イスラエル８日間の旅（１）アエロフロート・モスクワ乗継で荷物未着

2018/12/20 - 2018/12/27

2018年のクリスマスシーズンに旅行社（ク）のツアーに参加してイスラエルを観光してきました。
ツアー名称：『イスラエル・死海８日間』 ツアー参加者は11名＋添乗員（Kさん）です。
＊1日目 12/20 アエロフロート・モスクワ乗継で荷物未着
　2日目 12/21 テルアビブ、ヤッフォ、ハイファ、アッコー
　3日目 12/22 カナ、ナザレ、ティベリア
　4日目 12/23 メギド、エリコ、エン・ボケック
　5日目 12/24 マサダ、エルサレム（シオンの丘）
　6日目 12/25 エルサレム（旧市街、オリーブ山）、ベツレヘム
　7日目 12/26　 テルアビブ→アエロフロートで 12/27成田着、荷物未着
（１）は1日目の成田出発からアエロフロートでのモスクワ乗継、テルアビブのホテル到着までです。
昔からアエロフロート・ロシア航空は接客態度やサービス内容が芳しくないことで有名なので今回も躊躇がありましたが、最近は機体もイリューシンやツボレフではなくエアバスやボーイングで、アライアンス（スカイチーム）加盟でレベル向上していると期待しましたが往復ともロストバケージ（遅延）となり、とんでもないアエロフロート初搭乗となりました。
今回の旅行で露呈したアエロフロート（乗り継ぎ便）での主な問題点
１）ロストバケージ率９０％！　
　ツアーメンバーが預けた合計10個のうち9個が未着で、テルアビブでちゃんと出てきたのは1個のみ（但し、行方不明はなく全て遅れて届いた）
２）モスクワ乗換時のセキュリティの検査機2台がハブ空港としては貧弱
　乗り継ぎ時間は1時間でもOKとされていて便利なようだが、混雑時は列に割り込まないと乗り遅れる
３）機内でのアルコールサービスなし（有料で冷えていないビールを飲むことは可能）
酒を飲まない方には３）は関係ありませんが、短時間の乗継時間でモスクワ以遠に行かれる方は１）２)への覚悟が必要と思われます。

エリア テルアビブ(イスラエル)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

1日目 12/20(木)　成田空港のクリスマスです

ツアーの集合時間は10:40でした

チェックインは混雑していなかったのですぐ終わりました

まだ午前中ですが、先ずはカードラウンジでビール。
この時点では翌日のハイファの昼食までアルコールなしとなるとは、知る由もなし。

アエロフロート・ロシア航空のエアバス330です
（荷物検査場より）

13:10発のSU265便に乗ります
モスクワ行きですが、便名としてはモスクワ経由ローマ行きです。

機内への入口に新聞がありますが、全てロシア語で読めません

座席は2-4-2です

長距離路線ではアメニティがあります。
スリッパ（折り畳んである）は荷物が届くまで重宝しました。

九十九里浜上空、旋回して北上します。

ドリンクサービスが始まりましたが、ソフトドリンクしかなさそう。
Wine and Beerと言ったら、NO!
Sky Shopで４ユーロのビールを買え！とのこと。
仕方がないので、ソフトドリンクにしました。

ドリンクを片付けてからの食事は
残っていた「フィッシュアンドライス」です

食後はコーヒや紅茶のサービスがあります
左：レモンティー
　レモンの輪切りが用意されています
右：緑茶
　海外でよくある「緑茶」で日本の緑茶とは別モノです

トイレには歯磨きセット（右奥の青いもの）が用意されていて、なくなると補充しているようです。
他にない硬いブラシです。
アメニティに歯ブラシが入っていなかったので持ち帰ったのが正解で、荷物遅延で３日間これのお世話になりました。

機内後方のギャレイに用意されているのは飲み物だけで、積極的なサービスはありません。　ここでCAに言えばカップに入れてくれます。

エンターテイメントで通常はすぐに見つかる地図が見当たりありません。

WATCHを選んで、MOVIEなどを飛ばしていくと最後にInflight Informationがあり、地図等がオートプレイで表示されます
日本語対応は少しですが映画はいろいろあるもののタッチパネルやコントローラの動作が不安定でイライラします。
往路のものは音声回路が壊れていて音が出ませんでした。

シベリア上空を西に進みます

2回目も、ドリンク（アルコール類ナシ）が終わってから食事です。
シーフードパスタしか残っていませんでした。
パスタと言うよりシーフード入り焼うどんの感じですが、エビやイカが入っていてこれは旨かった！！
食後はコーヒ、紅茶のサービスがあります。

モスクワに定刻17:35に対して17:50頃に着陸して、凍った屋根付きタラップを降ります。

現地モスクワの気温はマイナス２２℃だそうです
雪の積もったところをバスまで歩きます

乗ってきたA330です

乗継客のパスポートコントロールの列で、その先がセキュリティチェックです。
この時点（18:20）で乗継便の出発まで1時間しかないので、添乗員が交渉してどんどん前に割り込んで進みます。

やっとセキュリティを出たところです。
乗継客のセキュリティチェックの検査機は2台しかないのでここがボトルネックになって、到着便が重なると進まない長蛇の列となります。

テルアビブ便のゲートにやっと到着しました。
出発40分前なのですでに搭乗が始まっています。

19:20発のSU504便（A330）です。

座席は2-4-2です

今回もドリンク（アルコール類ナシ）が終わったてから食事で食後はコーヒ、紅茶のサービスがあります。
これはチキンを選んだ場合

パスタを選んだ場合

ウクライナやシリアの上空を避けながらテルアビブに向かいます

テルアビブの夜景です
明るく輝いています

テルアビブに着陸後に到着フロアーから見た出国フロアー
新しくて綺麗な空港です

入国審査は結構時間がかかりますが、最初に添乗員が説明して続いたので質問は僅かでした

入国審査の最後のゲートの機械にパスポートを読ませると開いて入国カードが出てきます。

写真入り入国カード
パスポートは無傷（スタンプを押されていない）なので、今後もアラブ諸国に行けます。

預けた荷物が出てきません。
ツアーメンバーが預けた合計10個のうち、テルアビブでちゃんと出てきたのは1個のみで9個がロストバケージです。（未着率９０％）

LOST and FOUND の窓口は多くの人が荷物未着で混雑しています。
我々の荷物はモスクワで積み損なったようです。
時刻表での乗り継ぎ時間は1時間45分ありますが、足りなかったようです。
明日のSU508便でテルアビブに届くようですが、何とイスラエルは金曜の安息日で配送は翌日以降。
三日間荷物なしで過ごしてティベリアの2泊目にやっと届くとのこと。

自分で荷物を探す端末機がありました。
今まで見たことがありませんが増えているのかな？

端末機の説明書き（英語部分）です

これは我々が乗ってきたSU504便に積んで来た以前の便でモスクワから到着した人たちの多量の未着荷物で、これから各ホテル等に配送するそうです。
我々の荷物も明日、このおじさんに仕分けしてもらってホテルで受け取ることになります。
毎回、こんな事を繰り返している無駄に呆れます。

ホテルには翌日1時過ぎに到着しました。

近所の24H 営業のコンビニに行ってミネラルウォータ（2本で6ILS≒180円）を調達しました。
酒も置いてありましたが、夜間は販売出来ないそうです。

ホテルはGrand Beach Hotel Tel Aviv　です。

室内の様子（１）

室内の様子（２）

室内の様子（３）

朝食ビッフェ（１）
翌日のGrand Beach Hotel Tel Avivの朝食です。

朝食ビッフェ（２）野菜が豊富です

朝食ビッフェ（３）フルーツはまるごと生が置かれています

この旅行記へのコメント （2）

• ozackさん 2019/01/17 14:29:35

  はじめまして。

  はじめまして。ｏｚａｃｋといいます。
  
  たぶん同じツアーで１週間先に行かれたのだと思い、書き込ませていただきました。私は行きの荷物は大丈夫だったのですが、帰りはやはり遅延しました。行きでロストはキツいですね。本当にアエロフロートは・・・
  
  １週間遅れの私の旅行記も随時アップしますので、よろしかったらご覧ください。
  
  https://4travel.jp/traveler/ozack/
  
  失礼いたしました。

  ワイン＆ビアさん からの返信 2019/02/24 23:08:30

  RE: はじめまして。

  ｏｚａｃｋ様
  
  返信が遅くなり申し訳ありません。
  旅行から2ヶ月経ってやっとイスラエルの残り分の入力が終わり公開しました。
  https://4travel.jp/traveler/motorinverter/album
  （７）には帰国便のロストバゲージの様子を書いてあります。
  とにかくアエロフロートは要注意ですね。
  
  ワイン＆ビア