2019/01/11 - 2019/01/15
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yk-papaさん
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(2度目以降の、少しだけディープなロシア旅行を計画中の方にとって、この旅行記が少しでも参考になればうれしく思います。)
今年のロシア弾丸ツアーは、札幌を1月11日(金)に出発、15日(火)まで、モスクワに2泊、サンクトペテルブルクに1泊する3泊5日の旅程を組んだ。今回は、これまでに貯まったJALのマイルを利用して、成田―モスクワ間は往復ビジネスクラスの特典航空券を確保した。モスクワからサンクトペテルブルクへは、往路は高速鉄道「サプサン(隼の意味)」を利用、復路はS7航空の国内線を利用し、モスクワ(ドモジェドボ空港)でJALの成田行きに接続することにした。
今回の目的は、まずモスクワ留学中の長女の元に日本から調味料やお餅などの生活物資を届けること、そのついでに、モスクワではモスクワ音楽院大ホールでコンサート(ピアノコンチェルト2曲)、サンクトペテルブルクではマリインスキー劇場でバレエ「くるみ割り人形」を鑑賞する予定を組み込んだ。
2018年1月の真冬のロシア弾丸ツアーはこちら(↓)
https://4travel.jp/travelogue/11409655
よろしければ、こちらも眺めてみていただければ幸いです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- JAL S7航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
新千歳空港 16番搭乗口
1月10日の夕刻、夜中から明朝にかけて北海道地方は大雪になるとの天気予報を受け、11日の出発予定を早めて、10日の夜のうちに東京まで移動しておくことにした。18時半に自宅を出て、車で新千歳空港へ向かう。途中の高速道路では、早くも吹雪模様となってきた。
新千歳空港について、チェックインカウンターで便の変更手続きを済ませ、21時発の羽田行きJAL528便に乗り込む -
翼の上に積もった雪を溶かす解氷材を散布するデアイシング作業
新千歳空港では既に雪が降っていたが、幸い離陸には支障の無い程度だった。出発直前に品川周辺のホテルの空き状況を検索、幸い大森東急REIホテルに部屋を確保することができた。冬の新千歳空港は、めまぐるしく天候が変わるので油断出来ない。 -
<1月11日(金)>
翌朝11日は5時半に起床、6時半にホテルをチェックアウトして京浜東北線で品川に向かい、7:02品川発の成田エクスプレスに乗った。 -
電車は定刻に成田空港第2ビル駅に到着、スーツケースを転がしながらJALのチェックインカウンターに向かう。まだ朝の8時台なので、カウンターは空いていた。
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出国手続きを終えてJALのラウンジで一休み、定番のビーフカレーを少量いただく。JALのビーフカレーはスパイスがほどよく効いて、柔らかく煮込んだ牛肉がとても美味だ。
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モスクワ行きJL421便 B787-8型機
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往路のJL421便はB787-8型機、ビジネスクラスは個室タイプのSKY SWEETⅠだ。
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機内食は和食を選択
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離陸後しばらくしてシートベルトサインが消えるとドリンクサービスと食事の準備が始まる。今回、機内食は和食と赤ワイン(ピノノワール)をチョイス。
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食後のコーヒーとデザートのお菓子も美味しくいただいた。
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カットフルーツ盛り合わせ
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洋画を2本観て一眠りすると、モスクワまで残り2時間余りとなる。小腹が空いたので、フルーツと山菜うどんをお願いする。あつあつのうどんは胃にも優しく、さっぱりとしたお味だ。
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ドモジェドボ国際空港 1F到着フロア
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JAL機はジャスト定刻にモスクワ・ドモジェドボ国際空港に到着、珍しくイミグレもスムーズに通過できた。
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到着フロアのプリペイドSIM販売ブース
預けたスーツケースを受け取って、到着フロアに出ると、いつものようにロシアの通信会社MTC(英語表記はMTS)社の販売ブースでプリペイドSIMを購入、有効期間1ヶ月、通信可能容量4GBのSIMが昨年よりも200ルーブル値上げされて1000ルーブルだった。パスポートと言語を英語に設定したSIMフリーのスマホを提示すると、若いスタッフがSIMを開封してセッティングしてくれる。 -
スマホの通信環境を確保したところで、モスクワ市内に向かうアエロエクスプレスの駅に移動する。アエロエクスプレスのチケットは普通席だと500ルーブル、窓口の他、多言語対応の券売機(日本語はありません)でも購入できる。
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アエロエクスプレス普通席車内
電車は新型の2階建て車輌、空港駅を出ると、ノンストップで地下鉄②・⑤号線に接続するパベレーツキー駅まで45分で結ぶ。車内は清潔でモスクワ名物の渋滞に巻き込まれる心配も無く、乗り心地も快適だ。
パベレーツキー駅に到着後、地下鉄駅へ移動して②号線の電車に乗車、2駅目のチアトラーリナヤで降車し、長い地下通路をスーツケースを転がしながら、今回宿泊するナショナルホテルに向かった。 -
今回宿泊したナショナルホテル客室
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ナショナルホテルは創業1903年、これまでに世界各国の首脳や著名人が多数宿泊しているモスクワの老舗ホテルだ。クラシカルなインテリアが心地よい客室はリノベーションされており、真冬でも暖かく過ごすことが出来る。
■モスクワのホテルについて、いくつかを別のブログにまとめていますので、よろしければご覧ください。(↓)
http://moscowstconserv.hatenablog.com/entry/2017/10/14/125844 -
モスクワ音楽院大ホール エントランス
ホテルでしばし休んだ後、長女と待ち合わせて、ホテルから徒歩で12~3分のところあるモスクワ音楽院へと向かった。 -
モスクワ音楽院大ホールメインロビー
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到着日の夜は、モスクワ音楽院の大ホールでコンサート「お気に入りのピアノコンチェルト」を聴いた。プログラムは、チャイコフスキーとブラームスのピアノコンチェルト(2曲)、ブラームス1番のソリストは前回のチャイコフスキー国際コンクールの覇者、ドミトリー・マスレーエフだ。
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2曲とも、それは素晴らしい演奏だった。
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コンサート終了後は、モスクワ音楽院の向かいに最近オープンしたカフェで軽く食事をとることにした。
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グリーンサラダとビールをいただく。サラダは、アボガド、キューリ、枝豆、サラダ菜の組み合わせ。本当に緑一色だ!(笑)
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店内は、クリスマスの飾り付けが美しい!
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モスクワ音楽院前のバリシャヤ・ニキーツカヤ通り
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外の気温は-16℃、通りのイルミネーションを眺めながら、赤の広場の向かい側に位置するホテルに戻った。
気がつくと夜の10時半、モスクワと日本は6時間の時差があるので、日本時間の朝4時半にあたる。すぐに床に入って爆睡する。 -
<1月12日(土)>
翌朝は8時に起床。シャワーを浴び、身支度を整えて朝食会場のレストランへ。ナショナルホテルの朝食ブッフェは品数も豊富でとても美味しい。いつもつい食べ過ぎてしまう。 -
真冬の時期の朝なので窓の外はまだ薄暗いが、レストランの席から、赤の広場を囲むクレムリンの城壁と国立歴史博物館を望むことができる。この景色を眺めながらの朝食は、朝から優雅な気分にしてくれる。
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地下鉄⑥号線の”ВДНХ”(ヴェ・デー・エヌ・ハー)駅舎
左後方には、先端部に飛翔するロケットを配したモニュメントが見える。
さて、この日は長女は用事で大学へ、私は宇宙飛行士記念博物館を見学することにした。博物館は、地下鉄⑥号線の”ВДНХ”駅(「ヴェ・デー・エヌ・ハー」と読みます。よく略して「ヴェデンハー」と呼ばれていて、英語表記にすると”VDNKh”となります。)の出口を出てすぐ後方、徒歩で3分ほどのところにある。 -
”ВДНХ”(ヴェ・デー・エヌ・ハー)駅周辺地図
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モスクワの地下鉄乗車naviアプリ"Yandex Metro"の路線図
モスクワの地下鉄を乗りこなすには必須のアイテムだ。
画面はロシア語表記だが英語表記への切り替えも可能。モスクワの他、サンクトペテルブルク、キエフ、ミンスクの路線図も用意されている。
■モスクワの地下鉄の乗り方や見どころを別のブログにまとめていますので、よろしければご一読ください。(↓)
http://moscowstconserv.hatenablog.com/entry/2016/03/25/200118 -
ВДНХ駅は、滞在中のホテルの最寄り駅アホートヌィ・リャトから①号線の電車に乗車、2駅目のチーストゥイ・プルドゥイ駅で降車し、連絡通路を⑥号線のツルゲーネフスカヤ駅へ移動、⑥号線の電車に乗り換えて5駅目に当たる。
検索した画面には、目的駅までの所要時間と到着予定時刻が表示されている。 -
地下鉄①号線の電車 新型車輌の車内
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地下鉄①号線 チーストゥイ・プルドゥイ駅 中央コンコース
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地下鉄⑥号線の電車 新型車輌の車内
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地下鉄⑥号線 ヴェ・デー・エヌ・ハー駅 中央コンコース
博物館を意識してか、宇宙ステーションの内部のようなデザインに見えなくもないような・・・・。
モスクワの地下鉄ネットワークは東京並みに発達しており、主要な路線では、電車は1分半間隔で運転されている。各駅にはそれぞれ個性的なデザインと装飾が施されており、駅舎を収録したポストカードはモスクワのお土産品としても人気がある。モスクワを訪れるなら、地下鉄は必見のスポットだ。 -
宇宙飛行士記念博物館入場ゲート
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エントランスホール横のクロークにコートを預け、入場料250ルーブルでチケットを購入する。入場ゲートから展示ホールに入ると、両手を広げたガガーリン宇宙飛行士の像が迎えてくれる。向かって左側の手の先には、世界初の人工衛星「スプートニク1号」の模型も!
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実物大の人工衛星の模型展示
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ソビエト時代に試作された世界初の液体燃料エンジンPD-270
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博物館スタッフのお姉さんの解説に聞き入る子どもたち
広い展示スペースは、世界初の人工衛星から、最初の有人宇宙飛行、最初の宇宙遊泳、月面探査プログラム、太陽系探査プログラム、そして国際宇宙研究プログラムへと続き、主にソビエト時代の宇宙科学がどのように発展してきたかを回顧する内容だ。 -
有人宇宙ステーション「ミール」の展示模型
「ミール」は「平和」や「世界」の意味を払わすロシア語。ちなみに、プーチン大統領 のファーストネーム「ウラジーミル」は「平和を治める」という意味を表す。 -
宇宙食のサンプル
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ミールのトイレ
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「ミール」の展示模型
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「ミール」の展示模型
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世界初の月面車「ルノホート1号」の模型
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地球帰還時のサバイバル展示
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有人宇宙船が地球に帰還した際に、目標地点から離れてシベリアの雪原に降りた事態を想定したサバイバル展示
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アメリカのアポロ宇宙船とソユーズ宇宙船のドッキングによる交流・協力の展示
米ロの関係は、本来このようにあってほしいものだ!(笑)
各展示模型には英語の解説表示もあるので、展示の内容は概ね理解可能だ。
約2時間の見学を楽しんだ後、再び地下鉄を乗り継いで、今度は赤の広場の方へ向かう。 -
赤の広場手前のマネージ広場
正面やや左に見える建物は今回宿泊したナショナルホテル -
赤の広場手前のマネージ広場
左奥に見える建物は国立歴史博物館
このメリーゴーランドは子どもたちに大人気だ! -
赤の広場に設えられた特設スケートリンク
リンクの向こうに見えるドーム型の屋根の建物はロシア連邦大統領府、プーチン大統領が執務している建物だ。
年末年始の赤の広場は、クリスマスツリーや子ども向けの遊具、特設スケートリンクなどが設えられていてとても華やかな装いだ! -
グム百貨店 年末年始の飾り付け
クレムリンの向かい側に建つグム百貨店の飾り付けも、この時期は一層ゴージャスになる。 -
クリスマスツリーとアイスクリームの販売ブース
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ロシア人は気温が氷点下になる真冬でもアイスクリームを食べる人が多い。
それほどまでにアイス好きの国民なのだそうだ! 確かにみんなアイスを食べながら歩いている!(笑)
食品売り場でチョコ菓子など、お土産の買い物を終えると、一度ホテルへ戻って一休み。日が暮れてから、マネージ広場(赤の広場入り口手前の広場)のイルミネーションを見に出直すことにする。 -
赤の広場の手前のマネージ広場から見たモスクワのメインストリート トベルスカヤ通り
長い夜と曇天が続く冬の間、モスクワの日照時間は極端に短くなる。精神衛生上の配慮もあってか、モスクワの街は毎年、華やかなイルミネーションで彩られる。 -
マネージ広場のイルミネーション
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マネージ広場のイルミネーション
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マネージ広場のイルミネーション
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マネージ広場のイルミネーション
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マネージ広場のイルミネーション
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マネージ広場のイルミネーション
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マネージ広場のイルミネーション
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マネージ広場のイルミネーション
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ライトアップされた国立歴史博物館
美しいイルミネーションを見て歩くうちに、夕食の時間となる。 -
ロシア料理レストラン「古い塔」エントランス
この日は、赤の広場のとなりの革命広場にあるロシア料理のレストラン「"Старая Башня(スターラヤ・バッシニャ)" 古い塔」に行くことにした。 -
ロシア料理レストラン「古い塔」店内
このレストランは、店の名のとおり古い塔の内部のようなインテリアがユニークで、伝統的なロシア料理をリーズナブルな価格で楽しむことができる。最近は、モスクワに来ると一度はここに来ることにしているお薦めのレストランだ。 -
ロシアの定番サラダ2品 チキンのサラダ(左)とオリビエ(右)
ここのオリビエにはホタテが使われていた。 -
これも定番料理 キャベツのスープ「シシー」
添えられているのはロシア語で「スメタナ」、日本ではサワークリームだ。
この他「ペリメニ」(ロシア風の水餃子)を注文したのだが、お腹が空いていたので写真を撮ることを忘れてしまった!(笑) -
<1月13日(日)>
ナショナルホテル 朝食ブッフェ
モスクワ滞在3日目の朝は7時半に起床、身支度を終えてレストランに向かう。このホテルの朝食も今日で最終回。とても美味しいので、毎回つい食べ過ぎてしまう。 -
フルーツとコーヒー
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レストランから見たクレムリンとその手前のマネージ広場
真冬のこの時期、朝7時半でも窓の外はまだ暗い。マネージ広場のイルミネーションもこれで見納めだ。 -
地下鉄⑤号線 コムソモーリスカヤ駅(①号線の駅とつながっている)
部屋へ戻って荷物をパッキングし、9時半にチェックアウトを済ませると、地下鉄①号線の電車でコムソモーリスカヤ駅へ向かう。この地下鉄駅は、モスクワとサンクトペテルブルクとを結ぶ高速電車が発着するレニングラード駅に接続している。 -
案内表示をたよりに地上へ出て、50mほど移動するとレニングラード駅舎の入り口がある。
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駅構内には、巨大なクリスマスツリーが飾られていた。
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インフォメーション・ボード 乗車予定のサプサン746号は7番ホームと表示。
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ゲートを通過して7番ホームへ移動、11:40モスクワ発サンクトペテルブルク行きのサプサン764号に乗車する。となりのホームには10分先に発車するサプサン762号も停車している。
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サプサン号 ビジネスクラス車内
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サプサン号の e-ticket
チケットは現在、ロシア鉄道会社(РЖД)のオフィシャルサイトから予約・発券できる仕組みとなっており、日本でプリントアウトしてきたe-ticketのバーコードを乗車口で係員に提示すればOKだ。
サプサン号の運賃は予約の混み具合に連動して変動する仕組みだ。この日のサプサン764号は比較的空いていて、ビジネスクラスの運賃はおよそ5700ルーブル。この時の為替レート(1ルーブル≒1.7円)で換算するとほぼ同じ距離の東京-岡山間の新幹線「のぞみ」の普通席運賃のおよそ6割に相当。これで食事までついているのだからお得な運賃設定だ。
■ロシア鉄道会社(РЖД)のオフィシャルサイトはこちら(↓)
https://pass.rzd.ru/main-pass/public/en -
ビジネスクラスで提供された食事
お肉料理はポークとチキンから選択できたのでポークを選択。この日のランチとして美味しくいただいた。 -
サプサン号 トイレ
かつてロシアの鉄道車輌といえば、暗くてトイレが汚いというイメージで語られた時代もあったが、サプサンに関する限り、バキューム式のトイレは清潔で機能的、食事も美味しく乗り心地も快適だ! -
モスクワ駅(モスクワに向かう電車が発着するペテルブルクの駅)
サプサン764号は定刻より2分ほど早くサンクトペテルブルクのモスクワ駅(モスクワへ向かう電車が発着するサンクトペテルブルクの駅)に到着した。 -
この時点で到着から2分ほど経過しているが、インフォメーションボード中央の時計が、ちょうどサプサン764号の定刻(15:26)を指している。
昨年の同じ時期にサンクトペテルブルクからモスクワまでサプサン号を利用した時もピッタリ定刻運転だった。空港までの移動時間がかからず、出発の15分前に駅に着けば余裕をもって乗車できるので飛行機よりも予定を組みやすく、とても便利だ!
■サプサン号については、別にブログで紹介していますので、よろしければご一読ください。(↓)
http://moscowstconserv.hatenablog.com/entry/2018/01/29/211403 -
モスクワ駅にも巨大なクリスマスツリーが飾られていた。
さて、駅舎を出てスーツケースを転がしながら、徒歩で今夜宿泊するホテルまで移動する。 -
ネフスキー大通りに面したネフスキー・フォーラムホテル外観
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ネフスキー・フォーラムホテル エントランス
玄関のすぐ向こう側に地下鉄駅の表示"M"の文字が見える。
今日のお宿「ネフスキー・フォーラムホテル」はモスクワ駅から徒歩で5~6分、ネフスキー大通りに面し、すぐ隣が地下鉄③号線のマヤコフスカヤ駅という大変便利な立地だ。 -
通常のシングルルームを予約していたのだが、チェックインを済ませると、部屋はホテルの外(別な建物)にあるという。不思議に思いながらも、案内に立ったスタッフについていくと、ホテル棟とは別棟(古いアパートメント棟)の2階に案内された。
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別棟の中に入ると、玄関周囲もなんとなく怪しげな雰囲気? がただよう感じ・・・・。
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玄関を入ると普通のマンションの一室のような設えで、いわゆる民泊のような形式だ。
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ベッドはいわゆるハリウッドツインタイプ
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予約していたシングルルームの想定とは異なるが、部屋はリノベーションされていて広くて清潔、セキュリティや設備にも問題はなく、これはこれでありといったところか!
まずは近くのコンビニで今夜のビールや軽食、飲料水など、簡単な買い物を済ませてから、再びホテルに戻ってしばし休憩する。
18時を回り、外がすっかり暗くなったところで、今回のサンクトペテルブルク行きのメイン行事、バレエ「くるみ割り人形」を鑑賞するため、マリインスキー劇場に向かうことにする。 -
ホテルに隣接するマヤコフスカヤ駅から地下鉄③号線の電車に乗り、隣のガスティヌィ・ドゥヴォール駅で降車、連絡通路を②号線のネフスキー大通駅へ移動して②号線の電車に乗り換え、隣のセンナヤ広場駅で降車する。
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マリインスキー劇場外観
センナヤ広場からマリインスキー劇場までは、夏場なら徒歩15分ほどで着ける距離だが、この日は路面が完全に凍結していたため25分近くかかった。
開場までまだしばらく時間があったが、マリインスキー劇場周囲の道路は、マイカーやタクシーで渋滞していた。 -
館内に入ると、ゲートの係員に日本でプリントアウトしておいたe-ticketを提示、バーコードリーダーで読み取られて入場OKとなる。クロークにコートを預けてからホールに入る。
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伝統的な装飾が美しいホールはこの日も満席だった!
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オーケストラピット
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くるみ割り人形 雪の精を背景に 第1幕のカーテンコールから
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くるみ割り人形 カーテンコールから
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くるみ割り人形 カーテンコールから
主役の Maria Khoreva(左) と Kimin Kim(右)
バレエ くるみ割り人形は、ロシアではクリスマス(ロシア正教では1月7日)の時期を中心に上演される一番人気の演目だ。
この日の主役は、マーシャ役がMaria Khoreva(第1ソリスト;この日がマーシャ役デビューとのこと)、くるみ割り人形・王子役はKimin Kim(プリンシパル)。バレエもオーケストラの演奏もそれはすばらしく、たくさんのブラボーが飛び交った感動の3時間だった。
終演後は、バレエの余韻を楽しみながら再び地下鉄を乗り継いでホテルへ戻る。
ホテルに着くともう深夜11時半、明日に備えて眠ることにする。 -
朝食(あいにく、ホテルのレストランが改装工事中だったため、提供された朝食はパンとコーヒーにゆで卵とリンゴという内容)
<1月14日(月)>
今回のロシア滞在もいよいよ最終日となる。朝7時に起床してシャワーを浴び、身支度を整えてから部屋で簡単な朝食を済ませてホテルをチェックアウトする。 -
タクシー予約アプリYandex Taxiの画面
スマホのタクシー予約アプリYandex Taxiでタクシーを呼ぶ。
このアプリは”Uber”のロシア版だと思うと分かりやすい。現在位置(スマホのGPSで自動設定)と目的地を指定して「予約」をクリック、予約が確定すると、迎えにくるタクシーの車種と色、ナンバー、現在地までの時間(分)とともに、地図上に配車されたタクシーの現在位置がリアルタイムで表示される。
予約確定の段階で目的地までの料金が通知され、降車後に運転手を評価する機能が組み込まれているので、ボッたくりにあう心配もなく便利で安心だ!
この時間は道路が空いていたので、ホテルから空港までおよそ45分、料金は798ルーブルだった。この距離でおよそ¥1360とは運転手さんに申し訳ない。空港に到着すると、運転手さんに1000ルーブル札を手渡して、おつりはいただかないことにした。 -
モスクワからの往路は高速鉄道サプサンを利用したが、復路はJALと同じワンワールドのS7航空(S7・046便)を利用、モスクワのドモジェドボ空港でJALの成田行き(JL422便)に乗継ぐ旅程とした。
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S7・046便 機内
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S7046便の運賃は込み込みで3000ルーブルとLCC並の運賃設定だが、機内で黒パンのサンドイッチ(チーズかチキンの選択可)とドリンクサービスがあった。チーズのサンドイッチとレモンティをいただく。
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S7046便は小型のAirbus-a319型機。ほぼ定刻にモスクワ・ドモジェドボ空港に到着したが、この便は沖止めとなりターミナルビルまでバスで移動した。
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サンクトペテルブルクで預けたスーツケースを受け取って、JALのカウンターで成田行きのチェックインを済ませる。
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パスポートコントロールを通過して、ビジネスラウンジでしばし休憩しているうちに、やがて搭乗時刻となる。
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この日の成田行きJL422便はなんと乗客数が32名、うちビジネスクラス利用は3名だけとのこと。先任CAさんから「お客様がこんなに少ないのは初めての経験です。」「何でもわがままを言ってください!(笑)」と言われる。
機内食は和食とフルーツをチョイス、「伯楽星」の純米大吟醸とともに美味しくいただいた。 -
食後にいただいたフルーツ盛り合わせ
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お酒をいただき心地よくなったところで、シートをフラットにしてマットを装着、一眠りして目覚めると、JAL機はもう日本海に出るところだった。フルフラットのシートは足を延ばして熟睡できるので身体に負担がかからない!
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朝食をすすめられたのでワカメうどんを注文すると、香川県出身のCAさんが、「うどんにはこだわりのある私が調理します!」とのこと。熱々のできたてを大変美味しくいただいた。CAさんに感謝!
JAL機はほぼ定刻に成田に到着、バスで羽田に移動して国内線に乗継ぎ、新千歳に戻れば今回の真冬のロシア弾丸旅行も終わりとなる。
長文を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (8)
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- harurunさん 2019/11/15 15:15:37
- はじめまして。
- yk-papaさま
はじめまして。harurunと申します。
私の旅行記に、いいねをありがとうございました。
実は年末年始にロシア旅行を計画しておりまして、その時期にご旅行をされていた方の旅行記を拝見させていただいてました。
その時に yk-papaさまの旅行記に出会いました。
ロシア旅行を計画はしてみたものの、ドのくら寒いのだろう…とちょっと後悔?していたのですが、旅行記を拝見して、おかげで、旅行がちょっとワクワクし始めました。
ロシア旅行の先輩におうかがいしたいのですが、いくら外が寒くても一歩レストランや劇場に入ってしまえば、暖かいのでしょうか? 寒いからと超極暖のようなインナーを着こんでしまうと建物内で暑くなってしまうか…でも、外はとても寒いのだろうし…
着るものは、どう考えて、どのように寒さ対策をすればよいのでしょうか?
お手すきの時にアドバイスをいただけましたら幸いです。
harurun
- yk-papaさん からの返信 2019/11/15 17:14:46
- Re: はじめまして。
- harurun さん、こんにちは。
メッセージ、ありがとうございます。
年末年始のロシア旅行、楽しみですね!
さて、モスクワの冬(年末年始)の服装についてですが・・・・、
モスクワやサンクトペテルブルクなどロシアの大都市では、近郊の火力発電所などから排出される熱湯が、地中のパイプラインを通じて街中の建物に供給され、暖房や給湯に使われる仕組みになっています。いわば街全体が集中暖房システムで温められるシステムですね。なので、外が氷点下20度でも、美術館や劇場、ホテルやレストランなど、建物の中に入ってしまえば暖かく過ごすことができます。真冬でも冷たいビールを飲みますよ~!(笑)
ちなみに、旅行記で紹介したモスクワのナショナルホテルでは、客室の窓はペアガラス・サッシの2重窓(つまりガラス4枚)が使われていましたので、窓の断熱も完璧で結露も皆無でした。
というわけで、持って行くインナーは、通常のヒートテックかせいぜい極暖で十分です。モスクワ中心部にもユニクロが何店舗かありますので、ヒートテックは現地で買うこともできます。コートは、風のある日に備えて、フード付きのダウンコートを持参すればよいと思います。外気温が氷点下10度以下になると、フードがなければ耳が痛くなりますが、フードをかぶれば大丈夫です。もちろん、手袋もお忘れなく!ユニクロに行けば、ヒートテック手袋も売っていると思います。
それから、凍結路面に備えて、滑り止めの靴底のブーツが用意できれば完璧ですが、お住まいの地域では売っていますか?
私は札幌在住なので、普段から滑り止めの付いた冬底の靴を履いていますから、ロシアでもいつもどおりでよいのですが、もし、売っていなければ、ネットショップなどで購入するとよいと思います。
他にも疑問な点などがありましたら、なんでもお尋ねくださいね!
実は私も、来年1月10日~サンクトペテルブルクへ行きます。マリインスキー劇場とミハイロフスキー劇場のバレエ「組み割り人形」のチケットを2夜連続で購入しました。
では、素敵なロシア旅行になりますように!
yk-papa
- harurunさん からの返信 2019/11/15 23:32:02
- ありがとうございます!
- yk-papaさま
こんばんは。
初めてメールさせていただきましたのに、ご丁寧な説明ありがとうございました。感激です。
おかげで寒さと未知の国に対する不安が、少し和らぎました!
滑り止めのついている靴と耳対策、考えます。思ってもいないことでした。
私の今回の行程は、yk-papaさまと同じくJAL(エコノミーですが)でモスクワ、同日乗り換えでサンクトペテルブルグに行き3泊。
その後、列車でヘルシンキへ行き2泊。飛行機でモスクワに戻り2泊で帰国の予定です。それぞれの予約は済ませましたが、頭の中だけで組み立てたスケジュールですので、ちょっとドキドキです。
yk-papaさまの旅行記を拝読して、私もせっかくの機会、バレエもみたくなりました(実は生まれてこの方まだ見たことがありません…)
ご迷惑をかけるつもりは毛頭ございませんが、フォローさせていただきました。
どうぞこれからも、よろしくお願いいたします。
ありがとうございました!
harurun
- yk-papaさん からの返信 2019/11/16 05:49:10
- Re: はじめまして。
- harurun さん
返信&フォロー、ありがとうございます。
私からの返信中、「くるみ割り人形」が「組み割り人形」になっていました。失礼しました。
冬のヘルシンキもいいですね!
私も以前、モスクワへ行く途中でクリスマスのヘルシンキに立ち寄ったことがあります。クリスマスの夜は、皆、自宅で過ごすため、とても静かで幻想的な夜でした!
サンクトペテルブルクからは高速鉄道「アレグロ」をご利用でしょうか? 車内で入国審査を受ける経験も貴重ですね!
ところで、harurun さんのご予定を拝見して、一つ気になったことがあります。
もう、ロシアのビザは取得されましたか?
harurun さんのご予定では、日本からの出発日にモスクワの空港(ドモジェドボ)でロシアに入国、その後、一度フィンランドへ出国してから、再度モスクワの空港(Finnair かAeroflot ご利用ならシェレメチェボ)で入国することになります。つまり、外国からロシアに2回入国することになるので、ダブルエントリーの観光ビザが必要になります。通常のシングルエントリー・ビザでは、2度目のロシア入国ができないのですが、ビザはダブルエントリーで取得されましたか? 念のため確認させていただきました。
では、またご連絡させていただきますね!
yk-papa
- harurunさん からの返信 2019/11/16 13:28:20
- ありがとうございます!
- yk-papaさま
ビザの件、ご心配いただき
ありがとうございます。
大阪近くの兵庫県に住んでいるので、ネットで下調べをし大阪の領事館で2回入国のダブルのビザを取得してきました。ビザはOKです。
せっかくの機会、やはり、バレエが見てみたくなり、滞在中のバレエの演目を調べたところ、マリインスキーもミハイロフスキーも「クルミ割り人形」でチケットも、まだあるようです。(マリインスキーの方がお高いですね)
ホテルからはミハイロフスキー劇場の方が近そうです。
一生に一度かもしれない機会でしたら、やはり、マリインスキーで見た方がよろしいのでしょうか?
yk-papaさまは、ロシアにお詳しいのですね。いろいろ教えていただき感謝です。
harurun
- yk-papaさん からの返信 2019/11/16 14:24:28
- マリインスキーがお薦めです!
- harurun さん
ビザの件は安心しました。
バレエについてですが、一生に一度かもしれない機会でしたらマリインスキー劇場の方をお薦めします。
ミハイロフスキー劇場もバレエは素晴らしいのですが、オーケストラのレベルとホールの音響は断然マリインスキー劇場がよいと思います。
チャイコフスキーの「くるみ割り人形」は、幼い女の子の夢の世界を描いた冬のロシアの代表的な演目で、小さな子どもを連れた家族もたくさん鑑賞に訪れます。音楽も普段からよく耳にする曲が少なくないので、初めてバレエを観るなら、最もお薦めの演目です。
マリインスキー劇場のくるみ割り人形は、youtube から高画質でフルに視聴できますので、下記のリンクからご覧になってみてください。芸術監督のワレーリー・ゲルギエフが自らオケを指揮しています。(↓)
https://www.youtube.com/watch?v=xtLoaMfinbU
チケットを公式サイトから購入されたら、プリントアウトしてお持ちください。
劇場入口のゲートでバーコードを示せば入場できます。
サンクトペテルブルクではエルミタージュ美術館の他に、イサク聖堂と血の上の救世主教会にも行かれますね? イサク聖堂と血の上の救世主教会は、館内の装飾とモザイク画は息をのむ美しさです。冬期間は比較的空いていますので、是非、入場してご覧くださいね。
私は、2014年から長女がモスクワに音楽留学しているので、調味料や生活物資などを届けに、年に1~2回のペースでロシアに出かけています。長女は来年卒業なので、来年以降は渡航頻度は減りそうですが、ロシアはリピートしても飽きない旅行先だと思います。
真冬のロシア、大いに楽しんできてくださいね!
yk-papa
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- いさをさん 2019/02/11 18:02:58
- 冬のロシア、いいですね
- 初めまして。同じホテルの、同じ部屋に泊まっていらっしゃったのを見て驚きました。
私が行ったのは夏だったのですが、やはり冬のロシアはとても綺麗ですね。
- yk-papaさん からの返信 2019/02/11 18:11:56
- Re: 冬のロシア、いいですね
- いさをさん、こんにちは。
コメント、ありがとうございます。緑の美しい夏も素晴らしいですが、広葉樹が黄色一色に色づく黄金の秋、真っ白な雪とイルミネーションが華やかな冬も綺麗ですよね! ちなみに、1~2月のホテルの料金は夏場の半分以下で泊まれますので、機会がありましたら、また別な季節にもお出かけくださいね。
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