2018/12/29 - 2019/01/05
11位(同エリア16件中)
なかさん
「グジャラート」のツアーに参加。インドは、2016年9月にラダックに行って以来。
グジャラート州は、インド北西部に位置し、面積、人口とも日本の約半分。ナレンドラ・モディ首相が前州首相を務めていたこともあり、近年工業化やインフラ整備が進み、著しく経済成長している地域。2017年には安倍首相が訪問し首脳会談が行われた。
一方、変貌するグジャラート州にあって、カッチ地方では刺繍や染め等の伝統的な手工芸技術のレベルは高く、世界的にも有名である。
12月29日(土)香港、インドのデリー経由でムンバイへ。
12月30日(日)国内線でグジャラート州ブージへ。着後、観光。
12月31日(月)終日、バンニエリアの村巡り。大カッチ湿原観光。
1月1日(火)大カッチ湿原、ドーラビーラ遺跡の見学。
1月2日(水)専用バスでアーメダバードへ移動。途中、村訪問。
1月3日(木)終日、アーメダバード郊外(スーリヤ寺院、ラーニキ・ヴァヴ)の観光。
1月4日(金)国内線でデリーへ。着後、市内観光。空路で帰途へ。
1月5日(土)帰国。
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 航空会社
- エアインディア
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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関空から出国時に、初めて顔認証ゲートを利用。関空での導入は、出国は11月から、入国は7月からされているよう。パスポートにスタンプがないのが少し寂しいが。
インドへは、エア・インディアを利用。香港経由(機内待機1時間半)、デリー(機内待機1時間半)で、インド西海岸のムンバイへ。 -
深夜1時半にムンバイのチャトラパティ・シヴァージー国際空港着。
結局、機内に15時間半もいたのは初めてかも。機内映画は、フラッグキャリアらしくインド映画はヒンディー含めて9言語で、日本映画は1本のみ。 -
ムンバイで泊まった「コヒヌール コンチネンタル」。
6時20分発の国内線でグジャラート州へ移動するため、ホテルを4時15分に出発。室内では1時間程横になっただけ。 -
空港入口。
あまりにもきれいなので帰国してから調べたら、アメリカ最大級の建築設計事務所SOM(スキッドモア・オウウィングス・アンド・メリル)社により2014年に建設されていた。インド国鳥のクジャクをモチーフとして表現されている。 -
航空会社は、ジェットエアウェイズ。
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グジュラート州西部、カッチ県の県庁所在地ブージの空港に8時頃に到着。
グジャラート州の出身者には、モディ首相以外に、「インド独立の父」と呼ばれるマハトマ・ガンディーや、インド最大財閥タタ・グループの創始者がいる。
また、インドのユダヤ人と呼ばれるほど、印僑(海外に移住したインド人とその子孫)に多く、33%がこの州の出身だと地元の英語通訳のガイドさんから説明がある。 -
まず、アジュラクプール村のアジュラック染めの工房を見学。
アジュラックとは、グジャラート州からパキスタンのシンド州にかけて制作されている型染め更紗のこと。意味は、アラビア語で青を意味する言葉に由来。インディゴや茜等を主体としたの天然素材の染料を用いているのが特徴。 -
初めに、ブロックプリント。 古代インドの伝統的なテキスタイルの1つで、手彫りの木版を使って布にインクを押し付けていくプリント技法。
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元々、8~9代前の先祖がパキスタンから招かれてブージ近郊のダマルカ村に移住し、アジュラックを制作していた。しかし、2001年1月のM7.9 のインド西部地震(震源地はカッチ県)により、水質が悪くなり水量が減ってしまったため、現在地に工房を移した。
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様々な木版。
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右が通訳のガイドさん。左が、人間国宝のSufiyan Ismail Khatri氏。
実は、2018年6月に阪急百貨店梅田本店で行われた、展示・ワークショップ・雑貨販売等のイベントにKhatri氏は招待され来日されていたよう。そのことを聞いてから、阪急電車の中吊りで広告を見かけたことを思い出した。 -
完成まで13工程あり、生地をめくりながら順番に説明。
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一番上級なものは「ミナカリ」。ちなみに、Khatri氏は、この後結婚式に出席するためいつもよりオシャレな服装をされていた。
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販売用の商品。
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天日干しの様子。
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ここで布を染色。
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表面は酸化して青色になるので、混ぜると中の緑っぽい色が浮いてくる。
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染めたものはすぐ横の砂の上で天日干し。
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天日干しを二日間。干すのは朝と夕のみ。昼に干すと、色が薄くなるとか。
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染めが終わった布を洗う工程。
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布を叩きつけるので、大きな音が鳴り響く。生地の種類によって叩き方が異なり、綿は丈夫なので強く叩いても大丈夫なよう。
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クラフトミュージアム「LLDC」(The Living and Learning Design Centre)を訪問。
ここは、NGOが運営するスルジャンが経営する博物館。目的は、カッチ地方の伝統刺繍を記録、再興し、女性に手に職を付けさせて経済的に自立をさせること。2016年開館。内部の写真撮影は禁止。 -
車窓から。季節労働者のテント。橋の建設や農業をして働いているとか。
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日曜午後は店が閉店するので、予定を変更して先にバザールの散策。
右側に停車しているのが、移動に乗っていた専用バス。 -
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赤い木工製品は、子どもに恵まれないヒンドゥー教徒が奉納して願掛けする、ゆりかごの模型なんだそう。この後、自由時間。
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街の中心、シュロフ・バザール。
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ヒンドゥー教では、牛はシヴァ神(破壊をつかさどる最高神)の乗り物。神聖視されている聖獣なので堂々と街をウロウロ。
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聖獣でも、店のスナック菓子を勝手に食べたら店主からひっぱたかれる。。。。
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城壁に囲まれたダルバールガディ。
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サドゥーを発見。
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ブラグ・マハル。
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インドには何度か来ているが、この州では特に声を掛けられる。ガイドさんによると、この州に来る外国人は日本人が一番多いとのこと。「地球の歩き方 インド」にグジャラートが掲載されたのが「 2014~2015」版からなので、日本でもそんなに有名な観光地ではないと思うが、他の外国人はもっと少ないんだろう。
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宿泊する、「イラーク・ホテル」に向かい出発。
車窓から、ムスリムの墓地。ご遺体の顔は聖地メッカに向けて埋葬されている。 -
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13時20分、ホテルに到着、昼食。
メニューはグジャラーティー・ターリー。品数が多くて少し甘めな味付け。この州の食事は基本、全部ベジタリアン料理。右上のコップにはチャース(バターミルク)。
そして、この州はインド唯一の禁酒州なので、州法により外国人でも許可証がなければアルコールは手に入らない。添乗員さんから、「必要な方は日本から持参して室内で飲むよう」事前に注意有り。 -
食後に出て来たフィンガーボール。インド料理でもあるんだ。。。
食後に部屋で小休憩。 -
15時半から観光再開。スルジャンへ。
LLDC等の運用をしている団体の直営店。
この辺りから前夜の睡眠不足と疲労に車酔いで、体調不良に。。。 -
次に、ブジョディ村を訪問。アーリア系ヒンズー教徒のラバリ族の村。
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村長夫人。
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結局、貧血起こしてダウン。次の織物職人の工房には行けず、バス後部座席で横になって過ごす。
ホテルに戻ってからも、夕食は食べずに室内ですぐに就寝。
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