ぐるっと千葉を１周！「サンキュー❤ちばフリーパス」2018の旅（３）

2018/11/23 - 2018/11/24

「サンキューちばフリーパス」を買っての鉄道旅2日目です。
ぐるっと千葉を１周！「サンキューちばフリーパス」2018の旅（２）より続きます。

エリア 千葉

勝浦で泊まったのは、こちら、勝浦リゾートインB&Bです。とてもきれいに掃除されていて気持ちよく過ごせました。

勝浦リゾートインB&B 宿・ホテル

勝浦朝市に出かけます。勝浦朝市は、輪島（石川県）・高山（岐阜県）と並ぶ「日本三大朝市」の一つなんだそうですが、うーん、ちょっと物足りない気が･･･。

勝浦朝市 名所・史跡

ここが勝浦朝市発祥の地なんだとか。

遠見岬神社です。

遠見岬神社 寺・神社・教会

遠見岬神社の「冨咲の石段」は、勝浦ビックひなまつりのときに、この石段に雛人形が飾られることで有名なところなんですね～。知らないで来ちゃった。
石段を上ると冨が咲き幸せになると書いてあるので、上ることにします。

上ったら、こんなきれいな景色が見えました。

勝浦から外房線で大網へ。大網駅の外房線ホームと東金線ホームは少し離れていて、このような通路を通ります。

大網駅 駅

大網駅の東金線ホームより、駅前のロータリーをはさんで向こう側が外房線ホームになります。

成東駅で総武本線に乗り換えます。乗り換え案内のアナウンスで、聞きなれない「XX(?)番線に到着します」が何を言っているのかわからなかった。電車を下りて、初めて理解しました。「ゼロ番線」って言ってたんだ。

成東駅 駅

総武本線がやってきました。千葉県内のJRはみんな同じ車輌なのでしょうか？総武線、内房線、外房線、東金線･･･。みんな同じで面白みに欠けます。

マイナーな（失礼！）松尾駅で降ります。ここは千葉県山武市。山武市は、東京オリンピック・パラリンピックのスリランカのホストタウンなんですね～。2年前に旅行に行ったスリランカを懐かしく思い出しました。
スリランカ旅行の記録はこちら↓
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11151642/
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11151671/
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11151696/
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11151707/

松尾駅を出て、踏切を渡ったあとは、農道のような細い1本道をひたすら歩きます。

道中でお目見えするのは、畑や牛舎。自動車や自転車には遭遇しましたが、歩いている人には誰も会いませんでした。

目的地に近づいてきた頃、おもしろい商店を見つけました。「酒」はわかるけど、「天日干し・ひもの」って･･･。

ふと視線を下にやると、なんと本当に魚が天日干しされていました(@_@)
干して、売っているんですね･･･。

さて、松尾駅で降りたのは、ここへ来るのが目的でした。
カントリー･ビア･ハウス。
寒菊銘醸という酒造メーカーがクラフトビール「九十九里オーシャンビール」を醸造していて、併設のレストランで飲むことができます。

カントリー・ビア・ハウス グルメ・レストラン

お土産用に買って帰ることもできます。

来ました！5種類お試しセット。まずはこれを飲んでみて、気に入ったものを別注文することにします。

おつまみも頼みました。九十九里の鰯を使った（と書いてあります）鰯のさつま揚げです。

こちらはおつまみ盛り合わせ。真ん中のは、茹で落花生です。千葉らしいでしょ。

時刻はまだ昼の11時ごろ。買い物客はいましたが、レストランで飲食しているのは私だけです。サーバーが並んでいる光景って素敵ですよね(^^)

5種お試しのあとは、やっぱりヴァイツェンにしました。いや、最初からヴァイツエンにしようかとも思っていたんですよ。好きなので。

おなかも満足。飲食を終えて、敷地内を歩きます。ここから先は日本酒の醸造場所。立入禁止です。

さあ、いい天気の中、松尾駅まで歩いて戻りましょう。ちなみに徒歩で30分ちょっとかかります。

これ、ブタクサですよね。ブタクサ花粉症の方は、この時期、松尾駅～カントリー・ビア・ハウス間を歩かない方がいいです。

松尾駅に戻ってきました。

松尾駅 駅

総武本線にて銚子へ移動。銚子で、銚子電鉄に乗り換えます。JR線ホームの先を進むと、銚子電鉄ホームになります。

ホームを進んだだけでレトロな世界に突入しました。ここが銚子電鉄のホームです。

列車に揺られること約20分。銚子電鉄の終点、外川駅に到着しました。これは外川駅での表示。

外川駅 駅

外川駅に停車中の銚子電鉄車輌。このあと、銚子に向けて折り返し運転になります。

外川駅構内。レトロです。

外川駅の外観です。

外川駅の外にある銚電昭和ノスタルジー館。

NHK朝ドラ「澪つくし」、懐かしい！ここがロケ地だったんですね。銚子が舞台になっているのは覚えていたけど。
まだ演技が下手だった沢口靖子がヒロインかをる役でした。相手役の惣吉さんは、川野太郎が演じていました。月夜の浜辺でのキスシーンは、今でも印象に残っています。

話は変わって、このあたりはキャベツの産地なんだそうです。銚子電鉄の車輌からも、あちこちにキャベツ畑が見えます。

次の列車が来るまでの時間、近くを散策します。

外川駅周辺だけでは時間がつぶれなかったので、となりの犬吠駅まで歩くことにしました。こちらは、犬吠駅から海の方に向かって歩いていたら現れた犬吠埼マリンパーク跡。2018年1月末で閉館したそうです。

犬吠埼マリンパーク 動物園・水族館

犬吠埼灯台の近くまでやってきました。上のほうを見ると、たくさんの人が上っているようです。まぁ、ほかに見るところがなさそうです･･･。

犬吠埼灯台 名所・史跡

海側をパチリ。

ふーむ。かつては犬吠埼にユースホステルもあったんですね･･･。
上のマリンパークもそうですが、このあたりは寂れてしまっていて、悲しい印象を受けました。近くを通ったおじさんが「この辺はお土産物屋さんが並んでいたのに、みんな閉じてしまった」と話していました。

そんな中、犬吠駅は明るく活気があります。

犬吠駅 駅

駅舎もきれい。右手前のオレンジ色のひさしが出ているところでは、たい焼きを売っています。地元経済に少しでも貢献しようと思って、たい焼きを買うことにしました。しかし、銚子駅からやってくる列車がまもなく到着する時間だったので、到着した客がトイレに駆け込む前に、まず用を足しておこうとトイレに行きました。その間に列車が到着。トイレのあと、ここに戻ると、下車したお客さんがたい焼きを求めて長蛇の列になっていました。私は、外川駅から折り返してくる銚子行きの列車に乗るため、結局、たい焼きはあきらめました。

犬吠駅ホームにて。この表示もおしゃれできれいですよね。

銚子駅に戻り、駅周辺を散策します。おっと！素敵な店を発見！

すぐにビールを飲みたかったけれど、少し歩くことにします。これは、その途中で見かけたレトロな金物屋さん。

海に流れ込むほんの少し手前の利根川にやってきました。向こうに見えるのは銚子大橋です。これを渡ると、茨城県になります。

先ほどの「大衆酒場ドリーム」に戻ります。
途中で見た「きんめ大漁マドレーヌ」も気になるところ･･･。しかし、中身はあんこだそうなので、あんこが不得意の私は、スルーすることになりました。

まちの駅「銚子セレクト市場」。お土産物や農産物を売っています。

で、ついにやってきました。大衆酒場ドリーム。電車の時間があるので、滞在時間は1時間と決めました。まずは生ビールとマグロ中落ち（400円）、カツオ刺し（400円）。生中は400円でした。

大衆酒場ドリーム 銚子駅前店 グルメ・レストラン

メニューはこんなです。どれもおいしそうで迷います。

「早い者勝ち」メニューにあったセイゴフライ（300円）を頼みました。

そしてブリのあら塩焼。なんと200円です！
結局、つまみ4点に生中4杯をいただいて、予定の1時間近くなりました。
生大もあったので、そちらにしていたら、注文の手間も店員さんの手間も減ったのになぁ･･･と、あとになって気がつきました。が、時すでに遅し。実は、この滞在1時間の間に、どんどんお客さんが増えたのですよ。私がいた時間帯は、ホールは基本的に1人で回していて、厨房の方がヘルプするという感じでした。

銚子から成田までは、時間帯によっては成田線1本で来られたのですけれど、本数が少ないので、私は、総武本線で佐倉まで、佐倉から成田線で成田に来ました。
このあと、家族と成田で落ち合い、翌日は車で出かけます。
よって「サンキューちばフリーパス」2018の旅はここまでです。ご高覧ありがとうございました。

成田駅 駅