2018/12/16 - 2018/12/18
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kabolingさん
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この旅行記のスケジュール
2018/12/17
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ホテルのレストランで飲茶朝食 33元
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バスでの移動
8:45 (617番バス)金橋城→9:15立園路口 5元
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5カ所(立園、自力村、南楼、馬降龍、錦江里)入場可能一票通購入 180元
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バスでの移動
10:25 (シャトルバス)立園発→10:34自力村着
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バスでの移動
11:30(シャトルバス)自力村発→12:00馬降龍着
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バスでの移動
12:55 (613番バス) 馬降龍路口発→13:06錦江里最寄り地点着 2元
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バスでの移動
13:58 (316番バス)錦江里最寄り地点発→14:45開平総合バスターミナル着 7元
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バスでの移動
15:15 開平総合バスターミナル発→広州省バスターミナル 63元
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この旅行記スケジュールを元に
昨日無事香港から、港珠澳大橋経由で開平到着。
2日目はメインイベント、開平望楼群巡りです。
次の目的地、広州に日が暮れる前に着きたくて、超駆け足となりましたが、公共バスとシャトルバス利用、194元で望楼群を見て回れました。
日本人はおろか、この地に外国人は私一人では?と思わせる、まだマイナーな世界遺産ですが、予想以上に良い場所で大満足でした。
(旅程)
□(1日目) 9:25関西国際空港発→12:50香港国際空港着(CX597)
→港珠澳大橋香港口岸→珠港珠澳大橋海口岸→珠海駅前
17:00 珠海発(長距離バス)→19:10開平着
(宿)開平新世界大酒店
■(2日目)公共バスで開平望楼群巡り
(立園・自力村・馬降龍・錦江里)
15:15開平発(長距離バス)→17:45広州着
(宿)米蘭花酒店(hotel elan)
□(3日目) 広州市内観光
(耶穌聖心主教座堂・沙面・上下九路・陳家祠・六榕寺
西漢南越王博物館・越秀公園)
16:00広州白雲空港→20:10関西国際空港着(CZ393)
これは、2日目開平ディアオ楼群巡りの記録
1日目港珠澳大橋経由・香港空港~開平までの移動編は下記をご覧ください。
https://4travel.jp/travelogue/11434228
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空 中国南方航空
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-
2日目となりました。
今日はディアオ楼と呼ばれている望楼群を巡った後、広州に移動、広州駅近くに宿泊予定ですが、ホテルを予約してから、広州駅近辺の治安が良くないとされていることを知りました。
なので少しでも早く広州に着きたいのですが、そもそも1日で回るのは大変らしい開平望楼群、果たしてちゃんと回れるのか?と少し焦っています。
朝食は、ホテルの中にあるレストランで飲茶することにしました。
店員「(広東語で)飲咩茶? (ヤムメーチャー?)(何のお茶にしますか?)」
私 「普洱、唔該(ポウレイ、ムゴイ)(プーアル茶お願いします)」
広東語旅行会話の定番例文として挙げられているこの受け答えが出来たことに、朝から小さな感動を覚えました。
昨夜の夕食に引き続き、料理は中々出てきません。
正面のスクリーンには延々と浙江省はすごい等、各省の観光案内、ハマスなどの中東情勢が流れ、お茶を飲みながらそれをぼーっと見ていました。
開平が南国時間なのでしょうか?でも飲茶ってゆっくりお茶を飲むものだから、本来これが普通なのかもしれません。
注文から30分以上経過し、料理が運ばれてきました。
・流沙包(カスタード饅的なもの)
・腸粉New World Hotel ホテル
-
・ユリ根餃子
以上3品。
やってしまいました。一人では多すぎます。
しかもユリ根、かなりお腹が膨れます。
流沙包2つ残し、終了。
会計に向かうと、
会計係「パッパッパ~」
もはや代金のことなのすらわかりませんが、伝票に33元(≒555円)と書かれているので、代金を払ってレストランを後にします。
朝食に時間がかかったので、急いでチェックアウトし、バス停へ向かいます。 -
金橋城(海傍)バス停。
昨日降りたバスターミナル前は一方通行なので、開平市街から、世界遺産の望楼群方面に行く際は、バスターミナル前には止まらないので、こちらが最寄りバス停となります。
まず初めに617番バスで自力村に行き、その後シャトルバスで立園に行こうと思っていましたが、出発が遅くなり、シャトルバスに間に合いそうにないので予定を変更して先に立園に行くことにします。
20分ほど待ってやっと小さなマイクロバスがやって来ました。
8:45 金橋城(海傍)バス停発 -
今回訪れる世界遺産「開平の望楼群と村落」の構成要素は
・三門里の迎龍楼
・自力村と方氏灯楼
・馬降龍
・錦江里
開平市街地から約20kmの範囲内に点在しています。
そのため、バイクタクシー貸切等で回る人が多いようですが、私はバイクタクシーに乗り慣れておらず、中国語もあまりできないので、値段交渉の面や、一人旅という面で、明朗会計のバスの方が私にとっては気軽で安心なので、バスで回ります。
開平市街から赤坎方面、325国道沿いは複数のバス路線がありますが、公福亭バス停から北に曲がる立園、自力村方面へは617番バスのみです。
自力村~立園~馬降龍間は無料シャトルバスが走っています。
今回は立園、自力村、赤坎、錦江里をみて回る予定です。
立園観光ののち、シャトルバスで自力村に向かうこととします。 -
運賃先払い、運賃箱に運賃表が貼っていますが、シャトルバス車内は地元のご老人達で大混雑しており、運賃がわかりません。
運転士が普通話でどこに行くのか聞いてくれ、立園まで行くことを告げると、5元(≒84円)とのことでした。
車内は一様普通話で停車バス停の案内アナウンスが流れますが、ご老人達がにぎわい過ぎ、「次の駅は…」しか聞き取れず、肝心のバス停名が聞こえません。
公福亭バス停で曲がったことを手がかりに何とか立園前で下車できました。
それにしても、車内の人達の言葉は、もちろん普通話ではないのですが、広東語でもなさそう…一体何語?
中国の言語事情複雑すぎます。
9:15 立園路口バス停着
このシャトルバスでやって来ました。 -
9:24 立園入口に到着。
国家AAAA級旅游景区に指定されているようです。
入場券売り場で、立園、自力村、南楼、馬降龍、錦江里の5ヶ所に入場できる一票通という券を購入しました。
2日間利用できるようです。
180元(≒3000円)。バス5元なのに、その落差!
入場券売り場の女性が一票通の説明をしてくれました。
赤坎が工事中で見れないという情報があったので、見れるのか聞いて見たところ、見れない的な事を言っている(予想)ようなので、赤坎はとばそうかなぁ。立園 広場・公園
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南国感満載のツーリストセンター!
初めから期待が高まります。
開平市街は空が灰色で、どこもスモッグなのかと思っていましたが、15kmほど離れるだけで、青空です。 -
中は望楼(ディアオ楼)の説明などの展示があります。
さすが開平望楼群が世界遺産に登録されて、力を入れている様子が伺えます。
トイレも綺麗。 -
立園の案内図。
池の周辺に洋風建築や庭園が配置されているようです。 -
初めに見える建物は雲眉。
1928年建設。形、大きさが同じ建物が5棟並んでいます。
子供を平等に見る親の思いの表れだとか。
(案内表示より) -
立園を建設した謝維立氏と親族の邸宅が並んでいます。
銅像が謝維立氏だそうです。
左端の謝維立氏の邸宅、泮立楼に入ってみます。 -
内装も豪華。
天上や、床、細かな部分まで凝っています。 -
ベランダから周囲の景色が見渡せます。
-
イチオシ
立園をこれでもかと主張。
今回訪れた中で、立園は一番観光地化されていましたが、贅の限りを尽くした建築は見応えがありました。
最初の訪問地が、予想以上に良い場所で、テンションが上がります。
10:05 立園観光終了
続いてシャトルバスで自力村に向かいます。 -
こちらが自立村~立園~馬降龍間を走る無料シャトルバス。
各村へは公共バスでも行けますが、どこも道路から少し奥まったところにあるので、バス停から村まで少し歩かなくては行けません。
シャトルバスは本数は多くないですが、村の前まで行ってくれるので、時間を合わせて使うと利用価値大です。
10:25 立園発
運転手が「チラチラ~」と言って来たのですが、何のことかわからないので、とりあえずシートベルトをしておきました。 -
10:34 自立村着。
道路から村までは割と距離があったので、結果的にシャトルバスで来てよかったです。
立園と自力村のセット券や、私が買った5ヶ所入場可能な一票通の案内や、各地の営業時間などの案内。塘口鎮 自力村および望楼 旧市街・古い町並み
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各地の入場料案内。
自力村78元、立園100元。
1ヶ所でも高いので、セット券や、一票通の利用がおすすめ。 -
左・葉生居盧と、右・銘石楼。
塘口鎮 自力村および望楼 旧市街・古い町並み
-
銘石楼に入ってみます。
1925年、アメリカ華僑・方潤文が建設(案内表示より) -
立園と同じく、こちらも凝った内装。
でも立園の方が豪華な印象でした。 -
銘石楼から自力村の風景を展望します。
開平望楼群として、よく紹介されている風景です。
田畑の所々に高層の洋風建築群が建つ景色は独特です。
さすが自力村は有名なだけあり、観光客も多かったですが、私以外は全員中国人なようでした。
開平には、日本人はおろか、外国人は私しかいないのでは?と思わせる状態でした。
勝手な思い込みですが、こういう場所でサイクリングとか、西洋人の方は好きそうな感じがするのですが、まだ世界的には知られていない場所なようです。 -
瀾生居盧
1936年、方広寅が建設(案内表示より)
台所には巨大なざるがありました。 -
葉生居盧
ここに入って終了。
自力村は思ったよりも小さくて40分ほどで見て回れました。 -
無料シャトルバスの時刻表。
平日と土日祝日で時間が異なっています。
本当はここから立園に戻り、公共バスに乗り換えて、赤坎に向かい、昼食と観光をしようかと思っていたのですが、恐らく赤坎は工事中で観光できないものと判断し、行かないことにしました。
シャトルバスは馬降龍まで行けるので、当初予定にはありませんでしたが、馬降龍まで行ってから、公共バスに乗り換えて錦江里に行くことにします。
11:30 自力村発 -
12:00 馬降龍着。
本当はシャトルバスを降りて、すぐに公共バス停に引き返し、錦江里に行こうと思っていたのですが、折角なので馬降龍も見て回ることにしました。
入場口でこの村では2つの望楼に入れるとの説明がありました。
遠くに望楼が見えていますが、手前には四角い住宅が広がっています。
開平に来る人は高層建築を見に来るのだと思うのですが、個人的にはこのかっちりとした灰色レンガ作りの低層住宅も好みです。馬降龍 旧市街・古い町並み
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鶏
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天禄楼
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ここの特徴は村の周りを竹が生い茂っていることです。
竹の間の小道を進んで行きます。
遠足感があって楽しいです。 -
入場できる一ヶ所目、駿盧。
丁度昼食時間帯だったので、望楼の受付の女性は昼ごはんを食べていました。
中の作りは自力村とあまり変わらないですが、あまり特筆すべき点無し。 -
隣の昌盧。
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周囲の住宅。
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竹林の中に浮かぶ望楼。
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入場できる二ヶ所目、林盧。
ここも受付の人は昼食中でした。
ここも中は特に特筆すべき点無し。
上階から見る景色も駿盧と同じく竹。 -
ちょっと寄るつもりだけでしたが、結局馬降龍を一周しました。
整然と並ぶ低層住宅の感じなどは面白いのですが、望楼は他の村と比べて特に特徴的なものが無く、景色もずっと竹林が続いて変わり映えしないので、個人的には要所だけショートカットして見るのが良い気がします。
12:30 馬龍降を後にし、対岸の公共バス停まで歩きます。
村の外から見えた天禄楼。 -
百合大橋を渡って、バス停へと向かいます。
馬降龍と公共バス停までは少し距離があるので、馬降龍をシャトルバスとの乗り継ぎ場所にするのはちょっとお勧めできない感じです。
公共バス停との距離の近さから言うと、立園で乗り継ぐのが良さそうです。 -
12:45 馬降龍路口バス停着。
ここから613番バスで錦江里へ。
10分ほど待つとバスが来ました。 -
13:06 バス道から錦江里に続く道は蜆岡バス停から2kmほど過ぎた地点にあります。
錦江里に行きたいことを告げると、この看板の箇所で降ろしてくれます。
運賃2元(≒33円)
ここから1kmほどです。 -
道路で穀物干してます。
袋には豚の絵と飼料の文字があったので、家畜用らしいですが、なぜ道路? -
見えて来ました。
-
13:17 錦江里着。
門の横の小屋でチケット売ってます。
20歳前後の女の子が対応してくれました。蜆岡鎮 錦江里 現代・近代建築
-
ここでも干してます。村民総出で作物の干し作業に取り掛かっていました。
住宅が好みです! -
あひる。
-
走るあひる。
ここと馬降龍は、立園と自力村とは異なり、あまり観光地化されておらず、建築様式は特殊とは言え、普通の村感が強いです。
住宅の背後に望楼3棟が建っており、望楼に行くには住宅の間の路地を通っていかないと行けないのですが、望楼こっちと言う矢印の先をみると、路地の入口に巨大な犬がでんと座っていて笑いそうになりました。 -
何とか犬のいない路地を探して住宅の裏手に回り、望楼に到着。
開平第一楼と呼ばれているらしい瑞石楼(1923年建設)
おーかっこいい!
こちらは閉まっており入れません。 -
共に並ぶ二楼は
奥 昇峰楼(1919年建設)
手前 錦江楼(1918年建設)
こちらは入れます。 -
まず三楼の真ん中に位置する錦江楼に上って見ます。
銃口。
防御厳重です。 -
錦江楼の上階から見る瑞石楼。
本当にかっこいい。 -
村の住宅を見下ろして。
かっちりしています。 -
続いて左端の昇峰楼に入って見ます。
台所。 -
階数の表示もおしゃれ。
内装は自力村より好みです。 -
村の裏手を望んで見ます。
向こうに見える巨大な邸宅が気になります。 -
瑞石楼と錦江楼。
いい風景です。 -
瑞石楼が予想以上にかっこよく、大満足です。
家と家の間を通って村の表に出ます。
こういう路地も素敵です。 -
イチオシ
川の土手から見た錦江里。
シャトルバスで来れる範囲で終了しようかとも思いましたが、来て良かったです。
地元の方の生活も見られて、ワクワクしました。
開平の世界遺産登録名は「開平の望楼群と村落」。
もちろん望楼も見応えがあるのですが、登録名の通り、村落の魅力を感じさせてくれた場所でした。
これで予定の望楼群をすべて見終えました。
バスで開平総合バスターミナルに戻ります。 -
13:53 行きに下車した地点着。
正式なバス停なのかは不明なのですが、開平市街方面行きには、長楽工業園というバス停があります。
13:58 613番バス乗車。
開平総合バスターミナルまで7元。 -
途中赤坎を通りました。
確かに工事中のようです。
ここ割と見たいと思っていたので残念ですが、いつかまた見に来たいです。
それにしても昼ごはんも食べていないので、お腹がすきました。
頭にはバスターミナルそばのケンタッキーが浮かびます…
広州行きのチケットを買って時間があったら、食べに行こう。 -
14:45 開平バスターミナル着
広州行きは本数が多いようです。
広州省バスターミナル行きのチケットを買います。
券売所女性「〇△3元」
あ~やっぱり3以外聞き取れない…仕方ないので、100元出します。
正解は63元でした。
その後のパスポート提示も結局聞き取れず、あたふた。
バスの時間は15:15発。
ケンタッキーはバスターミナルのそばなのですが、信号を渡るので、ちょっと時間が微妙です。
広州に早く着きたいので、ケンタッキーは諦めて、15:15のバスで広州へ。 -
(☆駆け足開平観光まとめ)
①自力村と立園である程度の満足感有。時間が無い人はとりあえずこの2カ所。
②個人的に気に入ったのは錦江里。一番遠いが、素朴な村、整然と並ぶ重厚な住宅が好きな人にはオススメの場所。
③馬降龍は時間が無いならパスしてもよいが、シャトルバスで行けるため、錦江里に行かないのなら行ってもよいかも。
④観光前にシャトルバス時間をチェック。一番歩かず公共バスとシャトルバスを乗り継げるのは立園。
⑤錦江里、馬降龍には昼食を食べる場所がない?ので、自力村、立園、公福亭バス停付近で食べておくこと。
⑤開平望楼群観光所要経費合計 194元(入場料180元+バス代14元)
開平は地方の割にはバスが頻発しており、歩くのが嫌でなければ、バスだけでも十分回れる。
続きは広州編
https://4travel.jp/travelogue/11439533
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