オーストラリアのクリスマス　2018年ロベサール編

2018/12/23 - 2018/12/24

我が家からそれほど遠くないLobethal（ロベサール）という街にはクリスマスイルミネーションに情熱を傾ける家が沢山ある、という情報が。クリスマスページェントも盛大にやるらしい。となればぜひ見てみたい、ということで2018年のクリスマスイペントはロベサール行きと決まりました。

ロベサールは南オーストラリア州の州都アデレードから東へ40kmほど、自動車なら45分程度で行ける場所です。

エリア アデレードヒルズ周辺(オーストラリア)

ロベサルは1842年に当時のプロイセン王国から来たルーテル派プロテスタント移民によって建設された街です。1845年に建てられたセントジョンズルーテル教会はオーストラリアに現存する最も古いルーテル派の教会です。この日は教会の駐車場が解放されていました。

すでにこのように見物席を確保している人達がいます。

まだ時間はあるし、外は日差しが強いのでなにやら家族連れで賑わっている店に入ってみました。ミニカーが沢山並べてあります。

ミニカー用のサーキットがあるお店でした。なんだかおもしろそうだなぁ。。。

冷房完備だったのでしばし涼み、何か食べられる店がないか奥のカウンターにいるお嬢さんに聞いてみました。どうやらこのメインストリートの両端に一軒ずつあるようです。

路上にこんなものが。。。何だと思えば、「チェスカフェ」というものでした。店内でも、そして日差しの強い路上、表に出されたテーブルなどで思い思いに対戦を楽しむ人達がいました。

この様子だとページェントまではまだまだ時間がありそうです。

さて、教えられた店の一つ、Rising Sun Hotelに到着しました。Hotelといっても実際はパブです。

中はこんな感じで、店の手前にバーカウンター、奥の部屋にはテーブルとビリヤードテーブルがあります。

生ビールとおつまみプラッターで軽く。

こういう店の料理に期待は禁物です。

期待はしていませんでしたが、まずい。

ラクダをつれたアラブ風の居住まいの人達。この方達は「東方三博士の礼拝」をモチーフとして行進したグループの人達でした。グレネルグから連れてきたのでしょうか、このラクダ君たち。

パトカーもきらきらしたもので飾り付け、子どもを乗せて参加するようです。

開始１時間前、人が増えてきました。

立派な建物があります。Lobethal Centennial Hallという500人収容、映画が上映されることもあるホールです。

内部はオーストラリアではよくある地元のイベントに合わせて開かれるマーケット開催中でした。

暑いしずっと立って見るのも辛いので、さっきとは通りの反対側の端にあるパブの窓際席に陣取ってページェント見物といきましょう。パトカーの先導で行進開始。

まずは地元の消防隊員がやってきました。

老人介護施設の入居者とスタッフのようです。

おなじみ、タータンチェックのスカートとバグパイプ、スコットランド系移民の皆さんなのでしょうか。

蒸気機関車が自動車に引っ張られての行進です。男の子達はやはり大喜び。

装甲車も登場しました。おじさんも私も大喜びです。

Royal Australian Navy Bandの登場です。

農業国らしく大型トラクターもページェントではとても人気があります。

トラクターが引っ張っていたのはこれです。

ページェントを見ながら食べたのはこれ。オーストラリアのパブで食べるなら一番当たり外れが少ないのがこれでしょう。あんまり美味しくはなかったけど、残すほどでもない、という。

ページェントが終わり、街の人達は家路へ。私たちはもう少し日が暮れるまでちょっと街を散歩でもしましょう。

食事をしたパブから出てすぐ隣の家はこんな具合に飾り付けがしてありました。

シュラスコの屋台が出ていて大盛況です。

窓辺にかわいらしい雪だるまがいるお家がありました。

なかなか気合いが入ったイルミネーションです。

これもなかなか凝っています。

このお宅も華やかです。中ではパーティ中。

光の芸術を堪能させてもらいました。しかし、こうなるとやりたくない家は大変かも。まぁ、この国なら早めにさっさと旅行に出かけてしまえばいいのですが。

それにしても帰りは大渋滞。オーストラリアに住んで初めて本格的な渋滞を経験しました。