2018/09/07 - 2018/09/09
1264位(同エリア2426件中)
さるおさん
出張で福岡まで。せっかくなので別府温泉まで足を運びました。昭和の香り溢れる湯の町別府は予想以上に面白かった!
時間があまりないので「地獄めぐり」は効率の良い定期観光バスで巡ることに。「亀の井バス」の「別府地獄巡りコース」(3時間・3650円)。
亀の井バスは地獄めぐり遊覧バスの運行を始めた際、このバスに‘少女車掌’を乗せました。これが日本初のバスガイドです。 当時のバスガイドさんは「七五調案内」で沿線の観光地を案内されたとか。例えば海地獄なら「次はその名も珍しき、山の中なる海地獄、みどり滴る絶壁を、背景とせる谷あいに、深く湛えし熱湯は、色紺碧の海に似て」といったような名調子で好評を博したそうです。今回の「別府地獄巡りコース」でもバスガイドさんが披露してくれましたよ。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
中州の夜の名物「屋台」。
-
美食の宝庫で私が選んだのは博多名物「水炊き」。鶏がトロトロで美味しかったです。
-
昔、藤谷美和子主演で「親不孝通り」ってTVドラマがあった。この辺りは予備校が多いからその名前がついたんだって。子供心に洒落たネーミングだと思って何故か記憶に残っている。誰か私以外にこのドラマを覚えている人が居るだろうか。主演の藤谷美和子だって覚えるかどうか怪しいもんだ。
-
本日のホテルは「親不孝通り」にある「浜の町病院前SBホテル」。普通のビジネスホテルだが、近くに「天神ゆの華」という温泉施設があったので利用させてもらった。気持ち良かった。
-
翌日、博多から別府へ。出たぁ、温泉マーク。
-
別府駅前の変なおじさん・・・って、そんなこと言うと別府市民に怒られるぞ。別府の発展に貢献した「油屋熊八」さんの像。今日お世話になる「亀の井バス」の設立者で温泉マークを広めた人でもあります。
-
お昼は大分名物「鶏天」で。
-
定期観光バスの出発時間まで別府駅前をぶらぶらり。そして見つけたレトロな公衆浴場「駅前高等温泉」。いいなあ~、この昭和な感じ。名前もいいよな、"高等"って。ココ見た瞬間、別府が好きになった。
-
そしたら次に出てきたのが「映画館ブルーバード」。タイムスリップしたみたいな雰囲気に悶絶!
-
別府駅を14:00出発の定期観光バス「別府地獄巡りコース」で地獄を巡ります。お客さん居るかなぁ・・・って思ってたら、バスは満席でした。
まずは「海地獄」から。 -
大蓮蓮の池。子供なら乗れるぐらいまで成長するらしい。
-
98度の噴気。絶対にさわらない。
-
この日は噴気が凄くて。通常ならコバルトブルーの池が見えるらしいが略見えなかった。モクモクと上がる噴気、逆に怖いぐらい。
-
ほら、全く見えない。
-
今度は赤い池。いや地獄だ、これは地獄だ。
-
続いて「鬼石坊主地獄」。
-
熱泥が球状をなして沸騰する地獄。
-
この沸騰の感じ、こんなの見た事ないわ。マジ面白い。
-
「かまど地獄」
-
地獄の三丁目で鬼が待つ。
-
人里離れた場所でもなく、普通に人々が生活している空間にこんな場所があることに驚く。しかも一か所だけじゃないぞ。七つも地獄があるんだよ。
-
綺麗なコバルトブルーだけど100度近くありますから。
-
係の人が煙を使った実験中。たばこの火を近づけると蒸気がもくもくと立ち上る。これは、タバコの火の粒子に水蒸気がくっついて目に見える状態になる現象だそう。雲ができる原理と似ているとか。私は物理のことなどよく判らんが"何か凄い!"と思った。
-
何か判らんがワクワクする。
-
こんな熱湯の赤い池みたらさ、そりゃ科学知識のない昔の人は"地獄がある"って思うよな。
-
「鬼山地獄」別名"ワニ地獄"。
鬼さんの伝統衣装、トラのパンツ。 -
赤ちゃんワニがお出迎え。
-
そりゃ危険でしょうね。
-
大きなワニ。なかなかの迫力。"地獄"に"ワニ"を連れて来たのは昭和な発想だと思うけど、見ててなんだか楽しいんだわ。
※実際にワニを連れて来たのは大正時代です。 -
「白池地獄」
-
私、正直、地獄めぐりをなめてました。今はもう過去の観光地なんじゃないかと。とっても失礼な誤解でした。無茶苦茶見応えあります。同じ定期観光バスに一人参加されていた女性の方(Uさん)も私と同意見で、"地獄めぐり、思った以上に面白い"とおっしゃってました。
-
「血の池地獄」
-
豊後風土記にも出てくる日本最古の天然地獄。ここの赤い粘土は皮膚病に効くらしい。
-
「龍巻地獄」。要は"間欠泉"ですね。
-
過去に二回、アイスランドとニュージーランドで間欠泉を見たけど、別府の間欠泉が一番見応えがあった。
アイスランドも別府に似た土地で天然の蒸気が立ち上っているのですが、いやいや、別府の方が迫力あるわ。皆、アイスランドまで行かなくっても別府で間欠泉も蒸気も見れるよ! -
「別府地獄巡りコース」、ここで最後となります。
-
野菜を蒸した「地獄蒸し」。食べなかったけど。
-
本日のお宿は「ホテルAZ」。虹の絵が目印ね。
-
ホテルの目の前にある共同浴場「不老温泉」(入浴料100円)。
こちらのお風呂、シャワーは一つだけ。湯舟の周りに蛇口はあるものの水しか出ません。他のお客さんに「お湯は、どうやったら出ますか」って聞いちゃった。皆さん、湯舟から直接お湯を汲みだして身体を洗われていました。石鹸類・タオル等は置いてないので持参が必要。 -
関アジか関サバが食べたかったけど時期のせいかお店に無くて替わりに「海鮮丼」。
この日の夕食、ホントは一人飯の予定でしたが、定期観光バスで知り合ったUさんと二人で晩餐。私より一回り上の方でしたが話題の豊富な方で楽しい夕餉になりました。旅には思いがけない出会いがありますね。 -
ホテルに帰って、大分名産の「かぼすジュース」で喉を潤し本日終了。あ~あ、今日も楽しい一日だった!
-
帰りは、博多名物「もつ鍋」で一人お疲れ会。結論、やっぱ旅は楽し!
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
42