2019/02/14 - 2019/02/16
17位(同エリア277件中)
ロムルスさん
この旅行記のスケジュール
この旅行記スケジュールを元に
1年にたった2日間の開催で、なかなか行くことができなかった、横手のかまくら祭りにやっと行ってきました。
あわせて雪景色の銀山温泉にも宿泊。
(宿泊)
銀山温泉・旅館永澤平八、
横手・ステーションホテル
(ルート)
1日目、最上川下り(芭蕉ライン)
銀山温泉・旅館永澤平八泊
2日目、JR奥羽本線にて横手へ移動
【かまくら祭り】
横手ステーションホテル泊
3日目、東北新幹線で東京へ
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 船 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2月14日、朝、最上川下りへ
新庄駅から羽越西線(奥の細道最上川ライン)で雪原を走ること約20分、最上川下りの起点となる古口駅へ向かいます。 -
古口駅
ここが最上峡芭蕉ラインの起点、戸澤藩船番所の最寄り駅です。到着時には2mほどの積雪でした。 -
戸澤藩船番所
駅から徒歩10分。かつてここから海へ出る陸路がなかったため、新庄藩の重要な関所だったそうです。戸沢藩船番所 グルメ・レストラン
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戸澤藩船番所
入ると「おしん」の像がお出迎え。船番所の中はお土産屋になっています。 -
最上峡芭蕉ライン
ここから約1時間の船下りです。急に雪が降りだしました。最上峡芭蕉ライン観光 乗り物
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こたつ船
外は雪ですが、船の中は暖房が効いて暖かです。さらに、こたつも完備しています。 -
こたつ船
30人ほど乗れる船はほぼ満席になりました。名所は進行右側に連続します。食事を付けると指定席なので、予約時に右側をお願いするといいと思います。 -
船内で昼食
選んだのは竹籠弁当と芋煮鍋です。芋煮は温められた鉄鍋で、出港直前に運び込まれてきました。 -
最上峡芭蕉ライン(10:50)
最上峡へ向けて出港です。ちょうど天気も回復、陽射しが戻ってきました。お客さんの半分は台湾からの個人旅行の方でした。 -
水上コンビニ
20分ほどで、水上コンビニの前を通過。アユの塩焼きなどを売るそうですが、冬季は休業とのこと。 -
大滝
川沿いには幾つもの滝がありますが、ほとんどが凍っていました。この大滝は、しっかり流れています。 -
かっぱ淵の灘
大滝を過ぎると急流の難所「かっぱ淵の灘」を通過。昔はここで転覆する船も少なくなかったとのこと。 -
かっぱ淵の灘
船は飛沫を浴びながら、急流を乗り切っていきます。 -
旧外川集落
ここの河原で、かつてNHKドラマ「おしん」の撮影が行われたそうです。 -
仙人堂
1689年6月、最上川を船で下った芭蕉も立ち寄った外川集落の神社で、今でも船でしか行かれないそうです。仙人堂 名所・史跡
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最上川舟唄
ここでガイドさんが最上川舟唄を、中国語と英語バージョンもあわせて披露してくれました。 -
高屋の灘
仙人堂を過ぎると、再び急流の難所「高屋の灘」を越えます。 -
白糸の滝
最後の名所、白糸の滝です。角度によって見えづらいので、船頭さんは船をゆっくり、滝を回り込むように進めてくれました。白糸の滝 自然・景勝地
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草薙港に到着(11:50)
道の駅草薙で下船です。階段に洗面所や売店、食堂などがありました。ここで古口駅へ行く路線バスに15分で乗換えです。 -
古口駅(12:20)
バスは無人駅の高屋駅を経由して、古口駅に着きました。10分で列車に接続します。台湾の方も、多くこのバスを利用されていました。 -
大石田駅から銀山温泉へ(13:40)
銀山温泉は、新庄を経由して大石田駅からバスで30分ほどの距離です。今回は1日2本ある、宿の送迎バスを利用しました。 -
白銀橋より(14:10)
温泉街への車の乗り入れができないため、下流の白銀橋で送迎バスを降り、宿まで歩きます。 -
銀山温泉
宿の方の案内で、丹生川の両側に沿って続く温泉街の道を100mほど遡っていきます。 -
旅館・永澤平八(14:20)
今日の宿、旅館・永澤平八に到着です。温泉街の上流に、隣の能登屋と美しい木造3階建てが並んでいました。銀山温泉 旅館 永澤平八 宿・ホテル
-
フロント
美しい木の階段と、珍しい渦巻きの柱が目を惹きます。外出用の外套と長靴が備えてありました。 -
客室(1泊17000円)
客室は全部で8部屋です。宿泊したのは、3階の川に面した部屋でした。 -
お風呂(貸切)
雰囲気のいい木の半露天の貸切風呂が2ヶ所、内湯が男女各1あります。写真の貸切風呂はJRのポスターにもなったそうです。 -
和楽足湯(16:00)
ひと休みの後、温泉街下流にある共同浴場、しろがねの湯近くの和楽足湯から、上流に向けて散策します。銀山温泉 和楽足湯 温泉
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野川とうふや
和楽足湯の前にあるお店です。湯豆腐のテイクアウト(200円)ができます。寒い日には最高です。 -
そば酒処・伊豆の華
夜はバーになるようです。お店の前は撮影スポットになっていました。 -
古山閣・山の神分社
和楽足湯の少し上流にある、築90年の美しい和風建築です。対岸から見ると、壁に描かれた四季折々の絵がみてとれます。 -
昭和館
狸の焼き物が目印の旅館です。ちょうどこの辺が温泉街の中心で、付近の橋の上からは美しく温泉街の町並みが見られます。 -
能登屋下の橋より
やや上流側の橋のビュースポットです。ランドマークの能登屋と、その前の赤い橋が雪に映えます。 -
伊豆の華前の橋より(17:00)
ここは下流側のビュースポットです。4時半にガス灯が点灯されると、その景色を写真に収めようと多くの人が出てきました。 -
昭和館下の橋から(17:50)
そしてここが温泉街中心のビュースポット。よくポスターなどに使われている場所です。夜景はとても幻想的でした。 -
夕食(18:30)
部屋で夕食です。寒河江牛のステーキに鴨鍋がおいしかった。ちなみに温泉は少し硫黄臭のする弱酸性で64℃、かなり熱めです。 -
2月15日、朝、横手のかまくらは祭りへ
宿泊した部屋から見た温泉街です。今日は10時の送迎バスで横手へ向かいます。 -
能登屋(10:00)
宿の送迎バスで大石田駅へ送ってもらいます。隣の能登屋の軒先には、大きな氷柱ができていました。 -
大石山乗舩寺(10:40)
次の新庄行きの列車まで時間があるので、駅前を散策。駅から10分ほどの所にある、立派な涅槃仏があるというこちらのお寺を訪ねました。 -
釈迦堂の涅槃像(拝観無料)
涅槃像は本堂ではなく、手前の釈迦堂にありました。偶然にも今日2月15日は、お釈迦様の命日だそうです。 -
新庄経由で横手へ(11:40)
新庄駅で横手行きの列車に乗り継ぎます。1時間ほど乗継ぎの時間があるので、ゆっくり昼食をとることにします。新庄駅 駅
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新庄祭りの山車
新庄駅の構内にには、8月に行われた新庄祭りの傑作の山車が展示されていました。 -
昼食
新庄駅に隣接する、鴨料理とお蕎麦の店「かもん」で鴨せいろ(1200円)を注文。自家製鴨使用だそうで、期待を上回る味でした。 -
かもん
酒田の銘酒・初孫の大吟醸利き酒セット(1500円)があったので、お蕎麦と一緒に注文しました。 -
横手駅(14:20)
新庄駅12:56発の列車で、横手駅に到着しました。列車は秋田行きですがここで大半が下車し、駅はけっこう混雑していました。横手駅 駅
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横手駅前(東口)
駅を出たところで、JRがイベントをやっていました。ここでは、甘酒、玉こんにゃく、の無料接待がありました。 -
マイ雪だるま作り
こちらのコーナーでは雪だるまを作ると、一緒に記念写真を撮ってくれます。雪だるまは駅前に、ミニかまくらと並べて展示していました。 -
かまくら by JR
さらに、かまくらの中で職員の方がお餅を焼いてくれます。 -
横手駅前
今日の宿は、駅前の横手ステーションホテルです。駅前広場のすぐ向こう側にありました。(1泊7000円/1室) -
横手ステーションホテル(15:00)
チェックイン後、かまくら祭りは18時からですが、準備中の会場見学に出掛けます。横手ステーションホテル 宿・ホテル
-
横手市役所前
会場は、かまくらが4ヵ所、ミニかまくらが2ヵ所設けられています。まず、市役所前の会場です。雪像が作られた公園を中心に、かまくらが点在しています。 -
横手市役所前
かまくらの中では、子供たちがちょうどお祭りの準備中でした。 -
学校橋から横手公園を望む
富士見大通りを東へ進み、横手川を渡って横手南小学校のミニかまくらの会場へ向かいます。 -
横手南小学校(17:00)
校庭では生徒さんたちが、各自のミニかまくらに点灯していました。かまくらの一つ一つに製作者の名前の書いた旗が立っています。 -
横手南小学校のミニかまくら
ここのミニかまくらの中には、一つ一つに願い事が書いた紙が納められていました。 -
横手南小学校のミニかまくら
日没後に再び立ち寄ると、願い事がかかれたミニかまくらたちは美しく輝いていました。 -
羽黒町武家屋敷通り
次に小学校の南側、羽黒町の武家屋敷通りのかまくら会場へ向かいます。 -
羽黒町武家屋敷通り
約200mほどの、武家屋敷の門構えの美しい通りに溶け込むように、かまくらが点在しています。 -
羽黒町武家屋敷通り
かがり火に照らされたかまくらの姿は、江戸時代にタイムスリップしたかのようです。 -
武家屋敷通りのミニかまくら
横手のかまくら祭りは、450年昔の江戸時代に始まり、旧正月に水神様を祀るものだそうです。道端のミニかまくらの中にも水神様へのお供えがありました。 -
武家屋敷通りのかまくら(18:00)
18時を過ぎると、子供たちがかまくらの中にお客様を迎えるよう準備をしていました。 -
武家屋敷通りのかまくら
まず、祀られている水神様にお参りし、お賽銭をあげてから、子供たちから甘酒や焼餅の接待を受ける、というのが流れだそうです。 -
横手南小学校のかまくら交番
交番の特別出張所もかまくら仕様です。サービス精神溢れるお巡りさんが警備中でした。 -
四日町通り
横手川の左岸へ戻り、屋台の並ぶ四日町通りを北へ、蛇の崎橋のミニかまくら会場へ向かいます。 -
蛇の崎橋
四日町通りを抜け蛇の崎橋にさしかかると、横手川の河原を埋め尽くす幻想的な光が見えてきました。 -
蛇の崎のミニかまくら
ここのミニかまくらの総数は3500個。地元の中高生とボランティアの方が作られ、午後五時半に一斉に点灯されたそうです。 -
蛇の崎橋のミニかまくら
河原へ下りてみました。ミニといっても味噌樽を型に作られ50cmほどの大きさがあり、並んだ光景は圧巻です。 -
二葉町かまくら通り(19:00)
続いて蛇の崎橋を渡り、3ヶ所目のかまくら会場、二葉町へやって来ました。ここは静かな集落の中の会場といった趣きです。 -
二葉町
町の神社もミニかまくらで幻想的にライトアップされ、雰囲気を盛り上げいます。 -
二葉町
こちらはお寺の参道に置かれたお地蔵様。イメージする雪国の風景に出会える会場です。 -
二葉町のかまくら
民家の傍らにかまくらが作られています。他の会場に比べ観光客も少ないので、ゆっくりかまくらに入って楽しめます。ちなみに、お賽銭は100円位が相場のようでした。 -
二葉町のかまくら
かまくらの中ではこの地区の小学生が、甘酒や焼餅で接待してくれました。 -
横手公園へ
二葉町から蝋燭で照らされた道を歩いて、4ヶ所目のかまくら会場、横手公園に上っていきます。 -
横手公園からの展望
横手公園からは町が一望できます。中央の光の集まりは、蛇の崎橋河原の3500個のミニかまくらです。 -
横手公園のかまくら(20:00)
お城をバックにかまくらが点在し、絵になる光景です。この会場が1番賑わっていました。 -
横手公園
さらに奥へ進み、蝋燭の灯された石段を登ってお城の方へあがってみました。 -
横手公園
展望台になっているお城の下のにもかまくらが作られ、お城とツーショットの写真が撮れます。 -
横手山公園のかまくら
ここでもかまくらに入ってみました。接待する子供のキャラクターで、かまくら雰囲気が異なるのも面白いところです。 -
横手市役所前(21:00)
下りは無料巡回バスで、市役所前の会場まで戻ってきました。そろそろ夜9時、お祭りが終了する時間です。 -
鳥九
ホテルの近くへ戻り、食べログで見つけた「鳥九」さんへ。日本酒に、はたはた寿司や比内地鶏の鍋をいただきなから、祭りの余韻に浸ります。
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