2018/01/14 - 2018/01/14
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koba2106さん
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とある日曜日、午前10時頃友人から連絡が来て「これから群馬県・四万温泉へ行こう」との連絡!、いきなりで驚いたが、それには理由があって、つい数週間前友人と四万温泉に行ったことが無いよね?と話したのがきっかけでした。
午前11時ごろ、友人の車に便乗し東北自動車道栃木ICから北関東自動車道へ、高崎ジャンクションから関越自動車道・渋川ICまで約1.5時間程度、快晴の冬のお天気の中見通しも良く高速道路からは美しい山々の景色が楽しめました。
友人も私も、若い頃は群馬県で永年仕事に携わった経緯がありますが、四万温泉は噂を聞くばかりで仕事に追われ行った事が無く、それから数十年、ようやく今思いが叶いました。
何故四万温泉なのか?と云えば、その昔JRのTVコマーシャルで高峰三枝子と上原謙の積善館での入浴シーンが大ブレイク、それでず~っと憧れていたのです。
いったいどんな温泉なのか?そしてあのレトロ感漂うお風呂に強い憧れを感じ、元店舗デザイナーな私としてもとても惹かれる存在でした。
歴史を感じるたたずまいだった積善館、随分と古びてはいましたけれど、未だ残るその風情と、現代まで持ちこたえている建物の当時の技術にも感心しながら、念願のお風呂に入浴、まろやかな泉質にまるでタイムスリップしたような風情や当時の大工さんの工夫や技術も感じながら永年の思いを成就してきました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
-
午前11ごろ遅い出発
栃木ICから東北自動車道岩舟JCを経て北関東自動車道へ入ると、真っ白い富士山が山の向こうに出迎えてくれました。 -
サラリーマン時代ほぼ毎日の様に群馬県高崎まで通いましたが、その頃は国道50号バイパスも栃木県・足利市まで。
約2時間半かけて高崎まで通い、さらに群馬県各地へ、
今はその半分以下で行けてしまいます・・・
赤城山の眺めが懐かしい
友人運転なので、私は助手席でひたすらカメラ構えて撮りまくり -
好天に真っ白なアイスクリームの様な浅間山が見えて来ました。
私同様友人もまた群馬県で仕事をしていたので、
お互い懐かしい思い出話をしながらの道中。
高速道路から眺める景色は随分昔と印象が変わっていました。 -
高崎ジャンクション、遙かなアルプスの山々も見て取れました。
関越自動車道まで1時間足らずで来てしまいました・・・
むかし数時間かかったのが嘘の様です・・・苦笑 -
関越自動車道の合流地点、昔見慣れた榛名山がそびえています。
ふもとの渋川市でも数件の店舗建築と店内のデザイン設計をさせていただいた思い出深い街があります。
友人もまた渋川勤務でしたから車内は懐かしさで一杯でした。 -
懐かしさをかみしめながら渋川から裏道を通り榛名山を迂回する様に中之条方面へ向かいます。
昔と様子は変わっていても裏道は覚えていました。
草津方面の山々は白銀の世界の様子です。
四万温泉も雪の中なのでしょうか??? -
昔の総理大臣・小渕恵三の出身地、中之条市街へ右折ここから先は未体験、少しづつ山間の道になり四万温泉入り口に到着。
群馬県は福田・中曽根。小渕と3人も総理大臣を輩出して凄いよね~! 実は私を社会人に育ってくれたのもほとんどが群馬県の人々なんです・・・。
ひとの足を引っ張らず、褒めながら使う手法はなかなかのもの、私はそれに乗っかってました(笑) -
狭い温泉街の道を登ってゆきますが日曜日なのに半分以上の商店は閉まっています・・・きっと全国的にそうなのかも知れないけれど、店作りを生業にしてきた私にとってはとても寂しい限りです・・・。
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川沿いを奥まで進み車の終点に到着!
河原に駐車し歩いて積善館へ向かいますがもう直ぐそこ!
河原には立派だけど風情を感じる共同浴場が作られていました。
帰りに入浴しようと思っていたのにうっかり忘れてしまい残念! -
川の流れは温泉成分が混じり淡く白濁していました。
深い谷間で日が陰るととても寒い・・・ -
遂に到着 積善館!!
橋を渡って入館!
赤い欄干の右側一階部分、上が丸い窓がきっとあの憧れのお風呂の様子? 木造三階建ての風情がとっても素敵!急傾斜な谷間に建てられ、その向こうにも建物があり、隆盛を誇ったころ建て増しを繰り返しこんな趣が出来上がった様子です四万温泉 積善館 宿・ホテル
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積善館の玄関もかなかな魅力的。
人によっては古くて汚げな宿を敬遠する方もおられる様ですが、私は逆に、勤めて古く風情の残る建物の温泉旅館に憧れてしまいます。四万温泉 積善館 宿・ホテル
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橋の右側には橋がそのまま渡り廊下になり、右側の建物は障子が破れきっと今は使われていない様子ですが、この建物の部屋から眺めたらきっと凄く風情があるだろうなぁ~と想像しました。
四万温泉 積善館 宿・ホテル
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積善館の玄関を入ると直ぐ受付があり、案内を待つ宿泊客に混じり入浴券1200円を券売機で購入。
玄関も館内も土足OKでなんだか気が引ける思いでした。四万温泉 積善館 宿・ホテル
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いよいよお風呂へ!!
玄関右脇の引き戸を開けいったん外へ出る様な感じでお風呂の入り口がありました・・・ワクワク!四万温泉 積善館 宿・ホテル
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お風呂のドアを開けるといきなり湯船!ちょっと戸惑いますが、階段状になっている撮影している位置が脱衣場!湯船との隔たりはありませんでした。
遂にこの風情を味わうことが出来ました。
大正時代あたりの造りなのかロマネスクな擬洋風建築風情がとても素敵です。
あちこち壁が剥がれ建具もガタガタですが、何とか修復しながら持ちこたえている様です。
古いけれど現代の建て方ではここまで残るのは難しいかも知れません? 昔の大工さんだからこそ今でも使えてるんではないかと思います。四万温泉 積善館 宿・ホテル
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湯船は手前から奥に少しづつ温度が高くなってゆきお湯は湯船中心の底から噴き出していました。
お湯は柔らかくややぬるっとした硫化水素が混じった様な、じわっと温まるまろやかさを感じるお湯でした。四万温泉 積善館 宿・ホテル
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ちょうど他に入浴している人も無く、思いが叶った嬉しさで記念撮影。
友人は気持ちよさそうに入浴中!四万温泉 積善館 宿・ホテル
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私もせっかくだから友人に頼んで撮影して貰いましたが、何と帰って観てみたらピンぼけ!(涙)
残念でしたが無粋なオヤジのヌードはピンぼけが丁度かも?? 日帰り入浴はこのお風呂の他館内の岩風呂も利用可能で、もちろん両方シッカリ入って帰途につきました。
この写真の右の壁は温泉を利用したサウナのしつらえがありタイル張りのソファーの様な椅子のかたちになっていました。この時代にサウナ作ったとは。当時はなかなか先進的で近代的なお風呂だったのでしょうね?四万温泉 積善館 宿・ホテル
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帰り道、北関東自動車道から、赤城山が夕日に照らされて美しい姿を懐かしく眺めていました。
緩やかな裾野をもつ赤城山、中腹から夜に町を見下ろすと夜景がとっても見事なんですよ~。
そんな夜景を見ながら残業して帰ってきたのを思い出します。
自ら設計デザインしたお店が数軒同時進行してるとどうしても帰りは夜中になっていたのを思い出します。
それでも若かったから平気でしたし、だいいち自分の作品?ですから通うのも楽しみでした。あれから数十年、私のデザインしたお店はどうなってるんだろう???
そんな事を思いながら夕日に染まる赤城山を車窓から眺めていました。 -
遅くでかけたけれど高速道路使えば片道約3時間足らずで行けることも分かり、今度は是非新緑の四万温泉を訪ねたいと思いました。
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毎日の様にサラリーマン時代通った群馬県、当時は日に300km以上を車で走り、3~4年で車を乗り替えるほどで年間3万キロ以上走りましたが、なかなか寄り道までの余裕も無くゆけなかった四万温泉へようやく出掛けられほんとうに嬉しい思いでした。
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