2018/11/03 - 2018/11/03
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ミズ旅撮る人さん
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2018年11月。そろそろ紅葉の見ごろを迎えた地域の様子が聞かれるようになり、思い立って関越道を北上しました。
目的地は奥只見湖。紅葉の名所として有名です。以前訪れたことはあるのですが、ちょっと紅葉には早くて遊覧船を楽しんだだけでした。
今回は特に下調べもなしに、突然出発することになり、「思い立ったが吉日」の言葉通り、すばらしい紅葉を見ることが出来ました。
毎回、うんちくの多い旅行記を書いていますが、今回は気楽に美しい紅葉の写真を掲載することに専念しようと思います。
奥只見湖へ行く定番のシルバーラインではなく、国道352号線をひた走りました。
狭いカーブばかりの山道ですが、ここも紅葉の素晴らしい場所でした。
折しも山々に初雪が降った後だったので、一際美しい景色を楽しめました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通手段
- 船 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
関越道を群馬県から新潟県に入る時、いつも「国境の長いトンネル・・・」という一文を思い起こします。
日本一長い関越トンネルは冬季は本当に雪国との国境を体現しています。
群馬県側まではなんともないのに、トンネルと抜けたら吹雪のど真ん中に突入したなんてこともしばしば。
トンネル内はチェーンが使えないため、出てすぐにあるこの土樽PAでチェーンを履いたものです。
11月初めの今はまだ、紅葉シーズン。極上の青空付きです。土樽パーキングエリア 道の駅
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小出ICで高速を出て、国道352号線を走ります。
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周辺の紅葉は絶好調で、気分は否が応でも盛り上がります。
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奥只見湖に行くには、2つのルートがあります。
一つは、観光バスが使う「奥只見シルバーライン」で行くコース。
もう一つは、国道352号線をひたすら走るコースです。奥只見湖が始まる直前でシルバーラインに合流します。
今回は、国道コースで行きます。なぜなら、シルバーラインは全長22kmのうち18kmがトンネルという道で、車窓を楽しむことは出来ないからです。 -
どうです?この景色。ただ、見ての通り、この道は完全に山道です。
急カーブの連続に次ぐ連続。ほぼ真っすぐに走れる所がありません。
しかもブラインドカーブが多くて、対向車に気づくのが遅れると危険です。
すれ違いも容易ではないので、そういう道に慣れた運転手にしか勧めません。 -
時折、広い場所があるので、ちょっと車を停めて撮影します。
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山深い場所なので、とにかく静かです。
「山懐に抱かれる」そういう場所です。 -
なんとも贅沢な、たわわな「赤」です。
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駒ヶ岳かな?今年の初雪はどこも遅かったけれど、紅葉に雪山は最高の組み合わせ。
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青空に輝く黄金色の葉。ただただ感謝です。
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先月コーカサス3国に行って、紅葉を見て来ましたが、あちらは黄葉で、赤くなる木がほとんどありませんでした。
日本の紅葉は赤・黄・橙それに緑があって色彩豊かで美しいです。 -
国道352号線は、新潟県から東に走ると福島県に入り、尾瀬に行かれる道です。
しかし、平成30年10月19日から県境から先は、福島県側の災害復旧工事の実施により通り抜けできなくなっています。
今回、352号線で福島県に入り、栃木県に降りて東北道で帰って来ようと思っていたのですが、奥只見湖でUターンすることになりました。 -
これだけ深い山の中に入って来られる場所は、そうないでしょう。
国道352号線の冬期通行止めは、平成30年11月8日16:00から行われます。
規制区間は、魚沼市駒ノ湯入口~銀山平(石抱橋)及び魚沼市銀山平(銀山平船着場)~福島県境(金泉橋)です。
また11月21日には、 大湯 ~ 駒ノ湯も通行止めになります。 -
もう一月も経てば、ここは誰一人通らなくなります。
豪雪地域で有名な十日町や湯沢が近いので、ここもかなり積雪のある場所なのでしょう。 -
ところどころにこうした覆道があります。
この中は大抵すれ違いがしやすいので、ここでタイミングを合わせるとお互いに楽です。
狭い山道を走る時は、どこですれ違えばいいかを念頭に置きながら、譲ってもらうばかりでなく、自分が待つことが出来る人になって欲しいです。
前の車にべったりくっついて走る車がたまにいますが、かなり迷惑です。
2台分避けられるスペースがないこともあります。時にはバックすることもあります。
自分の技量で走ってください。 -
見ての通り、道は狭く、くいくいと曲がります。唯一の救いは、路面が整備されていることです。
奥只見湖までこの舗装はずっと良かったです。 -
運転手には、この素晴らしい紅葉に見とれている余裕はないでしょうね。
途中には展望を楽しむための駐車場もありませんでした。 -
谷をぐるっと回り込むヘアピンカーブです。2つの覆道が待っています。
こういう場所だと対向車がある程度見えるので、少し楽です。 -
こういう道だと峠を責めるライダーもいます。後ろから来たら、スピードを緩めて道を譲ってあげます。
ライダーは片手を上げて、抜いて行きました。 -
両側が紅葉した木に囲まれます。至福の道です。
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別の雪を被った山が見えて来ました。これが初冠雪かな?来年まで解けないんだろうなあ。
枝折峠 名所・史跡
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展望が開けました。うわ~すごい所まで上がって来たんだなあ。
今上って来た道は、あんな風に山を削って作った道だったんだ。山に申し訳ないな・・ -
標高の高い山は既に落葉しています。正に絶好のタイミングで訪れることが出来たようです。
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あまりに素晴らしい景色ばかりで、シャッターを切る手を止められません。
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珍しく広い駐車場がありました。道行山・小倉山などを歩く登山道の入り口になっています。
奥只見湖までで、ここが唯一の駐車場で、公衆トイレもありました。
駐車場からの展望は残念ながら、あまりよくありません。
少しだけ登山道を上ってみることにしました。 -
快晴に近い日なので、遠くの山までよく見渡せます。
登山道はすぐに急な坂道になって、登るべきか悩みましたが、降りて来る人に尋ねたら、少し登ると展望のいい場所があると教えてくれました。
そこは、道の両側が開けていて、どちらにも雪を乗せた山が見えました。今日は登山者にとっても絶好の日ですね。 -
駐車場を出て再び国道を走り始めた矢先、看板がありました。
ここ枝折峠は「滝雲・雲海」のビューポイントなんだそうです。
よく見られる条件は、早朝・晴れの日・前日からの気温差が大きい、そして何と言っても「運」だそうです。 -
峠を越えて、だんだんと下り坂になります。この眺めともお別れ。
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銀山平温泉が見えて来ました。
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この中に散策路があるようです。草紅葉の真ん中を歩けたらしあわせですね。
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「開高健記念碑」のある場所で車を停めます。
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イチオシ
北又川に架かる橋の上です。
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一旦車で通り過ぎたのですが、あまりに景色がいいので戻って来ました。
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木立の影が水面に映りますが、それでも澄んだ水は水底をはっきり見せてくれます。
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国道352号線はこの先福島県側へは行かれないため、奥只見湖で引き返さなければなりません。
そこで、遊覧船に乗ることにしました。遊覧船のコースは大きく2種類あり、1つは周遊コース、もう一つは尾瀬口または銀山平への片道コースです。
以前訪れた時はツアーだったので、これに乗って、向こうで待っているバスに乗りました。
今回は周遊コースに乗ります。30分コースと40分コースがあるのですが、40分のは10月15日で終わってしまいました。奥只見ターミナル グルメ・レストラン
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駐車場の前にあるレストハウスからは奥只見ダムがよく見えます。
このダムを建設するために作られた資材運搬専用道路が、今の「奥只見シルバーライン」です。
全長22kmのうち18kmがトンネルで、トンネルの数は19にも上ります。
特に、奥只見湖の縁を走る部分には、10kmもの間、3つのトンネルが続きます。
トンネルとトンネルとの間は、ほとんどないので、10kmほぼ地中となります。
また、途中にT字路があって、トンネルの中に信号があります。
トンネルの中には、「次の空まで〇km」という看板が吊り下げられています。
着工は昭和29年、32年に完成しました。
昭和44年に新潟県に譲渡され、昭和46年に有料道路と して一般車の通行が開始されました。
昭和52年に無料化されています。二輪車、歩行者は通行できません。
前回乗った観光バスのガイドが、このトンネルは運転手泣かせなのだと言っていました。
今の観光バスは背が高くなっているので、トンネルの中はギリギリなのだそうです。
壁面などもゴツゴツとした岩が剥き出しの個所もあり、なかなかスリルです。 -
奥只見市営駐車場から遊覧船乗船場までは、山を回り込んで歩いて行きます。
少し坂道を上る(標高差50m)ので、スロープカーが設置されています。
片道4分で、大人100円子供50円です。モリアオガエルをイメージしたカラーだそうです。
健常者には苦になる坂ではありませんが、老人には人気でした。 -
「山と湖と温泉」と書かれたマンホールの蓋。燧ケ岳とダムと水芭蕉、それに「ゆ」の文字。
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奥只見ダムで作られた電力を調整する変電所は駐車場のすぐ横にあります。
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奥只見ダムは、昭和35(1960)年に完成しました。
直線重力式コンクリートダムで、高さ157mは、日本一です。
ダム湖である奥只見湖は日光の中禅寺湖とほぼ同じ面積で、貯水量は約6億㎡。
一般水力(揚水発電を除く)では国内最大の56万KWを発電します。 -
青空が湖面に映って、濃い色になっています。紅葉の赤といい対照になりました。
奥只見ダムの上には、新潟県と福島県の県境があります。
明確に表示はないのですが、奥只見湖は東西で県が異なっているのです。
そのため、対岸に見えている建物の住所は福島県南会津郡檜枝岐村です。 -
ダムがある写真の左側が北になります。県境は目の前を左右に走っているので、手前が新潟県、向こうが福島県です。
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これがおそらくは燧ケ岳。尾瀬から見える山です。
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まだ遊覧船に乗っていないうちから、奥只見湖が紅葉の名所であることが実感できます。
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遊覧船乗り場には、乗船待ちをするスペースにこんな写真と壊れた部品が展示されています。
「銀山平の片貝沢に墜落した陸軍機の破片
昭和13(1938)年2月18日に銀山平の片貝沢に陸軍機が墜落しました。これがその破片です。
遭難した陸軍機は、埼玉県にあった所沢陸軍飛行学校熊谷分校から対ソ連戦に備えて耐寒訓練のために飛び立った陸軍の大型飛行機です。
飛行中、大寒波のために操縦レバーが凍結して操縦不能に陥り、ついに銀山平の片貝沢に墜落しました。
そこでは7人の乗組員が亡くなりました。その一人である笠井甚一郎少佐は、骨折と打撲傷を負いながらも7日間、猛吹雪の中、機中に生存していたことが機内壁面などに書かれた遺書でわかりました。
この破片は墜落現場から発見されたもので、奥只見や尾瀬を観光する際、ぜひ知っていただきたい悲しい墜落事故の歴史を静かに語りかけています。」 -
あそこにやって来る船が、今度乗る船でしょう。
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階段を降りて、船着場まで来ました。
平成30年度の奥只見湖遊覧船営業は11月8日で終了です。
来年度の遊覧船の営業は5月下旬からの予定です。
もう1週遅かったら終わっていました。危なかった~ -
てっきりこの船だと思っていたのですが、さにあらん。
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こちらの船でした。100人乗れるんだ?
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出航です。遊覧船は16時で終わり。早いなあと思ったけれど、山は日が暮れるのが早いです。
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岸壁に腰かけて船の離着岸を見ているのもいいですね。
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これだけ、力強い紅葉は他にはそうありません。
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「天下無敵の紅葉」。寺院などで整備された人工の紅葉とは違い、まさに「天然」の力強さ。
計算して配置した庭園と違い、奇をてらうことのない「素のまま」の大らかさ。 -
この「自然」に対して、それ以上のものを作り出そうなんて、人間ってバカだなあと思ってしまいます。
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それにしても、なんてバラエティ豊かなんでしょう。
木々の紅葉だけでなく、それが根を下ろしている山の地形がまた、素晴らしい配置を生み出します。 -
ダムの全景が見えて来ました。
ここにダムが作られなければ、一般の人がこの紅葉を目にすることは、ほとんどなかったでしょう。
ここに住んでいた人たちだけの静かな山あいの生活。あと一週間で、その静けさに戻ります。 -
水が流れていないのが不思議な、岩に刻まれた溝。
奥只見周遊コースでは、雨が降った直後にだけ現れる幻の滝が見られるそうです。
ここがそうなのかもしれません。 -
紅葉って、そこに緑と赤が無ければ、物足りないものなんですね。
よくぞ、これだけ申し分なくそれぞれの色が配されているものです。 -
感嘆ばかりしていても、読む人にはつまらないだろうから、マメ知識を。
奥只見湖は、江戸時代には銀が採掘されていたことから、別名「銀山湖」とも呼ばれているそうです。
船着場のひとつが「銀山平」だもんね。 -
更には、木の白い幹が芸術的な風景を作ります。
こんなすごい風景を、船の上にいて、流れて行ってしまって、そこに留まることが出来ないのはもったいない!
でも、次々に新たなすごい景色が現れて、途切れることがないから立ち止まる必要はないのです。
すごいなあ。遊覧船って、実に紅葉狩りにピッタリの手段なんだ。 -
奥只見湖の景観の素晴らしい点は、こうした岩にもあります。
40分コースでは「虚空蔵岩(こくぞういわ)」という、かつては信仰の対象となった岩が見られるそうです。 -
来し方を振り返って見ます。
この遊覧船は、ほとんどが室内の座席で、最後尾に少しだけテラスがあります。
そこは10人も行けば身動きが取れなくなるような場所ですが、そこを確保しないといい写真は撮れません。
また、午後の陽が斜めに差して来るので、新潟県側(西)の岸は逆光になります。
順光で綺麗に見えるのは福島県側(東)に限られるので、乗船の際には気を付けてください。
(当然のことながら、午前は反対になります) -
湖の奥に入って来ると、既に落葉が進んでいます。
来週には営業を終了するのは、こういうことなんですね。 -
船の端から身を乗り出して、撮ってみます。
奥只見湖は、面積が1,150ha、標高は750mです。一番深い所は150mだそうです。 -
新潟県側です。ちょっとぼんやりした写真になります。
地形や植生を見ても、福島県側がいいですね。 -
奥只見ダムはJ-POWER「電源開発株式会社」が管理しています。
ここで発電された電気は約75%が東京電力に、25%が東北電力に売電されます。 -
「今を盛りに」とは、ここが最高なのであって、あとは散って行くだけ。
間に合って本当に良かった。 -
滝を見つけました。この滝は冬は凍結するのかしら?
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ふいに紅葉が途切れました。こんなにもスッパリ植生が変わるものなんですね
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船はぐるっと方向転換をして、船着場に戻って行きます。
この贅沢な眺めともお別れです。船尾のテラスにいるので、どちら側も見られるのが便利です。
さっきまで、青空を映して真っ青だった湖面が、紅葉の色に染まっています。 -
見覚えのある紅白の標識が見えて来ました。もう船着場の前です。
だいぶ、影が濃くなって来ました。 -
湖面に夕暮れが降りて来ています。もう紅葉が輝くことはありません。危ないところでした。
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外輪船を模したファンタジア号が着岸します。これが16時に出港すると今日の便は終わりです。
ところが、係員たちが話している所によると、団体客がまだ到着していないそうです。
このファンタジア号は、銀山平コースの最終便です。困りますね。 -
すっかり光を失った湖面に、別の遊覧船が行きます。ああ、本当に最終便じゃだめなんだな。
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ここに到着した時には、手前まで日が当たっていたのに、今ではあんな遠くまで陰になってしまいました。
夜が来る前に、奥只見から下界に降りましょう。今度は、18kmのトンネルの待つシルバーラインを通って帰ります。 -
イチオシ
奥只見ダムの上からの最後の一枚です。
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