歴史を巡る－年末年始ヨーロッパ一人旅－④「世界遺産第一号：ヴィエリチカ岩塩抗」

2018/12/26 - 2018/12/26

旅の目的は一つ。
ポーランドの「アウシュビッツ・ビルケナウ強制収容所」を訪れること。
そして旅の目標は二つ。
①先月購入したSurfaceをお供に、毎日旅行記を更新する。
②毎日歯を磨き、電気を消して寝る。

夏の終わりに航空券を手配。
今まで溜まりに溜まったマイル。特典航空券に変えてインド行こうかと思っていたが、少し足りず。
期限切れの前にeJALポイントに交換。計40000マイルが6万円分のポイントになりました。
日本からの直行便の関係で、ひとまずフランクフルト往復を手配。
その日のうちにポーランドに行けるよう、LOTポーランド航空でフランクフルト－ワルシャワを手配。
その後、数カ月空き、ホテルをぼちぼち探し始める。

計画や準備はルンルン気分でやるが、直前になって猛烈にめんどくさくなるいつものパターン。

なんとか無事に出発したが、果たして何が待ち構えているのか…

◎12月23日
　・伊丹－ワルシャワ移動
　　伊丹－成田　JL3002
　　成田－フランクフルト　JL407
　　フランクフルト－ワルシャワ　LO380
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◎12月24日
　・ワルシャワ蜂起博物館→休館
　・ショパン博物館→休館
　・旧市街地→閑散
　・ヨハネ大聖堂
　・クリスマスイルミネーション
　・クリスマスマーケット→？
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◎12月25日
　・ワルシャワ→クラクフ　EIP
　・旧市街地・ヴァヴェル城散策
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◎12月26日
　・ヴィエリチカ岩塩抗
　・スタラ・シナゴーク
　・ガリシア・ユダヤ人博物館
　・夜の旧市街地

エリア ヴィエリチカ(ポーランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: Agoda

さて、本日は世界遺産であるヴィエリチカへ。

前夜に調べていると、昨日(25日)まではお休みだったもよう。
考えるに、観光客が今日は増えているのでは？とHPで予約を入れようかと見ると予約ができない。
行っても入れないことを覚悟の上、とりあえず向かってみることに。
※後でわかったが、3日先の分からしかネット予約できないようでした。

電車の方が楽そうなので、とりあえず駅へ。

8時05分にヴィエリチカ行きの電車があるので、それを待つことに。

同じように向かうと思われる観光客はほぼいない。

予定通りに電車は進み、8時30分過ぎにヴィエリチカ駅に到着。
駅からは徒歩3分ほど。
迷うことなく到着。人はまばら。
「予約してないけどチケット買えますか？」とカウンターで聞くと、あっさり買えました。
89ズロチと少し高め。

20分後の9時スタートの英語ツアーです。

ヴィエリチカ岩塩坑 (ツーリストルート) 建造物

出発まで少し時間があるので、少し散策。

さぁ、ツアーが始まりました。
同行者は30名ほど。いろんな国の方々がおられます。
イヤホンと受信機を受け取り、ガイドの声がいつでも聞けるように準備はOKです。

まずは階段をひたすら下ります。

そこが見えない…

数えてみると、7段が51セットほどありました。

このようなモニュメントをめぐりながら、説明を聞いていきます。
岩塩でできているそうです。

すでに若干足がガクブル状態(普段使わない筋肉を使ったため)

なんか画になりますね。
これも全て岩塩。

あきらがに岩塩じゃない人形も。

1時間くらい歩いて、きました大聖堂。
思っていたほど暑くなく、ちょうどいい温度。

壁には、いろんな絵画が岩塩で彫られていました。
誰もが知っている(であろう)最後の晩餐。

このヴィエリチカ岩塩抗で、一番心惹かれました。

平面では表せない奥深さといいますか、今にも動き出しそうな立体感といいますか。

前から見るのと、横から見るのでは、また違った印象。

一通り写真撮ったら、ずっとこの絵(レリーフ？)の前にいました。

他にも素晴らしい彫刻が。

所要時間は2時間弱でしょうか。
お土産店、レストランなど、すべて地下にありました。
Wifiもとんでました。

ツアーが終わってからも、500ｍ近く歩いたでしょうか。
ほんの50秒、エレベーターで一気に地上まで。

ちなみに、このツアー、かなりしんどかったです。
最初の階段もさることながら、その後もずーっと歩きっぱなし。
「3㎞歩く」とガイドブックにはありましたが、
それ以上歩いた気分で、足はがくがくでした。

以上に出ると、入口には多くの人が。
早めに来ておいてよかったです。

入口の門です。

とにかく田舎。
こんなに寒くなかったら、もっと散策するんだが…

ひとまず駅まで戻ることに。

次のクラクフに戻る電車まで約40分。
駅前のカフェで一休み。

電車に乗って、クラクフまで戻ります。

旧市街地の広場にて。
とにかく何か食べたかったので、ワッフルwithホイップクリーム
ワッフルが温かいので、クリームが溶けてきます。
甘すぎず、とてもおいしい。

昨日は閉まっていた織物会館は今日は開いていました。
それでもやっているお店は7,8割程度。

ピエロギ
具の違いによって、いろんな種類がありました。
よくわかんないんで、店員さんのお勧めで。

さて、腹ごしらえの後は、勉強に。
今日はカジミエシュ地区(ユダヤ人地区)に行くことに。

トラムを乗り継ぎ到着。
歩いてみると、また違った雰囲気。

以外にも、お洒落な店やカフェなどがけっこうあります。

スタラ・シナゴーク
このスタラ・シナゴークにある博物館に行きたかったのですが…

気付いたらこちらのガリシアユダヤ人博物館に…
これはこれで勉強になったが、後から気付いたらもったいなかったと。

ガリシア ユダヤ人博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ちなみに、ユダヤ人を追ったカメラマンの特別展がありました。

すごく印象に残ったのでこれだけパシャリ

ユダヤ人のことについて、過去から現在まで、とても詳しい展示ばかりでした。

一度ホテルに戻ります。

明日に向けて、バスステーションでオシフィエンチム行きのバスチケットを購入。

8時5分発なので、今日とほとんどおなじくらいです。

一休みして夕食へ。

いろいろ探し回ったが、安そう・旨そうな店はなかなか見つからず。

広場の東側のBierhalle KRAKOWというお店へ。

ここは〇ーターズか！？と言わんばかりの露出度の高い服での接客(実際には民族衣装のようなワンピース)。

それでも、旅を中で女性との交流が減っていた自分にとっては、十分に鼻の下が伸びたようで、ビールとピエロギとお肉Withポテトを注文。
お腹いっぱいで満足でした。

夜はライトアップされて、また昼とは違った良さです。

それにしても寒い。

明日はついに本旅の目的、アウシュビッツに行く日です。

しっかりと予習して…なんて言ってる余裕もないほどの寝落ちでした。

https://4travel.jp/travelogue/11436907