初熱海！新幹線に乗ってMOA美術館と日帰り温泉♨

2019/01/30 - 2019/01/30

寒さがこたえる１月末・・・
あったかーい温泉に入りたくて熱海へ！
そしてリニューアル３周年記念でめったに展示されない尾形光琳の国宝「紅白梅図屏風」を鑑賞しにMOA美術館とあわせて日帰りで行ってきました！

エリア 熱海(静岡)

• 旅行の満足度: 1.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 2.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

比較的暖冬でもやっぱり寒い１月の末・・・
温泉に入りたくて、思い立って初めての熱海にやってきました！
新幹線で品川駅から40分と近い！

熱海駅 駅

綺麗な駅ビルがある熱海駅からタクシーに乗って一路MOA美術館へ
大好きな日本画家である千住博さんの著作のなかに日本でおすすめの美術館として掲載されているのを発見してから、気になっていた美術館です。

ＭＯＡ美術館 美術館・博物館

威風堂々だる大きな建物で、入り口からは全体が見渡せない程の広大な敷地内に様々な施設があります。

ＭＯＡ美術館 美術館・博物館

チケット売り場横に今回楽しみにしていた尾形光琳の国宝「紅白梅図屏風」の垂れ幕がかかっていました。
一般大人１人1,600円でした。

ＭＯＡ美術館 美術館・博物館

チケット売り場反対側横にはレストラン・カフェの案内があります。
今回はランチを本館１階のカフェ レストラン オー・ミラドーで頂く予定です。

ＭＯＡ美術館 美術館・博物館

上へながーーく伸びた総延長200ｍにおよぶエスカレーターを７つ乗ると展示室へ到着します。
エレベーターも完備されているのでバリアフリーな施設といえます。
途中、階段で問題なければムア広場があり、熱海の街と海を一望できる場所に出ます。

ＭＯＡ美術館 美術館・博物館

20世紀を代表するイギリスの彫刻家ヘンリー・ムアの「王と王妃」が設置されています。目の前の木々は桜なので春の時期の満開の桜と相模湾の景色は絶景でしょう

ＭＯＡ美術館 美術館・博物館

ムア広場の階段をのぼると２階にある正面玄関に到着しました。
幅32mある全面ガラス張りの明るく開放的なロビーで、相模灘を眼前に見下ろすことができます。

ＭＯＡ美術館 美術館・博物館

ランチは美術館本館１階にあるカフェレストラン　オー・ミラドーへ
横の扉から竹林と日本庭園へ繋がっています。
44年前に日本初の“ビストロ”として西麻布に誕生した“ビストロ・ド・ラ・シテ”のシェフ勝又 登が新たに開店したレストランだそうです。

カフェレストラン オー・ミラドー グルメ・レストラン

テラス席は目の前が緑いっぱいで気候がいい時期は気持ちがよさそう！
今は寒いので店内席でお願いします。

カフェレストラン オー・ミラドー グルメ・レストラン

? 昼食セットメニュー ?自家製のパンが付きます
A　本日の前菜・磯料理又は肉料理・コーヒー又はティー　2800円
B　本日の前菜・磯料理・肉料理・コーヒー又はティー　3800円
とあり、Aで磯料理を選択

これは前菜

カフェレストラン オー・ミラドー グルメ・レストラン

今日の磯料理の鰆のポワレ
下はかぼちゃのニョッキ、ポロ葱のソース、上には赤大根のスライス
彩り豊かな見た目が綺麗で、味も美味しい♪

カフェレストラン オー・ミラドー グルメ・レストラン

前菜とメイン料理の量が少なく感じたので追加でプリンを注文
キャラメルソースが入ったチューブを輪ゴムで結んだまま運ばれたのはちょっと、びっくり！せっかく高級感のあるお料理だしてるのにサービスの細部をもうちょっと考えて欲しいな・・
それに前菜・メイン１品・ドリンク１杯で2,800円は高すぎる印象でした、正直

カフェレストラン オー・ミラドー グルメ・レストラン

お腹いっぱいになったので、２階に行って展覧会へ
ロビーエリア、ここの展示スペースの設計を、世界的に活躍する現代美術作家 杉本博司が建築家 榊田倫之と共に主宰する「新素材研究所」が手がけられた素晴らしい空間です。

ＭＯＡ美術館 美術館・博物館

メインロビーの横には「黄金の茶室」があります。
天正14年（1586）正月、豊臣秀吉が時の天皇、正親町天皇に茶を献じるために、京都御所内の小御所に組立式の黄金の茶室を運びこみ、黄金の道具を用いて茶会を行ったという史実に基づいて復元制作したものです。

ＭＯＡ美術館 美術館・博物館

MOA美術館は現在、国宝３点、重要文化財４６点含む３５００点を所蔵しています。

ＭＯＡ美術館 美術館・博物館

「加彩馬俑」サイズ 高51.5㎝　全長55.0㎝　 幅28.0㎝
唐の加彩俑が最も優れた作品を制作した七世紀後半のもの

ＭＯＡ美術館 美術館・博物館

そして！国宝「紅白梅図屏風」尾形光琳
白梅の樹幹の大部分を画面外にかくし、紅梅は画面いっぱいに描いて左右に対照の妙をみせ、中央に水流をおいて末広がりの微妙な曲面をつくり上げた構図が尾形光琳らしい素晴らしい作品
タイミングによっては人がおらず、貸切状態で鑑賞できました。贅沢

ＭＯＡ美術館 美術館・博物館

重要文化財「阿弥陀如来及両脇侍坐像」
両脇に１体ずつ侍坐像がある３体セットのものです。
平安時代（12世紀）末法思想の流布と浄土信仰の隆盛によって制作された貴重な来迎阿弥陀像

ＭＯＡ美術館 美術館・博物館

展示室２階奥に能楽堂があります。
根は檜皮葺（ひわだぶき）の入母屋（いりもや）造、舞台は総檜造りで、鏡板は日本画家・松野秀世氏が描いたものです。観世、宝生、金春、喜多の諸流による定期的な演能会を開催しています。

ＭＯＡ美術館 美術館・博物館

１階展示室で同時開催「特集陳列　人間国宝　室瀬和美の世界」写真撮影不可で残念でしたが、人間国宝の室瀬和美さんの蒔絵はどれも繊細でありながら素晴らしい輝きを放っていて心奪われる美しさでした。
１階レストラン横から茶の庭へ
入り口は唐門

ＭＯＡ美術館 美術館・博物館

この茶室 一白庵では和菓子と抹茶・煎茶が頂けます。
設計はワシントンにある日本大使館の茶室を手掛けた江守奈比古氏です。大広間、広間、小間、立礼席のある茶室です。
営業時間 10:30 - 16：00 (L.O. 16:00)
休日 MOA美術館のカレンダーに依る

ＭＯＡ美術館 美術館・博物館

MOA美術館を楽しんだあとは、バスに乗って熱海駅へ
駅から徒歩１０分程度の大月ホテルの和風館へ
平日は14時から大浴場を日帰り利用できます。

熱海温泉　大月ホテル　和風館 宿・ホテル

ロビーで入湯料1,500円を支払い(バスタオル・フェイスタオル１枚ずつ付き)
大月ホテルのホームページから通常1,800円を300円引きになるクーポンを印刷して持参しました。

熱海温泉　大月ホテル　和風館 宿・ホテル

6階にある大浴場のそばには日帰り温泉利用客向けの休憩所がありました。
和室にローテーブルと座布団が並べられた空間です。昭和感がすごい！

温泉も休憩所も他のお客さんがいなくて貸切状態で楽しめたのはラッキーでした。
大浴場もお湯も特筆することはないですが、駅前でさくっと温泉に入ることができて体が温まりました

熱海温泉　大月ホテル　和風館 宿・ホテル

大月ホテルから熱海駅への道は急こう配の坂道なので、10分程度の距離でも想像以上に疲れました。
日が暮れるとどんどん冷え込んできますね、体が温かいうちに東京へ帰ります！

熱海駅 駅

新幹線に乗って品川へ一路帰京します

熱海の寂れた印象とは別世界のように、こだわりのつまった建築と所蔵品の数々を所有するMOA美術館は、本当に素晴らしくて何度も行きたくなる場所でした。

熱海駅 駅