
2017/11/19 - 2017/11/29
154位(同エリア170件中)
アザゼルさん
なんか世界3大星空行ってみたくね?という事になり、まずはそのうちの一つ、自分が住んでいるアイルランドのケリーに行ってみました。
ですがアイルランドは曇りばっかりで星空が見えにくい!
ならいっそ、世界3大星空の2番目、ナミビアのナミブ砂漠ならどうだ!ここなら晴れだろう!!星空見まくりだろう!
ということで行ってきました。
フィギュアと共に。
結論:最高でした…
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 2.0
-
まず最初に結論を言っておこうと思うのですが、私は52カ国ほど旅行しておりまして、ナミビアはその中でも断トツのすばらしさでした。
乞うご期待
◆ナミビアってどこ?と思われた方も多いでしょう。
ナミビアはアフリカです。
南アフリカって国がありますよね?あの国の左上にあります。ずっとずっと南の方なので遠いんです。
◆治安はいいの?
良かったです。一人でうろうろしていましたが、何も危険を感じませんでした。勿論、泊まった宿泊場所には金網が張ってあって、「門は必ずきちんと閉じてください」と張り紙がしてあったので、すりや泥棒もいるんしょうが、他のアフリカの国々と比べて何の身の危険も感じませんでした。
◆何が有名なの?
まずは星空です。ナミビアは砂漠の国。そしてとても人口が少なく、空気が乾燥しています。結果、物凄い量の星を見ることができます。
あとは赤い砂漠。そして地球に生命が絶滅したような光景。Windowsパソコンをお使いの場合は、もしかしたら最初から壁紙にナミビアの写真がはいっているかもしれませんよ。
◆どれくらい遠いの?
日本からだとどういくんでしょうね
写真はナミビア航空。昔がドイツ領だったので、今でもドイツから飛行機が出ています。ナミビア航空はとても快適でした。旅客はほとんどがヨーロッパ系の旅行者でした。配られたアメニティの中に、リップクリームが入っていたので「?」と思っていたのですが、ナミビアは乾燥の国!目や唇がとにかく渇くのです。ですのでかならず目薬を持ってくることを忘れずに~ -
そんなこんなでフランクフルトからナミビアの首都ウィントフックへ到着。
こちらは空港の様子。
おお~アフリカっぽい!
でもなんだこの民族っぽい人は。不機嫌そうだ。
本当に歓迎されているのか。
大丈夫です、歓迎されています。
なお、アフリカではよく「荷物持つよ!」「タクシー?」「両替してあげる!」とおじさんたちが旅行客に殺到するので、大変うざいのですが、ナミビアでは全くそんなことはありませんでした。
す、…すごい…!日本みたい!!!!!!
ナミビアの人々はとてもシャイ。人と目を合わせることなく静かに通り過ぎていきます。こちらから何か言っても、必要最低限の情報だけくれて、静かにサササとどこかへ行ってしまいます。
うわー
うわー
アフリカじゃないみたい!!!
すごーい!!!!!
ふつうはおじさん達はよってたかって「ジャパンジャパン、アイラブユー!」とか叫び始めるんですけど、そんな雰囲気が毛頭ない。
なんだか好印象だぞナミビア。ウィンドフック・ホセア・クタコ国際空港 (WDH) 空港
-
Booking.comでアコモデーションとタクシーを予約していったんですが、空港で待てど暮らせど来ない。
そのうち空港の人が気にしてくれて、ホテルに電話してくれました。
優しい!
後でタクシーの人が来てくれました。なんでも他の予約と時間がかぶってしまって、予定が遅れに遅れてしまった、申し訳ないとのこと。
まあアフリカではよくあるよね。
そんな感じで止まった場所にはプールがありました。勿論泳ぎます。
プールサイドのiPadを置いて、泳ぎ着かれたらiPadで読書です。最高のホリデイでしょ。
場所は「Rivendell」というところです。 -
ナミビアはすごく暖かい(暑い)ので昼間は外にいられません。
ですのでお昼寝します。
今回は共同スペースにあったソファで黒猫ちゃんと一緒にうっかり昼寝をしてしまいました。
窓から抜ける風が心地よい… -
お部屋はこんな感じで開放的。勿論清潔でスタッフさんもとても親切でした。
ただ、ナミビアの弱点はWifiがとても安定していないところ。国中何処を言ってもWifiがつながらないことが多いです。
今回空港でsimカードを買ってスマホに入れて行ったのですが、街中では正常に動いても、一歩街中から外に出ると信号がなくなってしまうということが多々ありました。
ですので、必要なものはあらかじめダウンロードしておきましょう。
なお、ウィントフックのホセア・クタコ空港の無料wifiは比較的快適でした。 -
首都のウィントフックでは買い物は中央のショッピングセンターが便利です。3日ほどここで過ごしましたが、朝のショッピングをお勧めします。
昼は暑くて外に出れたものではありません。
夜は電灯がないのでとても暗く、最悪アコモデーションに帰れなくなる恐れがあります。
買い物はとても楽でしたし安かったです。何より清潔。
なお、使用できるATMが限られていてどれも長蛇の列でしたので、空港で現金を下ろしておくことをお勧めします。クレジットカード経由での現金引き下ろしの場合、アフリカでのクレジットカード使用は制限されている可能性がありますので、日本にいるうちにクレカ会社に電話し「ナミビアでもこの期間使えるようにして下さい」とお願いしておくことが必要です。
さてさて、そろそろ市街に出ましょう。ナミビアは交通機関がほとんど発達していないので、地方に出るには車を借りるかツアーに参加するしかありません。
私は個人ガイドと車をお願いしました。
アフリカン・エクストラヴァガンザさんです
http://www.african-extravaganza.com/
英語でのガイドとなりますが、ガイドのヴィルナーさんはとても親切で、ガイドを兼ね運転もして下さいます。
首都のウィントフックから車でブンブン飛ばしていきます。道は舗装されておりませんので、すごい砂ぼこり!ほとんど行きかう車もありません。人口少ないのね…たまにロバに出会うくらい。 -
5時間くらい車を走らせて、ナミブ砂漠の手前まで来ました。
Soft Adventure Campというところに泊まります。
ここと、近くのNamib Nauklauft Lodgeは、旅行会社African Extravaganzaさんと同じオーナーなんだそうな。
ここのスタッフさんたちはとても親切です。
設備もよくプールもあります。とても清潔で快適文句なし!
wifiは例の如くありませんが。
プールで泳いだんですが、贅沢なものです。この国では水は貴重品。 -
Soft Adventure Camp、見た目はこんな感じです。
少し不安になるかもしれませんが、ご心配なく。とても快適です。 -
周りは何もありません。
-
後日、近くのNamib Nauklauft Lodgeに移動させてくれました。
なんでも、スタッフさんは昼間こっちのロッジで働いているので、Soft Adventure Campにお客さんがいると、お掃除とかいろんな手間がかかるので、ロッジの方に移動してくれた方が楽なんだそうな。
ということでロッジの方はこんな感じ。とても快適です!
昼間は外に出れないのでお昼寝とプール。
朝と夕方は砂漠リスと戯れます。Namib Naukluft Lodge ホテル
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ふと気が付いたら、ガイドのヴェルナーさんが砂漠リスと戯れていました。
Namib Naukluft Lodge ホテル
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ロッジのプールはこんな感じ。
最高や!
ただ、真昼間は日差しが指すように痛いです。夕方は乾燥しているので寒くなります。Namib Naukluft Lodge ホテル
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ロッジの周りは360度何もありません。
本当に地平線が見える限り何もないのです。
あるといえば、岩山くらい。
ということで、ガイドさんに安全かどうか確認した後、岩山を上って、夕日を見ることにしました。
うーん…いい眺めだ! -
夕日が沈んでいく…
何億年と繰り返されてきた太陽系の営み…
太陽が沈んで暫くすると真っ暗になるので、その前に足元に気を付けながらゆっくりと岩山を降ります。 -
このロッジには餌が置いてあるので、砂漠リスだけでなく他にもいろいろな動物がやってきます。
毎晩、水と餌を求めてオリックスがやってきました。
いや、銀行の方じゃないです。動物です。
オスのオリックスの喧嘩もお部屋から見れました。
すごい…!
このオリックスを狙って、時たまチーターも現れるんだそうです。 -
ということで朝日が昇る前に置き、早朝ナミブ砂漠に向かいます!
-
砂漠のNatural Reserve(自然保護区)の中にもロッジがあると聞きました。
ツアー会社によってはそこに泊まれるのかもしれません。
私の泊まったロッジは保護区の外側にあるます。
いずれにしろ、ナミビアは徒歩の国ではないので、どうでもいいか…
自然保護区、とても入場料が安かったのでびっくりしました。
他の国と比べて破格の価格設定。後日、ツアーを終えて空港で飛行機を待っていると、地元の観光局の方がやってきて「アンケートをとっています、ナミビアの価格設定についてどう思いますか?」と聞かれました。国としても、安いとわかってるんですね。「安すぎると思ったので、もう少し高く設定しても観光客は来ると思います」と言っておきました。
なぜかというと、この写真のトイレは良かったんですよ、だけどね… -
これ以外のトイレ、こんな感じなんすよ…
見える?
ボットンであることは言わずもがな、ドア無し。
掘っ立て小屋。
蠅すごい。
えーーーーーー
自分の前を人や車が通らないことだけを祈る -
この辺一帯はSossusvleiソススフレイと呼ばれていまして、この中に観光客の好きなものが詰まっています。
デューンDune 45と呼ばれる砂山、これは歩いてOK。登頂まで1時間かかりますが、あっという間!
海からの風と細やかな砂のため、このデューン(砂山)たちは風下にどんどん移動していってるんですって。だから同じ場所に、同じものは二度とない。
赤い砂!細かい!冷たくて気持ちい!靴を脱いでどんどん登り、最後に大声を上げながら駆け下ります。爽快!!デューン45 砂漠・荒野
-
なおデューンの上からの眺めはこんな感じです
ちゃんと旅の友のお人形さんを持って行きました。デューン45 砂漠・荒野
-
デューンを楽しんだ後は死の谷Dead Vlei デッド・フレイへ向かいます。
ここは乾燥の灼熱の太陽のため、細菌たちが死滅した場所。まるで人類が絶滅した地球…あるいは火星に移住したかのような錯覚を覚えます…
木はみんな枯れ切っています…
すごい…
と思ったら、中国人と思わしいふくよかなご令嬢が、すごく派手なドレスを着ながらカメラマンに写真を撮ってもらっていました。
いやー
すごいっすねー
意味不明だけど笑
この場所、Windowsパソコンの壁紙で有名になったんですって。 -
なんとなく、手塚治虫の「火の鳥」のあるシーンを思い出したので、自分も「人類最後の一人」になってしまった気持ちになってみました。
オォン…オォン… -
ナミビアの売りはやっぱり自然ですよね。
朝はこんな感じ -
夕方
-
そして夜は満天の星です。
いくつもの流れ星が流れていきます。
都会ネズミの自分にとっては忘れられない思い出 -
日のある頃は何もない道を行く…
-
夜は星空を眺める
シンプルですが最高の休日じゃないですか -
ガイドさんに連れられ何にもない平地にたどり着きます。
ここで晩御飯とな。
なんと贅沢な~!!!
ご飯を用意していたら、背後の岩山からゴゴゴゴと轟音が。
何事かと振り向いた瞬間、すぐ横をシマウマの集団が駆け抜けていきました。
ひぃー野生のシマウマの集団がこんな近くに!!
そう、写真には納められなかったのですがシマウマ以外にもキリンやサル、沢山のオリックスに会いました。みんな野生です。ケニアなどの保護されている動物たちと違って、本当に自分たちだけで生きている動物なので、とても警戒心が強く、人間には一切近寄ろうとしません。
またでも、水場・餌場のあるロッジにはやってきたけどね( ´艸`) -
そんなソススフレイに別れを告げ、飛行場のある首都ウィントフックに戻ります。
途上、牛やロバが引く車に何度となく出会いました。お疲れ様 -
Solitaireソリテールという村で休息。駐車場では砂漠リスに注意
-
サボテンがいっぱい
よっぽど乾いているんですね
まるでアメリカの西部劇のようだ -
これはソリテール村の植物ではありませんが、こんな感じの怪しい植物も山々でいくつか見かけました。
-
そんな感じのナミビアの旅でした~!
楽しかった!!
ナミビアは鉱物が有名なので、最後に空港でお土産を買いました。
右側の物はナミビアで買ったもの、左側二つは帰りにドイツのとある村で買ったものです。
ナミビアでこの鉱物を買おうしたとき、コインが足りなくて、それを言ったらカウンターのお姉さんが「ああ、いいですよ寄付箱から適当に取りますからー」って言ったの、忘れない笑 好きだわこういうところ。ウィンドフック・ホセア・クタコ国際空港 (WDH) 空港
-
ナミビア航空はフランクフルト空港から出ているので、帰りにフランクフルト近くのヘッペンハイムHeppenheimという村に数泊したのですが、その話はまたいずれ☆
ということで!ナミビアの旅でした~
【まとめ】
・ナミビアは静かで、比較的治安が良く過ごしやすい
・昼はめっちゃ暑い、乾燥するのでリップスティックと目薬必須
・車を借りてるヨーロッパ人もいたけどツアーだと楽 交通機関はほぼ皆無
・ナミブ砂漠に行く際はぜひ夜空を見るために夜3時ごろに起きてみてね
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Namib Naukluft Lodge
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