アフリカ大陸南の端っこ(1)　到着～ボートサファリ

2011/08/25 - 2011/09/06

この旅行の１０年くらい前やったかな、友達の歯医者さんについて行って、待ってる間に雑誌をパラパラ。真ん中くらいの見開きページに一面オレンジ色の花畑の写真が出現した。いや、花畑いうようなちっこいもんと違うわ。『オレンジ色の花で埋め尽くされた大地』やな。その写真を見て『ここどこや？行かな！』と思い、家に帰って早速調べてみたら、南アフリカの『ナマクワランド』というとこやというのは突き止めた。南アフリカとナミビアの国境近くにある乾燥地帯で、１年に１回、８月～９月にかけて１ケ月ほどだけ花の大地に変わるらしい。おもしろそうやん、そやけど南アフリカか～、それもケープタウンからは離れてるし。どうやって行くんやろ？と思ったとこくらいでその後は数年忘れられていた。
２０１１年になって、今年の連休はどんなんやろか？とカレンダーをめくっていたら、８月末に連休(トルコのクルバンバイラム)あるやん。土日を挟んで有休取ったらええ具合やな。たまったマイルも使えるし、これは今年行けってことやわ。
『一緒に行きたい人～？』って聞いてみたけど、アフリカ危ないんちゃうん？とかいうて参加者なしやったんで、一人で計画開始。
確かに危ないとこもあるみたいやけど、そういうとこは避けながら、せっかくあそこまで行くんやから、あっちもこっちもと夢は膨らむ。
最終的に決めた行先がこれ。
　ボツワナのチョベ
　ヴィクトリアの滝
　ケープタウン
　ナマクワランド

出発間際になって、アフリカに行く時間やお金や勇気がない友達らから『ミッションリスト』を渡された。
==ミッションリスト==
① ５０種類以上の動物と虫の写真を撮る
② １００種類以上の植物の写真を撮る
③ アフリカ料理の作り方を学ぶ
④ いもむしを食べる
⑤ ボツワナ航空の乗客全員の写真を撮る
⑥ 学校訪問して子供たちと遊ぶ
⑦ 現地人とアフリカンダンスをする
⑧ ワニを食べる
⑨ 頭に荷物を載せて歩く
⑩ ゾウの背中に乗る
⑪ ヴィクトリア滝のPHを測る
⑫ テーブルマウンテンに歩いて登る
⑬ シャークケージダイビングを体験する
⑭ ペンギンと握手する
⑮ クジラに触る
さ～て、どれだけ果たせるでしょうか。

旅行記は全部で１２冊、長いで～。
★8/26 到着～ボートサファリ
8/27 ゲームドライブとアフリカンダンス
8/28 ヴィクトリアフォールズと象の溜まり場
8/29 学校訪問とケープタウンへ移動
8/30 ケープ半島ツアー
8/31 ケープタウン街歩き
9/1 テーブルマウンテントレッキング
9/2 ナマクアランドツアー サボテンがいっぱい
9/3 ナマクアランドツアー 野生の花がいっぱい
9/4 ナマクアランドツアー 鳥がいっぱい
9/5 もう1回テーブルマウンテン～帰る
おまけ フラワーコレクション

カサネでのツアーは、ネットで調べてメールで親切に対応してくれたこの会社で手配しました。当時は一部を前払いしないといけなくて、しかも銀行送金。今はカード払いとかもできるんかなぁ？
https://janalatours-botswana.com/

エリア チョベ(ボツワナ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ

イスタンブールから23：25発のTK40便は、ヨハネスブルグ経由ケープタウン行き。私はヨハネスブルグで降りてボツワナ航空に乗り換えます。

アタテュルク国際空港 (IST) 空港

チェックインの時、預け荷物はボツワナのカサネ(BBK)までスルーだと言われ、危険なヨハネスブルグでウロウロせんでええんやなと、荷物に最終目的地カサネのタグがつけられてるのをなんとなく眺めていた。えっ？・・・BKKって・・・『ちょっとまって、BKKってバンコクちゃうかった？』　チェックイン担当のお姉ちゃん『えっ？』って顔して数秒間止まった。『私が行くのはカサネでコードはBBKやと思うんですけど』ってもう一回言うと、キーボードをカチャカチャしてから、『あぁ、ほんまやねぇ、言うてくれてよかったわ』って。それはこっちのセリフやわ。気ついてなかったら、私はアフリカ、荷物はバンコク正反対の方向に送られてたやないの！

アタテュルク国際空港 (IST) 空港

イスタンブール上空、『行ってきま～す！』

アタテュルク国際空港 (IST) 空港

離陸後に出てきた夜中のごはん。こんな時間にと思うけど、やっぱり食べてしまうわ。

到着前の朝ごはん。機内食のオムレツってなんか独特な味がしてあんまり好きとちゃうわ。

９時間ほどの夜中のフライトやから寝て起きたら到着やし、イスタンブールとの時差も１時間やから楽やね。定刻の８時に着いて、乗り換えまで約３時間、空港内のショップをぶらぶらしながら時間をつぶす。

11:30 ボツワナ航空のプロペラ機に搭乗開始です。

ヨハネスブルグ国際空港 (JNB) 空港

シマウマみたいな模様やな。

中は思ったほど狭くないわ。

機内食はこんなん。サモサみたいなんがおいしかった。

近づいてきたかな。

サバンナに映る機体の影。

２時間半ほどのフライトでした。到着小屋まではもちろん徒歩。

カサネ空港 (BBK) 空港

荷物は車で運んできて、ここから手渡し。無事に届いたやん。
頼んでおいた出迎えの車に乗ってホテルに向かいます。

カサネ空港 (BBK) 空港

Water Lily Lodgeに泊まります。
広々してて、ドアを開けるとお庭につながってて、なかなかええ感じやん。

『さ～て荷物開けるか～』とぷーさんのベルトを解こうとしたら・・・なんか違うで～。いつもは端っこをくるっと折って挟み込むんやけど、まっすぐになってる・・・。ちょっとゾゾっとしながら開けてみると。ぎゃ～中がめちゃくちゃにかき回されてる～！下調べしてる時に、ヨハネスブルグ空港では鍵をかけていてもスーツケース開けられて、ええもん盗まれるっていう話を読んだので、貴重品となくなったら悲しくなるものはリュックに入れて機内持ち込み、最悪なくなってもいいようなもんはこの中型スーツケースに入れておいた。ついでにちょっと試してみようと思って、古い財布にゼロがいっぱいついたトルコの旧札を何枚か入れてスーツケースのすみっこに入れてみた。こんだけかき回しといて、なくなってるのはその財布だけ。ヨハネスブルグ空港の盗難事件はほんまにあるんや！

さっさと着替えて、１５時からのボートサファリに参加します。ロッジのレセプションで参加手続きをしていたら、『あ～あんたイスタンブールから来たん？』とえらい親しげに話しかけてきた太っちょの女の人。彼女の名前はアイリーン。ギリシャ人でヨハネスブルグに住んでいて、カメラマンの旦那マイクの仕事で動物の写真撮りに来たらしい。彼女らも一緒にロッジのすぐ裏からボートに乗ります。この写真は向いのホテルのボート。私らのはもうちょっと大きいボート。

チョベ川を進みます。アンゴラから始まってボツワナ、ジンバブエ、モザンビークでインド洋に流れていくらしい。

最初にでてきたんは、なんかの鳥(1)。もうだいぶ前のことなので動物の名前は忘れてしもた。

遠くにゾウ(2)が見えてきた～！

ここらへんにもなんかおりそうやけど、わからんな。

あのヌメヌメ光ってるんはカバ(3)やな。動物園で見たんより野性的。

ゾウを近くで見ようと寄っていくボート。

これもなんかの鳥(4)

アフリカゾウの多い地域だけあって、あっちにもこっちにもゾウがおる。

鼻だけ出してるカバ。浅いところでは水中を歩いてるらしい。

あっちの岸に近づいていくと・・・

木の上になんかがおるらしいけど・・・見えへんなぁ～

あっ、移動した。偉そうに止まっとる、なんとかワシ(5)

こっちは緑のかわいい鳥(6)。望遠のええカメラあったらよかったけど。

あんまり大きないけどワニ(7)

また鳥(8)

草むらにも鳥(9)

インパラ(10)。テレビではいつもライオンとかに追いかけられて、食べられてしまってたけど、今は大丈夫そうやな。

バブーン(11)が水のみに来た。

親子そろってかわいいわぁ。

インパラちゃんたち、何か危険を感じたか？

ワニがウロウロしてるくらいやな。バブーンは平気で水飲んでるわ。

こっちのワニはでかいぞ～。

こいつは甲羅干しか？陸ではほんまじっとしてて動かん。

水辺で黄昏る鳥(12)

何かをついばむ鳥(13)

こっち見て気取ったポーズ取ったはりますねぇ、アフリカトキコウさん(14)

アイリーンからおやつの差し入れ。

明るくおしゃべり好きなアイリーン。

ワニと鳥とインパラ

あっちもこっちもゾウだらけ。

鳥さん(15)

ゾウの家族

こいつは何ものやったかいな(16)

大きいゾウが大自然の中ではちっちゃく見える。

カバの背中

夕日に照らされて川面がキラキラ。

バッファロー(17)

この辺はカバがいっぱい。ボートひっくり返されへんねやろか？

ドロ風呂に入るカバ。

何睨んでるんや！

温泉でのんびりしてるみたいやなぁ。

陽がだいぶ落ちてきて、チョベ川もオレンジに染まってきた。

川から上がるカバ。なんや重そうやで～。

似たようなんもおるけどこれも別の鳥(18)

飛んでるところも撮れたわ。

でかいあくびしてるんかと思ったら。

ケンカしとるんか。

夕日とカバ

夕日とゾウ

きれいな夕日やなぁ。

今日のクルーズはおしまい。

船着き場に戻ってきました。

船長兼ガイドさん、ありがとう。

晩ごはんはアイリーンとマイクおススメのピザレストランで、なんでかしらんけどカレー。これがすごいうまかった～！

蚊に刺されんように素敵な蚊帳に入って、おやすみ～。