2018/12/29 - 2019/01/05
46位(同エリア67件中)
なかさん
観光開始して五日目。アーメダバード郊外のスーリヤ寺院、ラーニ・キ・ヴァヴの見学。
12月29日(土)香港、インドのデリー経由でムンバイへ。
12月30日(日)国内線でグジャラート州ブージへ。着後、観光。
12月31日(月)終日、バンニエリアの村巡り。大カッチ湿原観光。
1月1日(火)大カッチ湿原、ドーラビーラ遺跡の見学。
1月2日(水)専用バスでアーメダバードへ移動。途中、村訪問。
1月3日(木)終日、アーメダバード郊外(スーリヤ寺院、ラーニキ・ヴァヴ)の観光。
1月4日(金)国内線でデリーへ。着後、市内観光。空路で帰途へ。
1月5日(土)帰国。
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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翌朝、泊まったホテル「Country Inn & Suites」を撮影。
今日は、終日、アーメダバード郊外の観光。アーメダバードの旧市街は2017年にユネスコ世界遺産に登録されたが、今回のツアーでは訪れず。 -
8時に出発。
一週間後にメトロ開通予定のよう。技術は日本の支援だが、車両は韓国製だとガイドさんから説明あり。 -
この北辺りには、エアコン、洗濯機等の製造をしている日立工場があるんだとか。
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マサラの販売店。この辺は、新鮮な香辛料の販売で有名なよう。
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9時半頃、HOTEL JANPATHでトイレ休憩。写真は、ホテル前の露天商。
この辺りの道路沿いには、建設中のホテルが目立つ。近年の著しい経済発展が垣間見れる。 -
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黄色の花畑はマスタード。
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10時半、人口800人程のモデラー村にある「スーリヤ寺院(太陽神殿)」に到着。
スーリヤとは、古代インド語で太陽を意味し、仏教では日天とされる。 -
この寺院は、11世紀にチャウルキヤ朝ビーマⅠ世により建築。スーリア寺院の数自体あまり多くなく、東インドのオリッサ州にあるコナーラクとここが2大寺院として有名。
建物の配置は、写真右手の東から、貯水池(沐浴場)、公会堂、その奥の本殿の三つから成る。 -
貯水池の周りの壁には、ガネーシャ、ビシュヌ、シヴァ神を祀る108の小さな祠が建てられている。
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公会堂の外壁。一番下がハス、その上が象、その上がダンサー、神々の彫刻。
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真ん中は、男女がからみ合う男女交合図。古代インドの性愛書「カーマスートラ」の彫刻。
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公会堂には52本の柱があり、柱廊は会議や踊りの間として使用されていたよう。
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白っぽい壁は、修復後。オリジナルと区別するためにわざと白色に。
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右上の文字は、「ASI 1974」(インド考古調査局ASI: Archaeological Survey of India)。
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花の装飾があるかどうかで、ジャイナ教かヒンズー教かの区別ができるんだとか。
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ハスのデザインをした天井。
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公会堂から見る貯水池。
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本殿のスーリヤ神像。
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足元をよく見ると、ブーツ着用。これはギリシャ文化の影響だそう。
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本殿から、東側にある貯水池を見る。
一年の内、春分と秋分の二日だけ、日の出の時に本殿に朝陽が差し込むように設計されている。 -
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本殿の外壁。
中央が、七頭の馬に乗るスーリヤ神の彫刻。外壁の周りには、このようなスーリヤ神像が12神体ある。右が梵天像。 -
左が本殿、右が公会堂。
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池の祠が108、公会堂の柱が52、本殿のスーリヤ神が12。全て仏教に繋がる数字。108は煩悩の数(数珠の珠の数も)、52は悟りの段階数、12は因縁の数。
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頭の後ろはコブラで守られている。
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三面のシヴァ神像。正面がシヴァ神、向かって右がブラフマー神(梵天)、左がビシュヌ神。この後、自由行動。
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公会堂から本殿を見る。
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逆に、公会堂から貯水池を見る。
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再び、ぐるっと一周。
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貯水池の横で集合していた学生の集団。ケダとかいう所から来た、12~13才の女学生。校長先生自ら引率されていた。一日の授業が30分×11クラス。給食有り。
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パタンに向け、出発。
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途中、13時に昼食。
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ジャイナ教のベジタリアン料理。
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パタンは、パトラ織の産地として知られる。伝統技術を伝承するSALVI(サルヴィ)家が建てたパトラハウスという博物館を見学。
多くの絣織り(かすりおり)はタテ絣り、ヨコ絣りという一方向のみだが、ここでは世界で唯一のダブル イカット (たてよこ絣)が織られている。絣とは、あらかじめ表現したい完成図を想定した上で、染め分けて織り上げていく技術。非常に高度な技術が必要とされ、この技術を継承しているのは2~3家族のみ。写真はサリー織りを実演する人間国宝のサルヴィ氏。ここ以外は写真撮影禁止。日本でも沖縄の琉球絣はよく知られており、サルヴィ氏は2000年に沖縄に招待されている。 -
パトラハウス外観。座っている男性は、オーストリアからの観光客。
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14時半、ラーニ・キ・ヴァヴ(別名「女王の階段井戸」)に到着。
階段井戸とは、地下の井戸の水際まで歩いて降りていけるよう、井戸の周りに石造りの階段が造られた井戸のこと。雨量の少ない乾燥した地域に多く見られ、このグジャラート州には多く残っている。 -
ビーマⅠ世王が亡くなったことを偲んで、王妃のウダヤマティが11世紀に建造。州最古で、規模も最大級とされる。2014年、世界遺産に登録。
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7階建て。彫刻壁は、大小合わせて1,500以上。幅20m、奥行き64m、深さ27m。
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水の供給だけでなく、貿易商が必ず水汲みに寄るので水税を徴収する役目もあったと、ガイドさんから説明あり。
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石と石を繋ぐくさび。
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階段は種類が違う。
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川の氾濫により何世紀も土砂で埋まっていたため、保存状態がとても良い。
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各階から、井戸の一番奥の壁面にある、横たわるビシュヌ神の彫刻が微かに見える。階段井戸全体は東西軸上に建てられていて、春分、秋分には朝陽が差し込んで彫刻を照らし出すという。
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当時の親方が床に造った下地。これは、現地ではなくて別の所の物のよう。
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学生たちの記念撮影。三角形の低い階段と柱列が特徴的。
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左側の壁。
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中央は、ヴァラーハ。サンスクリット語で猪の意味。ビシュヌ神の化身の一つ。左腕で大地の女神を持ち上げる。
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仏陀。ヒンドゥー教では、ビシュヌ神の9番目の化身。
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その右は、カルキ。10番目にして最後の化身。人類が堕落の極みにある時代に白馬に乗った英雄として現れ、世界の悪を滅ぼし、新たな世界を築くと信じられている。
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最下段から撮影。ここから下は柵があって、入れない。
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パトラ織にも通じる幾何学模様。
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反対面の上部から、入口方向。
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井戸部分。
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見学後、出発。
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17時にトイレ休憩。行きと同じ、HOTEL JANPATHで。
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左の男性は、行きも同じところで商売していた。
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見たことない食べ物。ガイドさんに聞いたら、WATER CHESTNUTとのこと。
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夕方になると交通量が多い。ホテルに戻って19時半に夕食、連泊。
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