香港・マカオ　夜景と食べ歩き一人旅　３

2018/11/22 - 2018/11/25

４度目の一人旅は香港・マカオへ
期間は４日間です。
今回もツアーの利用はしない、個人手配の旅行計画です。
香港・マカオに行くのは初めてなので、ガイド本に載っていたところを中心にまわるコースです。

3日目　11月24日　マカオ編

エリア マカオ(マカオ)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

3日目　6:00にホテルを出て、徒歩5分の位置にある「蓮香居」で朝飲茶です。

外はまだ薄暗いのですが、エレベーターで2階に上がると、すでにお客がいっぱいです。
空いている席に座るとすぐに給仕のおじさんが何事か話しかけてきます。現地語なので最初は戸惑っていると、「ウーロン？」という単語が出てきてようやくどうやらお茶の注文を聞きに来たようだとわかりました。
蓮の花の絵のティーポッドにたっぷりのウーロン茶がすぐに出されますので、周りの見様見まねで香港飲茶の作法「洗杯」をやってみます。

現地の人は新聞を読みながらワゴンが来るのを待っている方々が多いです。

しばらく待っていると、給仕の人が、ワゴンがあっちにいるからそこで注文を取るんだと身振りで示してくれました。

ワゴンのおばちゃんに「ハーガウ（現地語でエビ）？」と尋ねると、「No.ハーガウ」と言われました。エビシューマイが食べたかったのですがまだない様子です。代わりにもらったのが野菜がたっぷり入った肉まんじゅう。ホカホカ湯気が立ち上っておいしいです。
それからもしばらく待ったのですが、お目当てのエビシューマイは出てきませんでした。
フェリーの時間が迫ってきたので、慌てて店を出ます。

香港フェリーターミナルでマカオ行ターボジェットに乗ります。

7:30発のチケットをkkdayサイトで予約していたため、チケットチェックの入り口でそのままQRコードを示したら、戻ってチケットカウンターで紙のチケットに交換してくるように言われました。出航時間が迫っていたため、走って戻ります。
もらった紙のチケットには、15分前にはボーディングゲートに来るように書いてありましたが、その時点ですでに7分前です。ターミナル内を走って、次はイミグレ―ションへ。幸い係員以外誰も並んでいなかったため、係員の人がパスポートチェックのための機械に読み込んでくれました。ボーディングゲートに着いた時にはもう乗り込み始めていました。間に合ってよかった。

それから約1時間の船旅で、マカオへ。
（写真はマカオフェリーターミナルに着いた時）

マカオフェリーターミナルへ着いて、カジノホテル行シャトルバス乗り場を探してまた右往左往することになりました。最初に行ったバス乗り場では、ホテルの看板があるのに誰もいません。
2018年11月現在どうやら工事中の為バス乗り場が普段と変わっているようです。

バス乗り場は、海立方娯楽場（カジノ）の方へ向かっていき、その入り口前にありました。カジノへ渡る通路にはそれぞれのホテルの名前を書いた即席のラミネート看板が張られています。

ようやくお目当てのグランドエンペラーホテル行の紫色のバスに乗ることができました。無料です。

ホテル前でバスを降りてしばらく歩くと、
9:30ごろ　ようやくセナド広場にたどり着きました。

が、ここもまさかの噴水工事中。楽しみにしていたのに聞いてないよ～
よく見る撮影スポットの構図で撮ってもこんな感じです。
でも、セナド広場ってもっとだだっ広い広場なのだと思っていたけれど、思っていたよりこじんまりしていたんですね。
奥の方でもイルミネーションの設置作業をしていました。夜はもっときれいだろうな。

セナド広場を奥に抜けていくと、
聖ドミニコ教会

まだ閉まっています。横を通りぬけます。

ゆるやかな坂道を登っていきます。

大三巴街は狭い小道ですが、お土産屋が立ち並んでおりすでに観光客で賑わっています。

聖ポール天主堂跡

9:50ごろでしたので、階段前はいたるところで写真撮影会が繰り広げられています。
ファサードの表側は優美な細工が美しいのですが、裏側はいたってシンプルな石造りがむき出し…宗教画とか書かれていなかったのだろうか？

坂道を下って、今度は盧家屋敷へ。

昔の中国系富豪の屋敷跡。屋内の建具の細工が中華風とポルトガル風が混ざっており美しいです。
しかし、奥の「富貴栄華」という壁細工がなんとも当時の富豪さを物語ってますね…

大堂 (カテドラル)広場のポルトガル風青いタイル（アズレージョ）が美しいです。
静かで落ち着いた雰囲気。
広場のモザイクやベンチもかわいいです。

大堂 (カテドラル)もまた工事中で、周りは竹細工の足場が組まれていました。

マーガレット・カフェ・エ・ナタ
すでに大行列です。

13分並んで、念願のエッグタルトをゲット！

マカオのエッグタルトは台座がパイ生地なのでパリパリサクサク☆
優しい卵の味が、香港の泰昌餅家より濃い気がします。できたて熱々で最高です。
10パタカ、香港ドルでお支払い。

再び来た道を戻り、民政総署に。
ポルトガル風の白壁に青いアズレージョが美しいですが、さらにこの時期はクリスマスの飾り付けが施されていました。

次は、義順牛女乃公司で牛乳プリン（３２パタカ）を。

温かい方と冷たいのが選べますが、この日は暑かったので、冷たい方を。
すぐに持ってきてくれました。
表面に膜がはってましたが、優しい甘さ。

義順牛女乃公司の近くに、福隆新街があります。
昔の妓楼街なので、窓枠や店前のシャッターの赤や緑の細工が美しくかわいいです。ここは中華風ですね。

さらに歩いて散歩します。

サン・ジョセ修道院聖堂

鄭家屋敷

盧家屋敷が気に入ったので、こちらにもやってきました。こちらも中華風の御屋敷です。
観光客も少ないので、静かに観覧できます。

鄭家屋敷の後は、マカオの路線バスに乗り、ウィンマカオホテルへ。
マカオの路線バスは一律６パタカ。

ホテルの前で15分ごとに噴水ショーがクラシック音楽に合わせて繰り広げられます。
夜の方がイルミネーションやライトアップでもっときれいだっただろうな。

ウィンホテル前からマカオタワーを眺めます。

マカオタワーには行きませんでした。

路線バスに乗って官也街へ。

マカオ名物B級グルメ　ポークチョップバーガーを食べに行きましたが、Googleマップの位置とは違って移転していました。
店を探してさまよううちに、見つけました、官也街の通りに看板を持って立つ人を。

大利来記のポークチョップバーガー　55パタカ

バンズの間にローストポークが挟まっているシンプルなバーガーです。
バンズは外側がフランスパン風に見えますが、中はふわふわしています。
ポークは味付けは塩コショウのみでしょうか？肉に骨がついている部分もありますが柔らかいです。

ロード・ストウズ・ベーカリーの支店が官也街にもあり、こちらもいつも行列ができています。ですが、回転がよく割りとすぐに買うことができました。
エッグタルト　10パタカ

カフェナタのエッグタルトとよく似ている…こちらの方が黄身が強いか？
どちらもおいしいです！

官也街は狭い小道ですが、観光客が多く土産物屋が立ち並んでおり、あちこちで鉅記餅家の袋を抱えた人たちがたくさんいます。

こちらの鉅記餅家では実演もしていました。
なので私もこちらで杏仁餅（アーモンドクッキー）をお土産にしました。

ちょっと早いですが夕食です。
O Castico　オ・カスティーソ　というポルトガル料理店で、バカリャウと白ワイン（５８パタカ　香港ドルで支払い）
トリップアドバイザーで一人旅でも気軽に入れ、また格安だということでこちらにしました。予約もしてないうえに、前菜だけの注文だったのに、店員も気さくで笑顔の接客でとても気持ちの良いものでした。
バカリャウは初めて食べたのですが、もっとタラの身が詰まっているものかと思っていましたが、カリカリフライの中にもっちりとしたクリーミーな中身のコロッケでした。
デザートのセラデューラも食べたかったのですが、この時は注文できませんでした。

ヴェネチアン・マカオホテルまで歩きます。
ホテルの前は、ヴェネチアの鐘楼やリアルト橋やドゥカーレ宮殿など、ヴェネチアのシンボルが立ち並んでいて…作り物感が半端ない…
ホテルの中に入るとショップやらカジノやらグランカナルやら豪華絢爛ですが、昨年見た本物のヴェネチアと比べると、古めかしさがないからかなんとなくチープに見えてくる…

気を取り直して、シャトルバス乗り場を探すのですが、広大すぎてわかりません。
西エントランスにあると聞きましたが、西ってどっち？
巨大なカジノを横目にまたもさまよう私。

何とか人の流れに乗って、西エントランスにたどり着きましたが、もう日が暮れかけています。バス乗り場を確認した後にマカオの夜景を見に行きたいと思っていましたが、バスを待つ大行列を見て、フェリーの時間に間に合わなくなるかもしれないと思い、断念することにしました。

帰りは、行きと違ってタイパフェリーターミナルから香港に、19:00発のコタイジェットに乗って戻ります。
タイパフェリーターミナルは新しい建物ですが、お客の数の割には広すぎる。免税店もありますが妙に高い。
行きと帰りで変えてみましたが、ターボジェットもコタイジェットもそれほど大差はないかな？