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オーストラリアは英国人が作った国、日本の皆さんの多くはそう思っているでしょう。英国で流刑になった重罪人が作った国で、今オーストラリアにいる白人の先祖はみんな犯罪者、と思っている人もいるようです。昔、日本でとても流行った少女マンガの主要な舞台の一つがオーストラリアでしたが、オーストラリア人の青年が主人公にそう語る、というシーンもありました。<br /><br />ですが実はアデレードは流刑にあった人々が建てた街ではありません。また、このあたりには英国以外のヨーロッパから渡って来た人たちもたくさんいました。そもそも「Adelaide」とはドイツ語由来の都市名です。<br /><br />そのドイツからの移民が建てたのがこのハーンドルフ。<br />今回は近くの町で行われるクリスマスページェントとイルミネーションを見るための宿泊地にこのドイツ情緒漂う町を選んでみました。

ハーンドルフ訪問記 2018年クリスマス仕様

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2018/12/23 - 2018/12/24

10位(同エリア13件中)

kirinbxx

kirinbxxさん

オーストラリアは英国人が作った国、日本の皆さんの多くはそう思っているでしょう。英国で流刑になった重罪人が作った国で、今オーストラリアにいる白人の先祖はみんな犯罪者、と思っている人もいるようです。昔、日本でとても流行った少女マンガの主要な舞台の一つがオーストラリアでしたが、オーストラリア人の青年が主人公にそう語る、というシーンもありました。

ですが実はアデレードは流刑にあった人々が建てた街ではありません。また、このあたりには英国以外のヨーロッパから渡って来た人たちもたくさんいました。そもそも「Adelaide」とはドイツ語由来の都市名です。

そのドイツからの移民が建てたのがこのハーンドルフ。
今回は近くの町で行われるクリスマスページェントとイルミネーションを見るための宿泊地にこのドイツ情緒漂う町を選んでみました。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
3.5
グルメ
4.5
交通
4.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • イベントがあるロベサールは小さな街で、泊まるには不便なので宿はハーンドルフに取る事にしました。お天気のいい日だったので、その途中のマウント・ロフティの展望所へ。最近の運動不足解消のため、少し手前の無料駐車場に車を停めてブラブラと歩いて行きます。もちろん歩くのが苦手な人のためにはすぐ手前に有料駐車場があります。無人駐車場なので機械でチケットを買うのですが・・・・おやおや、どなたかチケットを取らずに行ってしまったようですね。<br />

    イベントがあるロベサールは小さな街で、泊まるには不便なので宿はハーンドルフに取る事にしました。お天気のいい日だったので、その途中のマウント・ロフティの展望所へ。最近の運動不足解消のため、少し手前の無料駐車場に車を停めてブラブラと歩いて行きます。もちろん歩くのが苦手な人のためにはすぐ手前に有料駐車場があります。無人駐車場なので機械でチケットを買うのですが・・・・おやおや、どなたかチケットを取らずに行ってしまったようですね。

    マウントロフティ 展望台 山・渓谷

  • ここが入り口です。もちろん入場は無料。中には小さなカフェと土産物売り場、トイレがあります。

    ここが入り口です。もちろん入場は無料。中には小さなカフェと土産物売り場、トイレがあります。

    マウントロフティ 展望台 山・渓谷

  • 海抜710m、アデレードから15kmと近いので、年間35万人が訪れる人気のスポットです。それにしても、急な坂道だというのに自転車で来る人の多いこと。本当にこの国の人達は自転車が好きです。<br /><br />勿論、ここまでバリアフリーで来られるように整備されています。

    海抜710m、アデレードから15kmと近いので、年間35万人が訪れる人気のスポットです。それにしても、急な坂道だというのに自転車で来る人の多いこと。本当にこの国の人達は自転車が好きです。

    勿論、ここまでバリアフリーで来られるように整備されています。

    マウントロフティ 展望台 山・渓谷

  • すぐ近くに街が見えます。こうやってみると小さな街です。

    すぐ近くに街が見えます。こうやってみると小さな街です。

    マウントロフティ 展望台 山・渓谷

  • 妙な場所で渋滞が発生、どうしたことかと思えばガードレールの向こうで警察官が何かを探している模様。そしてそれを取材している人達。死体でも探しているのかなぁ、などと話しつつ、のろのろと通過。<br /><br />あとでニュースを見ると10月に起きた殺人事件の凶器を探していたのだそうです。結局凶器は見つからず、幾つかの関係がありそうな物品が見つかったのだとか。

    妙な場所で渋滞が発生、どうしたことかと思えばガードレールの向こうで警察官が何かを探している模様。そしてそれを取材している人達。死体でも探しているのかなぁ、などと話しつつ、のろのろと通過。

    あとでニュースを見ると10月に起きた殺人事件の凶器を探していたのだそうです。結局凶器は見つからず、幾つかの関係がありそうな物品が見つかったのだとか。

  • この日の宿はここ、ハーンドルフにあるOld Mill Hotelです。<br />ハーンドルフの目抜き通りに面した便利な場所にあります。

    この日の宿はここ、ハーンドルフにあるOld Mill Hotelです。
    ハーンドルフの目抜き通りに面した便利な場所にあります。

  • バー、カフェレストラン、ゲーム場などが一通りそろった宿です。料金表もすっかりクリスマス仕様。

    バー、カフェレストラン、ゲーム場などが一通りそろった宿です。料金表もすっかりクリスマス仕様。

  • こちらは別のカフェの前のサンタクロース。

    こちらは別のカフェの前のサンタクロース。

  • 通りの向かい側のホテルの壁をよじ登るサンタさんも。

    通りの向かい側のホテルの壁をよじ登るサンタさんも。

  • サンタさんへのお手紙専用ポストもあります。

    サンタさんへのお手紙専用ポストもあります。

  • このあたり一体はアデレードヒルズ、といって南オーストラリア州の有力なワイン産地でもあります。なにやらワインショップがあったので覗いてみることにしました。

    このあたり一体はアデレードヒルズ、といって南オーストラリア州の有力なワイン産地でもあります。なにやらワインショップがあったので覗いてみることにしました。

  • ふむふむ、と陳列棚を一瞥。

    ふむふむ、と陳列棚を一瞥。

  • 試飲もできるようですが、特にそそられるものもなく。。<br />やはりワイナリーに直接行って買う方が楽しそうです。そもそも今は我が家には大量のワインもあることですし。<br /><br />

    試飲もできるようですが、特にそそられるものもなく。。
    やはりワイナリーに直接行って買う方が楽しそうです。そもそも今は我が家には大量のワインもあることですし。

  • 街角にはこんな臨時の標識もありました。

    街角にはこんな臨時の標識もありました。

  • ハーンドルフに来たら食べたいもの、それはドイツ風のソーセージ、飲みたいのはドイツ式のビール。何軒かのレストランを見て歩くもピンと来る店はなく、結局はここに戻ってきました。ハーンドルフに行く、とお世話になっているESLのクラスで言うと、オーストラリア人チューターがみんな言うのです。「ハーンドルフインに行くの?」って。そのくらい有名な場所です。<br /><br />

    ハーンドルフに来たら食べたいもの、それはドイツ風のソーセージ、飲みたいのはドイツ式のビール。何軒かのレストランを見て歩くもピンと来る店はなく、結局はここに戻ってきました。ハーンドルフに行く、とお世話になっているESLのクラスで言うと、オーストラリア人チューターがみんな言うのです。「ハーンドルフインに行くの?」って。そのくらい有名な場所です。

  • アデレードに長く住む人なら誰もが知っているこの店は、1847年にブレーメンから移民してきたドイツ人家族が150年以上も守り続けてきたところです。結構混み合っていますが、何とか座れました。まずはビール!<br />左がIrlbacher Premium Vollbier Hell、右はGrübacher Altweisse Gold、右のはちょっと甘みが強いタイプ。<br />ふと見ると店内はすべて満席、外で待っている人もいます。いいタイミングでした。

    アデレードに長く住む人なら誰もが知っているこの店は、1847年にブレーメンから移民してきたドイツ人家族が150年以上も守り続けてきたところです。結構混み合っていますが、何とか座れました。まずはビール!
    左がIrlbacher Premium Vollbier Hell、右はGrübacher Altweisse Gold、右のはちょっと甘みが強いタイプ。
    ふと見ると店内はすべて満席、外で待っている人もいます。いいタイミングでした。

  • 料理はこちら、Debreczinerというソーセージ。1皿2本で、どのソーセージを頼んでもこんな具合に、マッシュポテト、ザワークラウト、プレッツェル、マスタードがついてきます。お昼に二人ならもうこれ1皿で十分です。<br />ソーセージは期待通りの味、プレッツェルも塩気が効いていて、小麦の香りも強く、ビールのお供にぴったり、とても美味しくいただきました。お値段は23.5AUドル。<br /><br /><br /><br />

    料理はこちら、Debreczinerというソーセージ。1皿2本で、どのソーセージを頼んでもこんな具合に、マッシュポテト、ザワークラウト、プレッツェル、マスタードがついてきます。お昼に二人ならもうこれ1皿で十分です。
    ソーセージは期待通りの味、プレッツェルも塩気が効いていて、小麦の香りも強く、ビールのお供にぴったり、とても美味しくいただきました。お値段は23.5AUドル。



  • メニューにはそれがどんな味わいのソーセージかということが説明されています。<br /><br />曰く、均一なきめと赤みがかったオレンジ色のソーセージ。パプリカとニンニク、コショウ、マジョラムで味付けされ、軽く燻製されている、とあります。食べたことがないのは他にも2種類あったのですが、これを選んだ理由は、「他のものよりちょっとだけスパイシー」という一言。

    メニューにはそれがどんな味わいのソーセージかということが説明されています。

    曰く、均一なきめと赤みがかったオレンジ色のソーセージ。パプリカとニンニク、コショウ、マジョラムで味付けされ、軽く燻製されている、とあります。食べたことがないのは他にも2種類あったのですが、これを選んだ理由は、「他のものよりちょっとだけスパイシー」という一言。

  • 私たち二人では到底無理なので頼んだことはありませんが、この店の名物はこんなやつです。すぐ隣の中国人らしき4人組はこれと、うちと同じようなソーセージを頼んでいました。なんて無謀な。。。<br /><br />そして反対側の若いカップルも。。。。若いっていいなぁ。

    私たち二人では到底無理なので頼んだことはありませんが、この店の名物はこんなやつです。すぐ隣の中国人らしき4人組はこれと、うちと同じようなソーセージを頼んでいました。なんて無謀な。。。

    そして反対側の若いカップルも。。。。若いっていいなぁ。

  • ビールをお替わりしなかったのはこの店に来たかったから。自家醸造ビールの飲み比べができるお店です。

    ビールをお替わりしなかったのはこの店に来たかったから。自家醸造ビールの飲み比べができるお店です。

  • Gulf Breweryという醸造所で、売り文句は” Beer is the new wine”。<br /><br />説明を読んで4種類を選んで注いで貰いますが、注ぎ方にもなみなみならぬこだわりが。

    Gulf Breweryという醸造所で、売り文句は” Beer is the new wine”。

    説明を読んで4種類を選んで注いで貰いますが、注ぎ方にもなみなみならぬこだわりが。

  • パドルの絵に番号を入れてくれるので、とてもわかりやすい。

    パドルの絵に番号を入れてくれるので、とてもわかりやすい。

  • それぞれにちゃんと説明があります。

    それぞれにちゃんと説明があります。

  • 室内にもテーブルと椅子が用意されていますが、お天気がいいのでこんな棚の下で風に吹かれてのんびりと。

    室内にもテーブルと椅子が用意されていますが、お天気がいいのでこんな棚の下で風に吹かれてのんびりと。

  • 街そのものは以前に来ているし、何しろ暑いし、お目当てのビールとソーセージでおなかは一杯だし、部屋の用意もできた頃合いだし、ということでお昼寝タイムです。

    街そのものは以前に来ているし、何しろ暑いし、お目当てのビールとソーセージでおなかは一杯だし、部屋の用意もできた頃合いだし、ということでお昼寝タイムです。

  • 翌朝のメインストリート。<br /><br />昨夜、イルミネーション見物を終えて遅くに帰ってきたときはあちらこちらのパブやバーで若い人達を中心に大いに盛り上がっていましたが朝は閑散としています。何軒か営業しているカフェもありましたが、特にドイツらしい朝食を出している様子はなし。普通の朝食なら家に帰って食べればいいよねぇ、ということで。

    翌朝のメインストリート。

    昨夜、イルミネーション見物を終えて遅くに帰ってきたときはあちらこちらのパブやバーで若い人達を中心に大いに盛り上がっていましたが朝は閑散としています。何軒か営業しているカフェもありましたが、特にドイツらしい朝食を出している様子はなし。普通の朝食なら家に帰って食べればいいよねぇ、ということで。

  • 町をでるところにマーケットがありました。<br />朝7時から夜7時まで営業している働きものの市場です。<br /><br />ここで一週間分の野菜を買って一路自宅へと。<br />自宅から40km足らずの場所にある、ちょっと異国情緒漂うこの町、また今度来ることにしましょう。

    町をでるところにマーケットがありました。
    朝7時から夜7時まで営業している働きものの市場です。

    ここで一週間分の野菜を買って一路自宅へと。
    自宅から40km足らずの場所にある、ちょっと異国情緒漂うこの町、また今度来ることにしましょう。

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