2017/02/18 - 2017/02/21
4774位(同エリア8626件中)
KONAさん
坂口憲二さんが旅番組「アジア万感」でアンコールワットを訪れ、ゆっくりとした時間を過ごす姿をDVDで観て、旅立つ。もちろん、行き帰りにはバンコクに立ち寄ることは忘れずに。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 徒歩 バイク
- 航空会社
- エアアジア エアアジアX
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
2017年2月19日カンボジア2日目アンコール遺跡へ
シェムリアップの朝はにぎやかだ。すぐ近くに寺院があると思われ、6時ごろから集会。爆音で宗教音楽が流れている。7時には部屋の前にある小学校の校庭で子供たちが大騒ぎ。まあこちらは気楽なトラベラーなので寝不足でも構わないけど、ビジネスで宿泊していたらつらいだろうな。
今日はお腹の調子も復活してきたので、1Fのレストランに向かう。
東南アジア特有のオープンエアでゆったりした雰囲気。
朝食メニューはアメリカンスタイルが主体でつまんないな、とメニューを眺めているとローカルご飯を発見。ライスにフライしたポークまたはチキンを選べるようだ。ポークを選択。 -
これは旨そうだ。
そして旨かった。しかも2ドルという低価格。
ホテル朝食でヒットしたのは久々だ。 -
朝食後フロントでアンコール遺跡観光のためのトゥクトゥクチャーターを依頼する。
半日チャーターで12ドル。事前にネットで調べた価格とそう変わらないので依頼する。
昨日ホテルに送ってくれたドライバーが来たら、少し気まずいけど、その時はその時で。
30分も待たずにトゥクトゥク登場。人の良さそうなおじさんだ。半日よろしくお願いします。 -
昨晩の到着時は深夜でもあり、状況は違うかもしれないけど、この時間のホテル前の通りは両側に路上駐車車両があり、交通量もそこそこあって走りづらそうだった。
広い幹線道路に出てもノロノロ運転は変わらず。 -
スクーターのレンタルがあちこちで見られる。初めての街でスクーターはさすがに手を出せない。
レンタルスクーターに乗っている多くの外国人を目にするが、あの行動力というか事故リスクとのトレードオフぶりには感心する。 -
前を走る「UEDA COFFEE」のトゥクトゥクが気になる。
移動販売カーのようだ。後部座席の人は走行中にも関わらず仕込み中だろうか。方角から見て、この移動販売カーもアンコール遺跡群を目指しているのだろう。 -
10分ほど走ると、市街地を抜け、道路の両側から建物が消えた。アンコールワットが近づいてきた気がする。
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そしてチケットセンターに到着。ここでしかチケットは購入できない。
大混雑かと思いきや、かなりの数のブースが用意されており、1ブースあたり5名程度の待ち行列。チケットの貸し借りができないよう顔写真を撮影し、チケットに印刷する。よって、通常のチケット購入以上に時間を要する。クレジットカードは使用できず、現金のみ。1日券が20ドルは妥当な金額だと思う -
これが出来上がったチケット。顔写真と有効期限が印刷されているけど、解像度が低いので顔写真の判別は大変そうだ。ここまで来て、20ドルを惜しむ人は皆無だと思うけど。
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チケットセンターから更に進むと両側の木々の密度が高くなってきた。
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アイスクリーム屋さんの車にはヤシの実がぶら下がっている。これも需要があるんだろう。
駐車場でトゥクトゥクと別れ、いよいよアンコールワットへ。 -
チケットセンターの感じでは、空いていそうだったけど、結構な混雑だ。
日差しが強いとはいえ、混雑の中で傘をさしている場違いな女性が日本人でないことを祈る。 -
複数の塔が立ち並ぶこれぞ「アンコールワット」を肉眼で見ることができ、単純にすごいと圧倒させられる。
いくらかは修復の手が入っているものの、800年前に作られた建物。気象状況は決してヤワじゃないこの地でこうして姿をとどめていることに感嘆する。 -
階段はかなり急だ。足の悪い人やお年寄りはあきらめるしかないだろう。
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宗教上の意味合いも含まれるのかもしれないが、複雑な建築だ。
これを重機など存在しない800年前に実現するにはどれほどの人力と技術を要したのだろう。 -
城郭には、そこにいるのが当然のごとくサルがうろついていた。
外は開発が制限された森だから、サルにとっては天国なのだろう。 -
壁画を眺めていると飽きない。どういう意図で描かれているのだろうか。
像が描かれるのはインドシナ半島ならでは、と感じる。 -
この装飾は、すごく手が込んでいることは伝わるけどどんな意味があるのだろう。
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これは綱引きだろうか。日本独自の競技だと思っていたけどずいぶん以前からここカンボジアでも存在していたのだ。立体感を感じる壁画だ。
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ラオスでも感じたけど、空が広い。今日のようないい天気の日は気持ちいいが、スコールの際は一面真っ黒になるのだろう。雷もビシビシ光りまくるのだろう。
本来ここに水が蓄えられていて、太陽の位置によっては塔が水面に映る場所のはずだ。乾季の今はほとんど水がない。 -
駐車場に戻るとドライバーはうたた寝。乗せた客が遺跡を見学している数十分間ずっと居眠り、それを遺跡ごとに繰り返し1日の仕事は終わり。それを日々繰り返す。他国の人の人生をとやかく言うつもりはないが、「それでいいのかよ、おっさん」と思ってしまう。
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アンコールワットを離れアンコールトムへ。
アンコールワットでは多数いたチャイナ系観光客の姿がここでは激減。彼らはどこに行ったんだろう。
王宮として居住空間を見ることができたアンコールワットと異なり、アンコールトムは圧倒的に宗教色が強い。 -
カメラのシャッターを押していると中学生くらいの男子が窪んだ場所から手招きしている。ここから撮影するといいよ、というジェスチャーをしている。
確かに撮影場所としては良さそうだが、胡散臭い。
後からお金をせびられそう。「ノーサンキュ」と強く伝えてその場を離れる。 -
建物の中から天井窓を見上げる。石を並べただけのように見えるけど、崩れてきそうな不安感はない。
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アンコールワットのように整備されていないバイヨン寺院の荒涼としながらもあたたかさを感じる四面仏が、このジャングルに溶け込んでいる。
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途中、象タクシーに遭遇。もっと見かけるかと思ったけど、象の姿はこの後もほとんど見かけることはなかった。
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バプーオン遺跡に向かう。上層階から見下ろす。ばらばらとなった石材がもとはどんな姿だったのだろうと想像力をかきたてられる。
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屋上に人の姿。あそこまで行ってみよう。
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想像を巡らす時間を堪能し、ゆっくり降りていく。
ここも足腰が丈夫でないと上り下りが困難だ。年を取る前に来てよかった。 -
祠と思しき建造物。これ単体でもすごい存在感だけど、巨大なバイヨンを見た後だと通り過ぎてしまいそう。
アンコールワットに較べると何分の1くらいに人の少ないアンコールトムをゆっくり味わい、次はタプロームヘ。タプロームは寺院の遺跡が樹木に覆い尽くされる様を写真で見て、是非自らの目で確認したかった場所。 -
ただ、トゥクトゥク上でGoogleMapを見ているとタプロームとは違う方向に進んでいる。今日のドライバには悪い印象は持っていなかったけど、おかしなところに連れていかれるのかと訝しんで身構える。
思った通りおかしなところに連れていかれた。
と言ってもレストランだが。
タプロームとは異なる方向に向かったドライバーは、途中の道路脇にあるレストランのパーキングに当たり前のように入っていき、当たり前のようにレストランのスタッフが出迎えにきて、これは逃げようがない。見た目はドライブインっぽいレストラン。シェムリアップ市街で観光客相手に営業しているレストランと相違ない。
メニューを見た感じでは「ボッタクリ」ではなさそう。 -
暑かったので、まずはビール。
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味は期待せずに英語表記のあるメニューから野菜炒めを選択し、オーダー。
ライスもついてきた。
悔しいけど美味しかった。
自分の意志に反した場所で、貴重な食事の機会を強制的に与えられたことに憤りながらも、リーゾナブルで美味しかったからすっきりしない気分。 -
外のパーキングに多数のトゥクトゥクが停まっている。僕と同じようにお昼を跨いでチャーターしたことで、ここに連行されたのだ。ドライバー達はくっちゃべったり昼寝したり、各々のスタイルで客の食事が終わるのを待っている。
アンコールワットやアンコールトムのパーキングでも皆ほぼ寝ている。
半日のチャーター代金は20ドルだった。手元に残るのはそのうち半分だろうか。とすると1日の収入は10ドル。休みも取らずに毎日働くのだろうか。あるいは働く日は早朝深夜も連続で働くのだろうか。そういった「勤勉」という言葉からは失礼ながら遠い人たちに思えるが。
お昼ごはんを済ませて次の遺跡へと向かう。次はタプロームだ。 -
実物はド迫力だった。アンコール遺跡群の中でも最もインパクトのある場所ではないだろうか。
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そのままの状態で保存しているようだが、さすがに一部は補強してある。こうでもしなければ崩れそう。強めの地震が襲ったらひとたまりもなさそうだけど、このあたりを過去地震は襲わなかったのだろうか。
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なんとも表現ができない光景だ。ちょっと怖くなってくる。
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このアーチに至っては形を保っているのが不思議なくらい。
800年以上前に石でアーチを組んでいる。
日本の古い寺院や城では見かけない曲線だ。 -
ホテルにはPM4時に戻ってきた。出発したのが8時過ぎだったので、およそ8時間のアンコール遺跡巡り。堪能した。今日これ以上遺跡は見れない。もうお腹いっぱいだ。
ホテルの部屋はきれいにメイキングされていた。
改めて眺めると広い部屋だ。 -
何より2面に窓があり、バルコニーがあることが高ポイント。
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そのバルコニーに出てみる。まだお日様は高い位置にあり暑い。
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暑いけど、バルコニーに置かれたテーブルでビールをいただく。
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徐々に日が傾いていく。
ビールを味わいながらいい感じのトワイライトタイムを味わう。 -
朝ご飯が安くて美味しかったので、悩むことなくホテル1Fのレストランへ。
お店探しも楽しいけど、奔走する時間や体力を使わず、間違いのない(と思われる)ここで晩ご飯。
まずはビール。冷えていて旨い。 -
2012年のホーチミン旅行以来5年ぶりの生春巻き。
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4本で2.5ドル。安くて旨い。ビールが進む。
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1品2~3ドルでリーゾナブル。
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肉料理もしつこくなく美味しかった。盛り付けがきれいだ。
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更に揚げ春巻きまで。生春巻きほどのインパクトはなかったけど安定の旨さ。一人で3品、そしてビールでお腹いっぱいになる。大満足。このレストランにして間違いなかった。
昨晩は到着が遅かったので、ほとんど街歩きができなかった。腹ごなしで夜のシェムリアップへ。 -
有名なPUB STREET。外国人の姿が多い。やはりこの手の観光ストリートは「入ってみよう」というお店がほとんどない。
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TripAdviserで上位にランクされていたGENEDIEVE'S。アングルサクソンでお店は一杯。
入る気はもとよりないが、口コミサイトの力を感じる。
街歩きはそこそこに、スーパーで各種ビールを購入してホテルに向かう -
ホテル近くのこのレストラン。いい感じだけど予約で満席とのお知らせ。
お客さんはほぼ外国人という点は先ほど覗いたGENEDIEVE'Sと同じだけど、明らかにこちらのお店の方がカジュアルでいい雰囲気。
もしもう一度シェムリアップに来ることがあれば(多分ないけど)寄ってみたいと思えるレストラン。
ホテルの部屋に戻り、ビールを楽しみつつ、カンボジア2日目の夜をゆっくり過ごす。
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