2019/01/10 - 2019/01/11
31位(同エリア75件中)
マリオットさん
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4トラベルの旅行記を見ていく中で、Jmb_srさんの「やっと帰国した娘ですが、今度は下部温泉に行ってしまいました。1日目往路です。」<https://4travel.jp/travelogue/11436930>を読んでいくと、一枚の写真に引かれてしまいました。木造三階建の、なんとも趣のある旅館が下部温泉にあると言うのです。東北や信州に行き、そこに木造の旅館があるとわざわざそちらを選ぶほど雰囲気が好きです。富士の山麓へ行く途中に、何度も近くを通っていながらどうして行かなかったのか、知らなかったのか。お正月の混雑も終わり、空いていて静かな頃ではないかと思い、ちょっとした覚悟をして予約を取ってしまいました。
下部温泉は信玄の隠し湯と言われているのですが、旧源泉は冷泉です。大体29度から32度ぐらいらしいのです。これを知らない方もいるのかネットのクチコミを読んでいくと「冷たくて入れなかった。温度の管理が出来ていない」などと不満が書かれていました。知ってはいても真冬に冷泉に入る勇気があるか、、、少し考えたのですが、さらに調べていくと新源泉が発見されていて、こちらは50度近い熱い温泉のようです。覚悟をするほどの事は無いようです。
富士五胡周辺までは何度も通った道、本栖湖から身延方面へ進みます。道路を走ると、くねくねとカーブが続き下って行きます。近くを通りながら行っていない理由は、この標高差の違いでしょうか。富士から別の山梨の街へ降りたような、環境の違いを感じました。
のんびり午後に出発したため、着いた頃は薄暗くなっていましたが、裕貴屋さんの提灯が明るく暖かく見えました。ロビーで抹茶を頂き、お風呂やお酒の説明を聞きながら、階段を登って三階の部屋に案内されました。
お風呂に向かいながら館内を散策すると、あちこちにレトロな道具や置物がインテリアとして飾ってあり、タイムスリップして明治の宿に泊まっているような錯覚に陥ります。囲炉裏には宿泊客が数人、サービスのワインや茹で卵を食べながら談笑。人数から半分以上の部屋が埋まっているように思えました。
お風呂は地下に新源泉が引かれていて温まれました。洞窟風呂が冷泉で、沸かした熱い湯船もあり冬は交互に入ることを進められましたが。体温より低いお湯には、足を膝まで入れるのがやっとでした。夕食の後は、ワインを飲み過ぎたのでぐっすり寝てしまいました。
翌日も晴れて、静かな温泉街です。道路を山の方へ登って行き、湯の奥地区へ行くと懐かしい日本の風景に出会えると言うので行ってみました。道路の行き止まりに民家が見えてい来ると、そこからの道は山の急斜面を進む林道でした。冬季は通行止めと書かれていたので、民家の細い道を散歩。いえ、石畳の道はとても急で、山登りみたいです。関西家住宅が保存されており、どうしてこんな山の奥に家が並んでいるのか不思議に思えました。このあたりの集落は金山の開発と、山林の保守のために発達したようでした。下へ降りて駅の近くには、湯の奥金山博物館もありました。
川の砂などをすくうと今でも金が見つけられるのでしょうか、身延山の九遠寺もパワースポットとして人気があるようです。時間の余裕を持って、そして冷泉に入れる暖かい季節にもう一度来てみたいと思いながら帰途に着きました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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のんびり午後に出発すると、中央高速は太陽に向かって走るようなまぶしさでした。
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本栖湖からの富士山。この後はくねくねとした山道を降りる忙しさで、写真を撮る暇もありませんでした。
本栖湖 自然・景勝地
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薄暗くなった頃、やっと下部温泉の裕貴屋さんへ着きました。
大市館裕貴屋 宿・ホテル
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玄関前で、フロントと言うより帳場と言った雰囲気です。
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宿帳を書く間、お抹茶を頂きました。
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二階の踊り場、日本酒のサービス。
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部屋は三階の一番奥でした。雰囲気はレトロな通路と建具。
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踏み込みの先、障子を開けると八畳の和室でした。
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まずは地下の温泉へ。
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湯気がもうもうと。
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こちらは新源泉で熱いお湯でした。
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通路の雰囲気が渋め、洞窟風呂へ向かいます。
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手前は冷泉、奥の湯船は沸かして熱い湯でした。どんなに身体を温めても、冬の冷泉は膝までしか入れませんでした。
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温泉の後は囲炉裏の席に行き、ワインを飲みながら茹で卵を食べたり、マシュマロを焼いて見たり。
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ワインの一升瓶があるのですが、銘柄ごとに味が違って。比べると楽しいのですが、飲み過ぎてしまいそう。
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裕貴屋の夕食、少な目、ちょうど良いと評判はいろいろ。三階まで運び部屋食ですから。宿の名誉のために書いておくと、私の宿泊プランは最安値だったのです。(^^ゞ
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夜、細い階段を登るとバーコーナーがありました。窓から川の流れを見ながら一杯。
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翌朝の朝食は、山梨ですからほうとうでした。
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朝の温泉街、宿泊客に出会うことなく静かでした。
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川沿いの道を湯の奥地区へ登って行きました。
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ここで行き止まり。急な斜面に道路は続くのですが、冬季は通行止めでした。
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石畳の急な道が続き、両側に家が。現代は車で来るからかんたんですた、こんな山奥に昔から集落がつくられていたようです。
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地区の旧家が復元されていました。
門西家住宅 名所・史跡
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下部温泉の駅方面へ戻って、メロディのなる橋。歩くと音楽がかかりました。
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金山の博物館。今でも金は取れるのでしょうか。
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博物館の前に、足湯がありました。名前が「黄金の足湯」だそうです。金運が付くでしょうか。
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身延の観光名所などが書かれていました。また来てみたい気になりました。
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この旅行記へのコメント (1)
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- 一泊二日さん 2019/01/20 13:09:02
- こんにちは
- マリオットさん、はじめまして。
旅行記を拝見しコメントせずにはいられないと思いまして。
実は私、マリオットさんがお泊りになった前日に
裕貴屋さんに泊まっておりました。
下部温泉は初めてでしたが、山あいの静かな温泉街で
のんびりするには良いところですね。
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この旅行で行ったホテル
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大市館裕貴屋
3.23
下部温泉(山梨) の旅行記
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