イギリス滞在中、一週間ほどお休みがとれたので、友人とノルウェーとフィンランドを巡る北欧の旅に出かけました。<br /><br />北欧のおしゃれな街並み。<br />自然が織りなすオーロラやフィヨルドの泣ける景色。<br />日本人好みの美味しい食事。<br /><br />最初から最後まで北欧の魅力にどっぷり浸かり、最上の思い出となりました。<br /><br />＜スケジュール＞<br />■１日目■<br />　ガドウィック空港＠ロンドン<br />　　↓(ノルウェー・エアシャトル)約２時間<br />　ベルゲン空港＠ノルウェー<br />　　・ブリッゲン　<br />　　・フィッシュマーケット　<br />　　・フロイエン山<br /><br />■２日目■<br />　　・ソグネフィヨルドツアー　<br />　　・ガストロパブ「Pingvinen」　<br /><br />■３日目■<br />　ベルゲン空港＠ノルウェー<br />　　↓(ノルウェー・エアシャトル)約２時間<br />　トロムソ空港＠ノルウェー<br />　　・オーロラツアー　<br /><br />■４日目■<br />　トロムソ空港＠ノルウェー<br />　　↓(ノルウェー・エアシャトル)約２時間<br />　オスロ空港＠ノルウェー<br />　　・オスロ国立美術館<br />　　・ガストロパブ「DEN GLADE GRIS」<br /><br />■５日目■<br />　　・ヴィーゲラン彫刻公園<br />　　・「Tim Wendelboe」のコーヒー<br />　オスロ空港＠ノルウェー<br />　　↓(ノルウェー・エアシャトル)約１時間３０分<br />　ヴァンター空港＠フィンランド<br />　　・かもめ食堂ロケ地「カハヴィラ・スオミ」のシナモンロール<br />　　・ヘルシンキでショッピング<br />　　・レストラン「Passio Reataurant」<br /><br />■６日目■<br />　　・ヘルシンキ大聖堂<br />　　・マーケット広場<br />　　・デザインミュージアム<br />　ヴァンター空港＠フィンランド<br />　　↓(スカンジナビア航空)約３時間<br />　ヒースロー空港＠ロンドン<br />

◇感動の連続！ノルウェー・フィンランドを巡る北欧トリップ◇オスロ編

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2015/10/05 - 2015/10/10

776位(同エリア897件中)

エリア

オスロ(ノルウェー)

４日目。
オーロラの感動の余韻に浸りつつも、体の疲労が抜けない中、飛行機でトロムソからオスロへ移動。

離陸前から寝ていたため、フライト中の記憶がない。。

カーデエモン空港からオスロ市内へのアクセスは、電車やバスなどいくつかありますが、今回はエアポート・エクスプレス・トレイン（Flytoget）を利用。
１０～２０分間隔で走っていて、所用時間も２０分程度でとても快適です。

オスロ市内に到着をしたのは15時くらいでした。
高層ビルが立ち並ぶわけでもなく、緑とヨーロッパらしい建物が調和する落ち着いた街並み。

首都だからもう少し雑然とした感じかと思いきや、少し意外な印象でした。

歩いててとても気持ちが良いです。
オスロ駅とホテルの間にちょうどオスロ国立美術館があるので、その足で美術館に行くことに。

そんなに規模の大きくない美術館ですが、ムンクの「叫び」・ゴッホ・ルノワール・モネ・ドガ・ピカソ・モディリアーニといった巨匠の作品が惜しげもなく飾られています。

物価の高いノルウェーとしては入場料が１００NOKと割と手頃なので、行ってみる価値は高いと思います。

チケットを購入した際、大きな荷物は持ち込めないということで、手持ちのスーツケースはクロークに預けるよう指示がありました。
こちらが有名な「叫び」

この作品を見た瞬間、ゾッとするような、なんだか言葉にはできない気持ち悪さを感じました。

館内はあまり混んでいませんでしたが、この作品の周りだけは人だかりができています。
北欧の美しい自然を描いた作品もたくさん飾られています。

フィヨルド・オーロラと体験した後にこれらの作品を観ると、芸術家たちの美的感覚がいかにして磨かれてきたのか、すっと納得できるような気がしました。

美術館を２時間ほど回ったあとは、ホテルでチェックインを済ませ、夕食のため再び外に繰り出しました。
トリップアドバイザーで見つけたお店がこちら

ガストロパブ「DEN GLADE GRIS」
( https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g190479-d4504837-Reviews-Den_Glade_Gris-Oslo_Eastern_Norway.html )

美味しい肉料理（特に豚肉）が食べられると評判のお店♪
前菜にアスパラガスのグリルをいただいたあとは・・・

名物のこちら！

５時間以上かけてじっくり焼き上げたポークのグリル。

豪快にナイフが突き刺さってます。

たっぷりマッシュポテトとスチーム野菜の上に、ジューシーで柔らかな豚肉がどどん！と。
お肉のジュースと赤ワインソースが絡まりあい、美味しさを引き立てます。

幸せすぎるおいしさ。

とにかくボリュームがものすごくて、この一皿を二人でシェアしたらすぐにお腹がいっぱいになってしまいました。

本当はもっと色々食べたかったのに・・・

このときは、心底胃袋が２つも３つもほしいと思いました。
そして、このお店のもう１つのポイントは、ノルウェーのクラフトビールが楽しめること。

こちらのお店のメニューには、それぞれ料理と相性が良いビールも書かれています。

実は、私はビールが全然飲めない（なぜか喉にはいっていかない）のですが、
こちらでいただいた黒ビールはとんでもなく美味しくて、ごくごく飲めてしまいました。

私にとっての奇跡の黒ビール「MELKESTOUT」

また飲みたい、探してまで買いたいと思ったビールは後にも先にもこれだけ。

でも、未だにこのお店以外で探し出せていません。。

もし詳しい方がいらっしゃったらぜひ教えてください。

一方で、ビール好きの友人もテンションMAX

料理をサーブしてくれた長身イケメンのお兄さんは、とても親身にメニューや飲み物の説明をしてくれて、”少しでもこの食事を楽しんでもらいたい”という気持ちがよく伝わってきました。

大満足の夕食となりました。
翌朝、

ホテルで朝食をとったあと、ヴィラーゲン彫刻公園に散歩にきました。
３２万平方メートルの面積を誇る公園はとんでもなく広い！
遠くに塔のようなものがみえます
公園内には、ノルウェーの彫刻家ヴィラーゲンの作品が２００以上展示されています
？！
おこりんぼだ！

？？？？？？

公園内にはなんともシュールな銅像のオンパレード

くすっと笑いながらも、どこか心に何かを訴えられているような気がしてしまう作品たち。
遠くに見えていた塔のようなものは、

よくみると男性のあれでした・・・・！

しかも、人間の裸体が積み重なってできています。
背の高い棒の向かい側にあったのが、こちらの輪のようなもの。

穴、ですね。
人間の人生の諸相を表しているとされるヴィラーゲンの彫刻作品たち。

ノルウェー、面白い国です。
公園で彫刻のポーズの真似をしながらひとしきり遊んだあとは、

世界バリスタチャンピオンのお店「Tim Wendelboe」へ
( https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g190479-d953395-Reviews-Tim_Wendelboe-Oslo_Eastern_Norway.html )

コーヒー好きな友人と私はどうしても行って見たいスポットでした。

お店の前に到着すると、既にコーヒーの香ばしい良い香りが漂ってきます。
コーヒーに対する想いがストレートに伝わってくる店内。

フードメニューは全くなく、自家焙煎されたコーヒーのみに集中して、その味わいを愉しむことができます
酸味のある浅煎りのコーヒー

どっしりした深煎りコーヒーが好きなので、私の好みかというと・・？でしたが、
すごく完成度の高いコーヒーだと思いました。
２人ともコーヒーを飲んだのに、どうしても飲んでみたくて追加で頼んだのがこちらのアイスカプチーノ。

マティーニのグラスがおしゃれ。

このカプチーノは、きめ細やかな泡とコーヒーとミルクの絶妙なバランスの逸品。

これまでのベストオブカプチーノでした。
コーヒーをしばらく堪能したあとは、歩いてベルゲン中央駅へ。

ヘルシンキに飛ぶフライトの時間が近づいているので、楽しかったノルウェーともここでおさらば。

この後私たちは、行きと同じ、エアポート・エクスプレス・トレイン（Flytoget）に乗って、空港へ向かうのでした。