アンコール遺跡群とトンレサップ湖

2019/01/10 - 2019/01/14

ベトナム航空利用、ホテル3泊機内1泊の５日間の一人旅でした。
遺跡巡りが中心の旅で退屈しないかと少しは心配もしていましたが、杞憂でした。もっとあれこれゆっくり見て回りたかったです。

アンコール遺跡群の中でアンコールワットが代表として有名ですが、遺跡群全体のスケール、個々の遺跡の質等の面で東南アジアの遺跡では群を抜いています。

また、遺跡巡りではありませんが、トンレサップ湖は地理的に非常に面白い湖で、シェムリアップに行ったら是非半日観光に行くのがよいと思います。

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

飛行機はベトナム航空　Ｂ７８７－９、
ハノイ経由です。
べトジェットの新規就航で供給が増えたためか、混んでおらず3席一人占めでした。
窓側に座っていましたが、雲が多く地上は見えませんでした。
ハノイ行きは上海上空から中国大陸上空を飛行して、ハノイに至ります。
関空を朝出発して夕方にシェムリアップに着きます。

２日目（到着の翌日）は朝からツアーに参加です。
13usドルの1日ツアーで、アンコールワット、タ・プローム、バイヨン、サウスゲート、バケンヒル（プノン・バケン）を回ります。

まずはアンコールワット。

西門から入って東側へ抜けますが、午前中は逆行のため、翌日の夕方もう一度写真を撮るため訪問することになります。

アンコールワット内
あちらこちらデバターの彫刻があります。
光の当たり方で美しさが際立つ時があります。

十字テラスから参道を振り返ります

十字回廊

十字回廊の美しい壁画

急な階段を上って中心部である第３回廊へ

第３回廊から眺める参道

アンコールワット中心部

東側からみたアンコールワット

タ・プローム

苔むしたレリーフ

不思議・・・すごい・・・

タ・プローム西塔門

アンコールトムの中心バイヨンに北から入ります

バイヨン内部　菩薩の顔

バイヨン内部　菩薩の顔

バイヨン中央祠堂

美しい顔が並びます

バイヨン南側から
縦方向のスケール感（高さ）もすごいです。

アンコールトムサウスゲート
西に神々の像、東に阿修羅の像が並びます

バケンヒルからみたアンコールワット

カンボジアの大地に日が沈みます

3日目
トンレサップ湖半日観光ツアーに参加します。
ツアーでは湖の畔であり湖の中とも言えるプルック村を訪れます。
この時期は乾季で水位が低いので高い柱が見えていますが、雨季は床のすぐ下まで水位が上昇するそうです。
とても興味深いところでした。

陸上にある学校ですが、雨季には床したまで水が来て、子どもたちは小舟で通学するとか。

乗っていた観光船が漁船とすれ違います。

床下に漁の道具らしいものが。

漁業が盛んなようです。

海のようです。

お昼に部屋に戻ります。
ホテルはプリンス・ダンコール、ＨＩＳの予約で１泊１室あたり９千円程。
立地はこれ以上ないくらい便利なところです。

午後はトゥクトゥクで、再度アンコールワットに行きます。

アンコールワット
昨日のツアーは午前で逆光でしたが、順光の写真が撮りたいのと、自分のペースで昨日見られなかった場所などをゆっくり回りたいので２度目の訪問です。

昨日は時間がなくて見られなかった第１回廊の壁画

第１回廊と壁画

夕日を受ける第３回廊と中央祠堂

夕日を受けた聖池と回廊

夕日を受けた環濠とアンコールワット

夜は街中の中華料理店で焼飯と空心菜の炒め物
十分に美味しです

４日目
今日もトゥクトゥクで午前中は自分のペースで自分の選んだ遺跡を巡ります。
最初はバンテアイ・クディ。

タ・プロームの近くでタ・プロームに似た印象の遺跡ですが、人が少なめで落ち着いて見学できます。

日本なら立ち入り禁止！？
すべての遺跡で言えることですが、至る所に崩れそうなところがあります。

この朽ち方！

次はプレ・ループ

これまでに見た遺跡とは少し違った印象を受けました。
アンコール遺跡群の多様性を感じます。

きつい階段を上った上からの眺め

次はプリア・カン

奇跡的！？
回廊を歩いていると床に反射する天井からの光を受けたレリーフが。
何と美しい瞬間。

多くの遺跡が見たいので、なんとなく急ぎ足で見て回ってましたが、そんな気持ちも消えてしましい、しばらく見てました。

人工の照明でなく、隙間からの太陽光の反射です。
自分を待っていてくれたようで、これが見られただけでも、カンボジアに来てよかったと思えました。

次はバブーオン
空中参道と言われる参道が特徴的で印象的です。

上から見た空中参道

アンコールトムのバイヨンで遺跡巡りの締めくくりです。
第１回廊の壁画です。
彫った人のエネルギーを感じます。

バイヨン第２回廊部分と中央祠堂
無機質で幾何学的なゴツゴツ感と菩薩な優しい顔の組み合わせが不思議な感じで、素晴らしいです。

観光客で混雑するアンコール遺跡群ですが、少し場所や時間をずらだで随分と静かな環境を楽しむことができます。

朝のうちにチェックアウトしてありまたが、午後もプールは使えるので、最後はプールでゆっくりくつろぎます。

帰りはホーチミン経由を選びました。

ホーチミン空港
ベトナム航空では乗り継ぎ客に専用レストランで食事を提供してくれます。
夜行便で翌朝関空着です。帰りのフライトも３席を一人占めできました。