2019/02/09 - 2019/02/09
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Islanderさん
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2019年の冬、正味4日間の短い日程でカンボジアに行ってきました。カンボジアは初入国で、普通なら世界遺産、アンコール・ワットに行くところです。しかし今回は敢えてパス。カンボジア王室鉄道に乗ってビーチリゾートの街、シアヌークビルへ。ビーチでのんびり、バカンスを体験してみました。
【旅行記】
vol.1 一路プノンペンヘ https://4travel.jp/travelogue/11458136
vol.2 シアヌークビルへの鉄路 本編
vol.3 シアヌークビルでプチバカンス https://4travel.jp/travelogue/11458279
vol.4 安くて速くて快適なバスの旅 https://4travel.jp/travelogue/11458280
【旅程】
・2月8日 成田10:50発(NH817)プノンペン15:40着<プノンペン泊>
○2月9日 プノンペン駅(王室鉄道)シアヌークビル駅 <シアヌークビル泊>
・2月10日 シアヌークビル滞在<シアヌークビル泊>
・2月11日 シアヌークビル(バス)プノンペン・王宮他、プノンペン22:50発(NH818)<機中泊>
・2月12日 6:30成田着
【主な費用】
・航空運賃等(OKJ/TYO/PNH/TYO/OKJ)84,780円
・宿泊代 ホテルジングプノンペン 1泊24.79USD、Chez Paou Sea Side 2泊36USD
【為替レート(参考)】
・1USD=112円=4,000リエル
カンボジアではUSD(米ドル)が一般的に流通、今回の旅では現地通貨への両替は行いませんでした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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vol.1 https://4travel.jp/travelogue/11458136 からのつづき。
プノンペン、セントラルマーケット近くのホテルに宿泊。朝7時出発の列車に乗るため早起き。6時にホテルを出発しました。ホテル ジン プノンペン ホテル
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ホテルから徒歩7分程度でプノンペン駅に到着。
プノンペン 鉄道駅 駅
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駅の待合室にはシハヌーク前国王を中央にシハモニ国王、モニニヤット・シハヌーク王妃の写真が掲げられています。写真奥のカウンターがきっぷ売り場です。きっぷはネット上の旅行会社(https://www.baolau.com/)で購入、メールで送られてきたeチケットを駅窓口できっぷに交換するよう指示されていました。ところが、駅窓口で聞いたところ、eチケットでそのまま乗れると言われ、問題無く乗車することができました。購入価格は手数料込みで1,203円でした。
プノンペン 鉄道駅 駅
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駅近くにあるベーカリーカフェでパンとコーヒーを購入(3USD)。駅待合室で食べます。
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ホームに出ると、すでにシアヌーク行きの列車は入線していました。最後尾に連結されている貨車には自動車やトゥクトゥクが乗せられています。
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こちらの客車は上位等級のようです。中には入りませんでしたが、他のトラベラーさんの旅行記を見ると、ロングシートの椅子が配置されているようです。
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荷物車にはバイクが積み込まれています。
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先頭車は機関車兼客車。鉄ネタになりますが、この編成、機関車兼客車+荷物車兼電源車+客車+客車+荷物車+貨車(自動車搭載)と貨客混合です。機関車は搭載のディーゼルエンジンで発電、電車と同様にモーターで走る電気式ディーゼル機関車です。吊り掛け駆動で、懐かしい走行音を聞けます。
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車掌にeチケットを見せると先頭の機関車兼客車に乗るよう指示されました。日本には存在しない種類の車両に乗ることができてラッキーです。
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座席は転換式のクロスシートです。長旅なので上位クラス客車のロングシートよりはこちらの方が快適ではないでしょうか。
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ほぼ定刻(7:00)どおり出発しました。
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プノンペン駅に隣接して車両区があります。プノンペン駅と空港を結ぶエアポートシャトルトレインに使われるディーゼルカーが見えます。
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踏切には踏切番がいて人手で交通整理を行っています。
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人家と線路の境がよく分りません。
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ほぼ満席の車内。乗客のほとんどは外国人観光客です。フランス語を話す人と中国語を話す人が目立ちます。
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カンボジアは農業国で、広大な田畑が広がっています。
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プノンペンから走ること2時間20分で最初の停車駅、タケオに到着。
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タケオは1992年にわが国の自衛隊がPKO活動で宿営した街です。今は平和でのどかな駅です。
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駅構内では食べ物を売っています。
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最後尾の貨車はこんな感じ。
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停車時間は10分程度。出発時間になると車掌が笛で列車に乗り込むよう促します。
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東南アジアらしい田園風景の中、列車は時速50km程度で走り続けます。
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あひるの行列が見えます。
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峠越えのようで、上り坂に入るとスピードが極端に遅くなります。
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カンポットに近づくと石灰岩の山々が見られます。
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走行中も扉を開けることができます。扉の向こうにはのどかな田園風景。車内は禁煙ですが、デッキで扉を開けてタバコを吸う人がいます。
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駅でない場所で停車。車両にトラブルが発生したようです。乗務員が修理して20分ほどで走り出しました。
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プノンペンから6時間、2番目の停車駅、カンポット駅に到着。定刻より1時間20分遅れての到着です。乗客の大半が下車します。
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カンポット駅ものどかな雰囲気です。
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駅構内には食べ物や飲み物を売る人々がいます。ビールとスナック菓子を買い込み、車内で飲みます。
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なかなか発車しません。機関車に給水するようです。トイレの水も切れてしまい水が流せない状況になりました。トイレには給水されないようで、車掌からトイレが使えないので他の車両に移動しても構わない旨案内がありました。車内の乗客(ほぼ欧米人)のほとんどはそのまま残っていたので自分も移動しませんでした。
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シアヌークビルに続く鉄路。
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給水作業が終わったようです。
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この機関車兼客車は1969年に西ドイツ(当時)のユルディンゲンが製造したことを示す銘板を見つけました。詳しい車歴が知りたくなりました。
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カンポット駅には30分少々停車。静かに終点のシアヌークビルに向けて発車しました。
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ベンチのようなビニール張りの椅子。さすがに6時間を超えて座り続けていると疲れてきます。
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川を渡ります。
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プノンペンからシアヌークビルまですべて単線です。駅で長大な貨物列車と離合しました。
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お寺と大仏が見えます。カンボジアは仏教徒の割合が世界一とのことです。
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世界の車窓から。
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森林を伐採し、農地や放牧地にしている場所を所々見ます。人口が増加している国では環境保全よりも食糧確保が優先される現実があります。
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海が見えてきました。
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海が見えるのはほんの僅かです。
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まもなく終点シアヌークビルです。
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プノンペンから9時間40分、定刻より2時間40分遅れて16時40分、シアヌークビル駅に到着です。疲労感よりも到着した安心感と達成感の方が勝っていました。
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足下に気をつけて下車します。
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荷物車からバイクが降ろされています。
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駅の先は雰囲気が悪そうだったので行くのをやめます。
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にわとりが闊歩しています。
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折り返しのプノンペン行きは明朝の出発。駅舎の中はがらんとしています。
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駅前には数台のタクシーが待っていて、客引き合戦です。ホテルがあるオートレスビーチまでは距離がある(13Km程度)ことから15USDかかると言われました。カンボジアは長距離移動は安くても市内移動は外国人であると高いのが実情です。
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ビーチを目指して走ります。(vol.3 https://4travel.jp/travelogue/11458279 につづく)
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この旅行で行ったホテル
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ホテル ジン プノンペン
3.3
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