2018/12/29 - 2019/01/05
11位(同エリア16件中)
なかさん
「グジャラート」のツアーに参加。
12月29日(土)香港、インドのデリー経由でムンバイへ。
12月30日(日)国内線でグジャラート州ブージへ。着後、観光。
12月31日(月)終日、バンニエリアの村巡り。大カッチ湿原観光。
1月1日(火)大カッチ湿原、ドーラビーラ遺跡の見学。
1月2日(水)専用バスでアーメダバードへ移動。途中、村訪問。
1月3日(木)終日、アーメダバード郊外(スーリヤ寺院、ラーニキ・ヴァヴ)の観光。
1月4日(金)国内線でデリーへ。着後、市内観光。空路で帰途へ。
1月5日(土)帰国。
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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翌朝、泊まった「イラーク・ホテル」の外観を撮影。
ホテルを8時出発。昨日からのどが痛いと思っていたら、添乗員さんや地元のガイドさんものどを痛めていた。近年、この州は奇跡的な経済発展を遂げたが、同時に工場からの汚染物質やたき火等により、大気汚染が深刻化しているのが原因だそう。 -
移動途中、牛の餌やり場に寄る。たくさんの草が山積みになっている。
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牛に餌を与えることで、功徳を積む意味合いがあるんだとか。
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街の至る所で放牧された牛を見かけるが、野良牛だけでなく個人で飼われている牛もいて、餌を求めて自ら集まって来ているよう。餌だけでなく、水飲み場も何か所かある。
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たまたま車窓から見かけた「ヒジュラ」。
ヒジュラとは、女装しているが肉体的には男性、もしくは半陰陽の人たち。下車してお話を伺う。ガイドさんによると、金目当てで見た目だけのヒジュラもいるが、彼らは本物とのこと。神に捧げる踊りを踊り、パーティー等に招かれてチップをもらうのが収入源。 -
下車して、快く写真撮影させてもらうが、デリーやラジャスタンでは、撮影後、大金を請求されることもあるという。
また、ガイドさんから、ヒジュラの日本の研究者クニヒロ アキコ氏の名前を教えてもらう。 -
その場面を見ていた人たち。
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車窓から。円錐形のキノコ型の平屋は、この地方特有の民族住居「ブンガ」。
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この辺り、意外と道路は舗装されてきれい。雨が降らないのと、パキスタンとの国境が近いので軍隊用に整備されているから。
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グジャラート州を中心に遊牧の暮らしをする「ラバリ族」をたまたま発見。
ガイドさんの交渉により、見学可能に。 -
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男性は、上下白の服装。
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遊牧の家畜は、羊と山羊の組合わせが管理しやすいという説明あり。
一般に、羊は温厚で群れて行動し先導者に従う傾向が強い。一方、山羊は好奇心が強く活発な性格。
羊の群に山羊を混ぜると、山羊をコントロールすることで羊の群れのコントロールをしやすくなると言われている。 -
また、羊と山羊の見分け方の一つに、羊の尾は長く垂れ下がっているが山羊は短くピンと跳ね上がっているというのもある。
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遊牧生活は、農家の土地を借りて寝泊りしている。その間に家畜がフンをすることが土地の肥料になるので、土地の場所代を払うのではなく、逆に農家からお礼をもらう。そして、毎年同じ所に戻って来る生活。
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ラクダに家財道具一式を載せて移動するので、ラクダの背に乗せやすいような木の形。
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女性は、黒いシックな衣装。
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手には刺青。
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車窓から、ザクロの赤い花。
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定住しているラバリ族の住宅街だとか。
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9時半頃、ニローナ村に到着。
ヒンドゥー教徒が住む約6,000人の村で、様々な伝統工芸が行われている。 -
まずは、「ローガンアート工房」のローガンペイント。
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職人さんの実演を見学。
この地域のヒマという植物からとれるヒマ油に色付けして練り、針の先端につける。 -
手の平をパレットにして、下書き無しに布に模様を描いていく。
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乾く前に布を折り畳んで、反対側に転写。
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染料が移り、シンメトリー(左右対称)のデザインが完成。
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この技術は約300年の歴史を持ち、シリアからインドに伝わったという。現在の技術は、人間国宝カトリ家で1985年に開発したもの。
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メインモチーフは、「生命の樹」。
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モディ首相も訪米した際、アメリカのオバマ前大統領にプレゼントされている。
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ローガンアート工房を後にし、ニローナ村を散策。
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歩くこと5分、次は「カウベル工房」へ。
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本来、牛に付ける鐘だが、最近は需要がないため観光客目当てで工芸品として作っているそう。
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ここでも、職人さんの実演を見学。
一枚の金属の板を金づちで叩きながら筒状にし、溶接せずにベルの形に整えていく。 -
次に、窯で焼く下準備。
先程のベルに泥汁をつけ、その上に銅や他の粉をベルの表面に付着。 -
そして、高音で熱することで、粉が熱で溶けてベルがコーティングされる。
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こちらは、販売用の鐘。
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そこから徒歩で、村外れにある不可触民ワダ族の集落へ。
写真は寺院。上位カーストと同じ寺院で参拝することが制限されるため、別に造られている。祀られているのは、民間信仰の対象としてインドで人気が高い「ハヌマーン」。西遊記の孫悟空のモデルとの説もある。 -
工房では、チャパティ用麺棒の木工細工。
棒を回転させて、塗料で色付けしていく。ガイドさんが、チャパティ麺棒は妻が夫をお仕置きする時にも使用すると冗談を言っていた。ここの職人さんは、元々清掃業をしていたけど手に職をつけるために習得したとか。 -
完成品の販売。
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工房周辺。
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子どもたちは、手作りの人形を売っていた。
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ここから、さらに移動して北上。
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この先の「バンニエリア」に行くには登録が必要で、ここが第一のチェックポイント。ツアーなので、代表してガイドさんが手続き。バンニの意味は「竜巻」。
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14時半頃に、ここで昼食。
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ビュッフェ形式のランチ。
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食後、ムトワ族が住むドルド村を訪問。
ここは、約500年前に現在のサウジアラビアから移住してきたムスリムの村。女性や子供たちの写真撮影は禁止。細かなミラー刺繍が有名。 -
部屋の装飾もミラー・ワーク。
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ここでも実演を見学。
ハサミで、鏡を細かく切っていく。 -
極小の鏡を刺繍で留めていく。
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縫い方の解説。
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鏡は反射するので、邪気をはらう魔除けの意味があるという。
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移動途中の道路脇には、グジャラート政府が運営している「テントシティー」が並ぶ。
この辺りは国境に近いため通常のホテルがなく、宿泊施設はこのテントシティーだけ。写真は、併設しているインド国内の工芸品売り場。ただ、ガイドさん曰く、食事等、必要物品はブージから調達されており、整備もあまりよくないとのことでお勧めはしていなかった。 -
ここで再度、チェックポイント。
パキスタン国境に近いため、外国人、インド人共に国境警備隊のチェックを受ける。全員下車して各自サイン。 -
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チェックポイントを終えたら、世界最大級の塩砂漠「カッチ湿原」、別名「ホワイト・ラン(White Rann)」の入口。Rannとはヒンディー語で塩沼を意味する。
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ここからは、ラクダ車。
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ほとんどがインド人観光客。
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到着。白い建物は、塩の結晶の形をした展望台。
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ガイドさんの説明後、自由時間。
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人のいない所まで行こうと、地平線に向かってどんどん進む。土混じりだった地面が塩だけになっていく。振り返って、右に見えるのは展望台。
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ここは元々、海だった低地で、雨季になると水位が上がり海水に覆われて巨大な塩湖となる。11月から2月までの乾季にのみ、塩の砂漠を見ることが出来る。
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辺りは一面、塩の結晶による平野。 地面の白さと空の青さが美しい。
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この遥か彼方はパキスタン。
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戻って来て、展望台に登る。最上階からの眺め。
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展望台の横では、派手なインド音楽をバックにみんなが記念撮影。
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学校の行事か、子供たちの団体。
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キャメルライドもある。
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帰りは、再度ラクダ車。
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ホワイト・ランに映る、ラクダの影。
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この後、イラーク・ホテルに戻り夕食、連泊。
添乗員さんから、アルコール購入希望者を募る質問有り。この州はインド唯一の禁酒州。外国人は、許可があれば一人当たりビール20本まで購入可とのこと。
体調不良で胃の調子が悪かったので、バナナをお願いする。
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