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禁欲的な生活を送った僧侶たちが築いた奇岩の上の修道院を知ってのは10代の頃。テレビ番組で見てから訪れてみたかったメテオラ。かつては女人規制でしたが、EU原則のおかげで現在は長いスカートを履けば女性の入場も可能になりました。<br /><br />バスや車を使えばアクセスに不自由なく、きれいに改装されて、しかもカーニバルと重なってどの修道院も参拝者・訪問者が絶えなかったのが思っての外でした。それでも時として狂気とも思えるほど崇高な信仰心を実地で感じられたことは大きな収穫でした。<br /><br />アテネに戻ってから考古学博物館を見学しました。歴史の教科書で得た知識と実物の展示品が照合できて感動しました。成熟した文明を誇ったギリシア。その一方でEUの経済危機を招いた当事者である事象も垣間見られて色々と深く考えた旅になりました。

ギリシア 憧れのメテオラを目指して2 メテオラ

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2018/02/18 - 2018/02/18

38位(同エリア265件中)

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のまど

のまどさん

禁欲的な生活を送った僧侶たちが築いた奇岩の上の修道院を知ってのは10代の頃。テレビ番組で見てから訪れてみたかったメテオラ。かつては女人規制でしたが、EU原則のおかげで現在は長いスカートを履けば女性の入場も可能になりました。

バスや車を使えばアクセスに不自由なく、きれいに改装されて、しかもカーニバルと重なってどの修道院も参拝者・訪問者が絶えなかったのが思っての外でした。それでも時として狂気とも思えるほど崇高な信仰心を実地で感じられたことは大きな収穫でした。

アテネに戻ってから考古学博物館を見学しました。歴史の教科書で得た知識と実物の展示品が照合できて感動しました。成熟した文明を誇ったギリシア。その一方でEUの経済危機を招いた当事者である事象も垣間見られて色々と深く考えた旅になりました。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
3.5
グルメ
4.5
同行者
一人旅
交通手段
観光バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 7時起床。昨夜着いた時は暗くて何も見えませんでしたが、明るくなったのでメテオラの入口である岩山が見えます。今日はついにメテオラに行くのです。

    7時起床。昨夜着いた時は暗くて何も見えませんでしたが、明るくなったのでメテオラの入口である岩山が見えます。今日はついにメテオラに行くのです。

  • 近くのパン屋で買ったポロネギのパイを朝食にします。

    近くのパン屋で買ったポロネギのパイを朝食にします。

  • かなり遅れてバスが到着し、メテオラツアー開始です。レンタカーならば簡単に回れますが、メテオラ観光サイトのツアーを申し込みました。25ユーロと手ごろな価格です。<br />https://www.visitmeteora.travel

    かなり遅れてバスが到着し、メテオラツアー開始です。レンタカーならば簡単に回れますが、メテオラ観光サイトのツアーを申し込みました。25ユーロと手ごろな価格です。
    https://www.visitmeteora.travel

  • 最初は聖ニコラス・アナパウサス修道院。14世紀に修道院の基礎が築かれ、2015年時点で現在1人の修道士が居住していたようです。(現在の状況は不明)

    最初は聖ニコラス・アナパウサス修道院。14世紀に修道院の基礎が築かれ、2015年時点で現在1人の修道士が居住していたようです。(現在の状況は不明)

  • メテオラの修道院は奇岩の上に建てられています。14世紀にビザンチン帝国に支配されるまで最盛期には26もの修道院がありました。現在残っているのはたった6か所。<br /><br />メテオラを知ったのは日本で過ごした10代の頃です。神に近づくべく世俗を離れて、自然が築いた岩の上に祈りの場所を築いて修道士が生活していたという史実に私はただ敬意と好奇心と憧憬を抱きました。

    メテオラの修道院は奇岩の上に建てられています。14世紀にビザンチン帝国に支配されるまで最盛期には26もの修道院がありました。現在残っているのはたった6か所。

    メテオラを知ったのは日本で過ごした10代の頃です。神に近づくべく世俗を離れて、自然が築いた岩の上に祈りの場所を築いて修道士が生活していたという史実に私はただ敬意と好奇心と憧憬を抱きました。

  • 階段を上って入口までたどり着きました。眼下には壮大な風景。

    イチオシ

    階段を上って入口までたどり着きました。眼下には壮大な風景。

  • かつてメテオラは女人禁制でしたが、EUの基本原則、人の自由移動を妨げるという理由で現在は女性も入場できるようになりました。長いスカートを履かなくてはいけないというルールがありますが。

    かつてメテオラは女人禁制でしたが、EUの基本原則、人の自由移動を妨げるという理由で現在は女性も入場できるようになりました。長いスカートを履かなくてはいけないというルールがありますが。

  • 一番高い鐘楼から撮った1枚。空を飛んでいるような気分になります。なるほどここで修業をしていれば精神を鍛錬でき信仰を極め、神を身近に感じられるかもしれません。

    イチオシ

    地図を見る

    一番高い鐘楼から撮った1枚。空を飛んでいるような気分になります。なるほどここで修業をしていれば精神を鍛錬でき信仰を極め、神を身近に感じられるかもしれません。

  • 僧侶の寝床。まさか実際に寝起きしてないよね。

    僧侶の寝床。まさか実際に寝起きしてないよね。

  • 続くメテオロン修道院はメテオラ最大の規模を誇りますが、ツアーでは立ち寄りません。

    続くメテオロン修道院はメテオラ最大の規模を誇りますが、ツアーでは立ち寄りません。

  • 更に二番目の規模のヴァルラーム修道院も通過。

    更に二番目の規模のヴァルラーム修道院も通過。

  • 続いては三位一体修道院。規模はさほど大きくありませんが、ここはツアーでは必ず寄ります。

    続いては三位一体修道院。規模はさほど大きくありませんが、ここはツアーでは必ず寄ります。

  • 展示品もなかなか豪華できらびやかな法衣がありました。

    展示品もなかなか豪華できらびやかな法衣がありました。

  • 聖書でしょうか。こちらも金箔が施されています。英語の表示がないので詳細は分からず。

    聖書でしょうか。こちらも金箔が施されています。英語の表示がないので詳細は分からず。

  • 正教会と言えばイコン。どうも慣れないのがこれにキスする習慣。聖堂内のイコンはガラス張りになっていて参拝者は敬意を表しておもむろに唇を付けます。ガラスを掃除している風景を見ましたが、ヨーロッパ式のキスの挨拶に慣れている自分でもこれは受け入れられません。

    正教会と言えばイコン。どうも慣れないのがこれにキスする習慣。聖堂内のイコンはガラス張りになっていて参拝者は敬意を表しておもむろに唇を付けます。ガラスを掃除している風景を見ましたが、ヨーロッパ式のキスの挨拶に慣れている自分でもこれは受け入れられません。

  • 安全第一あるいは観光客誘致のためか僧院はどこもきれいに整備されていておしゃれなカフェのようにも見えます。なんだか臨場感に欠けるんだよな。しかもちょうど四旬節の始め(=カーニバル)で団体の参拝者や家族連れが後を絶たない。

    安全第一あるいは観光客誘致のためか僧院はどこもきれいに整備されていておしゃれなカフェのようにも見えます。なんだか臨場感に欠けるんだよな。しかもちょうど四旬節の始め(=カーニバル)で団体の参拝者や家族連れが後を絶たない。

  • この修道院で有名なのは手動エレベーター。かつて岩の上の修道院に登る階段がなかったためこのエレベーターが唯一の昇降手段だった。信者が寄付する食料を僧侶たちがありがたく引き上げて食いつないでいたという件は理解できますが、

    この修道院で有名なのは手動エレベーター。かつて岩の上の修道院に登る階段がなかったためこのエレベーターが唯一の昇降手段だった。信者が寄付する食料を僧侶たちがありがたく引き上げて食いつないでいたという件は理解できますが、

  • 時として人も運んだようです。電気のない時代。栄養状態を推測するとそれほどがたいが良いとは思えない僧侶たちが数人で手押しで柱に巻きつけられたロープの先に吊り下がった網に入った人を引き上げていました。

    時として人も運んだようです。電気のない時代。栄養状態を推測するとそれほどがたいが良いとは思えない僧侶たちが数人で手押しで柱に巻きつけられたロープの先に吊り下がった網に入った人を引き上げていました。

  • ベランダから見下ろします。この高さを数十分の間宙づり。一歩間違えれば終わり。正気の沙汰とは思えません。

    ベランダから見下ろします。この高さを数十分の間宙づり。一歩間違えれば終わり。正気の沙汰とは思えません。

  • ルーサヌー修道院は足場が悪いようで通過。

    ルーサヌー修道院は足場が悪いようで通過。

  • 続いて聖ステフェン修道院。ここは尼僧院で、修道女が入場を管理したり掃除をしていました。尼僧院と言えども女性のスカート着用は義務です。

    続いて聖ステフェン修道院。ここは尼僧院で、修道女が入場を管理したり掃除をしていました。尼僧院と言えども女性のスカート着用は義務です。

  • 確か内部の展示品は撮影禁止で写真が少ないです。

    確か内部の展示品は撮影禁止で写真が少ないです。

  • カランバカの街。こうして見ると意外と大きいことが分かります。

    カランバカの街。こうして見ると意外と大きいことが分かります。

  • 私にとっては遅めの昼食でもギリシア人には普通の時間のようです。結構な賑わい。日曜日だからでしょう。

    私にとっては遅めの昼食でもギリシア人には普通の時間のようです。結構な賑わい。日曜日だからでしょう。

  • 小皿を頼んだつもりが結構な量になって、午後はやることがないので昼寝をしました。

    小皿を頼んだつもりが結構な量になって、午後はやることがないので昼寝をしました。

  • 明日のバスの切符を買います。旅行代理店と書いてありますが、バスの切符売り場兼待合室です。

    明日のバスの切符を買います。旅行代理店と書いてありますが、バスの切符売り場兼待合室です。

  • 集合は朝の5時半。早すぎると思って電車を避けたのですが、結局バスも同じような時間帯。

    集合は朝の5時半。早すぎると思って電車を避けたのですが、結局バスも同じような時間帯。

  • カランバカの数少ない見所メテオラ自然歴史博物館へ。小さな博物館で無料。意外と楽しめました。

    カランバカの数少ない見所メテオラ自然歴史博物館へ。小さな博物館で無料。意外と楽しめました。

  • そして喫煙可能なカフェでギリシアコーヒー。トルココーヒーとよく似ていて濃厚です。ギリシアとトルコは料理が似ていると職場のギリシア人に言ったら怒られました。

    そして喫煙可能なカフェでギリシアコーヒー。トルココーヒーとよく似ていて濃厚です。ギリシアとトルコは料理が似ていると職場のギリシア人に言ったら怒られました。

  • 昼食が重かったので食欲はありませんが、ホテルの部屋にいても何も良いことがないのでパブでゆっくりすることにします。なかなか居心地が良かったです。

    昼食が重かったので食欲はありませんが、ホテルの部屋にいても何も良いことがないのでパブでゆっくりすることにします。なかなか居心地が良かったです。

  • お一人様ギリシャ料理は結構ヘビーなので今夜は質素にフリッツにビール。メテオラ修道院の本を読みながら長閑に夜が更けていきます(←ただのオヤジ)。

    お一人様ギリシャ料理は結構ヘビーなので今夜は質素にフリッツにビール。メテオラ修道院の本を読みながら長閑に夜が更けていきます(←ただのオヤジ)。

  • 翌朝、受付に誰もいなかったので部屋の鍵を置いて玄関を無施錠にして逃げるようにホテルを去ります。<br /><br />驚いたことに早朝にもかかわらず待合室が空いていて昨日切符を売ってくれたお兄さんがいました。更にバスは時間通りに発車しました。

    翌朝、受付に誰もいなかったので部屋の鍵を置いて玄関を無施錠にして逃げるようにホテルを去ります。

    驚いたことに早朝にもかかわらず待合室が空いていて昨日切符を売ってくれたお兄さんがいました。更にバスは時間通りに発車しました。

  • 途中のサービスエリアで質素な朝食。乗り物ではだいたい爆睡なのにこの時に限って一睡もできず。

    途中のサービスエリアで質素な朝食。乗り物ではだいたい爆睡なのにこの時に限って一睡もできず。

  • アテネ到着。最後の夜はカテリーナホテル。古めかしい感じもするけど、カランバカの後なので非常に快適。

    アテネ到着。最後の夜はカテリーナホテル。古めかしい感じもするけど、カランバカの後なので非常に快適。

  • 昼食はギュロス、3.5ユーロ。量が少ないのは確かだけど、それにしても安い。

    昼食はギュロス、3.5ユーロ。量が少ないのは確かだけど、それにしても安い。

  • 大聖堂の中に入ってみます。荘厳な中に落ち着いた雰囲気があってよかったです。

    イチオシ

    大聖堂の中に入ってみます。荘厳な中に落ち着いた雰囲気があってよかったです。

  • 遺跡めぐり再開。オリンピア神殿。暴君の命令で世界最大の神殿の建設が始まったのは紀元前6世紀。完成したのはローマのハドリアヌス帝の時代。<br /><br />オリンピック発祥の地で古代ギリシアでは男性のみが集い一糸まとわぬ姿で競技をしていたという話は有名。哲学や数学などの学問が発展した時代。ある程度の経済的ゆとりがあってみんなヒマだったという結論に行き着くしかない。

    遺跡めぐり再開。オリンピア神殿。暴君の命令で世界最大の神殿の建設が始まったのは紀元前6世紀。完成したのはローマのハドリアヌス帝の時代。

    オリンピック発祥の地で古代ギリシアでは男性のみが集い一糸まとわぬ姿で競技をしていたという話は有名。哲学や数学などの学問が発展した時代。ある程度の経済的ゆとりがあってみんなヒマだったという結論に行き着くしかない。

  • 続いてソクラテス図書館。ここは何もなくてがっかり。

    続いてソクラテス図書館。ここは何もなくてがっかり。

  • ギリシア式衛兵交代。ギリシアらしい衣装が後ろの壁に合っていて古代の雰囲気があります。

    ギリシア式衛兵交代。ギリシアらしい衣装が後ろの壁に合っていて古代の雰囲気があります。

  • 最後ケラメイコスは時間切れで見られず。セラミックの語源で陶工職人の居住区だったらしい。また、外側は墓地であったため数多の発掘品が出たと。

    最後ケラメイコスは時間切れで見られず。セラミックの語源で陶工職人の居住区だったらしい。また、外側は墓地であったため数多の発掘品が出たと。

  • 仕方ないので同僚に勧められたバー360でレモネードを堪能。モナストラキ広場に面しています。ああ、晴れていたらな。

    仕方ないので同僚に勧められたバー360でレモネードを堪能。モナストラキ広場に面しています。ああ、晴れていたらな。

  • 最後の観光スポットはアテネに来たら外せない国立考古学博物館。所要時間は4-5時間。足が痛くなります。印象に残ったものを数点紹介。<br /><br />まずは線文字A。解読したのはドイツのシュリーマン。子どもの頃に聞いたギリシア神話を心に抱き続けて研究に没頭して発見に至ったという逸話は涙ぐましいものです。<br /><br />

    最後の観光スポットはアテネに来たら外せない国立考古学博物館。所要時間は4-5時間。足が痛くなります。印象に残ったものを数点紹介。

    まずは線文字A。解読したのはドイツのシュリーマン。子どもの頃に聞いたギリシア神話を心に抱き続けて研究に没頭して発見に至ったという逸話は涙ぐましいものです。

  • 「朝は四つ足、昼間は二本足、夜は三本足になるものは何か」という謎々を出して答えられなかった者を食べたスフィンクス。冷めた目で考えると何がしたかったのかという疑問が湧きますが、この寓話は人間に自省を促しているのでしょう。<br />

    「朝は四つ足、昼間は二本足、夜は三本足になるものは何か」という謎々を出して答えられなかった者を食べたスフィンクス。冷めた目で考えると何がしたかったのかという疑問が湧きますが、この寓話は人間に自省を促しているのでしょう。

  • ゼウスあるいはポセイドンの像。見事に均整の取れた筋肉が表す躍動感。驚くことにこの銅像は海底に眠っていたらしい。

    イチオシ

    ゼウスあるいはポセイドンの像。見事に均整の取れた筋肉が表す躍動感。驚くことにこの銅像は海底に眠っていたらしい。

  • 今回勉強になったのはクーロイ像。左足を前に右足を後ろにし両手をまっすぐ腿の横に伸ばした若い青年の裸像です。紀元前7世紀に流行したモチーフで短く美しい青年期を神に捧げるという意味で夭折した青年の墓石に使われました。

    今回勉強になったのはクーロイ像。左足を前に右足を後ろにし両手をまっすぐ腿の横に伸ばした若い青年の裸像です。紀元前7世紀に流行したモチーフで短く美しい青年期を神に捧げるという意味で夭折した青年の墓石に使われました。

  • 美の女神アフロディテの像はたおやかな女性の裸体が大理石で描かれてどれも優雅で官能的です。<br /><br />裸体あふれるギリシア文明。肉体美や人間らしさが賞賛された高度な文明であったことは確かです。コンプレックスの塊だった三島由紀夫がエーゲ海の島を訪れて、ボディービルに目覚め『潮騒』を書き上げた動機が理解できます。

    イチオシ

    美の女神アフロディテの像はたおやかな女性の裸体が大理石で描かれてどれも優雅で官能的です。

    裸体あふれるギリシア文明。肉体美や人間らしさが賞賛された高度な文明であったことは確かです。コンプレックスの塊だった三島由紀夫がエーゲ海の島を訪れて、ボディービルに目覚め『潮騒』を書き上げた動機が理解できます。

  • 足の痛みを押してモナストラキ広場へ再び。雰囲気が良さそうでメニューにムサカがあったので選んだレストラン。<br />https://othanasis.com<br /><br />ところが月曜日はムサカは出していないとのこと。がびーん。代わりにヨーグルトがけケバブを注文します。食前酒にウーゾ、赤ワイン(確かハーフボトルだったはず)とケバブを堪能します。ムサカがなかったお詫びにと食後にサービスで出されたウーゾ。ガチな量です。私を泥酔させようとしているとしか思えません。

    足の痛みを押してモナストラキ広場へ再び。雰囲気が良さそうでメニューにムサカがあったので選んだレストラン。
    https://othanasis.com

    ところが月曜日はムサカは出していないとのこと。がびーん。代わりにヨーグルトがけケバブを注文します。食前酒にウーゾ、赤ワイン(確かハーフボトルだったはず)とケバブを堪能します。ムサカがなかったお詫びにと食後にサービスで出されたウーゾ。ガチな量です。私を泥酔させようとしているとしか思えません。

  • 翌朝。時間通りに空港に到着したのはいいが、登場予定のフライトのチェックイン窓口の表示が全く違った。国の玄関空港でのいいかげんさ。欧州危機を招いたのがギリシアであることを実感したとともに、この国の未来を案じる。

    翌朝。時間通りに空港に到着したのはいいが、登場予定のフライトのチェックイン窓口の表示が全く違った。国の玄関空港でのいいかげんさ。欧州危機を招いたのがギリシアであることを実感したとともに、この国の未来を案じる。

  • 締めはイチゴがふんだんに載ったギリシアヨーグルト。全く甘くなくておいしかった。<br /><br />ギリシア、また来ることあるのかしら。ベルギーに帰ります。<br /><完>

    締めはイチゴがふんだんに載ったギリシアヨーグルト。全く甘くなくておいしかった。

    ギリシア、また来ることあるのかしら。ベルギーに帰ります。
    <完>

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この旅行記へのコメント (2)

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  • jijidarumaさん 2019/03/25 18:57:04
    ギリシア 憧れのメテオラ
    のまどさん、
    こんばんは。

    憧れのメテオラ、もう少し天気が良ければ良かったですね。
    それにしても怖い高さです。

    40年以上も昔、1974年12月28日~1975年1月6日の年末年始にギリシャ(アテネとその近郊)・トルコ(イスタンブ-ル)の旅をしました。
    会社(大学も)の先輩家族と初めての海外旅行でしたが、帰国の内示も出ていた先輩から誘われて、思い切った旅に行きました。
    当時の私は駐在一年に満たない新米(一番若い)でしたので、他の駐在員の方々(その家族)から、あとでいろいろと反発がありました。何しろ当時の駐在員も家族旅行でこの地まで来るのは稀なことでしたから。以来、訪れたことが無い国々です。

    前述の旅ではその機会はありませんでしたので、当時も、その後もメテオラの僧院群を雑誌などで見る度に、人はなぜあんな高い所に僧院を建てるのか、どうやって建てたのか?天空の僧院の素晴らしいイメージとは別に、ずっとその思いが残りました。
    若し登れるとしても、高い所は苦手で、多分怖くてやめた事でしょう。
    今はツアーが入るほどに、改善されたようですね。
    ともあれ、こうして実際の画像をここで見られたのは嬉しいことです。
    jijidaruma

    のまど

    のまどさん からの返信 2019/03/26 06:31:46
    RE: ギリシア 憧れのメテオラ
    jijidarumaさん、こんにちは。

    コメント、ありがとうございます。

    > 憧れのメテオラ、もう少し天気が良ければ良かったですね。
    この時期のヨーロッパははどこも期待できないようです。バルカン半島、トルコもかなり寒く、ギリシアも例外ではありません。

    > 当時の私は駐在一年に満たない新米(一番若い)でしたので、他の駐在員の方々(その家族)から、あとでいろいろと反発がありました。何しろ当時の駐在員も家族旅行でこの地まで来るのは稀なことでしたから。以来、訪れたことが無い国々です。
    同僚とその家族と旅行となると人間関係の調整が難しそうですね。どの国もものすごく思い入れがないかよほど近場でないと再訪することは稀だと思います。
    >
    > 前述の旅ではその機会はありませんでしたので、当時も、その後もメテオラの僧院群を雑誌などで見る度に、人はなぜあんな高い所に僧院を建てるのか、どうやって建てたのか?天空の僧院の素晴らしいイメージとは別に、ずっとその思いが残りました。
    原始的な手法で材料を上まで運んで気の遠くなるような時間を掛けて築き上げたのは強靭な信仰心の外ありません。下から見上げても遠くから眺めても驚異的です。6か所しか現存していないのは残念です。

    > ともあれ、こうして実際の画像をここで見られたのは嬉しいことです。
    嬉しいお言葉、ありがとうございます。正直に言って近代的・世俗的なので落胆しましたが、やはり長年の思いを果たせて良かったです。

    ではまた。

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