ポーランドハイライト８日間★ワルシャワ３連泊　その１　ショパンゆかりの地とヴィラヌフ宮殿ワジェンキ公園

2018/10/22 - 2018/10/29

年１回の夫との海外旅行、今年はポーランドに行ってきました。今回もルックＪＴＢにお世話になりました。
【ショパンの故郷と世界遺産を訪ねて　クラクフとワルシャワにそれぞれ３連泊　　ポーランドハイライト８日間】
おすすめポイントは
◎成田・・・ワルシャワ　ポーランド航空直行便
◎ホテル３連泊
◎世界遺産５か所を観光
◎ワルシャワではＬグレードのヒルトンホテル
◎貸切トラム乗車。コンサート貸切鑑賞。
◎クラクフ・ワルシャワで自由行動もある。

5日目のこの日は・・・
ショパンゆかりの地へ・・・ショパンの生家・ブロフフの聖ロブ教会
ワルシャワに戻る・・・ヴィラヌフ宮殿・ワジェンキ公園

エリア ワルシャワ(ポーランド)

• 旅行の満足度: 4.0

ワルシャワでお世話になるホテル「ヒルトン　ワルシャワ　ホテル＆コンベンションセンター」23階の部屋からの眺め。近未来的なビル群に圧倒される。

ホテルを3：30に出発です。今日のお天気はどうかな？曇りってますね～

地元の方々。通勤の様子です。みんな寒そうです。

バスに揺られて１時間ほどで「聖ロブ教会」に到着。

レンガ作りの大きな教会ですね。こちらはショパンの両親・姉が結婚式を挙げた教会で、ショパンの洗礼式も行われた教会。

のどかな田舎にしては大きな教会で、信仰が深く根付いているんだなと感じました。

教会内部は白とサーモンピンクでとても美しく清潔でした。

教会を後にして３０分ほどでショパンの生家に到着です。
広い公園に中にポツンと可愛らしいおうちが建っていました。

ショパンはこの家には生後7か月までしか住んでいなかったそう。

ショパンの家は実際に住んでいたかのように家具などが配置されていて、可愛らしい雰囲気。天井もそれほど高くないしドアも小さめ、親近感がわくインテリア。

地元の小学生が課外授業で来ていました。みんな暖かそうな可愛らしいコートと帽子、女の子はピンクが好きなんだね。この子はショパンよりアジア人の私たちに興味があったみたい。

説明してくれるのがワルシャワのガイド、イザベラさん。

出生証明書とか洗礼証明書。ショパンの楽譜も展示されたいたがボケボケ写真で残念。

ショパンの家族の肖像画。

ツタのからまる秋の庭へ行ってみます

晩秋の庭

フレデリック・ショパンという名のバラ

ショパンの銅像

ショパンが好んだという大きな柳の木。穏やかに流れる小川。

ショパンの記念碑

秋も深まりすぐにでも雪は降りそうな寒さ。それでも可愛い花が咲いていました。

エントランス付近にはショパンゆかりのものが売っているショップ。ここで30分のフリータイム。ツアーの皆さんいろいろとお買い求めておりましたが、なんとなーくくお値段が高いような・・・

私はツアーバスの駐車場に会ったこちらの土産物屋さんで・・・

おじいさんが一生懸命に掘ったり削ったりしている・・・

こちらの手作り感満載の木の音符を購入(^^♪

ランチはショパンの生家の隣のココ！

ショパンに生家の前の信号が可愛かった。

この時は柔らかな日差しが降り注ぐ窓辺で、おいしくビールをいただく。

私は肉料理（ゴロンガというポーランド料理・骨付き豚もも肉）
夫は魚料理。美味しくいただきました。

午後2時、ワルシャワに戻ってきました。バスの車窓から見た公園、可愛いな。

ヴィラヌフ宮殿を見学します。

どんより曇っちゃってカミナリ・稲妻でも光りそうな不気味な空模様。
この宮殿は、その美しさから別名「ポーランドのベルサイユ宮殿」と呼ばれているそうです。

宮殿は白と黄色が爽やかな感じ、ベルサイユよりシェーンブルン宮殿に似てるとおもうんだけど？ヤン3世ソビエスキの夏の宮殿として17世紀に建築されたそう。

ポーランド国王・ヤン３世って誰？

ヤン３世はポーランドの国王で、ヨーロッパを救った英雄です。

17世紀ヤン３世はポーランド軍を率いて、強敵・オスマン帝国との戦いにも見事勝利しポーランド国王になりました。

当時、トルコを首都としていたオスマン帝国は、隣国オーストリアのウィーンを包囲。オスマン帝国との戦いで勝利をおさめてきたヤン３世は、ウィーンからの要請を受けます。

オスマン帝国との戦いで陥落寸前だったウィーン。そこにヤン３世率いる３万の軍が、１５万の大軍に対してたった１時間で戦いに勝利！オスマン帝国はこの戦いを受けて一気に衰退。この戦いは、イスラム世界のヨーロッパ侵略を食い止め、キリスト教世界を守ったという意味で、歴史的に大きな意味を持つそうです。

その戦いの場所はカーレンベルク、2015年夫の退職を記念して東欧旅行した時立ち寄った場所。あそこで戦った英雄がヤン３世だったのですね。私の中で急にヤン３世が身近に感じた瞬間でした。

手荷物やコートを預けて宮殿内を見学です。

所狭しと並ぶ肖像画。

この方がヤン３世ソビエスキー。

立体的に見える床のモザイク

王様の寝室、天蓋付きのベッド。

ヤン3世ソビエスキーの肖像画

大きな花瓶とか揃えられた食器やカトラリー、いっぱい飾ってあった。その中で気になったのがこれ。なんだか日本風だと思いませんか？派手さはないが細やかな模様が美しい。

ギャラリーのようなこちらは、なんと！！廊下だそうです。庶民の私には全然廊下に見えませんでした。

絵画があふれるほど飾っている。どれに注目してみていいのやら。

当時の衣装も飾られていて、中世の世界に迷い込んだような気持になります。

王家の紋章、でしょうか？

赤ちゃん連れが黄葉の中をお散歩中。絵になるわ～

宮殿の見学を終えて、ワジェンキ公園にやってきた。

野外コンサート会場のような緑の円形にショパンがいます。

柳の下で演奏しているショパンだそう。柳が風に揺れているさま、らしいのですが、私にはそうは見えず･･･でもガイドさんが言うんだからそうなんです。

公園と言っても大きな森のようでとっても広いんです。雨上がりで大きな落ち葉が寝れていて滑りそうな中を歩きます。

この公園の近くに日本大使館があるとかで、キリっとしたビジネスマン数人に
「日本人の方たちですか～？ワルシャワを楽しんでくださ～い」
とすれ違いざま声をかけられました。一瞬ことで
「ありがとうございます」
というだけがやっとでしたが、暖かな気持ちになりました。大使館で働く方々こそ異国での暮らし頑張ってくださいませ。

水上宮殿まで来ました。水辺はほっとしますが、なんだか寒々しいかんじです。

こちらが水上宮殿。

池の向こうに野外劇場

寒いからくっつきたくなるよね。

素敵な街灯。

突如現れたくじゃく。放し飼い？

公園の出口近くの建物が素敵でした。こっちの人は足が長いね～

公園の散策を終えてツアーバスでホテルに帰ります。車窓から見えた銅像。誰かな？

バスは賑やかな通りを走ってます。あっ、お寿司屋さん発見！

巻き寿司おいしそうです。

ワルシャワの地下鉄の入り口。なんとなく不安定さがあり私の三半規管が狂いそうなデザイン。

文化科学宮殿が遠くに見えます。第二次大戦後、廃墟となったワルシャワにスターリンがソ連から労働者を連れてきてポーランドの材料で作ったそうです。今は映画館やお店などが入って上には展望台になっています。
今回のツアーでは自由時間はありましたが、私たちは行きませんでした。

ホテルに戻り、今日の夕飯はツアーにはついておらず各自の自由です。みな行きたいレストランなどを調べてきてるようでした。添乗員さんに場所を聞いている方もいました。

行き当たりばったりの私たち夫婦は、ホテルのすぐ近くのレストランに行っては見たが満席と断られ途方にくれました。近所を歩きまわっても目ぼしいレストランがなく、寒さも堪えます。結局スーパーで買ったものでお部屋でちいさな宴会です。

全然テリヤキじゃなかった「テリヤキ」。普段夕飯にカップラーメンなんか食べないのに、ヒルトンに泊まっているのに夕食がカップ麺だなんて！？･･･スーパーがしょぼすぎてラインナップが寂しいのでした。ああファミマやセブンが恋しい。
寒い中を歩いたけれど体調が悪くなることなく今日も終えられた。明日も楽しもう。