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4日目、フィンランド編<br />ヘルシンキ入港から特急列車アレグロ号でフィンランド出国まで

オスロ→ウラジオストク ユーラシア大陸横断3

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2018/08/21 - 2018/09/05

2377位(同エリア3769件中)

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&#9608;&#9608;&#9608;&#9608;&#9608;&#9608;さん

4日目、フィンランド編
ヘルシンキ入港から特急列車アレグロ号でフィンランド出国まで

旅行の満足度
4.5
観光
4.0
ホテル
4.5
交通
4.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
20万円 - 25万円
交通手段
鉄道 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 8月25日土曜日、船上にて<br />海の上からの日の出はいつ見ても感慨深いものがある。

    8月25日土曜日、船上にて
    海の上からの日の出はいつ見ても感慨深いものがある。

  • 午前10時頃、フェリーがヘルシンキ港に入港。<br />国際フェリーとはいえ、フィンランド、スウェーデンともにシェンゲン圏内なので、特に審査などもなく入国。<br />一応税関はあったけど申告する者は何もないためそのまま通過。

    午前10時頃、フェリーがヘルシンキ港に入港。
    国際フェリーとはいえ、フィンランド、スウェーデンともにシェンゲン圏内なので、特に審査などもなく入国。
    一応税関はあったけど申告する者は何もないためそのまま通過。

  • フェリーターミナルから外へ。<br />すぐ目の前をトラムが走ってるため、そのまま中心部まで行ける。<br />入り口近くの券売機で公共交通24時間チケットを購入。市内中心部しか周らないつもりだったけど、間違えて少し広い範囲用のやつを買ってしまった。14EURO。(1EURO=\132)

    フェリーターミナルから外へ。
    すぐ目の前をトラムが走ってるため、そのまま中心部まで行ける。
    入り口近くの券売機で公共交通24時間チケットを購入。市内中心部しか周らないつもりだったけど、間違えて少し広い範囲用のやつを買ってしまった。14EURO。(1EURO=\132)

  • 離島スオメンリンナ行きのフェリー発着場を目指す。

    離島スオメンリンナ行きのフェリー発着場を目指す。

  • この表示、とても分かりやすい。

    この表示、とても分かりやすい。

  • ターミナル前に屋台村があったので、そこで昼食を取ってから、フェリーに乗り込む。このフェリーも公共交通の24時間券で乗れる。

    ターミナル前に屋台村があったので、そこで昼食を取ってから、フェリーに乗り込む。このフェリーも公共交通の24時間券で乗れる。

  • 15分くらいでスオメンリンナ島に到着。しばらく島を探索する。

    15分くらいでスオメンリンナ島に到着。しばらく島を探索する。

    スオメンリンナの要塞 建造物

  • 島内にある戦争博物館。というよりフィンランド国防軍博物館。<br />おそらく冷戦時の勢力図だろう。

    島内にある戦争博物館。というよりフィンランド国防軍博物館。
    おそらく冷戦時の勢力図だろう。

  • 大抵の展示物はフィンランド語のほか、英語の解説もついてる。

    大抵の展示物はフィンランド語のほか、英語の解説もついてる。

  • しばらく島をぶらついた後、またフェリーで本土に戻る。<br />これは生神女就寝大聖堂。

    しばらく島をぶらついた後、またフェリーで本土に戻る。
    これは生神女就寝大聖堂。

  • ヘルシンキ大聖堂

    ヘルシンキ大聖堂

  • ヘルシンキ大聖堂 寺院・教会

  • フェリーで飲んだビールがとても美味しかったので、土産に買っていこうと思ったが、どうやらフィンランドでは強めの酒は国営の酒店でしか買えない上に土曜日は午後6時で閉まるらしい。それを知ったのは閉店の5分前だった。<br />諦めて中央駅近くのスーパーでアルコール弱めのビールを買って宿に向かうこととした。<br />この日の宿はチープスリープホステルという場所。看板に「ようこそ」の文字を見つけて少し安心する。

    フェリーで飲んだビールがとても美味しかったので、土産に買っていこうと思ったが、どうやらフィンランドでは強めの酒は国営の酒店でしか買えない上に土曜日は午後6時で閉まるらしい。それを知ったのは閉店の5分前だった。
    諦めて中央駅近くのスーパーでアルコール弱めのビールを買って宿に向かうこととした。
    この日の宿はチープスリープホステルという場所。看板に「ようこそ」の文字を見つけて少し安心する。

    チープスリープ ホステル ホテル

    良い by &#9608;&#9608;&#9608;&#9608;&#9608;&#9608;さん
  • 8月26日、遂に初ロシア入国の日を迎えた。<br />乗るのは午前7時20分発の特急アレグロ。これでロシアに足を踏み入れる。<br />日本のパスポートは世界最強とか言われているが、ロシアのビザは免除されないため、日本出国前に発行してもらう必要がある。最初は空バウチャーを発行して自分で申請しようと思ってたけど、領事館までの往復の交通費よりも、業者に丸投げした方が安く済むことが分かったため、『ロシアビザセンター』という業者にお願いした。安かったけど入国、出国共に何も問題はなかった。<br />列車のチケットは、進行方向向きの座席を確実に取りたかったため、『ヨーロッパ鉄道チケットセンター』なる代理店にとってもらった。手数料は1枚当たり1000円程度だったので、良心的だと思う。また、チケットはドイツ国鉄発行のものだったけど問題なく乗車できた。

    8月26日、遂に初ロシア入国の日を迎えた。
    乗るのは午前7時20分発の特急アレグロ。これでロシアに足を踏み入れる。
    日本のパスポートは世界最強とか言われているが、ロシアのビザは免除されないため、日本出国前に発行してもらう必要がある。最初は空バウチャーを発行して自分で申請しようと思ってたけど、領事館までの往復の交通費よりも、業者に丸投げした方が安く済むことが分かったため、『ロシアビザセンター』という業者にお願いした。安かったけど入国、出国共に何も問題はなかった。
    列車のチケットは、進行方向向きの座席を確実に取りたかったため、『ヨーロッパ鉄道チケットセンター』なる代理店にとってもらった。手数料は1枚当たり1000円程度だったので、良心的だと思う。また、チケットはドイツ国鉄発行のものだったけど問題なく乗車できた。

    ヘルシンキ中央駅

  • 停車中のアレグロ。

    停車中のアレグロ。

  • 行き先表示のキリル文字を見てテンションを上げる。

    行き先表示のキリル文字を見てテンションを上げる。

  • 車両の下部に最高速度220km/hの表示を見つける。

    車両の下部に最高速度220km/hの表示を見つける。

  • 宿では朝食が無料でついてくるはずだったけど、7時からだったため、列車の発車には間に合わない。そのため、宿での朝食をあきらめ、駅構内でサンドイッチを購入して車内に乗り込んだ。<br />発車すると、まず検札の人がやってきてパスポートを簡単にチェックし、ロシアの入国カードを渡された。入国カードは真ん中で左右に分かれるようになっていて、片方が入国時に回収、もう片方が出国時に提出となっている。大規模な空港から入国するときは空港の審査官が勝手に入力して印刷してくれるらしいが、列車の場合は自分で記入しなければならないようだ。<br />ビザの期間は、入国、出国共に数日の余裕を持たせてあるが、入国カードには実際の予定を記入しておいた。<br />国境付近でフィンランド側の出国審査官がやってきて、パスポートにスタンプを押していく。若めの兄ちゃん2人組だった。<br />続いて、ロシア側の入国審査官がやってくる。パスポートと、記入した入国カードを手渡すと、ニコリともせずにただ黙ってパスポートと筆者の顔を交互に見つめるだけ。そのまま2、3分経ったくらいでやはり無言のままスタンプが押され、入国カードの片側と共にパスポートが返却された。<br />こうして、晴れてロシアの地を踏むことを許されたのである。

    宿では朝食が無料でついてくるはずだったけど、7時からだったため、列車の発車には間に合わない。そのため、宿での朝食をあきらめ、駅構内でサンドイッチを購入して車内に乗り込んだ。
    発車すると、まず検札の人がやってきてパスポートを簡単にチェックし、ロシアの入国カードを渡された。入国カードは真ん中で左右に分かれるようになっていて、片方が入国時に回収、もう片方が出国時に提出となっている。大規模な空港から入国するときは空港の審査官が勝手に入力して印刷してくれるらしいが、列車の場合は自分で記入しなければならないようだ。
    ビザの期間は、入国、出国共に数日の余裕を持たせてあるが、入国カードには実際の予定を記入しておいた。
    国境付近でフィンランド側の出国審査官がやってきて、パスポートにスタンプを押していく。若めの兄ちゃん2人組だった。
    続いて、ロシア側の入国審査官がやってくる。パスポートと、記入した入国カードを手渡すと、ニコリともせずにただ黙ってパスポートと筆者の顔を交互に見つめるだけ。そのまま2、3分経ったくらいでやはり無言のままスタンプが押され、入国カードの片側と共にパスポートが返却された。
    こうして、晴れてロシアの地を踏むことを許されたのである。

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