柏尾通り大山街道ウオーキング（３）

2019/02/16 - 2019/02/16

歩行日：　2019年2月16日（土）
起点/目的地：小田急線“伊勢原駅”/神奈中 “大山ケーブルバス停”
出発時刻/到着時刻：　10:00　/　1４:40
歩行距離：　約14km
メンバー：神奈川ウオーキングクラブ31名
天候：晴

伊勢原駅を起点として大山詣でに向かう大山街道ウオーキングの第３回目して、大山ケーブルバス停までの約14kmを歩きました。
伊勢原駅を出発して概ね小田急線の上り方向に沿って歩き、途中で北上して最初に立ち寄ったのが大慈寺です。その後、西方向に走る道路を歩き、国道246号線を横切り、東海大医学部付属病院の前を進み、東名高速道路の下を通過して暫く歩いたところにある上粕屋神社で昼食を取りました。　
午後は、県道611号線を歩いたり、大山道の道標を辿りながら脇道を通ったりして、最後に大山ケーブルバス停に到着しました。

主な立ち寄り場所は、次の通りです。
１）大慈寺（太田道灌公菩提寺）と道灌の墓所（首塚）
２）高部屋神社
３）咳止め地蔵尊
４）三所石橋造立供養塔
５）洞昌院（太田道灌墓所）
６）七人塚
７）上粕屋神社
８）腰懸不動　
９）比比多神社
10）這子坂
11）大山阿夫利神社参道三の大鳥居
12)　愛宕滝及び良弁滝

エリア 伊勢原(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

この日の出発地、伊勢原駅

伊勢原駅の改札口

駅構内には、「大山詣り」が日本遺産に認定されたことを示す横断幕が掲げられていました。

駅の窓からは、ビルの向こうに聳える大山が見えました。

最初に訪れた太田道灌公菩提寺の大慈寺です。
大慈寺は、鎌倉の建長寺の末寺として建てられた寺院が伊勢原に移されたそうです。

大慈寺の本堂

大慈寺 寺・神社・教会

大慈寺の境内に立っている仏像と地蔵尊

大慈寺前の道路の反対側には、道灌の墓所（首塚）がありました。

この墓所の案合板

次に訪れたのが、高部屋神社です。

高部屋神社 寺・神社・教会

この建物は、拝殿です。
入母屋造りの茅葺き屋根となっており、江戸時代初期の建立です。
この裏手にある本殿と共に、国登録有形文化財となっています。

拝殿入口の柱には、竜の彫り物で飾られていました。

この建物は本殿です。
五間社流造と言う建築形式で、江戸時代初期の建造ですが、k関東大震災で倒壊したので、昭和初期に復元されたそうです。

非常に不思議ですが、この神社には鐘楼がありました。

咳止め地蔵です。
お堂の中に入っていて、扉が閉まっていたので、地蔵さんは見えませんでした。
痰咳平癒の守護神で、1700年代初期に再建されたとのことが、傍らにある案内板に綴られていました。

咳止め地蔵 名所・史跡

この所像尊の隣大山道の道標が、ひっそりと立っていました。

咳止め地蔵の近くからは、大山の山容を眺めることができました。

ここから三所石橋造立供養塔に向かうウオーカー達

大山道三軒茶屋跡の標識

三所石橋造立供養塔

洞昌院。
太田道灌の遺体が埋葬されている寺院です。

太田道灌の墓(洞昌院) 名所・史跡

太田道灌公之墓の標柱

お墓があるお堂

七人塚。
道灌が刺客によって暗殺されたときに、討ち死した家臣7人の墓です。

上粕屋神社の鳥居

上粕屋神社の本殿。

我々は、境内に設置されているテーブルに座って、本殿を眺めながら昼食を取りました。

神社ですが、ここにも鐘楼がありました。

これは、くすの巨木です。
境内には、樹種が異なる巨木が何本か聳え立っていました。

腰懸不動堂です。

隣りには、地蔵尊や庚申塔がありました。

旧石倉橋の道標。
道標の角柱の上には、不動妙王が座していました。
川の畔にあり、道標は工事中でした。

比比多神社に到着しました。

神社の本殿です。

本殿内部の上側には、美人画が飾られていました。

旧道の這子坂に入りました。上り坂なので、少々息切れします。

やっと、大山阿夫利神社参道三の大鳥居に到達しました。

大鳥居から新道を5分ほど歩くと、大きな樹木の柱が立っていました。
それは、伊勢原観光道灌まつり勇壮な「御柱祭」に使われる御柱の見本でした。

加寿美橋です。
鈴川を渡って旧参道に入ると、沿道には多数の宿坊が並んでいます。

旧参道を歩いていると、愛宕滝がありました。

良弁滝です。

滝の脇には開山堂がありました。

その後、バス道路の山側の豆腐坂を登り、豆腐坂の終点である千代見橋到着しました。

ここは、大山ケーブルバス停です。
このバス停で、全員が揃っていることを確認した後、バスに乗って伊勢原駅に引き返しました。