2020年アデレードフェスティバル　Fire Gardens　

2020/03/13 - 2020/03/13

2020年に60周年を迎えた、南半球最大の文化イベントであるアデレードフェスティバル。フランスのCompagnieCarabosseが行う炎の祭典が植物園でFire Gardensという名前で行われるということで、チケットを購入して見物にいったのは3月13日のことでした。

オーストラリアは2019年末から大火に見舞われ、2020年はその大災害からの復興を支援するためのイベントが沢山計画されていました。アデレードフェスティバルも、収益を全て幾つかの南オーストラリア州の森林火災からの復興を支援する基金に寄付することにしました。

オーストラリア政府が野外での500人以上が集まるイベントを禁止としたのはこの翌週16日からです。危ない危ない。

エリア アデレード(オーストラリア)

アデレード植物園は普段は入場無料ですが、これは有料イベントで、日にちと入場時間が指定されます。私達が出かけたのは3月13日の金曜日、９時の回でした。オンラインで申込み、チケットが郵送されてきます。

南オーストラリア州にもそろそろCOVID-19が広まり初めていましたが、この日のチケットは早くから完売していて、大勢の人出でした。

毎年あるイベントではないので大勢の人がきています。チケットはもちろん早々と完売。

寒い時期なので火のイベントはありがたい。まるでたき火のようです。

炎で飾られた輪が沢山ならんでいます。人々はそれを順番にくぐっていく。フランスのパフォーマンスですからそんな意味はないでしょうが、火の輪をくぐって穢れをや災いを払い落とす神事のような。

風が強くてこんなことにも。

この植物園には竹に囲まれた小道がありますが、そこにはこんなオブジェが。

こちらは普段は特に何もなくて通り過ぎるだけの通路です。

大きな球をかたどった炎を見つめて時間が過ぎていきました。