富士山の麓に残る昭和レトロ（ボロ）な街並みを歩く

2019/02/08 - 2019/02/08

フルーツパーク富士屋ホテルで
絶品スイーツを満喫したあとは
私の趣味時間(^_^)
以前から歩いてみたいと思っていた
富士急大月線の下吉田・月江寺駅界隈へ

富士山に向かって登り坂が続く街並みには
多くの廃屋や廃業した店舗・居宅・工場などが散らばっていた
メジャー観光地の河口湖が
目と鼻の先にありながら
ここだけは時間が止まってしまったような
いやちょっとカッコつけ過ぎたか
忘れ去られたような空間が広がっていた

エリア 富士吉田(山梨)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車

仕事でもプライベートでも
富士河口湖方面へはよく来る私
しかし富士吉田のディープエリアは
これまで機会に恵まれず素通りだった
今日こそ絶好のチャンス！

本来なら一人歩きが理想だが
まあ仕方がない
愛犬も妻もこのさいまとめて
ディープデビューさせてしまおう(^_^)

網目状のマンホールを
しなやかにかわす愛犬ハル（笑）
ちなみにこの界隈はこのような側溝だらけ
犬にはやさしくない街かも

ちなみにディープ（DEEP）とは・・・
諸説いろいろ
さまざまな使い方をされる用語だが
私にとってのディープはたんにボロ（笑）
廃屋・小汚い看板・変色したシャッター・シミだらけの外壁
その他もろもろ
風俗関係とかそっち方面に限ってはいない

こういうのは正統派の部類
観光地（重伝地区）にありそうな感じ
ゆえに正直大して面白くない

だったらこっちのほうがよほどマシ
剥がした看板跡らしきシミがたまらない

まったく同じ構図でも
壊れ度合いで魅力度も変化する
吹きっさらしになったガラス窓周辺の質感がいい

ここまで保存状態がいいのも珍しい(￣∇￣)
危険だからと役所が強制解体しそうなものだけど

なぜに大木がもたれかかっているの？
自然の仕業か
それともあえてそうしているのか

上下階で異なる質感（劣化度）が面白い

近ごろは妻も慣れてきたのか
私が立ち止まりそうな物件前では
同じく止まって
撮影時間を提供してくれる（笑）
オマエがオレに合わせろ！(`´)

何かの工場だったかな
絡みついたツタが風合いに華を添える

ファインダーのはんちゅうで
営業していそうなのはスナック・ライムだけ
孤軍奮闘ってやつだね

過去には色恋で繁盛したのだろう
いかにもという感じの風体

玄関庇（ひさし）が妙に豪華な造りをしている
違和感たっぷり（笑）

遊郭→寿し屋→廃業の流れか

よくぞ木造3階が立てられたものだと感心してしまう

現役生が並ぶちょっとヤバそうな路地
さすがに妻は付いてこなかった

反対側からもしっかり見ておきたい（笑）

「はる」の看板に引き寄せられて（笑）

錆びたトタン壁の風合いが素晴らしい♪

こちらも見事♪

魔除け代わり？

駐車場として使われてそうな倉庫
ほの暗さがたまらない

業種は何だったのだろう
深く考えないでおこう

取り残され感がハンパない（笑）

横の壁からかすかに
やきとりという文字が見てとれる

月江寺駅前名店街にある揚げ物中心の惣菜屋

剥がれては張り直してを
繰り返しているであろう
この店の大看板（笑）

フォトショップの文字が消えかかっている
当然だが廃業済み

塗装店らしくカラーリングがハデ目だが
こちらも営業しているのかいないのか

「ビ」の壊れ具合が面白い
そういう継ぎ接ぎ方だったのかぁって（笑）

さて寒さも増してきて
腹も空いてきたので
富士吉田のディープ散歩はこのへんでお開きにしましょ
妻のガマンも限界みたいだし(^_^;

ちょっと仕事の仲間の所に顔を出し
午後3時ごろ
ほうとうの店小作河口湖店で
早めの夕食を取る
今日はスイーツとほうとうの2食のみ
それでも糖質量的には
一日の目標値を完全にオーバーだけど(・・;)

広い店内
中途半端な時間だからか
お客は少なめだが
春節のせいか大陸系の団体客が
それなりにいた

チェーン店のほうとうなんて旨いの？
いやいや
これがなかなか美味しい
ちなみに写真は豚肉ほうとう

ちゃんぽんもそうでしょ
長崎の地元民がイチオシするのは
実はリンガーハットだって
小作ならいろいろな具材のほうとうを食べられるし
駐車場もあるから車利用の観光客には打ってつけ♪

甲州ほうとう小作
http://www.kosaku.co.jp/

帰り際大月に立ち寄り
猿橋をはじめて見物する

私たちと同じことをしたがる愛犬ハル
恐る恐る下をのぞき込むと・・・

それはそれは深い渓谷だった

はじめ線路かと思ったが
こんな所に路線はないはず
よく見るとトンネルの高さもない
実は発電用の水が流れる水路だった

午後5時過ぎ
猿橋に明かりが灯る
観光客はゼロ
静かに同橋が暗闇に包まれていく様を
凍えながら見守った（笑）

この旅行記へのコメント （6）

• 旅行三昧さん 2019/05/28 22:05:06

  怒涛のいいね！ありがとうございます！！

  Gさん
  
  お疲れ様です！！旅行三昧です。
  
  怒涛のいいね！ありがとうございます！！感動しました。
  
  数えること13連続いいね！Gさんがお休みされてた数ですね。。と言いながら、旅行三昧も結構休んでましたが！（笑）
  
  この旅行記の最後のお写真、これです！これ！！Gさんですね！！
  観光客ゼロの中で観る絶景。最近旅行三昧はコレにハマってます！ムチャクチャ早朝に白川郷に行ったりして（爆）
  
  是非これからも宜しくお願いしますよ～。Gさん！！
  
  
  旅旅旅-- 旅行三昧 --旅旅旅
  

  G☆travelerさん からの返信 2019/05/30 03:55:11

  RE: 怒涛のいいね！ありがとうございます！！

  旅行三昧さん、おはようございます！
  
  こちらこそコメント頂きっぱなしで恐縮です
  観光客ゼロの白川郷ですかぁ
  猿橋より数段ハードル高そうですね
  何せあそこは世界遺産だし
  
  ありがとうございました！

• liberty-libertyさん 2019/02/13 13:15:10

  明と暗

  Gさーん、こんにちは♪
  今回はハル君も一緒だったんですね(*^^*)
  
  旅の前半は日差し眩い富士の光景と
  春らしい絶品スィーツ
  後半はやっぱりGさんと言えばこうじゃなきゃっていう
  ディープな裏道散歩(￣▽￣)
  
  明と暗
  どちらも旅の醍醐味を感じられて
  今回も疑似体験として楽しませて頂きました(*^^*)
  あ～ホントそろそろ私も何処かに行きたいなぁ・・・
  
  ではまた(^o^)/
  
  リバ
  
  

  G☆travelerさん からの返信 2019/02/14 19:13:50

  RE: 明と暗

  リバさーん、こんばんは！
  
  妻にとっては明と暗なのでしょうが
  私には明明ですよ（笑）
  いや、むしろ後半のほうがより鮮明に
  記憶に残るような（笑）
  
  お仕事まだ忙しいのですか？
  泊まりとは言わず
  どこかで日帰りショートトリップなどで
  息抜きしてはいかがでしょう
  猫の島でしたっけ？
  あの風景をもう一度みてみたいです♪
  リバさんのファインダー目線で
  
  ありがとうございました！

• しにあの旅人さん 2019/02/10 09:34:07

  いつもながら

  2風変わったブログ楽しみました。一風変わったでは収まらない。ご苦労様でした、奥様が。
  私のヤマトタケルも見ていただいてありがとうございます。

  G☆travelerさん からの返信 2019/02/10 20:40:56

  RE: いつもながら

  シニアの旅人さん、こんばんは！
  
  飴と鞭ってヤツでしょうか
  そうそうあまい汁ばかり吸わせられない
  まあ私にとってはどちらも飴ですけど(^_^)
  
  コメントありがとうございました！