• 交通手段: 観光バス ANAグループ JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

長いトンネル苦手なので、せっかくの北陸ですが飛行機で。あと飛行機の方が旅作で申し込めば安いですし。

羽田から富山空港へ。空港からバスで富山駅へ。さてどこ行こう？
まずはスタバです。
2008年という過去のランキングですが、ここが世界一美しいスタバとネットで見たので、駅の観光案内所で道を聞いて、来てみました。

空港からのバスが到着した方と反対側に地下道を通って移動します。

駅からは10分以上歩いたかな。

店内は平日のため、スーツでミーティングしてるグループ客が多くて、旅気分盛り下がる。笑

確かに景色はきれいでした。
なんというか、冬だったせいか、ブリューゲルの絵みたいな色調で。なんてことは後からスマホで撮った動画を見てたら思いついたことですが。

富岩運河環水公園 公園・植物園

富山駅観光案内所で富山市内のおすすめ観光スポットを教えてもらいました。一つはトラムに乗って、岩瀬浜まで。終点岩瀬浜の2つ手前の駅で降りて古い街並みを楽しめるとのこと。
もう一つは、今富山市ガラス美術館でやっているジブリ展。
さっそく岩瀬浜方面を目指します。
環水公園スタバから、駅に戻らず、
途中で左折して、インテック本社前からトラムに乗り、
東岩瀬で下車。
案内所でもらった地図を頼りに少し歩くとそれらしき街並みが見えてきました。

しばらく行くと、廻船問屋森家、という観光スポットがあったので見てみることに。

写真は森家内部。奥の方に飾ってあった大黒様？のようなお人形と、船が沈んでも沈まない金庫。

ボランティアガイドさんが丁寧に説明してくださり、入場100円なのですが濃い観光を体験しました。
日本の木造家屋の良さを学び、感じることができました。

森家と関係ないですが、
施設内通路に貼られてたポスター、孫と祖父母が一緒に観光に来たらどっちか（両方？）が無料で入館できるサービスを
イラストで宣伝してるんですが、
おじいちゃんの泣き顔で「観、無料」。
面白くないですか？笑笑

森家を後に、更に歩くと多少迷いましたがやがて岩瀬浜駅に到着。駅前の観光施設？は閉まってるようでした。運河沿いに2階建てくらいの高さの小さな展望台もあって、そこから海も見れたのかも？天気が悪くなって来て、元気もなくなってきて、
展望台、目の前にあるのになぜか上らず。。見なくて後でちょっと後悔したけど
富山はまた来たいので、次回ぜひ。

岩瀬浜駅で寒い霧雨の中しばらく待ち時間を過ごしてのち、富山駅行きのトラムに乗り、戻ります。トラムは一回200円。観光用のお得なチケットもあるのかな。。わかりませんが。
駅中の流行っている回転寿司で腹ごしらえ。白えびコロッケも買い食いしました。いろいろ美味しかった。
元気出たので再びトラムに乗り、富山市ガラス美術館で開催されているジブリの大博覧会へ。
三鷹のジブリ美術館に一度もいかないのに、なぜか旅先で勧められると訪ねてしまう。旅行マジックですね。
展示は色々、見応えありました。
ガラス美術館ならではの肝心のガラスで作られた走馬灯は撮影OKだったんですが、撮りませんでした。
そして常設展のガラス作品は別料金だったので、またの機会にと見送りました。

2階のカフェがとってもおしゃれな空間で、お茶したくなりました。

ジブリ展を見終えたところで3時近かったかな。暗くならないうちに金沢につきたかったので、ちょっとお茶でも、という気持ちをグッとこらえて金沢方面の在来線に乗ります。
今回の旅で一番したかったこと、それは、電車の車窓から景色を眺めながらボーッとすること。さっそくこの旅最初のボーッとタイム。そして爆睡。目が覚めたら金沢についてました。
金沢駅を出ると雪が降ってました。駅前のスタバの人魚、黒くてデカいです。

駅からすぐの宿に荷物置いて、お風呂入ってから夕食食べに外へ。夜の金沢駅。
駅ナカのゴーゴーカレーで金沢カレー食べました。キャベツはもちろんおかわり。
さらにお向かいの8番ラーメンで餃子も。カレー、美味しかった。うっかりググったら東京にも何店舗かあるみたいです。でも金沢だから美味しいんだ、とも思ったり。

2日目朝の金沢駅。今から電車で福井駅に向かいます。

PASMOにたくさんチャージしてきたので、鉄道はほとんどこれで移動できた。

また爆睡。せっかくのボーッとタイムなのに。

10時半頃？福井駅に到着。えちぜん鉄道改札と、バスのチケット売り場がある方の福井駅構内。恐竜が博士でした。ベンチに座ってました。

駅前のオフィスビルっぽい建物の1階にファミマがあり、建物の中に抜ける出口を通ると奥にお弁当屋さんがあったので、そちらで惣菜、ホカホカご飯などをかって、イートインコーナーでいただきました。美味しかった。お弁当は11時からとのことで買えませんでした。
朝も東京では買ったことのない、ビゴの店がなぜか金沢駅前のビルにあり、そちらで買った美味しいパンを宿で食べてから出発したので、
これは2度目の朝ごはんです。

2度目の朝ごはん食べてたら、乗ろうと思っていた永平寺に直行するバスを逃してしまった。
でもそのおかげで、もう一つ気になっていた一乗谷朝倉氏遺跡を経由して永平寺に行くバスに乗れた。
一乗谷、良かった。バスから眺めただけだけど、グッと胸に込み上げるものがあった。長い間生きていると、地味だけど意味がある、みたいな良さが自分なりにわかるようになって、史跡名所などの観光がどんどん面白くなる。
歳を取るのも悪くないものだ。ほんとに。
いや、一乗谷は地味ではないのか？だって、戦国時代の街並みが、床というか地面の部分だけとはいえ、そのまま残ってるなんて、随分とダイナミックな話じゃないですか。でも、一見、草はらだからやっぱり地味めってことにしておこう。

そして一乗谷朝倉氏遺跡から永平寺へ。
こちらもまた素晴らしかった。

福井駅では、お天気雨ならぬお天気雪で、日が差しているのに雪が降っていたけど、福井を出てからは大体止んでいたと思う。
永平寺へ登って行くバスからの眺めがすごく良かった。薄く雪が積もった木々の間をぐるぐる登って行く。
そして到着。
バス降車場からお寺までは少し歩いた。坂を登って行く感じ。
写真は永平寺の入り口。

曹洞宗大本山永平寺 寺・神社・教会

永平寺見学…じゃなかった、参拝中にパシャリ。

曹洞宗大本山永平寺 寺・神社・教会

永平寺は清い空間という感じ。清さって見えないのに伝わるんだ、って思いました。お坊さんたちが修行する空間に紛れ込んで、少し清くなれたかな。なれないかな。

バスで爆睡も気持ちいいんだよなあ。あっという間に福井駅に着きました。そこから金沢方面の電車に乗り、大聖寺で降り、石川県九谷焼美術館へ。
駅から10分位だったかな。

写真は美術館の庭。
この写真には写ってませんが、大きな鳥さんがいました。
九谷焼の展示は思ったより少なかったですが、企画展、特別展の準備中だったので、そちらも見れてたらちょうどいいボリュームだったかも。料金は企画展の時も変わらない（500円)そうです。
2階のカフェが居心地良くて…。まったりしちゃいました。
泡コーヒーとチーズケーキ、美味しかった。白っぽい椿をトレイに添える風流。
肝心なものの写真をよく撮り忘れます。

大聖寺は他にも観光しようと思えばいろいろあるみたいですが、駅に戻ってから改札で案内のパンフレットを見つけたので、何も見ませんでした。

大聖寺の待合室に、昔読んだ漫画など見つけたので、読んで時間をつぶします。
金沢駅行きの電車で、金沢に着いた時は日が暮れてました。6時か7時くらいだったかな。

石川県九谷焼美術館 美術館・博物館

明日は帰る日。せっかくなので金沢らしいものを食べよう、と
加賀野菜を食べられるお店をネットで調べてみたがあまり良く分からず、
金沢駅構内の観光案内所で2軒教えてもらい、
店内が完全禁煙の方にしました。

創作料理「cocomi心味」というお店です。
お野菜だけでなく、お肉お魚も地場産にこだわっていて、
色々美味しくて、満たされました。

ウェブサイトによると、5月で金沢のお店は終了し、6月からは松任に移転するようです。

3日目は、尾山神社、兼六園、石川県庁舎ビル展望フロアを見て、充実の観光。県庁舎から見た海の色がきれいでよかったな。金沢駅からバスで片道15分？20分くらい？だったかな。朝の兼六園も梅が咲き始めてて（2本）、松も素晴らしくてよかった。
尾山神社では、利家とまつにお参りしました。
今回は金沢はあまり観光してないけど、金沢はあと何回も来たい、大好きな場所。その繁栄の基礎を築いたお殿様、と思うと丁寧にお参りしたくなります。


定番観光のあとは金沢駅建物内の「あんと」の中を行ったり来たり。お土産選びに結構時間を費やしました。
写真は金沢のマスコットキャラクター（ゆるキャラ？）ひゃくまんさん。このキャラ、大好き～


昼もまた金沢駅でゴーゴーカレー。ゴーゴーカレー、美味しすぎて東京でも行っちゃいそう。

それから電車で小松駅へ。
以前の金沢旅行では、金沢～小松空港はシャトルバスを利用しましたが、電車とバスを乗り継いだ方が少し安いし、観光もできます。

小松駅周辺の観光は、美術館と陶器の展示施設を目指すも、思ったより遠くて諦め、
代わりに、行きたかった温泉（だけど銭湯）に出会えました。
たまたま通りかかった銭湯の店先の電光板宣伝で、「芦城温泉元湯」の文字が流れていたので、迷わず入ります。
「さくら湯」さん。とても気持ちいいお湯で、ちゃんと温泉の成分表示もありました。銭湯料金ですから440円。東京の銭湯より少し安いです。小松駅から歩いて10分弱だったと思います。

お風呂に入る前に、道を聞きがてら買い物をしたパン屋さん「あづまや」さんが車道を挟んで銭湯のお向かいにあります。
こちらのパン、あとで空港で食べたら美味しすぎて、びっくりしてレジ袋の店名をググったら、小松では有名なパン屋さんで、都内と神奈川県でも度々催事などで販売しているところでした。
藻塩入り塩パンと、くるみあんぱんをいただきましたが、もっとたくさん買えばよかった！

鉄道の小松駅前からバスで小松空港へ。
バス待ち中に小雨ですが、冷たい雨が降って来ました。
さっきまで晴れてたけど、遠くの空は黒雲がかかっていたのです。バスで空港まで12分。
2時間以上早く空港に着いてしまいましたが、出発ロビーで地元局のテレビを見たり、パンを食べたりしてたらあっという間に搭乗時刻になりました。

さて、旅の総括。
数年ぶりの旅行だったので、旅に出られた、というだけでまず大満足。電車やバスの待ち時間も多くて、効率よく観光できたとはいえないけど、
普段の生活で体験できない貴重な時間を過ごせてすごく楽しかった。

金沢も福井ももちろん良くて、どちらもまた来たいけど、富山の、人の感じがすごく良くて、また行きたい。今度は富山だけでゆっくり街中をぶらぶらしたりしたいなあ。

金沢百番街 ショッピングモール

金沢百番街 ショッピングモール