
2018/02/11 - 2018/02/11
7位(同エリア65件中)
とーりさん
ヨーロッパをはじめ色々海外旅行をしてきましたが、日本人観光客憧れの地、ハワイにはまだ行ったことがありませんでした。ハワイというと日本人がたくさんいてお店では日本語が通じるし、果ては日本円でも支払い可だったりと、およそ外国という感覚が麻痺するところと勝手に思い込んで、尻込みしていました。今回、母親が昔行ったハワイにまた行きたいと言っていたので、いつものようにひとりで気ままに旅するのもいいのですが、たまの親孝行も兼ねて親子で行くことになりました。行先はオーソドックスにワイキキメインのオアフ島と、日帰りでハワイ島をドライブすることにしました。
ありきたりの感想ですが、行ってみるとハワイは素晴らしいところで、せわしい街歩き好きの私でもゆったりのんびりリゾート気分に浸れました。食べものもおいしく、お土産などショッピングも楽しいなどリピーターになってしまいそうです。
日程は以下の通りです。
1日目(2/9)成田 ⇒ ホノルル(ワイキキ市内観光)
2日目(2/10)ホノルル ⇒ ハワイ島ドライブ ⇒ ホノルル
3日目(2/11)ダイヤモンドヘッド&真珠湾ツアー
4日目(2/12)早朝散歩、ホノルル⇒成田
5日目(2/13)成田着
今回は3日目②です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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さあいよいよ真珠湾ツアーです。パールハーバーは基本的に軍事基地なので行動の制限があり域内に点在する見どころを手際良く回らねばなりません。また、荷物の持込も厳しく制限されていて、いつも背負っているリュックはおろか、かなり小さなバッグでも持込はできません。もちろん入口で預けることはできますが、手間と時間とお金がかかるので面倒です。このツアーは主催者事務所で荷物を預かってもらえるなど、何かと便利なので参加することにしました。
(ダイヤモンドヘッド8:20 ⇒ 9:18太平洋航空博物館) -
ツアー事務所で身軽になり、まず来たのは太平洋航空博物館です。ここは第二次大戦中の飛行機などが展示してあります。米軍施設ですが、入るとすぐゼロ戦がかっこよく展示してあります。ここは撮影ポイントで、ガイドさんが皆の写真を撮り、その後自由行動になります。
(太平洋航空博物館9:18~10:35) -
この機は実際本物なのでしょうが、小さく見えます。
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案内板もあります。日本語でも表記してあるのでわかり易いです。空母赤城から真珠湾攻撃に向かう爆撃機や山本五十六連合艦隊司令長官などが紹介されています。
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フォード島を中心とするパールハーバー基地と周辺に停泊する米戦艦群の俯瞰模型です。真珠湾攻撃時点での配置を再現しているのでしょうか。
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トラトラトラ(我奇襲ニ成功セリ)と打電し、今まさに爆撃しようとする画でしょうか。
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こちらは真珠湾攻撃に参加した空母加賀の模型です。改装後の加賀は日本史上最大の格納庫を持った攻撃力のある空母でした。
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ゼロ戦についての説明が詳細になされています。
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真珠湾攻撃についても詳細に解説してあります。雷撃、爆撃、急降下爆撃といった具合でしょうか。
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第一次、第二次の攻撃隊の侵攻図です。各方面から突撃したのがわかります。
私見ですが、真珠湾攻撃は戦術的には戦艦4隻沈没や多数の航空機や軍事施設の破壊など一定の戦果を得ましたが、エンタープライズなど空母部隊が留守だったことで、米太平洋艦隊を機能不全に陥らすことができなかったことや、米国の戦意を挫くはずが、宣戦布告無き開戦を指摘され、リメンバーパールハーバーの名の元、かえって米国の反日感情を煽ることとなり、短期で戦争を終結させる目論見が崩れた点において、残念ながら戦略的には成功とは言えないのではと思います。 -
アメリカ軍機も展示してありました。迎え撃った攻撃機でしょうか。
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こちらのパネルはミッドウェー海戦についての解説です。
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私見ですが、ミッドウェー海戦の敗北は確かに太平洋戦争の転換点になったと思います。敗北の伏線としてはドーリットルの帝都空襲と直前に行われた珊瑚海海戦の影響があると考えます。ドーリットルの帝都空襲で面子を潰され攻を急がされたこと、珊瑚海海戦を含むMO作戦でそれまで続いていた進攻を止められたとともに、その損害によりミッドウェー海戦参加空母やベテラン搭乗員が減じられたことが挙げられると思います。さらに実戦では、暗号被解読による情報戦での劣勢や指導部内での攻撃目標の優先度に対する意思疎通不足(ミッドウェー島攻略か機動部隊の撃滅か)、天候に起因する索敵での不運など多様な要因が絡み合い影響し、敗北を喫してしまったのではないかと思います。以後日本は急坂を転げ落ちるように後退していったわけではありませんが、この敗北により、最終的に早期講和の道は断たれてしまったのではと思います。
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描かれている空母は蒼龍でしょうか。
運命のミッドウェー海戦で蒼龍を含む三空母被弾後、雨雲の下にあり急降下爆撃機の攻撃から逃れひとり生き残った僚艦飛龍は反撃を開始。攻撃隊を組織し米空母ヨークタウンを攻撃、これを航行不能にしました(後日本潜水艦が撃沈)。しかしやがてその飛龍も米空母からの艦載機による集中攻撃にさらされ、遂に爆撃を受け沈没してしまいました。写真下部には回避運動をする飛龍が載っています。 -
こちらはそのミッドウェー海戦で南雲機動部隊に打撃を与えたSBDドーントレス急降下爆撃機のようです。
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爆撃を受け燃え盛る空母加賀の図です。
これも私見ですが、展示は日本人観光客を意識して、真珠湾攻撃もミッドウェー海戦についても基本的に客観的で「愚かな日本軍に我々は勝利した」というよりも「新型兵器を備え勇敢に攻撃してくる日本軍に我々は打ち勝った」という感じの展示が多かったように思います。 -
さて博物館を出て隣の格納庫へ行きます。目の前には管制塔?が建っています。基本的には基地内ということで撮影はできないとのことですが、確認はしていませんが、この辺りは大丈夫だと思います。
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普通に戦闘機などが置いてあります。
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さて79番の格納庫です。飛行機などを入れているのででかい建物です。
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内部はこんな感じで、一応案内板なども置かれ、各種軍用機が陳列してあります。
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ジェット系もあり、多種多彩な顔触れです。
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あまり興味のある機が無かったので集合場所の博物館へ戻ります。
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